ジャスティスダンガンロンパX4  強くてコロシアイ再履修   作:M.T.

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非日常編③(学級裁判後編)

 

《学級裁判 再開!》

 

腐和「とりあえず、マナの身に何があったのかを今一度整理してみましょう」

 

響「整理も何も、犯人は聲伽で決まりだ!!あんな変な格好して凶器を持ってた奴が犯人に決まってらぁ!!」

 

秋山「歌音、ちょっと落ち着いてよ」

 

加賀「ふむ…とりあえず、聲伽を最初に見たという響と小鳥遊の話を聞いた方がいいのではないか?」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

響「《聲伽が犯人に決まってんだろうが》!!」

 

聲伽「う、うちは《何も知らん》!!」

 

小鳥遊 “でも私達が来た時、《聲伽さんは凶器を持っていました》”

 

聲伽「そんな…で、でも!研究室に入るくらいなら誰でもできるやろ!?《研究室には鍵がかかっとらんかった》っちゃんね?」

 

研究室には鍵がかかっていなかった…

いいえ、そんなはずはないわ!

 

 

 

《研究室には鍵がかかっとらんかった》⬅︎【小鳥遊さんの証言】

 

「それは違うわ!!」

 

《論 破》

 

 

 

聲伽「えっ…?う、うち、何か変な事言うたかな?」

 

腐和「マナ、二人があなたを探しに行こうとした時、研究室には鍵がかかっていたのよ」

 

聲伽「えっ、う、嘘!?」

 

小鳥遊 “ちなみに鍵は内側からしか施錠できないタイプです。なのでモノDJに開けてもらいました”

 

館井「完全な密室か……」

 

響「いや、密室かどうかはこの際どうでもいい。犯人はテメェ以外考えられねえだろうがよ!!」

 

闇内「うむ…とりあえず今出た情報を整理すると、響嬢と小鳥遊嬢は、聲伽嬢が凶器を持って内側から鍵がかかった研究室にいるのを見たと。そういう事でござるな?」

 

響「そうだっつってんだろが!!」

 

ネロ「だがこの二人の証言だけ聞いて判断するのはどうもなぁ」

 

腐和「そうね。とりあえず密室の件は一旦置いといて、皆の意見を聞いて状況を整理してみましょう。皆、昨日の夜時間の事で何か気になる事があったら何でも言ってちょうだい」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

聖蘭「夜時間中?何もございませんね。《寝ていた》ので」

 

聲伽「やっぱり《あげん時間に外に出た》のが間違いやったんやろか…」

 

古城「わ、ワシは見たんじゃ!《落武者の呪い》じゃ!!」

 

加賀「こんな時にふざけないでくれるか?」

 

食峰「大体、《夜時間中は外に出るな》っつー話になってたろ?」

 

今、気になる証言をした人がいたわね。

 

 

 

《落武者の呪い》⬅︎【古城さんの証言】

 

「それに賛成よ!!」

 

《同 意》

 

 

 

腐和「古城さんの証言をもう少し掘り下げてみる必要があるんじゃないかしら?」

 

古城「わ、ワシは、購買部に買い物をしに外に出たんじゃが…その時見たんじゃ!甲冑を着た落武者の霊が校舎内を徘徊しておるのを!!」

 

知崎「落武者の霊?何それ!すっごく不思議!」

 

腐和「古城さんの話によると、落武者の霊は人の身体を乗っ取って夜に徘徊するそうよ」

 

館井「………む」

 

腐和「私が何を言いたいのかって言うとね、古城さん以外で夜時間中に外を出歩いていた人が犯人だって事よ」

 

目野「ですが、そんな甲冑なんてどこから引っ張り出してきたんでしょうね!?」

 

それは…

 

 

 

コトダマ提示!

 

【古城さんの研究室の甲冑】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「おそらく古城さんの研究室からでしょうね。古城さんの研究室の甲冑は、実際に室町時代に亡くなった落武者が使っていたものだそうよ」

 

響「じゃあ尚更聲伽が怪しいじゃねえか!!」

 

闇内「う、ううむ…確かに…」

 

聲伽「うちやなか!!」

 

古城「ええい黙れい!!お主が落武者に乗っ取られて玉越を殺したんじゃろ!!」

 

聲伽「そげんわけなかやろ!!」

 

知崎「でもマナちゃんは自分が犯人じゃないって証拠を示せてないよね?何でなの?」

 

聲伽「それは、記憶が曖昧やけん…!」

 

響「とにかく投票だ投票!!」

 

秋山「待って、投票はまだ早いよ」

 

越目「お、おうそうだな!聲伽ちゃんが犯人なわけねえし!」

 

ネロ「俺はテメェらガキの勝手な判断で死にたくねえんだよ」

 

腐和「どうしよう…意見が分かれちゃったわね」

 

 

 

モノDJ『ヘイYOU!!聞いたかブラザー!!今意見が分かれたっつったのか!?』

 

