どうせなら勝ちたい   作:扶桑畝傍

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今回はガンダム成分薄めです


冥王星海戦

「監視員、敵艦艇の動きを随時報告、

 どうやら向こうさん、

 『一枚岩じゃない』ようだ。」

「了解、火器管制所へ、

 これより指定する艦艇及び、

 敵機を極力『保護、非撃墜』に留めるように。」

《おい!!副総帥!!どう言うこった!!》

「ヤザン中佐、もしかしなくても

 相手方は分裂寸前と思われます。」

《ったく、わーったよ!!

 メイ!!聞こえてたな!!》

《うん♪わかったよヤーちゃん♪》

「ん?」

「どうした?」

「いえ、本艦含め、

 幾つかの部隊の被害が変化しまして。」

「どう言う事だ?」

「はっ、我が方

 『シュルツ近衛部隊』に到達、又は

 撃墜に至らずとも、

 『航行に支障のない損傷』に

 押さえられています。」

「・・・通信、繋げられるか?」

「『親衛隊』に傍受されますよ?」

「構わん、所詮、明日の我が命を、

 大事にしただけにすぎん。」

「了解、ジオン公国、

 エイジ副総帥へ通信を繋げます。」

「副総帥、通信です。」

「サブパネルへ、

 流石にメインスクリーンは

 戦況状況を写したい。」

「了解、繋げます。」

《こちら、シュルツ司令、

 エイジ副総帥に繋げて貰いたい》

「はい、なんとか聞こえています、シュルツ司令。」

《いやはや、

 ミノフスキー粒子なる通信妨害は

 恐ろしく有効的ですな》

「恐れ入ります、

 『別働隊』の傍受の恐れがあっても

 通信されて来たと言う事は?」

《・・・貴国、ジオン公国へ亡命を願いたいのだ》

「・・・規模は?」

《ここにいる大隊だけでは無い、

 近隣宙域にも

 避難、又は第一線に強制的に送られた

 同胞達がかなりいる》

「ジオン公国、デギン公王と

 ギレンに通信を繋げ。」

「既に聞いておられます。」

「へ?」

《遅いぞ、エイジ》

《ふっ、今更だ、事後報告で構わん、

 政治は俺に任せろ》

「で、デギン公王、ギレン。」

《キシリアが空いているコロニーを引き連れて既に

 冥王星へ向かっておるわ、

 勿論、波動エンジン付きのな》

「はぁっ!?なんで止めなかったんですかっ!?」

《いや~、トイレに行った隙にやられてな、

 ガルマが寄越した連絡艇に直ぐ飛び乗ってな、

 あと3日もあれば合流出来よう》

《エイジ、

 シュルツ司令と今後の臨時領海と

 臨時自治区の調整がしたい、

 直接話せるかな?》

 

「・・・ぁ~、受け入れ準備は、

 なんか進んでいるソウデス、シュルツ司令。」

《なんと、まぁ、

 素晴らしい友人を私は得たのだな》

「・・・ですね、

 IFFを送ります、

 コレで

 『誰が敵かはっきりしますね』」

《受領を確認した、

 我がシュルツ司令艦隊は、

 ジオン公国の友好的な提案にのっとり

 『ガミラス帝国』を出奔、

 臨時政府、

 『ガミラス共和国』の樹立を宣言する、

 我に賛同する艦隊、個人は

 ジオン公国から受け渡されたIFFを

 受領し、我に続け!!》

 

「長官、シュルツ艦隊が別行動を開始、

 それに追従する艦艇も多数発生しています。」

「ふむ、では、

 我ら親衛隊の出番ですか、

 我がガミラス帝国に泥を塗る輩には死を、

 このハイドム・ギムレーの名の元に。」

 

「副総帥!シュルツ艦隊より後方約200kmに

 複数の艦隊を発見!別動隊と思われます!」

「全機、シュルツ艦隊を守れ、

 シーマ大佐、退避して来る機体の保護を。」

《言われなくてもやってるよ!

 ただ、数が多い

 マクロスクォーターに収容しきれないよ!

 どうするんだい?》

「副総帥!艦後方よりワープアウトを確認、

 数、3!」

「奇襲かっ!?」

《・・・副総帥、通信割込み失礼》

「真田さん。」

《・・・これよりシュルツ艦隊に追従する

 艦艇・機体・人員を収容します、

 我がアンドロメダ及び、

 『ヒリュウ』『ソウリュウ』が援護に入ります》

「・・・波動カートリッジ弾も研究済みでしたか。」

《えぇ、所詮弾頭ですので、

 アンドロメダを前に出せ!

 IFFを再確認、

 拡散波動砲発射用意、

 後方のガミラス艦隊へ照準合わせ!》

「シュルツ司令!!

