艦隊これくしょん 〜絶望のその先に〜   作:高坂蓮

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第三話の一部訂正がありました。
「み、深雪!」→「み、深雪ちゃん!」

※ちなみに今回のはじめの回想の男は高砂大輝ではありません。



第五話 風に吹かれた雪

………ここはどこだろうか。

気づけば私はよく分からない空間にいた。

どこからか男の人と女の子の声が聞こえる。

 

『はじめまして!吹雪です!よろしくお願いします!』

『吹雪!これからよろしくな!』

『はいっ!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『よし!海域突破だ!』

『やりましたね!司令官!』

『ああ!吹雪のおかげだよ!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『吹雪大破か……』

『ご、ごめんなさい!』

『いや、良いんだ、下がれ』

『……ごめんなさい』

 

ああ、これは私の記憶だ…。

私が生まれ変わった時の昔の記憶…。

 

『何度言ったらわかるんだッ!』

 

……ごめんなさい。

 

『……またお前か』

 

……………ごめんなさい。

 

『はぁ、本当に使えない…』

 

……………………本当にごめんなさい。

 

『もういい……吹雪。お前  

 

 

いらない

 

 

ごめんなさい…すぐ大破してごめんなさい…言われたこと出来なくてごめんなさい…使えなくてごめんなさい…本当にごめんなさい。

 

…ごめんなさい、私なんて…私なんて…

 

   !!   ブキ!!

 

「吹雪!!」

 

気づくとそこには心配そうな顔でこちらを見ている司令官の顔があった。

 

 

 


ーーー2037年4月6日  01:07

 

ーー江ノ島鎮守府 執務室

 

今の時刻は日付が変わり1時が過ぎたころだ。

これまで吹雪と共に黙々と書類を片付けていた。

……さっきまでは。

先程、ふと吹雪に目をやるとどうやら寝てしまったようだった。

だが机で突っ伏したままだと体を痛める可能性があるので吹雪を抱き上げ、綺麗になったソファーに寝かせる。

そして矢矧が置いていってくれた毛布をかける。

「………疲れてたんだろうなぁ」

申し訳なく思う。

いくら向こうから言ってきたといえど、掃除をさせ、荷物を運ばせ、そして書類の仕事まで手伝ってもらってしまった。

まぁ、荷物の運び入れは俺が普通に頼ってしまったんだかな…。

ともかく、あまり皆に負担をかけないようにしなければ…。

………さて、続きやるか。

と机へ向かい再び書類に目を向けようとしたその時、

「ん?」

なんか吹雪の様子がおかしい気がする。

………やっぱりおかしい。

うなされているようだった。

「ど、どうしたものか…、と、とりあえず起こせばいいのか?」

そう言って吹雪に声をかける。

「吹雪?」

返事はない。起きる素振りもない。

近づいて声をかける。

「おーい、吹雪」

…起きない。

「吹雪?大丈夫か?」

今度は少しゆすりながら。

……やはり起きない。

まずいな。全然起きない。

そういえばナオはどこ行った?

「おい!吹雪!吹雪!!」

大きめの声で呼びかける。

まだ起きない。

「吹雪!!吹雪!!」

…まずい、本当に起きない。

「おい!!吹雪!!吹雪!!」

「……し、しれい…かん?」

ようやく起きたようだ。良かった。

「吹雪!大丈夫か!?」

「は、はい…私は…」

そう言ったところで吹雪の顔がどんどん青ざめていく。

……ご、ごめんなさい!