モノクマ『うぷぷ、そんな時はボクらの出番ですね!オマエラ、どっちが正しいのかボクみたいに白黒ハッキリさせちゃいたいでしょ?ここは一つ、変形裁判所の出番ですな!』

 

古城「むむ!?変形とな!?」

 

目野「ッパアアアアアア!!!何やらベリィィィエレガンツッッッな香りがしますね!!」

 

秋山「遊んでる場合じゃないんだけど…」

 

モノクマ『それでは早速始めましょう!レッツ変形!!』

 

 

 

《意見対立》

 

 

 

そう言ってモノクマは席から謎の装置と鍵を取り出し、鍵を装置に差し込んだ。

すると、私達の席が宙に浮く。

 

古城「ぎゃわああああああ!!?」

 

目野「アッツァアアアアアアアア!!!」

 

知崎「何これ〜!すっごく不思議!」

 

館井「………早く降ろしてくれ」

 

席が変形し、私達は二つの陣営に分かれた。

 

 

 

【聲伽愛は犯人か?】

 

犯人だ! 古城、食峰、館井、知崎、響、目野、闇内

 

犯人じゃない! 秋山、加賀、聲伽、越目、聖蘭、小鳥遊、ネロ、腐和

 

 

 

ー議論スクラム開始ー

 

響「《犯人》は聲伽で決まりだっつってんだろが!!」

 

「マナ!」

 

聲伽「うちは《犯人》やなか!」

 

食峰「でも愛は《凶器》を握ってたんだろ!?」

 

「秋山君!」

 

秋山「《凶器》だけで決めつけるべきじゃないんじゃないかな?」

 

館井「しかし……研究室は《密室》だったのだぞ?」

 

「加賀君!」

 

加賀「状況にもよるが、《密室》を破る事自体は不可能じゃない」

 

闇内「そもそも聲伽嬢が夜時間中に《外》に出ていた時点で怪しいのではござらぬか?」

 

「越目君!」

 

越目「《外》に出なきゃいけない何か大事な用があったのかもしれねえだろ!」

 

古城「アレじゃろ!聲伽が《落武者》に乗っ取られて玉越を殺したんじゃ!」

 

「ネロ!」

 

ネロ「《落武者》の呪いなんざあるわけねえだろ」

 

知崎「えー、でもでもぉ。マナちゃんはさっきからまともに《反論》できてないじゃん!知ってた?」

 

「聖蘭さん!」

 

聖蘭「聲伽様ならきちんとやってないと《反論》していますわ!」

 

目野「じゃあ何で《聲伽さん》は甲冑と凶器を身につけたりなんかしてたんです!?」

 

「小鳥遊さん!」

 

小鳥遊 “《聲伽さん》は、もしかしたら真犯人に嵌められたのかもしれません”

 

響「うるせえ!!《証拠》はもう出揃ってんだよ!!もう議論の余地はねえじゃねえか!!」

 

「私が!」

 

腐和「出揃ってない《証拠》ならまだあるわ!」

 

 

 

《全論破》

 

腐和「これが私達の答えよ!」

 

秋山「これが俺達の答えだよ」

 

加賀「これが俺達の答えだ」

 

聲伽「これがうちらの答えだよ!」

 

越目「これがオレちゃん達の答えだよ」

 

聖蘭「これが私達の答えですわ!」

 

小鳥遊「………ん」

 

ネロ「これが俺達の答えだ」

 

 

 

腐和「証拠がまだ残っている以上は、まだ議論を続けるべきよ」

 

知崎「え?そんな証拠なんてあったかなぁ?ねえ皆知ってる?」

 

腐和「そうね…じゃあまず、そもそもマナがどうして外に出たのかを議論してみましょう」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

聲伽「う、うちは、《手紙で外に呼び出しゃれて》外に出たっちゃん」

 

響「ハア!?見苦しい《言い訳》だな!!嘘も大概にしろ!!」

 

聲伽「《嘘》やなか!!」

 

マナが夜時間中に外に出た原因…

それってもしかして…

 

 

 

《手紙で外に呼び出しゃれて》⬅︎【マナ宛の手紙】

 

「それに賛成よ!!」

 

《同 意》

 

 

 

腐和「嘘じゃないと思うわ。実際、マナ宛の手紙が部屋のドアに挟んであったそうなの」

 

知崎「あ、そういえばそんなのあったね!」

 

秋山「でもこれ、手書きの文字じゃないみたいだよ。これじゃあ筆跡から犯人を特定できないね」

 

古城「手書きじゃないならどうやってそんなもの用意したんじゃあ!?」

 

腐和「それについては、加賀君が証拠を持ってきてくれたわ」

 

加賀「俺がか?」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【コピー機の履歴】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「犯人は、生徒手帳のメモのスクリーンショットを印刷したんだと思うわ。実際、コピー機にはスクリーンショットを印刷した履歴が残されているしね」

 

越目「なんでわざわざそんなめんどくさい事したんだ?」

 

加賀「筆跡から足がつくのを防ぐためだろうな」

 

響「だったら尚更聲伽のでっちあげの可能性も捨て切れねえぞ!!」

 

聲伽「うち、そげん事しとらんよ!」

 

腐和「でも確かに、これだとマナの無実を証明するのには少し弱いわね。もう少し議論してみましょう」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

聲伽「うちは、手紙で呼び出しゃれて《古城ちゃんの研究室》ば行ったっちゃん!やっぱり、夜時間中に外に出たとが間違いやったんやろうか…」

 

知崎「うんうん!それで?」

 

聲伽「そいで、いきなり後ろからガツン!って《頭ばくしゃられて》…」

 

響「ハア!?そんな言い訳《信じるわけねえだろ》!!」

 

聲伽「言い訳やなか!!本当に頭くしゃられたっちゃん!!」

 

マナの証言は言い訳なんかじゃないわ…!

