ジャスティスダンガンロンパX4  強くてコロシアイ再履修   作:M.T.

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非日常編③(学級裁判後編)

 

《学級裁判 再開!》

 

腐和「とりあえず、事件の詳細についてもう一度振り返ってみましょう」

 

越目「振り返るっつっても、これ以上何を話し合うんだよ?」

 

腐和「そうね。じゃあ逆に聞くけど…」

 

 

 

腐和「小鳥遊さんが死んだのはいつだと思う?」

 

聲伽「え…?」

 

腐和「死亡時刻について、もう一度話し合う必要があるんじゃないかしらね」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

聲伽「いつ死んだかって…《お昼の12時過ぎ》やろ?」

 

古城「うむ!そうじゃな!」

 

秋山「もっとよく考えてみてよ。《何か見落とし》があるかもしれないよ」

 

越目「つってもよぉ…もうこれ以上《謎なんか無え》んじゃねえの?」

 

うーん…本当にそうなのかしら?

 

 

 

《お昼の12時過ぎ》⬅︎【遺体の状態】

 

「それは違うわ!!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「マナ、多分小鳥遊さんが死んだのは昼の12時じゃないと思うわ」

 

マナ「えっ!?」

 

腐和「加賀君の検視結果だと、死亡推定時刻は最低でも12時間前なの。昼の12時に死んだんだとすると、矛盾するでしょ?」

 

加賀「まあ死後12時間も経っている死体にしては顔が綺麗すぎるとは思ったが…死後硬直や死斑から判断したから間違いない」

 

腐和「そういう事。私も最初は勘違いしてたんだけど、小鳥遊さんが死んだのは昼の12時よりもっと前だったのよ。それを示す根拠もあるわ」

 

小鳥遊さんが昼間に亡くなったのだとするとおかしな点…

それは…

 

 

 

コトダマ提示!

 

【遺体付近の血痕】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「小鳥遊さんの遺体の血よ。よく見ると、血の乾き方にばらつきがあったの。完全に乾ききっている場所と、まだ乾いていない場所があったの。昼の12時に殺されたんだとしたら、湿度の高い更衣室で溜まった血が完全に乾くなんて事、ないはずよね?」

 

加賀「確かに、まるで一度広がった血の上からまたさらに血が飛び散ったみたいな乾き方だったな」

 

聖蘭「でもそうだとすると、どうして血の上から血が飛び散ったりしたんでしょう?」

 

腐和「それは犯人の仕業でしょうね。犯人はあるものを使ったのよ」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【輸血パック】【血のついたパック】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「トラッシュルームに、血のついたパックが捨ててあったの」

 

古城「それが何だというのじゃ!!」

 

腐和「捨ててあったのは多分、小鳥遊さんの研究室にあった輸血パックよ。犯人は、輸血パックの血を使って乾いた血を隠そうとしたのよ」

 

秋山「なるほどね…」

 

腐和「これで分かったわよね?小鳥遊さんは昼の12時よりもっと前に殺されていて、犯人は輸血パックの血を遺体にかける事で死亡推定時刻を誤認させようとしたんだわ」

 

 

 

聲伽「その言葉、斬っちゃうよ!」

 

《反 論》

 

 

 

聲伽「緋色ちゃん、それはおかしいよ!」

 

腐和「でも、検視結果と照らし合わせるとそうとしか考えられないわ。現に輸血パックだって使われてるわけだし…」

 

聲伽「わかった、そこまで言うなら証明しちゃる!」

 

 

 

ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー

 

聲伽「小鳥遊ちゃんが殺しゃれたんな、やっぱりお昼ん12時ばい!」

 

腐和「でも加賀君は12時間以上前に死んでるって言ってるのよ?」

 

聲伽「そげんの、加賀くんがでたらめ言いよーだけかもしれなかろうもん!」

 

腐和「じゃあ輸血パックは?破れた輸血パックがトラッシュルームに捨てられてたのよ?」

 

聲伽「だからって犯行に使われたとは限らんばい!だって、モノクマファイルには《死亡推定時刻はお昼の12時》って書いてあるばい!こん事実がある以上、小鳥遊ちゃんがお昼ん12時に殺しゃれたんな紛れもなか事実ばい!!」

 

本当にモノクマファイルにはそう書いてあったかしら…?

 

《死亡推定時刻はお昼の12時》⬅︎【モノクマファイル②】

 

 

 

「その言葉、撃ち抜いてあげる!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「マナ、やっぱり小鳥遊さんが死んだのはもっと前よ。モノクマファイルをよく見て?」

 

聲伽「見たよ!死亡推定時刻は12時20分だってちゃんと書いてあるばい!」

 

腐和「あのね、モノクマファイルには確かに『12時20分』とは書いてあったけど、()()()()()()()()()1()2()()2()0()()()は書いてないのよ!」

 

聲伽「あっ……!」

 

腐和「これでハッキリしたわね。小鳥遊さんが死んだのは、午前12時20分…つまり、夜中の12時だったのよ!」

 

聲伽「なっ…でも、12時20分っていったら普通お昼ん方やろ!?」

 

モノクマ『うぷぷぷ、そのファイルは何も前回と表記が一緒とは限らないよ。ボクは、その時の状況に応じてフレキシブルな対応をしているのです!』

 

腐和「だそうよ。これでハッキリしたわね」

 

聲伽「でも…でも…!やっぱりおかしいよ!だって、アレがあるやろ!?アレがあるけん、やっぱり小鳥遊ちゃんはお昼まで生きとったっちゃん!」

 

知崎「アレじゃわかんねーよ!ちゃんと言葉にしてよ!」

 

マナの言っているアレ…

もしかしてあれの事かしら?

