「に、兄さん?
アレはなんだい?」
カルフォルニアに到着した
V作戦追撃隊の一行と
一日差で『とある艦艇』が入港して来た
「ん?マゼランを弄ったから
そのテスト運用も兼ねて乗って来た。」
そのマゼランは
船体を濃緑色に変更され
エンブレムは勿論ジオン公国
上部主砲は一部取り払われ
対空駆逐艦で採用された実弾仕様
下部主砲も一部取り外され
コロンブス級が張り付いており
MS搭載能力は十分だ
推進器は、あ、ガウで使われている
熱核ジェットエンジンの拡大型ですか
え?ミノフスキークラフトを搭載?
核融合炉を一基それ専用動力にしたから
主砲を減らした?そうですか
「じゃないですよ!!
幾らフライトプランと
友軍コードで登録されているとは言え
何してるんですかっ!?」
「いや~、ギニアス准将のお陰でさ、
『浮いてるだけ』に絞れば
そんな場所取らないからさ、
材料はブリティッシュ作戦で
散らかってるし
あるなら使っちゃえってば?って、ダメ?」
「はぁ~。」
「ガルマさ、眉間にしわが寄ってるぞ?」
ぐにぐにと額を伸ばしてあげる
「誰のせいですかっ!!」
「え?俺?」
「兎に角、目下の問題は木馬ですよ!!木馬!!」
「まぁ、今夜あたりに
ジャブローから補給物資が
木馬に届くだろうから
仕掛けるにも
MSは出払ってるんだろ?」
「そうなんですよ、
沿岸部の防衛に駆り出したばかりで、
抽出しようにもロッテが崩れ
兵の負担増、これでは対処が出来ない。」
「ふむ、
V作戦追撃隊の方はどうだ?」
「黒い三連星の方はパーツ交換で何時でも出れる、
しかし、シャアはまだ駄目だ、
なんでも『レッドアウト』しかけたらしくてな、
今日も医務室に泊っているよ。」
「ぁ~、ギニアス准将からの報告を受けたけど、
あそこまでのアクロバットは
想定してなかったそうでな、
新しいデータが取れたって喜んでたな。」
「喜ぶ?冗談でしょう?」
「まぁ、機体の限界運動を
知りたかったのもあるし、
『MS』の飛行補助兵器の開発も進めている、
そうすれば『砂漠でも荒野でも』
進撃出来るようになる。」
わ~、マゼランだ~
「ん?彼女は?」
「いや、アレは。」
「お、彼女が
イセリナ・エッシェンバッハ嬢か。」
「ど、どうして兄さんが
彼女のフルネームを知っているのかな?」
ほらほら、また眉間にしわが寄ってるぞ~
ぐにぐに
「兄さん!!」
「まぁ、彼女の企業と取引があったんだよ、
それで知ってたんだ、
マゼランも彼女の企業から幾つか買い付けたからな、
それに、廃艦の買い取りもお願いしている、
持ちつ持たれつだよ。」
「そ、そうだったのですか。」
「これはこれは、
エイジ・コイズミ副総帥様、
父が今後も良しなにとお話をしております、
ぜひとも今後の取引もよろしくお願いします。」
「えぇ、こちらも助かってますよ、イセリナ嬢、
もしよろしければ
『ガルマ・ザビ』様とのご成婚の際は
ぜひズムシティにて盛大に致しましょう。」
「ま、まぁ///」
「ニイサン?」
「ま、冗談抜きで
お前には幸せを勝ち取って貰いたい
だから。」
追撃作戦に参加は許可できない
「え?」
「お前は基地に居ろ、
その方が安全だ、
シャアの回復を待ってから
追撃作戦は俺で指揮を執る、
コレはギレン総帥、
ドズル中将、キシリア少将の総意だ、
拒否は許さない。」
「な、なぜですか?」
「簡単だよ、
『孫が見たい』そんだけだ。」
お~、二人そろって顔真っ赤ww
ん?まてよ?
「ガルマ、ちゃんとやり方は知ってるよな?
イセリナ嬢もちゃんと周期を御存じで?」
え?二人してキョトンとした顔しないで?
嘘だよね?
コレはギレンをお説教かな?
ドズルかな?いや、
アイツは奥さんいたよな?
てか、子供生まれてたよな?
つまり、キシリアか、アイツだな
『ジャパン』に寄ったついでに
買って置いた育児本やら
絵本、おもちゃを、
幾つかガルマ用に残して置いて正解だったな
勿論、ドズルには配送済みだ
「俺からの命令は、
基地司令として己を律しつつ
『イセリナ嬢』と良縁な関係を深め
育児に関してしっかり知識をつける事、
その際、育児に関しては
報告書の作成を指示する、
今後、サイド3では
ベビーラッシュが想定されるからな、
『地球重力下』での
育児報告は重要な情報と心得よ。」
「はっ!了解しました。」
「わかりました。」
「それと。」
「兄さん?」
「兵達としっかり話せ、
兵達の不満を少しでも減らすのを
『お前とイセリナ嬢』で
解決していくように、以上だ。」
思ったより、ここ、
カルフォルニアベースって
女性兵士が居るんだよねぇ~
アフリカ戦線もなんか多いって聞いたな
ギニアス准将は
とある脱走兵と日々喧嘩してるとか
なんでもアイナちゃんの思い人とか
うろ覚えの史実より大分脱線してるよな、
この宇宙世紀
魔改造マゼラン
先ずは両サイドの艦橋を切り飛ばし
対空火器を増設
ついでに下部艦橋も切り飛ばした
(邪魔だし)
艦首の主砲上下を取っ払い
船体補強・対空火器追加
艦尾のロケット推進器は全部撤去
そして、艦尾を下半分切り飛ばし
コロンブス級をがっちゃん
コロンブス級は
箱はそのままに艦橋・推進器も撤去
下部監視塔を四方に増設
コロンブス級の上に
ガウで使われている
熱核ジェットエンジン拡大型を
7基増設
コロンブス級の間にも1基
合計8基のパワーと
マゼラン級の核融合炉と
コロンブス級の核融合炉
そしてミノフスキークラフト用に
核融合炉を1基
かなり豪華な装備の固まりになった
ただ、大気圏内に特化したので
宇宙は動けない
ぶっ飛ばせばマッハ10とか出るのだが
人間が耐えられないのと
各種装備に不備が出るので
精々マッハ3しか出さない
船体下部には、主砲を1基移設し
マゼラン部分に4基
コロンブス部分に4基の
合計8基の着地装置が付いており
ミノフスキークラフトメンテナンス時に使用
武装
上部連装主砲 1基
メガ粒子砲・実弾兼用主砲に換装
下部連装主砲 1基
メガ粒子砲のみ
側舷連装主砲 右舷1基、左舷1基
メガ粒子砲・実弾兼用主砲に換装
撤去部分に各2基の
連装レーザー対空砲
合計8基
(艦首上部に2基下部2基
側舷艦橋撤去部分に2基ずつ)
同・撤去部分に
40mm連装機関砲2基
合計8基
コロンブス腹部
40mm連装機関砲座
6基
艦尾熱核ジェットエンジン上部に
対空レールガン2基
40mm連装機関砲4基追加