 

 

 

《信じるわけねえだろ》⬅︎【マナの証言】

 

「それは違うわ!!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「嘘じゃないと思うわ。実際手紙で呼び出されて古城さんの研究室に向かったのは認めてるわけだし」

 

響「だからこそ怪しいんじゃねえか!!古城の研究室に行ったのを認めてんのは聲伽だけなんだろ!?」

 

加賀「もし聲伽が犯人なら、いきなり頭を殴られて気絶させられました、なんて言い訳が通用するとは思ってないはずだ」

 

闇内「では聲伽嬢は誠に気絶させられたのでござるか…」

 

 

 

響「響かせてやるよ、魂の叫びをよ!!」

 

《反 論》

 

 

 

腐和「響さん?」

 

響「テメェはさっきから聲伽を庇ってばっかでまともな証拠を出してねえじゃねえかよ!!そんなガバガバの推理、オレがブチ破ってやるぜ!!」

 

 

 

ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー

 

響「大体よお、頭殴られたっつーのも聲伽本人が言ってた事じゃねえか!!」

 

腐和「でも、こんな周到な事をする犯人がそんな見苦しい言い訳をするかしら?」

 

響「それも、そう思わせる為の罠かもしれねえだろが!!手紙も、筆跡がわからねえ以上は聲伽の自作自演って線も捨て切れねえぜ!?」

 

腐和「そんな事したら、余計に怪しまれるだけだと思うのだけれど…」

 

響「うるせえ!!アイツがやったとしか考えられねえだろ!!そもそも、夜時間中出歩いてた事自体が怪しいんだからよ!!アイツは、手紙で呼び出されて頭殴られたとか嘘ついて投票を間違えさせるつもりなんだよ!!《証拠がねえ》んだからどうとでも言えんだろうが!!玉越を殺した犯人は聲伽で決まりだ!!」

 

いいえ、マナが嘘をついていない証拠ならあるわ!

 

《証拠がねえ》⬅︎【たんこぶ】

 

 

 

「その言葉、撃ち抜いてあげる!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「マナが嘘をついてない証拠ならちゃんとあるわよ」

 

響「ハア!?」

 

腐和「マナ、帽子を脱いで頭を皆に見せてあげて」

 

聲伽「わかった!」

 

マナは、帽子を脱いで後ろ向きに立ち、皆に後頭部を見せた。

 

館井「……これに何の意味があるというのだ?」

 

腐和「そうね…小鳥遊さん、加賀君。マナの頭を診てあげて」

 

加賀「わかった」

 

小鳥遊「ん」

 

小鳥遊さんと加賀君は、マナに歩み寄ってマナの後頭部を調べた。

 

小鳥遊「あ……」

 

加賀「これは…頭に瘤ができているな。相当強く打撃を受けたんだろう」

 

腐和「ほらね?マナは嘘をついてなかったでしょう?」

 

古城「いやしかし…それもでっちあげの可能性が…」

 

秋山「ないない」

 

知崎「でもでもぉ、マナちゃんの無実が証明されたのはいいけどぉ、マナちゃんを殴った凶器は?」

 

腐和「…そうね。次はマナの意識を奪った凶器について話し合いましょう」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

古城「《落武者の呪い》じゃろ!!」

 

知崎「えー、また呪いなの?不思議不思議〜!」

 

ネロ「真面目に考えろやバカガキ共」

 

館井「…凶器セットの《ハンマー》が怪しそうだが」

 

小鳥遊 “そんなもので殴ったらたんこぶで済まないと思います”

 

越目「《いい感じの角》にぶつけたとか?」

 

秋山「いい感じの角って何だよ…」

 

闇内「保健室にあった《大人のおもちゃ》という線も捨て切れぬでござるな!」

 

目野「ポアアア!!確かに殺さずに殴るには最適ですね!!」

 

聖蘭「穢らわしい…真面目に議論に参加して下さい」

 

いや、あながち間違いじゃないかもしれないわ。

 

 

 

《大人のおもちゃ》⬅︎【血のついた電マ】

 

「それに賛成よ!!」

 

《同 意》

 

 

 

腐和「闇内君の言う通り、凶器は保健室にあった電m…ゲフンゲフン、大人のおもちゃだと思うわ」

 

聖蘭「なっ……!?」

 