そして謝ってきた。

「いや別に  ごめんなさいっ!」」

「わ、私、仕事中に居眠りを……本当にごめんなさい!」

必死に謝る吹雪。

やはりなにか様子がおかしい。

とりあえず落ち着かせないとな…。

「お、落ち着い  許してください!」」

「何でも…何でもしますからぁ……」ポロポロ

泣き出してしまった…。

こ、こういう時はどうすれば……。

「お願いします…捨てないでください…」

「吹雪」

名前を呼び、抱きしめる。

「大丈夫だ…落ち着いて…」

「し、しれい、かん」

「大丈夫……大丈夫……」

「す、捨てないで…」

「俺は吹雪を捨てたりなんかしないよ…大丈夫…」

「ほ、本当、ですか?」

「ああ、本当だ、約束する」

「…しれい……かん」

………寝てしまったようだ。

だが、なんとなく分かった。

なぜ吹雪があそこまで俺を手伝おうとしたのか。

吹雪を再びソファーに寝かせて毛布をかける。

「………ダイタンデスネ」

「………お前居たのかよ」

ナオが話しかけてきた。

……しかも今のを見られていたらしい。

「………いつから居た」

「フブキガクルマエカライマシタ」

「おい」

最初から居たんじゃねぇか…。

「タダ…マチガイデハナカッタトオモイマス」

「………」

「フブキハアキラカニパニックニナッテイマシタ」

「ナラバ…ダキシメルデセイカイデスヨ」

「………そうか」

いま冷静に考えたらとんでもないことしたな。

え、ヤバい、どうしよ?

着任して一日で憲兵案件になるのは勘弁してほしい。

……明日ちゃんと謝ろう。

そう心に決め、仕事の続きに取り掛かるのだった。

 

 

 

 


「………んー」

眠い目を擦り時計を見る。時刻は6時半。

正直朝早く起き過ぎても特にやることはないのだが、とりあえず起きることにする。

……吹雪はまだ寝ているようだな。

起こさないよう部屋を出る。

そのまま鎮守府の外に出て、鎮守府内の港へと向かった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4月に入ったものの朝はまだ肌寒い。

それに海沿いともなれば潮風が吹くため一段と寒く感じ、潮の香りが感じられた。

朝の海はやはり静かで昨日と何ら変わりなかった。

俺は海が好きではない。

別に泳げないわけではないのだが、それでも海は恐怖の対象だった。

だからこそちゃんと海を見たのは久しぶりだった。

水の表面に太陽の光が反射して輝いていた。

…………やはり綺麗だな。

ただ海だけではなく、せっかく外に出たので敷地内の建物を見てまわることにした。

「………やはりでかいな」

昨日も思ったが本庁舎だけでもかなりの大きさである。

そして外壁をよく見ると確かに汚れており、下の方には蔦が伸びているものの、放置状態にあったのは三、四年のため、建物自体に問題があるわけではなさそうだ。

…修繕は案外早く終わるかもしれないな。

 

お次は工廠。

こちらも若干の建物の痛みはあるが運営するにあたっては特に問題ないほどのものだった。

中は………鍵がかかってますね……。

中は後回しにしよう。

 

次にあったのは倉庫地帯。

これもかなりの大きさで三つ並んでいた。

本来ならば資源などが備蓄してあるはずなのだが果たして……。

…………全部鍵かかってますね……。

後回し。

 

最後は演習場。

この場所だけは他の建物よりも痛み具合が大きい。

本庁舎や倉庫の放置は三、四年ほどだったのに対して演習場だけはもっと長い年数放置してあったようにも感じる。

…………当然鍵がかかっており入れない。

間違いなく鍵持ってくるべきだったな……。

というよりそもそも鍵の場所知らねぇ……。

矢矧に聞けば知っているだろうか。

腕時計を見れば時刻は7時半を過ぎていた。

「………そろそろ戻るか」

鎮守府内の施設は大方見終わったので執務室に戻ることにした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…………お?」

「…………あっ」

「おはよう、矢矧」

「おはようございます、提督」

執務室へ戻る途中に廊下で矢矧と会った。

丁度良い。鍵について聞いてみよう。

「なぁ矢矧」

「はい?」

「工廠とか演習場とかの鍵ってどこにあるか分かる?」

「鍵類でしたら執務室の机の引き出しに入ってますよ」

「そうか、ありがとう」

確かに執務室の机の引き出しは開けてなかったな……。

「ああ、そうだ」

「……?」

「他のみんなはもう起きたのか?」

「私と大井さんは起きてますよ、ただ……」

そう言うと矢矧の表情が曇る

「吹雪さんが居なくて………ご存じありませんか?」

はい!めっちゃご存じです!

