ドルディアに生まれた転生者   作:キ65

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盗賊とメイド服と王都と婆さんと乱心と心の言いなりと就職と別れと平穏とその終わり

 アスラ王国への旅路に不穏な影が流れていた。

 

 何やら王女が裏切りにあったそうで、予定が狂い。

 

 盗賊のお世話になることになった。

 

 なんで?

 

 

 納得いかないままことが進み、仕方なく盗賊を見逃す。

 

 ルーデウスと盗賊との掛け合いを聞き流しながら、警戒をする。

 

 暗号か割符か、意味をなしている様でなしてない様な気がする全く言っていることが分からないやり取りが数度交わされたあと。

 

 小屋に案内された。

 

 

 一応罠を警戒して、小屋に入り待つ。

 

 その間は部屋が見渡せる位置に、待機する。ボレアス家でやっていたアレだ。

 

 ギレーヌも同じ様にする。

 

 懐かしいな。

 

 

 いつからか雨も降り始めた。

 

 しばらくして盗賊の女が入って来た。

 

 うるさく叫ぶ声に顔を顰めて耳を閉じる。

 

 こう言う声は嫌いだ。

 

 ギレーヌにアイコンタクトで外の警戒にあたると告げて、雨降りしたる外へと歩を進めた。

 

 

 雨の匂いを嗅ぎ鼻を鳴らす。

 

 当たり前だが、前世の頃とは一味違う匂いだ。

 

 

 

 コイツは案内役だったのか。

 

 翌日の早朝に出発することになった俺はそう思った。

 

 昨日うるさかった盗賊の女を先行させて進む森の中。

 

 日はまだ見えず薄暗く、そして少し肌寒い雨の後でぬかるむ地面を蹴って移動する。

 

 馬に乗ったギレーヌと談笑していると、湖についた。

 

 エリスのはしゃぐ声が聞こえて来た。

 

 サウロスが定期的に川遊びにエリスを連れにいくほど、エリスは水遊びが好きなのだ。

 

 この湖を見ると興奮するだろう。

 

 実際に興奮しているしな。

 

 

 しばらく湖の周りを回っていると、崖に当たった。

 

 しかし、女盗賊が、石碑っぽいものに何やら呟くと、洞窟が現れた。

 

 

 あっ!ここ指輪物語で見たところだ!

 

 

 エルフの言葉で『友』と言うのだ。

 

 

 しかし開いた洞窟は当然ドワーフが歓迎してくれる訳もなく、死体が転がっている訳もなく、ジメジメした。と言うか完全に水没して浅瀬といった感じの道を進む。

 

 ギレーヌの馬に乗せてもらって進む。

 

 

 洞窟はあっと言う間に抜けてアスラ王国領に入った。

 

 

 

 そこからも旅は順調に続き、フィットア領も通りアスラ王国首都を目指す。

 

 

 ルーデウスはメガンテの件があって以来、ことあるごとに俺を見つめてくる様になった。

 

 何を勘違いしたのか、ギレーヌとエリス、シルフィエットがルーデウスを袋叩きにする事件が起きたが、それ以外は順調な旅だった。

 

 

 王都についた。

 

 この世界のどの都市よりも大きい王都を眺めながら、歩く。

 

 さすが王都道中もそうだったが、王女様の歓迎の声は大きく響いた。

 

 

 しかし金持ちのいそうな住宅街に入ると、歓迎の声は少なくなり、王女の支持層がはっきり分かった。

 

 道中剣の聖地にいたエリスのライバルと出会ったり、門を通り抜けたりすること数度、王女の別宅に入った。

 

 

 それでこれからの事を話すみんなから、もう慣れっこの仲間外れをくらい一人早めに疲れを癒すため寝た。

 

 

 

 朝になると俺はメイド服を着せられた。

 

 なんで?

