「アナタ。」
ん゛~
「アナタ!」
んん゛~
銃声が3発聞こえる
「どぁわぁっ!?
なっ、何事だっ!?」
ゼナ・ラオ・ザビ
我が妻が拳銃を眼前に押し付けて来ていた
「ぜぜぜ、ぜな?」
「はぁ、私を孕ませ
子を産ませた男が全く情けない。」
「・・・な、何が言いたい?」
「わかりませんか?
そうですか、
では『離婚調停』を
「ままってくれっ!?」なにか?」
「ゼナよ、わかってくれ、
このソロモンとア・バオア・クーに居る
将兵だけでは無い、
『居住コロニー』もあるのだ
迂闊に増援など出せん。」
「・・・はぁ~。」
「な?な?」
今度は正拳突きが綺麗に決まる
「お゛ぅ゛~・・・ぜ、ゼナ。」
「男なら身内が危機に瀕しているなら
渦中に飛び込んで
助けるぐらいの気兼ねを出しなさい!!
それでも『ザビ家の男かっ!!』」
「・・・わかっておる、
だがな、この作戦書を見て欲しい。」
「これは?」
「エイジあにぃの作ったこの大戦の
『終わらせ方』を
想定出来る範囲で全て書き出してある物だ、
俺は文学が苦手でな、
まだ半分しか読めて無いし理解も進んでいない、
『コレを理解した上で』
事を動かして欲しい、
そう、エイジあにぃに頼まれているんだ。」
引き出しから出される書類を
ゼナがひったくる
「あぁっ!?」
「お黙りっ!!」
「ひゃぃっ!!」
▽
十分程だろうか
ゼナはアレだけ分厚い書類を読み終えたらしい
「・・・副総帥は
どれだけの事を想定して
念入りに準備を進めて来たの?」
「ぜ、ゼナ?」
「アナタ、
これでは『ミネバ』に父親面出来ませんよ?
即刻
『派遣艦隊を編成』
すぐさま『グラナダへ支援艦隊』を送りなさい!!
今すぐ!!」
「はぃいっ!!」
「将兵!!
グラナダへ支援と地球のガルマ様への
補給部隊を直ぐに準備!!
あらゆる補給物資を集めなさい!!
特に『食糧品と防寒具』を最優先で集めなさい!!」
「はっ!!」
▽
「副総帥!!
ソロモン、ア・バオア・クーより補給部隊の
出発の連絡がはいりましたぁああっ!!」
「ドズルにしちゃぁ、はやかったなぁああっ!!」
「それがぁ!!
ゼナ様がブチ切れたと
追加電文にありまぁああすっ!!」
「は?」
これがいけなかった
「ひ、左足に『ツタ』がっ!!」
「くそっ!!」
波動エンジンを全力噴射して
ちぎれないとか
どうなってんだコレっ!?
「副総帥!!右足もっ!!」
《こちらメリアン・ケンザキ!!
右腕も絡まれたっ!!》
《ラカルです!!左腕も捕まりましたぁっ!!》
「つ、『ツタの巨人』に変化在り!!
は?はぁああっ!?
んな汚ねぇ『イチモツ』を
出してくんじゃねぇえええっ!!」
「使える火砲全てを
あの『クソイチモツ』に
目掛けて撃ちまくれっ!!」
しかし、ビクビク動くだけで
たいしたダメージになっていなかった
《ひっ!?
いやっ!?いやぁああっ!?》
「ど、どうしたっ!?
メイ・トウジョウ!!
アウリ・ノーマン大尉!!
状況報告!!」
《わ、わかりませんっ!?
メイ!!メイ!!しっかしりてっ!!》
《入らない!!そんなの入らないぃいっ!!》
「『イチモツ』接近っ!!
ま、マジかっ!?
突っ込んで来るっ!!」
「・・・ジーザス。」
おじさん!!助けてぇええっ!!