越目「あーあ、議論が行き詰まりすぎてとうとう腐和ちゃんがおかしくなっちまった」

 

聖蘭「ああ、なんという事でしょう…!腐和様が不埒な悪魔に取り憑かれてしまいましたわ!」

 

ネロ「真面目に議論しねえと根性焼きすんぞクソガキ」

 

腐和「ちょ、ちょっと待って!私は正気よ!あるのよ、証拠が!保健室に血のついたおもちゃがあったのよ!そうでしょ闇内君!?」

 

闇内「ああ、確かに置いてあったでござるな」

 

秋山「ええっと…と、とりあえずこれで聲伽さんの意識を奪った凶器が明らかになったって事でいいのかな?」

 

加賀「して…密室を破った方法は?それがわからなければ議論を先に進められないのではないか?」

 

腐和「それなら心当たりがあるわ」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【糸がついたセロテープ】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「古城さんの研究室のサムターン錠に、糸がついたセロテープが貼ってあったの。犯人はまず室内からサムターンにテープで糸を貼ってドアを閉め、外から糸を引いてサムターンを施錠したのよ」

 

秋山「あっ、そういえばサムターンに貼ってあったね。じゃあ研究室に残っていた糸は?」

 

腐和「多分密室を作った後で糸を回収しようとしたけど、糸を回収する時に失敗して糸が室内に残ってしまったのね」

 

越目「んー…密室のトリックがわかったのはいいけどよ。結局犯人が聲伽ちゃんを呼び出して気絶させたのは何でだったんだ?」

 

聖蘭「それに、古城さんが見た落武者の霊というのは一体…?」

 

館井「犯人が何故古城に下剤を盛ったのかもわからないままだしな……」

 

さて。ここで事件の全容と犯人の目的を明らかにしておかなくちゃね。

 

 

 

聲伽宛の手紙の差出人は?

 

1.聲伽愛

2.真犯人

3.古城いろは

 

➡︎2.真犯人

 

 

 

聲伽を呼び出した本当の目的は?

 

1.脱出についての作戦会議

2.殺害

3.スケープゴート

 

➡︎3.スケープゴート

 

 

 

古城に下剤が盛られたのは何故?

 

1.部屋の外に誘き出す為

2.嫌がらせ

3.殺害する為

 

➡︎1.部屋の外に誘き出す為

 

 

 

古城が校舎で見た落武者の霊の正体は?

 

1.落武者の亡霊

2.聲伽愛

3.真犯人

 

➡︎3.真犯人

 

 

 

落武者の霊が校舎を徘徊していた目的は?

 

1.誰かを殺しに行こうとした

2.自分の姿を見せつけようとした

3.サプライズ

 

➡︎2.自分の姿を見せつけようとした

 

 

 

聲伽が着ていた甲冑は?

 

1.犯人が着せた

2.自分で着た

3.落武者の霊が着せた

 

➡︎1.犯人が着せた

 

《COMPLETE!!》

 

 

 

腐和「わかったわ!この事件の全貌がね!」

 

聲伽「えっ、ほ、本当!?」

 

腐和「ええ。まず犯人は、パーティー中に古城さんの食事に下剤を盛ったの。部屋の外に誘き出す為にね。そして古城さんは、まんまと犯人の罠に嵌ってオムツを買いに部屋の外に出たというわけ」

 

越目「いやいや、何で古城ちゃんを部屋の外に出す必要があんだよ?犯人からしたら、むしろ部屋の外をウロチョロされたら困るんじゃねえのか?」

 

腐和「それは今から説明するわ。犯人は、古城さんの言っていた落武者の呪いを利用する事にしたの」

 

知崎「利用?どういう事?」

 

腐和「夜になると、落武者の霊が生きた人間の身体を乗っ取り、血を求めて夜な夜な徘徊するという呪い。犯人は自分で甲冑を着て校舎内を徘徊し、その姿を古城さんに見せつける事で、『犯人=甲冑を着ていた人間』だと私達に思い込ませようとしたのよ」

 

秋山「じゃあまさか、犯人が聲伽さんを呼び出したのって…」

 

腐和「そのまさかよ。その思い込みを成立させるには、スケープゴートの存在が必要だったの。だから犯人は、マナを呼び出して気絶させ、自分が着ていた甲冑をマナに着せたの。そうすれば、『犯人=甲冑を着ていた人間』という方程式は既に固定概念として刻まれているから、甲冑を着たマナを見れば誰だってマナを犯人だと思い込むでしょ?」

 

加賀「そういう事か…俺達はまんまと犯人の手の上で転がされていたのだな」

 

越目「けどよ!!何で聲伽ちゃんが生贄にされなきゃいけなかったんだよ!?」

 

腐和「このケースでのスケープゴートとしての適性は主に三つよ。真犯人と体格が近い事、甲冑姿で玉越さんを斬り殺せるだけの身体能力がある事、そして自分の誘いに対して何の疑いもなく応じる人の良さよ」

 

知崎「って事は、犯人はマナちゃんと体格が近い人って事だよね?じゃあネロおにいといろはちゃん、それから建次郎おにいは除外だね!」

 

目野「じゃあ犯人は食峰さん、小鳥遊さん、知崎さん、響さん、闇内さんの5人の中にいるって事ですね!?」

 

ネロ「おいおい、そうやってローラー作戦で絞っていく気か?時間がいくらあっても足りないぞ」

 

知崎「うーん、何か犯人に繋がる手がかりがあればね!ねえ緋色ちゃん、何かなかった?」

 

腐和「犯人に繋がる手がかり…」

 

ひょっとしてあれの事かしら…?