今執務室で寝てます!!!

「ああ、吹雪なら今執務室で寝てるよ……、寝付けなかったそうだ」

「そうでしたか…」

「えっと…、矢矧は吹雪を探してたのか?」

「はい、もしかしたら先起きて外に行ったのかと思いまして…」

どうやら吹雪を心配して探していたらしい。

なんだか申し訳ない気分だ。

「……すまないな」

「……いえ、慣れない環境でしょうし仕方ないです」

そして静寂。

…………つらい。

「……俺は執務室に戻るが矢矧はどうする?」

「私は少し行くところがありますので…」

「……そうか。では後で執務室に来て欲しい。その用事が終わってからで良いからな」

「…分かりました」

「…じゃあよろしく」

そう言って俺は再び執務室を目指し歩いた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

執務室の前に着いてドアをそっと開けた。

………まだ寝ているな。

音を立てないよう机へと向かう。

そして机に着くと引き出しを開けた。

「………おっ、これか」

一段目の引き出しに鍵が束になって入っていた。

これで様々なところへ入ることができる。

などと思っていると、

「…………んっ……んん?」

吹雪が起きた。

「……おはよう、吹雪」

「……え、お、おはようございます、し、しれい…かぁん!?」

昨日のことを思い出したのか顔がみるみる赤くなっていく。

うん。可愛い。

なんて言っている場合ではない。

俺はこの先の人生をかけて全身全霊で謝罪をしなければならないのだ。

「あ、あの、き、昨日、私…」

「吹雪すまなかった!!!」

「え?」

「昨日は…つい吹雪のことを抱きしめてしまった…本当にすまないッ!!!」

島風もびっくりの速さで土下座をする。

「や、やめてください、べ、別に大丈夫ですから!」

「本当にすまない…」

「大丈夫ですから、頭を上げてください!」

そう言われ頭をあげる。

「……あの……座られたままだと……こ、困るので…」

「あっはい」

そう言われて立ち上がる。

「「…………」」

そして訪れる静寂。

気まずい…。あれ俺もしかしてコミュ症?

「あ、あの、司令官」

静寂を破ったのは吹雪だった。

「き、昨日はご迷惑をおかけしました…」

そう言って俯く吹雪。

「やっぱり私はダメですね!こうして大事な時期にこうして司令官にご迷惑をおかけしてしまうなんて…」

「………吹雪」

まずい、こんな経験ないから対処法が分からんッッ!!

こういう時、ど、どうすれば…。

……………ええいままよ!!

「……やっぱり私は……解体される「それは違う」…え?」

「それは違うよ…吹雪」

吹雪の言葉を遮るように言う。

「吹雪は迷惑なんかになってない、吹雪の過去に何があったかは分からないが、応接室の掃除だって吹雪が居たから早く終わらせることが出来た。荷物の運び込みだって吹雪がいたから俺への負担が減った。書類だって吹雪が手伝ってくれたから早く終わらせられてその分休むことができた」

「それは…………私の力では…………」

「いや、吹雪のおかげだ」

「…………司令官、私は……私はよく仕事でミスをします……私は出撃しても大破してしまいます……

私は……………私は司令官が思っているほど強くありません……」

「吹雪」

今度は優しく名を呼ぶ。

「俺は別に最初から完璧なんか求めちゃいないさ。誰だって負けるし、ミスもする。どんなに失敗したって最終的にゴールに辿り着ければそれでいいんだよ。まあ例えは轟沈とか取り返しのつかないのはやめてほしいけどね」