 

 

 どうも、アリエル王女が自らメイドに扮して身を守るのだとか。

 

 そして俺は万が一の為に、『剣王』エリス・元『ボレアス』・グレイラットの連れて来たメイドということにして、同じメイド仲間としてメイド服王女の護衛に就く事が決まった様だ。

 

 

 なんでメイド服?

 

 ギレーヌに抗議の目線を送るが、伝家の宝刀「私がボスだ」を抜かれて、あえなく四十代の猫耳メイド女装姿を晒す事になった。

 

 

 ルーデウス、エリス、ギレーヌ、シルフィエットの視線に悶えながら護衛をこなすが、アリエル王女の扮装は見破られる事はなかった。

 

 俺の女装の意味…

 

 

 地獄の十日間が続き王城へ赴くこととなった。

 

 ルーデウスが言うにはここが天王山らしい。

 

 アリエル王女はメイド服から解放された。

 

 しかしまだ女装から解放されることはなく、王女が色んな人に会いに行く途中も、メイドとして参加した。

 

 

 礼儀作法とかも知らないので、猿真似しか出来ないのになぜ俺はメイド服のままなのだろう。

 

 サウロスの敵討に来たんだよな俺…?

 

 

 王女の草の根訪問運動が終わりを告げるのは、十日後となった。

 

 俺の女装は終わりを告げることはなかった。

 

 フィリップを思い出す体を舐め回す様な視線に、寒気がを感じながらも無心で王女のメイドを演じる。

 

 この十日間の間襲撃はあった様だが、アリエル王女のところに来ることはなく、処理された。

 

 俺ただ女装しているだけで役に立ってなくない?

 

 

 そして今日、最終決戦が幕を開けるらしい。

 

 そう聞いてワクワクしてメイド服を脱ぎ捨てようとすると、ルーデウス、ギレーヌ、エリス、シルフィエット、アリエル、ルーク、その他全員から止められた。

 

 

 最終決戦は比喩で、今日行われるのはパーティーとのこと。

 

 そのパーティは修羅場になるので、俺もメイドとして参加しろとのことらしい。

 

 忌々しいメイド服を見下ろしながら、涙目になってしまった。

 

 

 ……なんで、

 

 なんでメイド服なんだよ…ッ!

 

 

 パーティが始まっても、話を聞く気が起きずボーッとしていると、シャンデリアが降って来た。

 

 「に゛ゃ゛ッ!?」

 

 

 急いでシャンデリアを受け止める。

 

 華奢に見える様に優美な装飾が施されているが、その実鉄の塊である為床を傷つけない様にゆっくりと床に下ろした。

 

 周りを見渡すとペルギウスとその配下に剣の聖地で知り合った剣を持った婆さん、そしてその他大勢がこちらを見ていた。

 

 

 どう言う状況だこれ…?

 

 

 「誰も動くんじゃないよ。こうなりたくなかったらね」

 

 状況を把握しきれていないでいると、婆さんが目にも止まらぬ速さで、ペルギウスの配下数名及びルーデウスのロケットパンチの方の腕と貴族の一人を斬った。

 

 婆さんそんなに強かったの?!

 

 

 しかし俺の役目は護衛だ。

 

 不審者は排除しなければならない。

 

 

 例え知り合いの婆さんだとしても、いきなり現れて剣を振り回して、ルーデウスのロケットパンチを切ったのは頂けない。パウロに約束したのだルーデウスたちを無事に帰すと。

 

 

 闘気で全身を固めると、目にも止まらない斬撃の嵐が俺を襲う。

 

 どれも急所を狙ったものだったが、俺の闘気には敵わない。

 

 

 メイド服がボロボロになったし、俺の数カ所に深さ数センチの深傷を負わせたが、死に至らしめるまででは無かった。

 

 

 俺が魔剣を持って来ていないので食器のナイフを構えると、婆さんは距離をとった。

 

 

 しかしその隙を逃す俺ではない。

 

