どうせなら勝ちたい   作:扶桑畝傍

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オデッサ作戦 14日 昼~夕方

フライ・アロー

セイバーフィッシュ

トリアエーズ

TINコッド

フライ・ダーツ

マングース

 

地球連邦軍が配備している

名だたる航空機が

 

迫りくる『ジオン公国大編隊』に向かって飛んで行く

 

俺達も対空砲の配置に付く

 

「くそっ、なんで連絡が無いんだ!」

「知らねぇのか?

 オデッサ作戦にみーんな駆り出されて、

 大西洋は

 すっからかんなんだよっ!!」

「ばっかじゃねぇのっ!?」

 

そう、本来、

ジブラルタル大西洋艦隊が

大西洋の情報を逐一収集していた筈だが

今作戦、『オデッサ作戦』において、

その主力艦艇を抽出し

残された艦艇は

旧世紀の

ミノフスキー粒子未対応の

『老朽艦艇』しか残って居なかったのだ

 

「文句言ってねぇで

 砲身を向けろ!!」

 

中隊長の一声で砲身は海岸へ

『水平射撃』の姿勢を取る

 

「照準器で見えるか?」

「今、見てますよ!!」

(うひ~、

 黒い豆粒が滅茶苦茶集まって見えやがる)

「10、20じゃ無いですね、

 100はくだらないかと。」

「どっから飛んで来たんだか。」

「対空榴弾装填!」

「対空榴弾装填よし、

 自動給弾機接続問題無し!!」

 

その黒い豆粒は

『とんでもない豆粒だと気づいた時には』

 

俺達は『バラバラに吹き飛んでいた』

 

 

「全艦、艦首『ビームラム(衝角)』展開。」

 

その船体は

先の『マゼランでは無い』

 

艦尾こそガウ・メインエンジンの拡大型だが

そのフォルムは

 

※ 突撃艦 スピアー級

その容姿は

『VFSで描かれた

 宇宙戦艦ヤマトのゆきかぜ型』を

アレンジした物だ

 

艦首に『ビームラム』を搭載し

改良型

連装ハイパワーメガ粒子砲を艦中央に1基

 

側舷には

40mm対空用メガ粒子4連装砲を7基

両舷で14基56門

翼端部に

30mmCIWSを2基ずつ、合計4基

 

ミノフスキークラフトを搭載するが、

限界高度は13000m

大気圏内に特化した装備になっている

 

核融合炉は大型を1基

連装ハイパワーメガ粒子砲用とし

核融合炉直結熱核ジェットエンジンを

大型2基中型6基の計8基搭載

 

改良型ハイパワーメガ粒子砲は、

対・ビームかく乱幕を

強引に突破する為に

出力をジオンの科学力現在

最高出力にして

パワーで貫く為に、

パワーで解決する為に作られた

 

船体の強度見直しにより

『最大速度を第二宇宙速度』まで発揮が可能

 

問題は、撃沈されると

『放射能汚染』が、

最低でも『半径50km』になる事ぐらいか

 

 

誰かが扉を叩いている

 

「何事かね。」

痛む身体を起こす

「たたた、たいへんですっ!!

 じぶ、ジブラルタル基地が強襲を受け、

 現在応戦中!!」

「なにぃっ!?」

 

飛び起きるレビル

 

「近隣部隊はどうなっておる!!」

ズボンとシャツ

慌てて羽織る軍服の上着を少し破りながら聞く

 

「げ、現在、付近の部隊が

 応援に駆け付けている最中ですが、

 敵『飛行艦艇』は、

 余りにも高速で

 MSも、航空機も

 対空火器も命中弾一つ

 出せていないとの報告です!!」

「ば、バカなっ!?」

 

彼が持っていた

『現像仕立ての写真』をひったくる

 

「な、なんなんだ、この船は。」

 

 

「エルラン中将、

 ジブラルタル攻略隊から連絡です、

 『楔は撃ち込んだ』」

「了解した、

 そうだ、このマゼランの名前は?」

「決まっておりません。」

「ふむ。」

 

ビスマルクではどうかね?

 

「ビスマルク、ですか?」

「うむ、かつてドイツ海軍に在籍していた

 『戦艦』の名前だ。」

「どんな戦艦だったのですか?」

「あぁ、調べた限りではな、

 『重装甲・重防御』でな、

 不沈艦と呼ばれるにふさわしい

 戦いをした戦艦でな、

 僅か数隻の艦隊を率いて

 イギリス海軍の30隻近い艦隊と

 何日も戦い、満身創痍になっても

 最後まで戦う火を落とさなかった、

 ただ、浸水が酷くなり、

 最後は爆沈し、今でも

 その場所に沈んでいるのだとか。」

 

この魔改造マゼラン級は

装甲材を一部変更し

居住区画をチタンハイブリッド合金に

全体装甲は中空装甲を追加し

主砲部分は

『特殊流体金属』を追加

そして、鋳造の終わった

『メガ粒子砲・実弾兼用砲身』に

下部主砲を更新、

全ての主砲が

『メガ粒子砲・実弾兼用』となった

 

核融合炉も新型艦艇用に換装

より出力アップが図られている

 

なぜ、工期がここまで短いのには理由があり

『カルフォルニアベース』に

マゼラン級のドックを

ルナツーから降ろして置いたからだ

 

勿論、人海戦術と作業用MSがあって

2日で換装が完了しそのまま出撃していた

 

 

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