「…………」

「だから…………今完璧じゃなくて良い。もし失敗したのならその失敗を糧にしてまたやり直せば良い。

それに俺だって完璧じゃない。俺には誰かの助けが必要なんだ、吹雪の助けが必要なんだ。

…………だから俺は絶対に吹雪を捨てたりなんかしない、約束する」

「………私なんかで……良いんですか?」

「俺には吹雪が必要だ」

「司令官……」

「鎮守府復興は長い道のりかもしれない。だからこそ手伝ってほしい。……お願いできるか?」

「………………はい!私頑張ります!」

「……ありがとう」

なんとかなったみたいだ。

にしてもなんかとんでもないことを言ったような……。

…………まぁ、考えても仕方ないか。

とりあえず解決して良かった。

「あの、司令官、その  

  コンコンコン

吹雪が何か言いかけたところでノックの音がした。

「あ、はいどうぞー」

「失礼します」

先程呼び出した矢矧だった。

そうだ執務室に来るよう言ってたの忘れてたわ…。

「あ、ああ、矢矧、悪いね、呼び出して」

「いえ、お気になさらず」

相変わらずお堅いっすねぇ…。

まぁ、とりあえず用件を話してしまおう。

「早速だけど……、少し聞きたいことがあってね。

この鎮守府に資源はどれくらい残ってる?」

「そうですね……、もうほとんど残ってなかったと記憶しています」

「そうか……、ちなみに皆はどれくらいの期間ドックに入ってないんだ?」

「だいたい…もう3年近くになります」

「……分かった、ありがとう、もう下がっていいぞ」

「はい、では失礼します」

そう言って矢矧は部屋部屋を出て行った。

やはり中枢部の復旧が最優先事項だな。

…………あ。

「………しまった」

「ど、どうかされましたか?」

「い、いや朝食用のパンを渡すの忘れてな…」

いやぁ、もう歳だなぁ!(20歳)

「そうでしたか…」

「ということで吹雪」

「はい?」

「これを皆に届けて欲しい、お願いできるか?」

そう言って吹雪にコンビニで買ったパンの入った袋を渡す。

いやぁ、コンビニ様々ですわぁ!

本当に便利なものだ。

………できるなら江ノ島にも欲しいなぁ。

「はい!お任せください!」

「あ、吹雪も皆と一緒に食べておいで」

「は、はい!分かりました…」

そう言って部屋を出ようとする。

が、その出る直前にこちらへ向き…

「司令官……その……ありがとうございました」

そう言って頭を下げる吹雪。

「ああ、………頑張ろうな」

「はい!」

そう元気よく返事をして部屋を出て行った。

……あの調子ならばひとまずは大丈夫だろう。

「………ナオ」

「ファァァ……オハヨウゴザイマス」

「おはよう、ナオ」

その名を呼ぶと寝起きなのだろうか眠そうに返事をした。

「今日一日でドックの修復はできそうか?」

「ンー………、マァ、ナントカナルトオモイマス」

「そうか…、じゃあ頼む」

「カシコマデス、デハコンペイトウヲヨウイシトイテクダサイネ」

そう言って部屋を出て行った。

………………ん?

え、マジで?もう食べ切ったの?

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うわぁ、きったねぇーー。

現在の時刻は9時を過ぎたところだ。

そして俺は……、トイレの前にいた。

やはり数年放置されたトイレはエグかった。

いやもう他に言葉が出ねぇ、エグい。

ただここで嘆いていても仕方ないので早速掃除に取り掛かることにする。

昨日はコンビニに行ったときにしたが流石に毎回コンビニに行くわけにはいかない。よってまずはトイレの掃除を決めた。

トイレ掃除とか何年ぶりだよ………。

まあでもついこの前まで高校生だったので2年ぶりくらいですね。

ちなみに掃除しているのは男子トイレ。

女子トイレは今でも使われているのか男子に比べれば綺麗だった。

………別にやましい気持ちがあった訳ではない。

神に誓ってもいい。

……まぁ神様信じてないんですけどね。

「………あのぉ」

と、後ろから吹雪の声。

「お手伝い…しましょうか?」

「……そうだな。頼む」

「はい!」

そう言って吹雪には女子の方を掃除してもらった。

……先程女子トイレ覗いたことは黙っておこう。

そう心に決めて俺は黙々と掃除に取り掛かった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「………よしだいぶ綺麗になったな」