 メガンテの応用で闘気を爆発させて近づくそして婆さんの手足の腱を切り無力化した。

 

 

 会場には少しの間静寂が訪れ。

 

 婆さんの言葉で破られた。

 

 「オーベール…ダリウスを連れて逃げな…」

 

 弾かれた様に動く、奇抜な格好をした剣士が太った男を抱えて逃げた。

 

 

 その逃げ足は感服に値するもので、同時に動き出したギレーヌとエリスの遥か前を逃げた。

 

 しかし諦めずに追う二人とルーデウスを見送り、俺はこの場に留まった。

 

 

 その間シルフィエットが入って来て、アリエルの護衛に入った。

 

 

 すると後ろから、鎧を着用し剣を持った集団がやって来た。

 

 まあ王城だ衛兵くらいあるだろう。

 

 アリエル王女が説明してくれるだろう。

 

 

 「お、おばあちゃん!!!!」

 

 そう鎧姿をした一人が叫ぶ。

 

 

 

 この状況を整理しよう。

 

 血を流して倒れ伏す不審者剣持暴れ婆さん。そしてメイド服の残骸を纏い血まみれのナイフを手にその側で佇む濃厚な戦いを経験できたおかげでニヤつく俺。周りには俺を畏怖の目で見る貴族。そして真顔のペルギウスとその配下。またしても真顔のアリエル王女。

 

 

 そうだね、戦争だね。

 

 

 「お前がぁ!!……よくもお師匠様を…ッ!」

 

 「…話せばわかる。」

 

 

 奴は一切の思慮もなく問答無用で切り掛かって来た。

 

 俺がただの政治家男性だったら、即刻切り捨てられ「呼んで来い、いまの若いモン、話して聞かせることがある」と、呻き生き絶えるところであるが、相手は一人だけで切り掛かってくるし、拳銃なんか持っていない。

 

 

 見てから吠え魔術とナイフの柄頭で首打ち据えで、余裕でした。

 

 

 そいつを片手間で倒して手持ち無沙汰になったので、ナイフを回しながらルーデウスとエリスとギレーヌを待つ。

 

 サウロスの敵討はギレーヌに譲ろう。

 

 

 静寂が場を包むあえて喋ることもないのか、黙って意味深な笑みを浮かべる。アリエル王女とペルギウス。

 

 それとこの場に残った、他の貴族より威厳がありそうな集団が、このパーティ会場の底冷えする様な雰囲気を作っていた。

 

 

 平静を保つ為、敢えて空気を読めないふりをして、ナイフで遊び暇を潰していると、ある貴族が喋り出した。

 

 

 パウロと似ている様で似ていない。そんな感じの雰囲気のやつがぺちゃくちゃとアリエルに向かって喋り出した。

 

 剣呑な雰囲気は見れず、俺の仕事はなさそうなので、無視をした。

 

 

 しかし異変に気付いた頃には、時すでに遅く。

 

 一緒にシャリーアを出た。もう一人のグレイラット。ルークがアリエルの首に剣を押し付けていた。

 

 

 反射的にナイフを投げてルークの剣を持つ手に当てて落とそうとしたら、アリエルが叫ぶ。

 

 「ギーナ!殺してはいけませんッ!」

 

 ピタリとナイフを投げようとした腕を止める。

 

 ギーナというのは、メイドに扮した時の俺の偽名だ。

 

 恥ずかしい…

 

 顔を赤くさせ、そんな事を考えていると、ルークが叫ぶ。

 

 「な、ナイフを、お、置けッ!!早くしろ!」

 

 いつもとは打って変わって吃りながら叫ぶ。ルーク。

 

 

 洗脳でもされたのか…?!

