いつの間にかロケット団に入っていた件について   作:レイノート

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どーもクソ投稿者です。
最近更新頻度が遅くなり、申し訳ありません。
2~3日間で更新できるように励んでいきますので、よろしくお願いします。


第10話「なんだろう……その服はあなたの趣味ですか?」

どうも皆さんこんにちは、ロケット団特別幹部ホオズキ・シズオです。

先日はエンジュシティにて新しい友人ができ、楽しい時間を過ごす事ができました。

ここ最近観光みたいなことしてると思ってしまいますが、仕事もちゃんとしてますからね?

俺の場合は各地の視察とか、活動資金になりそうなビジネスの発掘等がメインになってるだけで、普通にパソコンとかでリモートで通話しながら調査報告とかやってるしね。

 

 

 

「ここも歴史が深そうだな……」

 

 

 

そんなこんなで今日俺が訪れているのは、フスベシティ。

山間にある静かな町であり、多くのドラゴンタイプ使いのトレーナー達の出身として有名な地。

かの四天王・ワタルもこの町の出身であり、世界にドラゴンタイプの強さを知らしめたのは今でも語り継がれている。

 

今回フスベシティを訪れた理由は視察なのだが、加えてドラゴンタイプ使い達の調査も兼ねている。

数多くいるポケモンの中でもドラゴンタイプは、一番育成がしにくいと言われており、それ故に使い手は限られているのだ。

そこで俺はボスに打診をし、ドラゴン使いの動きや育成方法等を細かく調査するよう命じられた。

 

 

 

「それに今回は運が良かったよ」

 

 

 

一枚のビラに目をやる。

そこにはフスベポケモン大会開催と書かれており、月に1回行われるバトル大会が今日あるという。

これに関しては偶然だが、ドラゴンタイプ使いが多く参加するというのもあり、これは重畳という他なかった。

さぁーて、早く会場に行かないとね。

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

「一回戦第三試合、開始!」

 

 

 

えーと何故か俺は今ポケモンバトルを行っています。

観客席に行こうとしたら間違って受付会場の方に並んでしまい、引き返すに引き返せない状態になってしまったので、渋々大会に参加することになりました。

流石に並みいる強豪達を相手に勝てるわけが無い。

そう思っていた時期が、俺にもありました。

 

 

 

「ギャラドス戦闘不能!スピアーの勝ち!!」

 

 

 

とスピアーがギャラドスの急所を突いてワンパンKO。

これには会場が静まり返って、すごい気まずかったです。

相手はこんなのインチキだと駄々をこねていたが、筋肉モリモリマッチョマンのスタッフに連れていかれた。

まぁ……これは流石に同情するよ。

 

それからというもの……スピアーの無双により、いつの間にか決勝戦にまで駒を進めていた。

何度かドラゴンタイプのポケモンと戦う機会があったが、ワンパンで決着する為、大した記録が取れていない。

 

オワタァァァァァァ!!どうすんだよぉこれ!スピアーが頑張ってくれてるのは嬉しいけど、これじゃあ本末転倒じゃないか!

頼むから次の相手は滅茶苦茶強い人来て欲しいです。マジでお願いします。(迫真)

 

 

 

「さあ、次はいよいよ決勝戦だ!

 

赤コーナー!ドラゴンタイプのスペシャリストにしてフスべジム・ジムリーダー……イブキ!!」

 

 

 

実況者が声高らかに紹介をすると、そこには奇抜なボディスーツを着用し、ドラゴン使い特有のマントを羽織っている女性が登場する。

なんだろう……あの格好って罰ゲームとかじゃないよね?

本人の趣味なのかな……だとすると…………うんやめよう。

人のあれこれに口出ししないのが大人だ。

しかし、ジムリーダーか………これはドラゴンタイプのいい勉強ができるぞ。

 

 

 

「青コーナー!今回初出場ながら怒涛の快進撃を見せる、トレーナー・ホオズキ!!」

 

 

 

わお……会場の盛り上がりが凄いことになってる。

緊張してきたけど、不思議と落ち着きが保ててるな。

日々のロケット団業務で、肝が座ってきたのかな……あんまり嬉しくは無いけど、今は頑張るか。

 

 

 

「それでは……レディファイ!」

 

 

 

