どうせなら勝ちたい   作:扶桑畝傍

81 / 89
燃えよジャブロー ツタの巨人

「時間だ、

 全軍、総力戦、初め!!」

「機関出力最大!!

 トランスフォーム開始します!!」

 

そう、この艦は

『マクロス・クォーター』をモデルに

ある程度アレンジした艦である

 

右手に

『拡大波動砲・収束波動砲』

兼用発射基を持つ

 

頭部には艦橋とその正面に『ザメル』を配置

その肩には

『8連ガトリングショックカノン砲』を

左右のユニットに背負う

 

艦橋頭頂部にゲルググJ改

トレンナ・ケンザキ機を配置

先のライフルを装備している

 

両肩には

メリアン・ケンザキ

ラカル・ケンザキ機を配置

『同・8連ガトリングショックカノン砲』を

手持ちで撃つ

 

そして、あらゆる箇所に

『4連装パルスレーザー群』が

所狭しと敷き詰められている

 

「トランスフォーム完了、

 各関節異常無し!」

「うし、総員。」

 

歯ぁ、食い縛れよ?

 

ペダルを踏み込み

『囮となる為にジャブロー直上』へ驀進する

 

 

「はぁ~・・・遠距離援護って言われたけど、

 それしかないね、これは。」

「艦長、遡上艦隊の意地を見せねばなりませんね!」

「勿論、

 全艦艇へ通達!!

 あの『ツタの巨人』を撃ちまくれ!!

 砲身が焼き付きそうなら

 バケツの水でもぶっかけて冷やせ!!」

《了解!!》

「こちら『アンドロメダ』

 副総帥は何処か?」

《こちら遡上艦隊のマルティン・プロホノウ

 副総帥は最前線で戦闘を繰り広げている

 あの巨大兵器ですよ》

「なっ・・・

 アレだけの巨体で高機動戦闘をするとは、

 しかし、これでは援護射撃が良い所ですな。」

《全くです、

 しかもあの『ツタの巨人』は

 周辺のMSを吸収するとか

 困った物です》

 

「もう一度、言って貰えますか?」

 

《はい?》

「なにを、『吸収』されると?」

《MSですが》

「不味い、

 全能力を上げ『ツタの巨人』を解析!!

 どこかに『蓄積された核動力』が

 纏まっている筈だ!!早く!!」

「技師長!既にやらせている!!

 間もなく結果が出るぞ!!」

「畑谷(はたけや)!!」

 

【結果を表示します】

 

プルトニウム及び

重水素、危険物質の集積部分は

胴体中心部にあり

 

〖危険な温度を検知〗

 

中心部で核融合を起こしており

いつ、外殻が耐えられなくなるか不明

 

即刻冷却し凍結対処するか

宇宙へ放出する事を推奨します

 

「副総帥っ!!

 奴を破壊するな!!

 奴は〖もはや、一個の太陽だ!!〗」

 

 

「ぐぉ~・・・副総帥!!

 あ、アンドロメダより緊急!

 ヤツの中心部で

 〖核融合〗を確認したそうです!!」

「だろうなぁっ!!」

 

軋む船体

 

しかし、

止まれば瞬く間に捕まり取り込まれる

 

「いかがいたしますかぁあっ!!」

 

何を避けるにも全力噴射

全員が耐Gスーツを着ていて

この衝撃と遠心力が掛かり

叫びながら会話を続ける

 

「大気圏内での

 〖波動砲〗の試験はぁしたのか

 聞いてくれぇえっ!!」

「アイサー!!」

「副総帥から伝聞!!

 〖大気圏内での波動砲試験有無〗です!」

「出来る訳が無いだろう、

 ぶっつけ本番しかない、

 それに、アンドロメダには

 拡散波動砲しか積んでいない、

 とてもじゃ無いが

 〖太陽〗を吹き飛ばせる威力は無い。」

「技師長、どうする?

 グラビティブラストも

 大気圏内じゃ威力は半分以下だ、

 重力アンカーも

 試験して無いからな、

 どれだけの重量に耐えられるかわからん。」

「そうすると冷やす以外に方法が無い訳だが・・・。」

「技師長、畑谷さん、

 所属不明の通信帯から伝聞です!」

「なに?読め。」

「はっ。」

 

〔ワレ・急行中ナリ

 到着予定時刻45分後

 急速冷凍手段ヲ備エテイル〕

 

「です!」

「何者か知らんが

 賭けるしかない、

 副総帥へ!!

 後50分持ちこたえて欲しい、と。」

「50分っ!?

 簡単に言ってくれるっ!!」

「奴が近くに居たのか・・・

 ホワイトベースと連絡は取れるか!!」

「こ、こんな状況ぅぉっ!?

 た、試します!!」

「こちらホワイトベース。」

《要人救助はどうなったっ!!》

「はっ、現在救助に成功、

 全速離脱中です。」

《バカ金髪に伝えてやれ!!

 『このマザコン!!返して欲しくば投降しろ』

  ってな!!』》

「ま・・・よろしいのですか?」

《兎に角奴を動揺させれば良い!!

 その際はアムロ君を先頭に

 戦線を形成、シャアを捕縛しろ

 出来ない場合は

 『母親』から直接声を掛けさせろ

 それでも止まらん場合は》

 

墜とせ

 

「了解、しました。」

《あと、暫く降りて来るなよ!!

 今、いちぬぉっ!?

 ヤバいからな!!

 忙しいから切るぞっ!!》

 

「一体、地球でなにが起こっているんだ?」

「ブライト、

 最大望遠で拡大した、

 見て見ろ。」

「なっ!?何ですか

 あの巨大な物体はっ!?」

「と、父さん、

 アレはガンダムじゃぁ無理だよ。」

「同感だ、

 全く、副総帥は

 何を想定して準備をして来たのか

 今一度話を交えたい物だ。」

「うん、兎に角

 あのシャアはボクが抑えるよ、

 こっちの方がまだ『簡単だからね』」

「だな、ブライト、MSを。」

「はぁ~・・・各機、出撃準備!」

 




・畑谷(はたけや)トオル

はい、ウリバタケさんです

まぁ、彼はちゃんと寿命を全うし
普通に老衰で死んでから
この『カオスな宇宙世紀』に転生して来ました

アンドロメダの他に
一応、『ナデシコ』タイプを建造中

ただ、大気圏内で威力の下がる
グラビティブラストは
やっぱり外そうか悩んでいる

収束波動砲か
拡大波動砲・拡散波動砲の方が
コスパが良いからだ

スーパーチャーヂャーの
『8秒で撃てる、拡散・拡大波動砲』は
ねぇ?そりゃそうなるよ

ただ、相手艦艇の表面を破壊し
『捕縛』するには向いているので
一応、搭載予定

相転移砲は開発不可

ボソンジャンプの根幹である
『火星の遺跡』の有無がわからないのと
火星は『ジオン公国・火星艦隊』が常駐しており
探索のたの字すら進んでいない為

・『ツタの巨人』

ランド・コウシがアミダノーゼを取り込み
暴走した巨大物体

増殖溶液の濃縮版を投与されたのもあり
爆発的に増殖
周辺のアミダ、MS、人間を吸収し
推定全長700mまで巨大化

主な攻撃手段は『ツタ』で絡めとり圧殺
もしくは叩きつけると言ったシンプルな物だが
その『ツタの質量』その物が武器で
しなる毎に音速を叩き出し
地面が拭き飛ぶ

そして、メイ・トウジョウを
『まだ諦めていない』
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。