どうせなら勝ちたい   作:扶桑畝傍

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オデッサな一日

11月

 

オデッサ基地にて

 

「マさん。」

「副総帥、いつこちらに?」

「いえ、水爆の回収と

 新兵器の進捗状況の確認です、

 また、直ぐに動きます。」

「水爆を?」

「えぇ、

 また、コロニーの移動に

 核ペレットやら、

 推進器も足りなくなってしまったので

 どうせ使わないなら

 ある所から持ってくだけの事。」

「構いません、

 正直、南極条約のせいで、

 ただの置物でしたから

 施設ごと解体して、

 基地増設の資材にしようと思っていた所です。」

「どうですか?

 《窯焼き》の具合は?」

「素晴らしいです!

 この様に時間をかけ、

 火加減一つでこうも違いが出るし

 その土地ごとの材料の配合によっても

 幾重にも変わる紋様

 たまりませんなっ!!」

 

あ、コレはもう窯焼きマさんから

戻って来ないな

 

「そうだ、例の『ルナタンク』の

 データはどうですか?」

「あぁ、そこの端末に

 改装案を纏めていますが、

 どれも『ラサの魔獣』に

 見合う内容では無いですね。」

「あぁ、アレは

 パイロットに依存した戦績なので、

 あくまで『指標』であり、

 『目標』では無いんですけどね。」

 

あの『エントリィイイイイイ』さんが

乗り回したMAは

『ラサの魔獣』と呼ばれ、

連邦の散発的な攻勢を

ことごとく撃ち切り伏せ

連邦の士気はガタ落ちと言う

最高な情報を卸してくれた反面

『お財布』がちょっと厳しくなった

 

「指標、そうですね、

 あの値段は少々頭を抱えます、

 宇宙用は

 大気用装備が無い分

 《ザクⅡ》2機分

 しかし、大気圏内だと、

 その分上乗せで4機は辛い。」

「そこでルナタンクなんですが。」

「えぇ、まず、あの《遅さ》は

 我々の高機動戦闘に

 全くそぐわない。」

 

史実でもそうだ

ルナタンク『アッザム』は

クソ遅い

重い

稼働時間、雀の涙

これではただの置物だ

 

「ミノフスキークラフトも

 ギニアス准将のお陰で

 大分小さくなりましたからね、

 早ければ『グフ・フライトタイプ』の

 先行量産機が早そうです。」

 

素体はグフ

腕は普通の腕

(フィンガーバルカンは

 速攻取り外した)

背面部に

『ガウの補助エンジンを2機搭載し』

その間に小型核融合炉を載せ、

飛行時のエネルギー確保を担い

脚部は『ロケットホバー』を搭載、

コレは、ドムで使われている

足回りを『地上・宇宙』で

兼用出来るように改良

OSとちょっと追加装備を付け足すだけで

切り替え出来る

『お財布に優しい装備になった』

 

そのかわり、ビーム兵器が積めず

『全て実弾兵器』

そして、

『パイルバンカー』と

『マスブレード』を搭載

異様を放っている

 

「これを見せられた時は

 《質量に勝る物は無い》と、

 改めて思いましたよ。」

「デスヨネー。」

 

実証実験の際

 

『現地住民に対して

 強姦を働いて投獄中のパイロット』を

ザクⅡに乗せ

 

『地上訓練の追加教練』の為、

降りて来ていた

『シーマ・ガラハウ』大佐に

処刑も兼ねて乗って貰った

 

ま~、見事にぺちゃんこ

そして、核融合炉が

爆発しないように

姿勢制御だけで

コクピットを綺麗に潰す

シーマ様、マジ感謝

放射能除染するのに

1週間は掛かるからね

 

 




『パイルバンカー』

ロマン

まぁ、宇宙で
岩石を砕くのに
普通に使われているのを改造

特殊モーションを組んで
とある『古い鋼鉄』さんの
モーションを再現している

撃ち切った後のリロードは良いよね!!

『マスブレード』

巨大な鉄骨です

破壊・破損コロニーで散らかっている
躯体保持用の柱を転用

力こそパワー!!を、体現
意外と好評で
ザクⅡを改造する猛者も居た

ただ、コロニーの材料なので
配備数は少なめ

不足分は
『電磁棍棒』が代わりに
配備されている
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