俺はモンスターボールからスピアーを出し、相手のイブキさんはキングドラを繰り出す。

フィールドは陸地4:水辺6という若干水タイプが有利な地形。水中戦を得意とするキングドラには最適とも言える。

だがスピアーは飛行ができるため、このフィールドはあまり関係がない。

しかし、相手はジムリーダーが育てたポケモンだ。油断出来ない。

 

 

 

「キングドラ!ハイドロポンプ!」

 

 

 

キングドラは大きく息を吸い、勢いをつけて激流を放出する。

技の出が早い……スピアーはギリ躱せたけど、陸地フィールドの大半を破壊するほどの威力も相当だ。

まずいなぁ………ジムリーダー相手に挑むなんて無茶が過ぎたかな。

 

ん?スピアーをはこちらをチラッと見ていた。

小さく首を縦に降る。この仕草はスピアーの任せろというサインだ。

あぁ……俺も失礼な態度とっちゃったな。

スピアーがあれだけ頑張っているのに、負ける事をイメージしちゃった。

俺が本気にならないでどうする……スピアーありがとう……俺もマジで頑張るよ。

 

 

 

「スピアー!どくづき!」

 

 

 

スピアーはその神速とも言えるスピードでキングドラの背後を取り、どくづきを食らわせる。

不意の一撃で驚くキングドラだが、すぐに体勢を立て直し反撃と言わんばかりにハイドロポンプを打ち込んできた。

流石のドラゴンタイプだ、耐久面においても強い。

スピアーも自身が一撃で沈められなかった相手を見て、さらにやる気になってくれた。

これならいける気がする!

 

 

 

「これで終わりよ!キングドラ!りゅうせいぐん!」

 

 

 

キングドラは、空へとは巨大な光弾を打ち上げる。

やがてその光弾は失速すると、幾つにも分裂し光の雨となり降り注ぐ。

確かにりゅうせいぐんはドラゴンタイプの技の中でも一、二を争う程の大技。

普通ならここで負けるとおもってしまうだろう。

けど……スピアーは誰にも止められない。

 

 

 

「………………」

 

 

 

降り注ぐりゅうせいぐんの一つ一つを正確に避けていくスピアー。

これには流石に予想外だったのか、イブキさんは驚きの声をあげた。

 

 

 

「スピアー……どくづき!」

 

 

 

無防備となったキングドラに、正確無比の一撃を決めたスピアー。

キングドラは全身の力が抜けたようにゆっくりと倒れ、戦闘不能になる。

激戦の果てにスピアーは見事にその手に勝利を収めた。

 

 

 

「そこまで!キングドラ戦闘不能により、勝者はトレーナー・ホオズキ!!」

 

 

 

実況の号令とともに沸き立つ観客の声と拍手。

まさか優勝できるなんて思ってなかった………ちょっと実感わかないな。

 

 

 

「優勝おめでとう」

 

 

 

と向かいのコートにいたイブキさんが激励の言葉を頂く。

てっきり何かやべぇことでも言われるんじゃないかと思って、内心ビクビクしてました。

 

 

 

「いいバトルだったわ

 

今回は負けたけど、次は必ず勝つわ!」

 

 

 

「ははっ……」

 

 

 

宣戦布告と同時に、握手をした。

何かこういう新たな出会いってすごく好きなんだよね。

互いに認めあって実力を高めてバトルする。

トレーナーだったおばあちゃんもよく言ってたのを思い出すな。

 

 

 

「さあ皆!最高のバトルを見せてくれた二人に大きな拍手を!!」

 

 

 

さっきよりも大きな拍手が会場中に響く。

これにて大会は無事に終了した。

後は調査報告書を纏めて、戻るだけだ。

 

 

 

「ちょっと待って!!」

 

 

 

ん?どうしたんだイブキさん。

あんな大きな声で呼び出したりして。

 

 

 

「この後少し時間があるなら、少しついて来て欲しい所があるの」

 

 

 

…………つまりデートのお誘いってこと!?

 

 

 

 

 

 

 

[to be continued]




正直イブキさんの格好って、誰も突っ込まないのかなと思ってしまう方は素直に手を挙げてください。
挙げなかった方は、大人しくりゅうまいを積んでヌオーに殴ってください。

冗談はさておき、今回のアンケートにご参加いただき誠にありがとうございます。
ホオズキ君って特記戦力扱いされるとは思ってなかったです。
友人からは理想のパーティを伝えたところ、アカンやんとツッコミを入れられましたので、スピアーでどくづきしていこうと思います。
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