どうせなら勝ちたい   作:扶桑畝傍

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貫け、ガオファイガー 吠えろ波動砲

「更に温度上昇確認!

 技師長!!あと十分しか持たんぞ!!」

「ガオファイガーへ、進捗はどうか?」

《何時でもどうぞ!》

「コイズミ副総帥!!」

《聞こてる、

 こちらもフルチャージまで2分だ》

「ガオファイガーへ、『上空待機せよ』」

《了解!!》

 

 

ふっ、今更なにをするのやら

 

《聞こえてるな、レビル将軍》

《今更なにかね?》

《『アンタも造られた存在か?』》

《だとしたら?》

《答えろ!!

 『誰が創った!!』》

 

クルスト・モーゼス博士ともう一人居たが

詳細は不明だワシもわからん

 

《もう一人、やっぱり居たのか》

《驚かんな》

《まぁ、予想と『嫌な予感』は

 『生前から良く当たるんでね』

 嬉しくはねぇけどな》

《貴様は殺す》

《残念だな、

 家のお嬢が

 孫を見るまで死なせてくれねぇんだ、

 悪いな》

「副総帥、

 全機構チェック良し、

 フルチャージ完了。」

「うし、

 お嬢、失敗すれば死ぬだけだぞ?」

「それでも、一緒にいる。」

「そか。」

「私も居ます。」

「ラニア大佐。」

「副総帥、我々も命の賭け時ぐらい

 自分で選びます、

 全乗組員、覚悟は出来ています!」

 

「うし、

 『超々短距離ワープ準備』

 そして、

 『ゼロ距離収束波動砲』を持って

 あの脅威を『消し飛ばす』

 ガオファイガー!!行くぞ!!」

《うぉっしゃーっ!!》

 

 

「ディバイディング!!ドライバーぁああ゛っ!!」

 

その撃ち込まれる先は

ツタの巨人の真正面

 

地面が割れあのフィールドが形成されていくが

その『範囲は、ツタの巨人』が入る

ギリギリでしか形成されない

 

「頼んだぞ!!

 マクロス・クォーター!!」

《ワープ!!》

 

その場所は

ツタの巨人の『真下』

「波動砲、発射用意!!

 全動力直結!!

 コレが俺の『もう一つの切り札だ!!』

 くそジジイ!!」

《なにぃっ?!》

 

ツタが迫るが

それよりも早く

『波動砲』は準備が完了する

 

「ターゲットスコープ、オープン!!

 電影クロスゲージ明度10!

 最終安全装置解除!!

 発射10秒前!!

 対閃光、対ショック用意!!」

 

《くそがぁああっ!!》

 

更なるツタが迫るが

マクロス・クォーターはその場を動かない

 

「3、2、1、発射ぁああっ!!」

 

 

その閃光は

『ツタの巨人』を押し上げ

地球を飛び出す

 

《ぐぉおおおおっ!?》

 

角度が1度でもズレれば

『月とサイド3』を掠める一発勝負

 

〔再計測完了!想定ノ範囲内デス!!〕

「補助動力全開!!

 スーパーチャーヂャー最大出力!!

 波動砲エンジン全力噴射!!

 全速離脱!!」

 

軋む船体

 

出しうる推力を全て吐き出す

 

「アレスティングフィールド縮小確認!!

 副総帥!!このままでは間に合いません!!」

「まだだ!!ザメル!!頼む!!」

〈了解!!

 行くよ!ザメル!!〉

〖うん!!サイコフレーム共振開始!〗

〈フィールド安定!

 ザメル『重連波動炉心』フルパワー!!〉

 

更なる馬鹿力が

マクロス・クォーターの推進器へ叩き込まれる

 

 

「アレスティングフィールド、消失を確認、

 地形、並びに時空振動無し、

 各計器に異常認められず!

 技師長!!」

「マクロス・クォーターの所在はっ!?」

「今、索敵中!!」

 

《こちら、マクロス・クォーター

 副総帥、いや~、

 ここまで一気に飛べるとは想定外だよ》

「ふ、副総帥!?今どちらに?」

 

冥王星の軌道上だよ

 

「め、冥王星まで『ジャンプ』したのですかっ!?」

《あぁ、

 タキオン粒子とサイコフレームの共振は

 未だ未知数だな、

 空間を切り裂いてそのままジャンプして

 この距離を『1秒』かからないとか、

 どうなってるのやら》

「乗員の方々はご無事で?」

《あぁ、幾人かは気絶してるが

 外傷は見当たらん、

 それに、

 その為のハードスーツを着せていたからな》

「一先ずは落ち着いたと考えてよろしいですかな?」

 

いや、そうでもねぇみたいだなぁ

 

「え?」

 




ディバイディングドライバー

今回は『直径を減らし深さを選んだ』

範囲は
『ツタの巨人が落ちるギリギリの10km』
深さに全振りしたのだ

その結果、深さ約500kmを叩き出したが
あの『ツタの巨人』の質量が落着するまで
僅か10秒しかなかったが実行した

そして『アレスティングフィールド』の形成時間は
僅かに30秒しかなく
想定外の運用で『壊れた』

『サイコフレームの共振』

これが無ければ出来なかった

タキオン粒子とサイコフレームの
『深緑の粒子』が干渉し合い
爆発的に増幅され
その結果、『通常空間』が
『維持限界』を迎え『崩壊』
『最も近場で不安定だった
 冥王星の軌道上』へ『ジャンプ』もとい
『吸い込まれた』が正しい

艦内工場で急ピッチの修復が進んでいる

と、言うか気絶せず
すぐさま修理を始められる
タフガイ達がオカシイのだ


『重連波動炉心』

ザメルの新型主機

波動炉心が二つに増え
出力が『8倍』に跳ね上がった
理由は『サイコフレームの共振現象』により
タキオン粒子を増幅する効果が認められたため
『フラナガン博士』の元、
研究が続けられている

増幅の効果はわかったが
『周囲への影響がどのように出るか』
未だ『未知数の為』
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