《その汚ねぇイチモツを
彼女に向けるんじゃねぇえええっ!!》
四肢を拘束していた『ツタ』が切られ
「全力噴射限界出力!!」
兎に角距離を取る
《何度も言うが
俺はまだ『18』だぁあああっ!!》
上空から飛んで来たMSが
『イチモツ』を切り飛ばした
『ツタの巨人』は巨大な唸り声を上げる
《その声!!おじ《お兄さんだっ!!》
あはははムリムリww》
《ったく、
こちらレジスタンス、
ヤザン・ゲーブル
新型機受領の際
近かったんでな、ひと暴れしに来た!!》
「はっ・・・黒いアストレイとか、
俺以外に『コズミックイラ』のMSを
知ってるのが居たのか、
ヤザン殿。」
《敬語なんていらねぇよ副総帥、
兎に角奴をぶった切ればいいんだろ?》
「頼みます!
メイ・トウジョウ!
まだ戦えるか?」
《はい!!
おじ《お兄さんだっ!!》やだ!》
《やだ!じゃねぇよっ!!
18だって言ってんだろ!!》
《顔がおじさんなんだもんムリムリww》
《おめぇなぁ》
《め?メイ?
男の人と話してて平気なの?》
《え?》
おじさんが、
『メイの身体を洗ってくれたんだよ?』
《ば、ばかっ!?
オープン回線でんな事言うなっ!!》
《なんで~?
おじさん《メイ!お前ワザとだな?》
やっと名前で呼んでくれたっ!!》
《あぁ?それがどうした?》
こうやって口論しながら
『ツタの巨人』の攻撃を切り飛ばすヤザンって、
ちゃんとエースパイロットなんだなぁ・・・
「って、アンドロメダへ!!
到着予定時間の残数はっ!?」
《今の雑談で経ちました、
上空に待機しています》
「うしっ!」
《ヤザンは》
私の事抱かないの?
「今そんな事言ってる場合かぁあっ!!」
と、全回線から総ツッコミが入った
※ゼナ・ラオ・ザビ
『前世も同じ、ゼナ・ラオ・ザビ』で
結局、ドズル・ザビと結婚、
『ミネバ』を設けた
ただ、前世の心労で倒れ
そのまま亡くなった悔しさからか
『柔術・薙刀・空手』を履修
か弱い乙女では無くなった
その為、圧が凄い
そして、『軍人教練』を履修し
最も得意となったのが
『拳銃と格闘術』を合わせた『CQB』になった
そして、『副総帥から』こっそり受け取った
『MGS3』をやり込み
『CQC』を実現
あの巨体のドズル・ザビを
軽々しく投げ飛ばせる
どこぞの『ザ・ボス?』と副総帥に言わせてしまった
・『ヤザン・ゲーブル』
まだ18歳
でもあの顔は出来上がっている
メイ・トウジョウを常に頭の片隅で心配している
そして、戦闘後、
レジスタンスに別の人物が派遣されるのが決まり
『メイ・トウジョウ』の抑え役、兼
『アウリ・ノーマン』
『メリアン』『ラカル』『トレンナ』を
押し付ける事が確定した
・『黒いアストレイ』
全体像はアストレイレッドフレームと
レッドドラゴンの中間
赤いフレームが黒一色になっただけで
大きく差異は無い
手持ちには『改 ガーベラ・ストレート』
素の状態でもチタン超合金を切り裂け
『タキオン粒子を滞留し纏わせることにより』
コスモナイト合金すら切り裂ける
更には『超振動破断』がデフォルトで機能しているので
『刃こぼれ』を気にする必要が無い
バッテリーは『タキオン粒子式』
ライフルもショックカノンライフルと
ビームライフル並みに
小さくなったショックカノンを使う
威力は言うまでもないバ火力
背面装備は
『エールストライカー』
『カレトヴルッフ』を選択出来る
今回は『エールストライカー』で飛行しているので
手持ちは『改 ガーベラ・ストレート』と
『ショックカノンライフル』だけで
すっ飛んで来た
密かにメイは『嫁候補』としている、が
残り4人も押し付けられるので
胃薬を常備するようになった
今回の犠牲者はヤザン・ゲーブル
魔改造は、ゼナ・ラオ・ザビでした