 

 

 

コトダマ提示!

 

【謎のメッセージ】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「ダイイングメッセージ…」

 

秋山「え?」

 

腐和「実は、玉越さんの遺体のそばにこんなメッセージが残されていたの。玉越さんが書いたものとみて間違いないわ。きっと玉越さんは、力尽きる前に犯人を私達に教えようとしてくれたのよ」

 

そう言って私は、メッセージの写真を皆に見せた。

 

聲伽「え…何これ…」

 

闇内「犯人の名前など書いておらぬが?」

 

腐和「そのまま書いたら犯人にバレるからね。これは真犯人を指し示した暗号よ」

 

知崎「えー暗号!?なになに!?なんだか不思議な感じ!」

 

食峰「『4Q』って読めるな!!」

 

腐和「ええ、私も最初はそうだと思っていたのだけれどね。違うのよ」

 

館井「どう違うのだ?」

 

腐和「メッセージの横にはねている血、これは読点よ。つまりこのメッセージは、『4Q、』と書かれているのよ」

 

古城「それがわかったから何じゃ!!」

 

 

 

加賀「……ああ、なるほど。解けたぞ」

 

秋山「っ…!?そんな、嘘だろ…!?」

 

小鳥遊「………ん」

 

どうやらあの3人はもう真犯人に辿り着いたみたいね。

 

聲伽「えっ、何、何!?小鳥遊ちゃん達はもう解けたの!?」

 

知崎「ねえねえ犯人わかったんだって!ねえねえ知ってる?知ってる越目おにい?」

 

越目「オレに振んなよ…つかわかってる奴らだけで話進めないで!?オレまだついていけてねえんだけど!」

 

腐和「まあそうよね。皆、いきなりで悪いけど、私が今からいう単語を画像検索してくれるかしら?」

 

聖蘭「それは構いませんが…」

 

腐和「実はこのメッセージは、あるものに対応しているの」

 

 

 

 

 

ー閃きアナグラム開始ー

 

 

 

キ ー ボ ー ド ノ カ ナ ニ ュ ウ リ ョ ク

 

 

 

【キーボードのかな入力】

 

「そういう事ね!」

 

 

 

腐和「このメッセージは、キーボードのかな入力と対応しているの。皆、突然で悪いけど、『キーボード かな入力』で画像検索してちょうだい」

 

古城「したぞ!!」

 

腐和「じゃあその画像を見て、メッセージと照らし合わせてかなに変換してみて。例えば、『4』は『う』に変換すればいいのよ」

 

聲伽「そうやっていけば犯人の名前が浮かび上がるんやな!?わかった!」

 

その法則に従って暗号を解いて、浮かび上がる名前は……

 

 

 

《人物指定》

 

 

 

腐和緋色

 

聲伽愛

 

玉越翼

 

小鳥遊由

 

知崎蓮

 

食峰満

 

越目粧太

 

聖蘭マリア

 

古城いろは

 

加賀久遠

 

目野美香子

 

館井建次郎

 

秋山楽斗

 

響歌音

 

ネロ・ヴィアラッテア

 

闇内忍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

➡︎響歌音

 

「犯人はあなたよ、響さん!!」

 

 

 

 

響「…………………………」

 

 

 

響「……はぁ!!?オレ!?」

 

腐和「このメッセージを解くと、『うたね』…そう、あなたが犯人よ」

 

聲伽「えっ、響ちゃんが!?嘘やろ!?」

 

聖蘭「そんな、あり得ませんわ!響さんは玉越さんとあんなに仲良くしていらしたのに…!」

 

腐和「愛憎相半ばする、って言うでしょ?仲良くしていたからこそ、募る不満もあったんでしょうね」

 

ネロ「そういやあ、やたらマナの犯人説をゴリ押ししてたのもこいつだったな」

 

加賀「最初に聲伽を発見したのも響だったしな」

 

知崎「じゃあ歌音おねえが犯人だったんだね!」

 

腐和「まあでもダイイングメッセージを解いただけだから、まだ断定はできないけれどね。実際のところ、どうなのかしら?」

 

響「うんなわけねーだろうが!!!」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

響「オレが《犯人》だと!?ふざけんのもいい加減にしろやクソが!!」

 

知崎「えー、でもでもぉ!《ダイイングメッセージ》はキミの名前だったよねえ?」

 

響「んなもん、誰かが《オレを嵌める為》に書いたに決まってんだろが!!」

 

加賀「筆跡は玉越のものだったが?」

 

響「じゃ、じゃあ玉越が間違えて書いたんだろ!!大体、オレがあんな《クソだせえ甲冑着て校舎をうろついたりするわけねえ》だろうが!!」

 

古城「た、確かにワシが聞いた落武者の笑い声は《響のものではなかった》が…」

 

聖蘭「こ、声を聞いたのですか!?」

 

古城「おうおう!!ハッキリとこの耳で聞いたぞ!!とにかく《しわがれてて気色悪い声》じゃったな!!」

 

知崎「うんうん!ボクもそう聞いてるよ!」

 

響「ほらみろ!!古城が聞いたのは《男の声》だ!!オレの声とは違うじゃねえか!!」

 

ちょっと待って…?