 

 

 仕方ないのでナイフを置くと、すごい切り替えの速さでルークが真剣な顔で、シルフィエットと言い合いを始めた。

 

 簡単に言うと、ルークはルーデウス及びその上司のオルステッドが信じられない。シルフィエットはオルステッドを信じていないがルーデウスは信じているので、ルーデウスが下につくと判断したオルステッドも少しは信頼する。

 

 的な事を言っていた。

 

 

 違うんだ…

 

 

 ルーデウスがオルステッドの部下になったのは俺の所為なんだ…ッ!

 

 

 その一言がどうしても出なかった。

 

 理由は沢山あったと思う、けれど一番大きいのは俺のちっぽけで尊大な自尊心。それに加えて今はメイド服を着ていると言うのも理由だろう。それに加えて今はメイド服を着ているというのも理由だろう。大切な事なので、略

 

 

 

 しかしその後、ルークは俺の想像とは違う衝撃的な言葉を吐き捨てた。

 

 「オルステッドは、このぎゅ…ギーナが自爆攻撃をしてまで倒そうとして倒せなかった相手だぞ?!」

 

 え?

 

 いきなり話の引き合いに出されたので驚いているとシルフィが瞬時に反論した。

 

 「それがどうした!それとルディを信じるかは別の話じゃないか!」

 

 「違わない。オルステッドは、そんな力があるのになぜ、ルーデウスを部下にして利用するんだ?」

 

 「何故って…ルーデウスと共通の敵を倒す為とじゃないのか…?」

 

 「そもそもその共通の敵が、いる確証は何処にある!ルーデウスが騙されているに違いないだろ!ギーナの攻撃を凌ぎきったオルステッドに倒せない敵がいるとは思えない!」

 

 ええ…

 

 俺そこらへんの話全く聞いてないんだけど…

 

 共通の敵?なにそれ?

 

 ルーデウスは騙されているのか?

 

 俺を助ける為ルーデウスはオルステッドの部下になったのではないのか?

 

 そもそも一体なんで、ルークは王女を人質に取っているんだ?

 

 普通に後でシルフィエットと話し合えばいい内容じゃないのか?

 

 …

 

 頭痛い…!

 

 

 「これでルーデウスがどれほど怪しいか分かっただろう?ルーデウスの意見を尊重すると言うことは、得体の知れないギーナですら倒せない化け物の言いなりになると言うことなんだ…!」

 

 「……それが、どうしたっていうんだよ」

 

 シルフィの返答を聞いたルークはいつのまにかいた。ルーデウスに目を向けてこう言った。

 

 「アリエル様を助けてほしくば、ルーデウスを殺せ」

 

 シルフィエットの目が見開いた。

 

 しかしそれだけだった。

 

 シルフィエットは後ろにルーデウスがいると気づいているだろうに、しかし後ろを見ることなく。少しの考慮もなく言い切った。

 

 「ルディを選ぶよ」

 

 そこからの色々と会話を続けたみたいだが、俺の頭に内容は入らなかった。

 

 ルーデウスが殺される?

 

 アリエルが殺される?

 

 けどシルフィエットはルーデウスを選んだから、ルーデウスは殺されず、アリエルが殺されちゃうの?

 

 

 は?

 

 一体どうしてこうなった。

 

 俺は知り合って同じメイド姿で深い会話をした仲を見殺しにするほど、性根が腐っているつもりはない。

 

 …ルークを切るか?

 

 しかしそれは、アリエルに止められている。一体どうすればいいのか…?!

 

 

 すると頭の中に朧げにも、ジョースター卿が浮かび上がって来た。

 

 ピンチになると現れる俺の救世主だ!

 

 ジョースター卿!一体全体俺はどうすればいいのでしょう!