 この座標より退避か、

 その場で一旦停止、集合して下さい!!」

《各艦に緊急通達!!

 艦載機は艦艇に張り付いてでも集まれ!!》

 

「シュルツ艦隊より後方にワープアウト艦艇3隻、

 ぉ、大きい、

 拡大、投影します!」

「な、なんですかコレは!!」

 

 

「拡散波動砲充填完了、

 拡散焦点変更、

 収束湾曲線調整完了!」

「コレは俺個人としての戒めの一撃だ、

 喰らえ、俺の科学力を!

 家族を失った恨みを!!

 コレがケジメだ!!」

 

発射ぁっ!!

 

密集隊形で集まるシュルツ艦隊の直前で

拡散波動砲は一気に花開き

『シュルツ艦隊を避けて行く』

 

そして、

『ほぼ真横からの収束する』

拡散波動砲に囲まれた親衛隊

 

「りょ、両舷より

 多数のエネルギー光線が収束して来ます!!

 か、かいひぃいっ!!」

「ちっ、

 無差別ワープ!急げっ!!」

「む、無差別ワープします!!」

 

「艦長、幾つか取り逃がした様です、

 ワープの痕跡を確認しました。」

「ガミラスにも

 生き延びる意志が在るのか。」

《真田さん、周辺の反応はどうでしょうか?

 こちらでは

 探知できる範囲は戦闘を終えています》

「副総帥、こちらも探知範囲に

 戦闘行為を続けている艦艇・機体はありません。」

《了解しました、

 全機、補給と簡易修理を終えた機体から

 順次、救助活動に加われ!》

「こちらも救援機を出します。」

《お願いします》

 

 

「親衛隊、離脱できたのは僅かに4隻です。」

「60隻の我が親衛隊が・・・。」

「つ、通信です!!

 デスラー総統閣下より直電ですっ!!」

「す、直ぐに繋ぎなさい!!」

 

「ぎ、ギムレーであります。」

《・・・随分なありさまだな》

「・・・善戦むなしく、

 我が方は4隻になって申し訳ございません。」

《シュルツ艦隊の呼びかけに応じて

 各戦線でも離脱者が発生している、

 ギムレーよ、

 一度本国に戻り、艦隊を再編成、

 鎮圧に出撃せよ》

「はっ、直ちに長距離ワープを駆使して

 早急に本国へ帰還致します!!」

《・・・ジオン公国、か、

 可能であればその実態を調べよ、

 何を使っても構わん》

「はっ!!」

 

 

「マクロスクォーターより、

 エイジ副総帥乗船されました。」

「艦橋へご案内しろ。」

「はっ。」

 

「ここがアンドロメダ第一艦橋です。」

「どうも。」

扉が開き、広がる視界にはあの艦橋が広がっていた

「真田十四郎です。」

「エイジ・コイズミです、

 まぁ、コイズミ・エイジの方が、

 日本人らしいですね。」

「・・・コロニー墜としの張本人、ですね?」

「はい、握手はやめましょうか、

 救援、感謝いたします、

 収容施設から通って来たので。」

「・・・亡命を希望されて

 ここまでたどり着いた、

 で、いいでしょうか?」

 

会話が途切れる

 

「ぁ~、技師長、

 アンドロメダのメンテナンスをしてきても?」

「貴方は?」

「あぁ、彼は畑谷トオル

 それに、メンテナンスは

 『トチロー』が既に進めているぞ?」

「げっ、マジか。」

「・・・999とか、作ってませんよね?」

「おや、トチローをご存じで?」

 

流石に目眩襲われ、眉間を抑える

 

「・・・コスモドラグーンとか?」

「ありますよ?

 弾倉は波動カートリッジ弾で

 代用してますがね。」

そう言って腰のドラグーンを見せて来る

 

「の゛ぉ゛お゛お゛お゛~。」

 

崩れ落ちた

 




お久しぶりです

鈍足な畝傍です

副総帥の胃のストレスを天元突破させたい畝傍です

シュルツさんの設定は
2199版を採用
ザルツ人でないと、
ヤブがあの潜宙艦の被弾した際、
緊急弁を開いて窮地を吸う事が出来なくなっちゃうので

旧作のヤマトだとガミラス人は
ある程度『放射能を含んだ空気出ないとダメだったので』

2199版は皮膚の色だけの違いで
ある意味助かってます

そして、ヒス副総帥さんには
絶対叫んでもらいたいシーンを考え中

因みに『ヒリュウ』と『ソウリュウ』の
空母に関しては、同人誌から
より拡大したバージョンを想像してください

ガンバスターがいるからな~
どうにかして
『ヱクセリオン』(エクセリオン)と
『ヱルトリウム』(エルトリウム)を
建造しようか検討中
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