今、明らかにおかしい発言をしたわよね?

 

 

 

《男の声》⬅︎【亡霊の声】

 

「それは違うわ!!」

 

《論 破》

 

 

 

響「ハアン!?オレの発言のどこがおかしいんだよ!!」

 

腐和「響さん。古城さんは、落武者の声が男の声だなんて一言も言ってなかったわよ?」

 

響「っ…………!?」

 

腐和「ちなみにそれを知ってるのは、私と古城さん以外では越目君と知崎君だけよ。どうしてあなたがそれを知ってるのかしら?言っておくけど、二人に教えてもらったなんて言い訳はナシよ?」

 

響「うっ…うるせえなあ!!落武者の声っつったらフツー誰だって男だって思うだろが!!そんな揚げ足取りで犯人にされてたまるかってんだ!!」

 

館井「確かに、男の声なら響の声とは違うのは事実だしな……これはどうなるのだ?」

 

腐和「いいえ、落武者の声の正体は彼女で間違いないわ」

 

響「はあ!?名前通り頭まで腐ってんのかテメェ!!女のオレがどうやって男の声を出すんだよ!?」

 

それは…

 

 

 

 

 

ー閃きアナグラム開始ー

 

 

 

コ エ マ ネ

 

 

 

【声真似】

 

「そういう事ね!」

 

 

 

腐和「響さん。【超高校級のボーカリスト】のあなたなら、男性の声を真似るくらいわけはないんじゃないかしら?あなたは確か、小さい頃に秋山君に声真似を披露してあげていたのよね?」

 

響「っ…!そ、それは…」

 

腐和「そこら辺どうなのかしら、秋山君?」

 

秋山「確かに、歌音は男の声も真似できるよ。でも、だからって……」

 

 

 

響「うるっせえんだよクソが!!!」

 

《反 論》

 

 

 

目野「ひぃい!!?」

 

秋山「う、歌音…?」

 

腐和「うるさいのはあなたの方よ、響さん」

 

響「黙れ黙れ黙れ!!オレは犯人じゃねえっつってんだろうがああああ!!!」

 

 

 

ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー

 

響「声真似ができるからオレが犯人だと!?ふざけんじゃねえ!!大体、声真似できる奴ならオレ以外にもいるじゃねえか!!」

 

腐和「言っておくけど、【超高校級のボーカリスト】の才能を持っているのはあなただけよ?」

 

響「聲伽だよ!!アイツは蝶ネクタイ型の変声機を持ってただろが!!あのクソだせえ甲冑に紛れ込んでんのを見たんだよ!!アレを使えば、アイツにだって《声を変える事はできる》だろ!?アイツは、変声機を使って声を変えて校舎をうろついたんだ!!オレは犯人じゃねえ!!クソ聲伽に嵌められたんだよ!!」

 

確かに、変声機を使えば女子でも男性の声を出す事が可能かもしれない。

だけど今回の場合、それは絶対に不可能よ!

 

《声を変える事はできる》⬅︎【壊れた蝶ネクタイ型変声機】 

 

 

「その言葉、撃ち抜いてあげる!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「残念だけど、マナは変声機を使えなかったはずよ」

 

響「何でだよ!?」

 

腐和「あの変声機、壊れてるのよ。あれはマナがモノクママシーンで引き当てたものなのだけれど、ゲットした直後に不運が発動して壊れちゃったの」

 

秋山「不運?」

 

腐和「マナには、幸運が起こると必ずその幸運がチャラになる程の不運が降りかかるという体質があるのよ。マナは持ち前の幸運で前から欲しがってた変声機を引き当てたけど、その直後に変声機が壊れてせっかくの幸運がチャラになってしまったというわけ。ちなみに買ったその場で壊れるところは私も見てるから、変声機を使った後でわざと壊して証拠隠滅したって言い訳は通らないわよ」

 

響「も、もう一個持ってたのかもしれねえだろうが!!」

 

加賀「言っておくがアレは百万分の一以下の確率でしか手に入らないレアアイテムだ。一人の人間が二つも持っているなんて言い訳は苦しいんじゃないか?」

 

響「ぐ、ぐうぅうううう…!!」

 

聲伽「うちの不運が決め手になった…」

 

知崎「きゃはは、マナちゃんお手柄だねえ」

 