現在の時刻は11時半ほど。

だいぶトイレは綺麗になった。

ふっ、流石高校時代トイレ掃除マスターと呼ばれただけはあるな。

………絶対バカにされてるよなぁ。

など考えていると、どうやら吹雪も終わったようだ。

「お疲れ様吹雪。助かった」

「いえいえ、司令官もお疲れ様です」

「じゃあ俺はスーパーに行ってくるから、吹雪は部屋に戻っていてくれ」

「え、えと、私も行きます!」

「え?」

「ご迷惑じゃなければ……ですが……」

「あ、ああ、大丈夫だよ、じゃあ準備しようか」

「はい!」

と、明るい笑顔で返事する吹雪。

あんな言い方されたら断れないわ……。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「スーパー色んなもの売ってましたね!」

「吹雪は行ったことなかったのか?」

「あ、はい…、あまりそういうところに行く機会がなかったので…」

今俺たちは鎮守府への帰り道を歩いている。

…………いやまあ知ってたよ?江ノ島にスーパーないことくらい…。

八百屋などの店はあったがスーパーはなかった。

よって俺たちはまた長い道のりを歩いている。

やっぱりタクシー使うべきだったなぁ。

まぁ、でも吹雪が楽しそうだし結果オーライかな。

と、なんだかんだで鎮守府に着いた。

「じゃあ応接室にこれを届けてくれ」

「はい、分かりました!」

そう言って吹雪は応接室へ向かった。

 

と、そこに、

「ん?電話?俺のスマホ?」

俺のスマホから着信音が聞こえた。

相手を確認する、相手は父親だった。

「……もしもし?」

『おう、おはよう!大輝!』

「……いま昼なんだけど」

『まぁどっちでもいいだろ!』

相変わらず今日も元気なようだ。

「それで、どうしたの?」

『あぁ、まず資源の供給に関してだが…、すまないがそれに関してはもう少し待ってほしい』

申し訳なさそうな父の声がする。

「いや、大丈夫。無理言ってごめん」

『大丈夫だこのくらい。いずれにしても資源の供給は必要だからな』

そう言うと一拍間を置いて再び父が話す。

『それと……例の件だが……駆逐艦四隻はどうだ?』

「あぁ、大丈夫だ」

『分かった、では《s》  《s/》』

実は昨日父親にあることを頼んでいた。

それは全国の鎮守府で問題がある艦娘やその鎮守府で不要となっている艦娘をウチで引き取りたいといったことだった。

そこで父親はそれを一日で調べて見つけてくれたらしい。

本当に仕事が早くて助かる。

「ありがとう、父さん」

『気にすんな!またなんかあったら連絡してこいよ?』

そう言って電話は切れた。

…さて、また忙しくなるな。

そう思いながら俺は袋に手を伸ばし弁当を手に取る。

その弁当は先程温めたためかほのかに温かかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




明けましておめでとうございます!
そして、今回も第五話お読みいただきありがとうございます!
さて、今回は吹雪回ですね!やったぜ!!
吹雪の過去つらいですね……。
まぁ、書いた本人が何言ってんだって話なんですか(^^;
やはり会話の内容とか話し方とか大変でした。
吹雪との会話場面はやはり印象に残るものにしたかったので時間がかかってしまいました。おかげ様で鎮守府内紹介がとても雑に一瞬で終わってしまいましたが…。
まぁ、ともかく今回一人救うことができましたね!
あと、今回新たに艦娘が出ると言ったな、あれは嘘だ。
ということで申し訳ない。文字数が多くなってしまったので当初の予定より短くなってしまいました。まあ、ヒントとしては駆逐艦四隻といえば…ですね。
次回もできるだけ早く出せたらなと思います!
ただ、年が明けて少し忙しくなるのでペースは落ちるかもです…。
毎度言っておりますが気長に待っていただきたいと思います!
あと、500UAありがとうございます!
そして、誤字訂正ありがとうございます!(土下座)
その他感想、評価などもぜひよろしくお願いします!!
ではでは!失礼ノシ


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