 

 『逆に考えるんだ。何もしなくてもいいさってな。』

 

 

 俺は考えるのを辞めて石になった。

 

 

 そして、事件は解決した。

 

 やはり俺がいない方が事がスムーズに進むだろ。

 

 結果的に、ルークは心を取り戻し、サウロスの仇はギレーヌが討ち取ってくれた。

 

 これで、俺とギレーヌの心残りは無くなった。

 

 ギレーヌ一緒どこへなりとも行けるだろう。

 

 

 

 と、思ったら。

 

 ギレーヌがアリエルの護衛の任につくと俺に報告した。

 

 曰く「ギュユスナ。アリエル様の護衛に就くことになった。お前も私に続け。」

 

 「で、でもにゃ!」

 

 「黙れ!」

 

 「にゃ!?」

 

 「私がボスだ!」

 

 と、いうことだ。俺の骨を埋める地が決まった。

 

 

 ジョースター卿のお告げから途轍もなく事がスムーズに進み、挙句の果てには骨を埋める土地まで決まってしまった俺であったが、ドデカい不安の種を抱えていた。

 

 悩みの種とは復讐に心を燃やす女、名はイゾルテ。剣客婆さんの孫兼乱入剣士ちゃんだ。

 

 婆さんはあの後一命を取り留め、治癒魔術で完治したかと思われたが少ししてパックリ逝ってしまった。

 

 今更心の痛む俺ではないが、厄介な遺言を残した。

 

 私の仇討ってくれよ。だそうだ。

 

 その言葉は悪戯な雰囲気の表情の元に告げられたようだが、イゾルテちゃんは冗談と捉えず是が非でも遂げようとするだろう。

 

 復讐を。

 

 

 それが不安の種の、大部分を占めるところの話だ。

 

 そう大部分だ。

 

 まだある。

 

 命の危機よりは遥かに軽度な物であるが、ギレーヌについていきアリエルを護衛するときは、俺はメイド服を着ないといけないというのだ。

 

 俺四十路だよ?

 

 ある意味不安だろ?

 

 猫耳は全知全能だけど俺はそうでもないんだよ?

 

 

 そしていつのまにか、ルーデウスとエリスが帰る予定の日になった。

 

 ギレーヌの提案により、あのロアの館でやっていた様な稽古で別れを告げる事にした。

 

 

 結果は大成功。

 

 エリスは立派に育っていたし、ルーデウスもなんかいい感じだった。

 

 ギレーヌに勝ったエリスの別れの際の大粒の涙を見ていると、釣られて泣いてしまう。

 

 二人とシルフィを見送ってその日はギレーヌと飲み明かした。

 

 

 しかし平穏はそれまでで、アリエル王女の護衛がとても忙しくなった。契機はアリエルの父国王が死んだ事での後継者争い、呆気なくアリエルの勝利かと思ったが第一王子グラーヴェルとやらが、最後っ屁の大勝負に出て俺は仕事に勤しむことになった。

 

 あったら最後冥土のメイドギーナの名が王国中に実しやか囁かれる様になった頃

 

 アスラ王国王都には平穏と共に、アリエルの優勢は確定のものとなった。

 

 最後っ屁こきにしては大往生な第一王子グラーヴェルのせいで、何年に及ぶ戦いが繰り広げられたが、奴の次男坊を人質に取ったとこが加薬となって政治力とやらを削ぎアスラのレガリア譲渡式つまり、戴冠式の頃にはアリエル王女ならぬ、アリエル陛下は戦いの雄雌を決して勝利を宣言した。

 

 

 

 今日も今日とて女装姿で護衛をする仕事が始まるお。

 

 趨勢は決した戦いではあるが、アスラ貴族の噂に違わぬ魑魅魍魎振りには手を焼いたその記憶からか、油断するつもりは毛ほども無いが緊張を保っていた。

 

 

 そうつまり、これからは平穏の時という事だ。

 

 油断?慢心?

 

 そんなものは無いね。

 

 ただ戦いを平穏と言い張る勇気だけだよ。

 

 

 イゾルテを躱しギレーヌと暮らし、同僚と駄弁り、アリエル陛下にいじめられる。そんな日常がかなりの期間続き終わりを告げた。

 

 

 

 あの猿顔の親友によって。




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