腐和「それにね。あなたが犯人だっていう証拠はまだあるの」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【黒いゴミ】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「実は、保健室に黒いゴミが落ちていたの」

 

響「それが何だっつーんだよ!?」

 

腐和「これは玉越さんの血の上に落ちていたから、玉越さんが殺された後で落ちたものだと考えて間違いないわ。それより前に落としてたら聖蘭さんが掃除しているはずだしね。これ、あなたの落とし物でしょう?」

 

響「ふざけんなぁぁぁ!!!」

 

 

 

ーーー 理論武装開始! ーーー

 

響「違えっつってんだろ!!」

 

響「オレは犯人じゃねえ!!」

 

響「たかがそんなゴミで!」

 

響「黒い物なんてどこにでもあんじゃねえか!」

 

響「そんなの知らねえ!」

 

 

 

響「何なんだよそのゴミはよお!!?」

 

【響】【の】【つけている】【ネイル】

 

腐和「これで終わりよ!!」

 

 

 

腐和「保健室に落ちていたゴミ、それはあなたのつけているネイルよ!」

 

響「っ………!!」

 

知崎「あ、そういえば爪みたいな形してたね!」

 

腐和「多分、玉越さんを斬りつけた時に剥がれたのね」

 

響「ぐっ、うぅううう…!!」

 

腐和「響さん、手を出しなさい。もしこれがあなたの落とし物なら、このゴミをあなたの爪にはめれば一致するはずよ」

 

響「いっ…いやっ、嫌だ!!」

 

秋山「歌音」

 

響「っ……!」

 

秋山「腐和さんが見せろって言ってるんだから、早く両手を見せろ」

 

秋山君が威圧するように静かに命令すると、響さんはビクビク怯えながら両手を前に差し出した。

 

腐和「小鳥遊さん、これを響さんの爪と照らし合わせてくれないかしら?」

 

小鳥遊「ん」

 

私が小鳥遊さんにゴミを渡すと、小鳥遊さんは響さんの爪とゴミを比べて確認した。

 

小鳥遊「あ……」

 

腐和「どう?一致した?」

 

小鳥遊「ん」

 

私が尋ねると、小鳥遊さんが頷く。

 

ネロ「…フン、決まりだな」

 

聖蘭「そんな…!」

 

腐和「最後に、事件の真相を振り返りましょう」

 

 

 

ークライマックス推理開始!ー

 

【Act.1】

事の発端は、モノクマの用意した動機だったわ。

犯人にはきっと、仲間を殺してでも知りたい何かがあったのね。

犯人がターゲットに選んだのは、玉越さんだった。

どうしても生き残りたかった犯人は、古城さんの言っていた落武者の呪いを利用して、マナをスケープゴートに仕立て上げる事にしたの。

 

【Act.2】

殺人計画を立てた犯人は、保健室から遅効性の下剤と男子用のお医者さんなりきりセットを、古城さんの研究室から甲冑と日本刀を盗み出した。

そしてパーティー中、古城さんの料理か飲み物に遅効性の下剤を盛り、夜時間中にオムツを買いに外に出るよう仕向けたの。

マナ宛の呼び出しの手紙を生徒手帳のメモ機能を使って打ち込み、メモ機能の画面のスクリーンショットを購買部のコピー機で印刷すれば、下準備は完成よ。

下準備を全て終えた犯人は、口頭か手紙で玉越さんに保健室に来るよう伝えた。

玉越さんは、これから殺されるとも知らずに犯人の誘いに乗ってしまったの。

 

【Act.3】

玉越さんが保健室に入ってくると、犯人は返り血を防ぐ為にお医者さんなりきりセットの白衣を後ろ前に着て、いきなり玉越さんに斬りかかった。

この時犯人が額帯鏡をつけていたせいで、照明の反射光で目潰しされた玉越さんは、反応が遅れてそのまま犯人に斬り伏せられてしまったの。

でもこの時はまだ、玉越さんは生きていた。

玉越さんは、最期の力を振り絞ってダイイングメッセージを遺したわ。

だけど犯人は、確実にトドメを刺すために容赦無く玉越さんの身体を何度も刺し、玉越さんはそのまま絶命してしまったの。

この時犯人は、自分のネイルを落としてしまうという痛恨のミスを犯してしまったのだけれど、その事に気付かずに次の準備に取り掛かったわ。

 

【Act.4】

保健室を出た犯人は、そのまま焼却炉に白衣と額帯鏡と下剤の瓶を捨てに行き、鉄格子で仕切られていた焼却炉のボタンを日本刀で押して焼却炉を稼働させた。

そして自分の身体についた血は、厨房のペットボトルの水で洗い流し、空になったペットボトルはゴミ箱に捨てたの。

そうして殺人の証拠を消した犯人は、盗み出した甲冑と日本刀を身につけて校舎を徘徊した。

するとその時犯人の狙い通り、お腹を下した古城さんがオムツを買いに購買部を訪れたの。

そこで犯人は、これ見よがしに廊下を歩き回ってその姿を古城さんの目に焼き付けたわ。

 

