頂いた感想から・・・
どうしましょうか?
どこまでもノープラン脳味噌なので。
テントを後にしたラルは
「おっさん、ちょいと付き合って貰えねぇか?」
リュウ・ホセイに声を掛けられた
▽
崖下にて
「こんな所になぜ連れて来たのかね?」
「あぁ、この人を知らないか?」
その写真には『連邦のエルラン中将が写っていた』
「友人かね?」
「あぁ、それゆえに聞きたい。」
大西洋で攻撃したのは
ジオン公国で間違いないのか?
「大西洋?いや、
コイズミ副総帥の命令で
大西洋艦隊は全て黒海に居る筈だが?」
「って、おっさん、
それって連邦兵の俺に言って良いのかよ?」
「そう言う君こそ、
『元・サイド3駐在官』を探しているのは
連邦内ではかなり不味いだろうに。」
「ふふっ、あんた、良い人だな。」
「君こそ。」
「本音で話そう、
俺は『レビル将軍』の策略だと思うんだ。」
「成程、
連邦内から講和派を排除する為の行動だと?」
「あぁ、他の知り合いも
ジャブローから放出されてな、
今のジャブローを知る人間は
ほとんど居なくなっちまった。」
「なに?」
「ジャブローから補給部隊として来てた筈の
『マチルダ中尉』だ。」
「初めまして、ランバ・ラル大尉。」
「ほぅ、中々胆の据わったご婦人だ。」
「婚約者はジャブローに居ますので。」
「コレは失礼。」
「単刀直入にお聞きします。」
「答えられる範囲なら。」
「『この方』はご存知でしょうか?」
「存じるもなにも『コイズミ副総帥』だな。」
「・・・連邦にも、ジャパンの住民データにも
『存在していないのです』」
「なに?」
「あぁ、おっさん、
俺もマチルダ中尉に言われるまで
『気づけなかったんだが』
あんな人間、見た事が無いんだ。」
「と、言うと?」
「あぁ、一時、宇宙への出国ゲートで
警備しててな、
まぁ、テロ対策の一環で
警備していたんだが。」
「彼の警備していた時間に、
『出国ゲート』を通っている筈なんです。」
「だが、俺は
『コイツを見ていない』
監視カメラにも
『一切映っていないんだ』」
「馬鹿な、現に
サイド3に居て副総帥を・・・。」
「おっさん?」
「あぁ、私も気づいたよ、
『あんな人間』
一度も会った事が無い。」
「彼を調べる事は出来ますか?」
「マチルダ中尉、
俺の手の者でも
どこまで出来るかわからない、
だが、コイツは調べる価値はありそうだ。」
「お願いします、
エルラン中将も
何処かで生きていると思って言いますので、
出来たらエルラン中将も
探して貰えませんでしょうか?」
「出来る範囲でな、
さて、こちらからは
レビルの周りを、と言いたいが。」
「ごめんなさい、
私のフィアンセとは
連絡が出来ても
『軍の内容は話せないんです』
彼にも『監視兵』が常駐しているようで
迂闊に動けないそうです。」
「ジャブローで、
一体何が起こっているのか。」
▽
「ぱぱ。」
「ん?」
士官室で休憩中、お嬢が急に起きた
「ぱぱ、ここに居るよね?」
「んん?どう言う事だ?」
「『ラルのおじさん』ぱぱ、調べるって、
赤い髪のお姉さんも調べてって、
ゴリラっぽいおじさんも
調べてって言ってる。」
「・・・お嬢、
『俺をどこまで見たんだ?』」
「ぇ?」
「地球に居ながらニュータイプであり
『戦災孤児』は本当だとしても、
『中身は違うんだろ?』
『ガルマと同じで』」
なんだ、ぱぱ、気づいてたんだ
「あくまで俺の勘だよ、
ニュータイプでも無ければ
精々の凡人さ。」
「その凡人のお陰で
『サイド3』は平和に近づいてるのに
なんでそれを誇らないの?」
その小さな身体から出る雰囲気は
成人女性の様に思える
「その場しのぎだからな、
ヘリウム3を採取する為に
3年前木星に送った使節団は
あと2年の計算の筈が
後、1年で帰って来る、
『史実の一年戦争終結』に間に合う計算だ、
つまり、『太陽系の星の位置すら』
俺が知っている一年戦争とは違う
『この世界はなんなんだ?』」
俺に何をさせたいんだ?
「さぁ?やりたいように
やればいいんじゃないの?」
「んな殺生な。」
「そもそも、ギレンと喧嘩してまで
法案を変えてる時点で
『やりたい事は決めてたんでしょ?』」
「そりゃぁ、まぁ。」
「パパはそれでいいの、
私は、『生前』
誰からも必要とされずに死んだから、
今はここが良い、
ここが私の居場所、
だから『ある物は何でも使うよ』」
「・・・そっか、
そうだな、
ジャブローの位置は?」
「それがわかったら良かったんだけど。」
「レビル、か。」
「うん、滅茶苦茶ヤバイ感じしかわからないの、
地図で見ても。」
ジャブローがあるであろう場所を指差す
「真っ黒にしか見れないの。」
「レビル以外に
『誰かが妨害しているって事か』」
「誰かが?」
あ!
と、お嬢が『大西洋を指差す』
「誰か漂流してる。」
「あん?どこだ?」
「えっと、こっち。」
フロリダ半島のへさきに指を置く
幸い、
進路をジブラルタルへ向け航行中だ
「進路変更、フロリダ半島へ最大船速、
高度1万3千、
速度制限解除する、
総員、第一種戦闘配置。」
『了解、第一種戦闘配置、
総員、配置に付け!』
「お嬢、
対Gスーツを来てくれるか?」
着せてよ、あれ重いし
「ぇ~、お嬢、俺、男なんだけど?」
「こんな幼女体型に欲情しないんでしょ?」
「勘弁してくれ、
カニバル、カニバル・レイザ、
お嬢に対Gスーツを着させてくれ、
俺はブリッジに行く。」
『はいよ~
お嬢、ヘタレ副総帥でも
一応男っすからね~』
チッ「は~い!」
エ?この娘舌打ちした?
「ぱぱ?どうしたの?」
猫かぶり女め
「急ぐぞ。」
「うん!」