【Act.5】

ご丁寧に落武者の声真似までして古城さんの恐怖心を最大限に煽り、狙い通り古城さんが怖気付いてすぐに個室に引き篭ったのを確認すると、犯人は甲冑と脱いでどこかに隠し、マナの部屋のインターホンを鳴らして手紙をドアに挟んだの。

素直に呼び出しに応じたマナは古城さんの研究室に行こうとしたんだけど、それはマナをスケープゴートにするために犯人が仕組んだ罠だった。

古城さんの研究室にマナが来ると、待ち伏せしていた犯人は、保健室にあった大人のおもちゃでマナの頭を思いっきり殴って気絶させたの。

 

【Act.6】

マナを気絶させた犯人は、自分が着ていた甲冑をマナに着せ、凶器の日本刀をマナに握らせて研究室のソファーに座らせた。

そしてあらかじめ用意しておいた糸とセロテープを研究室のサムターンに貼り付け、そのまま退室したの。

あとはドアの外に垂らした糸を引けば、密室の完成よ。

でもここで犯人は、再びミスを犯したわ。

余程焦っていたのか、密室のトリックに使った糸の回収に失敗してしまったの。

でも内側から鍵をかけてしまった以上、糸を回収する手段はなくなってしまった。

仕方なく犯人は糸の回収を諦め、凶器のおもちゃを元の場所に戻しに行き、そのまま何食わぬ顔で自分の部屋に戻ったわ。

 

「これが事件の真相よ。そうでしょう!?【超高校級のボーカリスト】響歌音さん!!」

 

 

 

秋山「そうなの…?歌音……」

 

響「うぅ………クソッ…クソクソクソ!!クソがぁああああああああ!!!」

 

ネロ「随分と長い道のりだったが、もう謎はないだろう。おいモノクマ、さっさと始めろ」

 

モノクマ『うぷぷぷ、もう結論は出たみたいですね?では始めちゃいましょうかね』

 

モノDJ『全員必ず誰かには投票しろよ!?無投票は問答無用でオシオキだぜYEAHHHH!!!』

 

モノクマ『ではでは、投票ターイム!!』

 

モノクマがそう言うと、席にボタンが表示され投票時間が始まった。

私は、最後まで迷っていた。

私の投票次第で、響さんの…いえ、ここにいる全員の運命が決まってしまう。

悩んだ末に…

 

 

 

私は響さんに投票した。

 

死にたくなかった。

他の皆を死なせたくなかった。

だから、響さんを見殺しにする事を選んだ。

………最低じゃない、私。

 

モノDJ『投票の結果、クロとなるのは誰なのか!?その結果は正解か不正解なのかぁああ!!?』

 

モノクマ『ワクワクでドキドキの投票ターイム!!』

 

モニターにスロットが表示される。

ドラムロールと共にリールの回転速度が落ちていき、響さんの顔のドット絵が3つ揃った所でリールが止まった。

その直後、正解を褒め称えるかのように、はたまた私の潰し合いを嘲笑うかのように、歓声と共に大量のメダルが吐き出された。

 

 

 

《学級裁判 閉廷!》

 

 

 

 

 


 

 

 

ーーー 生き残りメンバー ーーー

 

【超高校級の警察官】腐和(ふわ)緋色(ひいろ)

 

【超高校級の幸運】聲伽(こえとぎ)(まな)

 

【超高校級の獣医】小鳥遊(たかなし)(ゆい)

 

【超高校級の???】知崎(ちさき)(れん)

 

【超高校級の美食家】食峰(しょくほう)(みつる)

 

【超高校級のメイクアップアーティスト】越目(こすめ)粧太(しょうた)

 

【超高校級の聖母】聖蘭(せいらん)マリア

 

【超高校級の考古学者】古城(こじょう)いろは

 

【超高校級の魔術師】加賀(かが)久遠(くおん)

 

【超高校級の機械技師】目野(めの)美香子(みかこ)

 

【超高校級の大工】館井(たてい)建次郎(けんじろう)

 

【超高校級の音楽プロデューサー】秋山(あきやま)楽斗(がくと)

 

【超高校級のボーカリスト】(ひびき)歌音(うたね)

 

【超高校級のマフィア】ネロ・ヴィアラッテア

 

【超高校級の忍者】闇内(やみうち)(しのぶ)

 

残り15名

 

 

 

ーーー 死亡メンバー ーーー

 

【超高校級のバレーボール選手】玉越(たまこし)(つばさ)

 

以上1名

 

 

 

 

 




次回、クロの動機とは一体…!?
まあ多分想像つく人はつくと思います。

今更だけど推し教えて

  • 腐和緋色
  • 聲伽愛
  • 玉越翼
  • 小鳥遊由
  • 知崎蓮
  • 食峰満
  • 越目粧太
  • 聖蘭マリア
  • 古城いろは
  • 加賀久遠
  • 目野美香子
  • 館井建次郎
  • 秋山楽斗
  • 響歌音
  • ネロ・ヴィアラッテア
  • 闇内忍
  • リカ
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