 

 

 

コトダマ提示!

 

【メッセージのログ】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「マナが言っているアレって、朝食の時に小鳥遊さんから私宛に来たメッセージの返信じゃないの?」

 

聲伽「そう!緋色ちゃんに小鳥遊ちゃんからメッセージが来とーっちゃけん、そん時は小鳥遊ちゃんは生きとったんやなかと!?」

 

食峰「確かに…死んだ奴がメッセージ送れるわけねえしな」

 

闇内「双子だったとか…影武者がいたという可能性は?」

 

秋山「そんなわけないでしょ…」

 

古城「あ!わかったぞい!幽霊じゃ!小鳥遊の幽霊が送ったんじゃ!」

 

館井「……やめろ。俺はそういう話は本当に無理なんだ」

 

私宛に小鳥遊さんの電子生徒手帳からメッセージが送られてきた理由…

それって…

 

 

 

 

 

ー閃きアナグラム開始ー

 

 

 

ハ ン ニ ン ガ ソ ウ サ シ タ

 

 

 

【犯人が操作した】

 

「そういう事ね!」

 

 

 

腐和「簡単な話よ。私にメッセージを送ってきたのは、小鳥遊さんじゃなかったの」

 

聲伽「え?どういう事?」

 

腐和「思い出して。犯人は、小鳥遊さんの電子生徒手帳を奪って女子更衣室に入ったのよね?もし小鳥遊さんが夜中に死んだんだとしたら、小鳥遊さんの電子生徒手帳を持ってるのは誰かしら?」

 

聖蘭「ええと…犯人、ですわね」

 

腐和「そうよ。あのメッセージを送ったのは、小鳥遊さんの電子生徒手帳を持っていた犯人だったの。私達に死亡時刻が昼の12時だと思い込ませる為に、小鳥遊さんになりすましてメッセージを送ったのよ」

 

聲伽「そ、そんな…!」

 

ネロ「それが分かったのはいいけどよ。そうなると、プールに生首ぶち込んだのはいつだ?」

 

闇内「死亡時刻が夜だとすると、夜にプールに生首を持ち込んだ可能性もあるでござるな」

 

食峰「普通に昼なんじゃねえの?夜中にプールになんて誰も行かねえだろ?」

 

聖蘭「夜時間中は出歩いてはいけない決まりになっていましたものね」

 

秋山「それだと理由が弱いよ」

 

加賀「そもそもそのルールだって、1回目の殺人の時点で破綻してるしな」

 

腐和「また意見が割れちゃったわね」

 

館井「………嫌な予感がするんだが」

 

モノDJ『ヘイYOU!今意見が割れたっつったのかァン!?そんな時はオレ様達の出番なんじゃねぇのかなぁ!?』

 

モノクマ『うぷぷぷぷ、今回も変形裁判所の出番ですね!それでは早速始めましょう!レッツ変形!!』

 

 

 

《意見対立》

 

 

 

【プールに小鳥遊の生首が入れられたのは?】

 

昼間だ! 聲伽、古城、越目、食峰、聖蘭、目野

 

夜時間だ! 秋山、加賀、館井、知崎、ネロ、腐和、闇内

 

 

 

ー議論スクラム開始ー

 

古城「犯人は《昼》に生首をプールに入れたんじゃろ!」

 

「闇内君!」

 

闇内「小鳥遊嬢が殺害されたタイミングが夜なら、《昼》ではない可能性もござらぬか?」

 

目野「ですが夜時間中は《プール》に入れませんよねぇ!?」

 

「加賀君!」

 

加賀「夜時間中でも《プール》に生首を放り込む方法があるかもしれないだろ?」

 

食峰「そもそも夜時間中にプールに行く《理由》がねえじゃねえか!!」

 

「ネロ!」

 

ネロ「プールに生首入れて昼間の犯行だと思わせるっつー《理由》があるだろが」

 

聖蘭「《夜時間中》は部屋の外に出歩いてはいけないという事になっていたではありませんか」

 

「館井君!」

 

館井「…《夜時間中》に部屋の外に出たところで、校則違反の対象にはならんぞ」

 

越目「そもそも、《小鳥遊ちゃん》が夜に殺されたっていう前提が間違いなんじゃねえの?」

 

「秋山君!」

 

秋山「加賀君の検視結果だと《小鳥遊さん》は死後12時間以上経ってるんだから、殺されたのは夜だと思うよ」

 

聲伽「そうやとしたっちゃ、皆が知崎くんの電子生徒手帳ば探しよー間に《隙を見て》プールに首ば入れた可能性だってあるっちゃないと?」

 

「知崎くん!」

 

知崎「《隙を見て》プールに放り込むくらいなら、夜時間中に放り込んだ方がバレるリスクが少ないんじゃない?」

 

聲伽「でも、夜時間中に放り込んだんやとしたら、どげん《方法》で放り込んだっていうと!?」

 

「私が!」

 

腐和「その《方法》なら、今から議論すればいいんじゃないかしら?」

 

 

 

《全論破》

 

腐和「これが私達の答えよ!」

 

秋山「これが俺達の答えだよ」

 

加賀「これが俺達の答えだ」

 

聖蘭「これが私達の答えですわ!」

 

知崎「これがボク達の答えだよー」

 

ネロ「これが俺達の答えだ」

 

闇内「これが拙者達の答えでござる!」

 

 

 

腐和「そうね…まずは、どうやって犯人が夜時間中に小鳥遊さんの首を切り落としたのか議論してみましょう」

 

古城「普通にチェーンソーでちょん切ったんじゃろ!」

 

腐和「そういう事じゃなくて…」

 

ネロ「返り血は?どうやって防いだんだ?」

 

腐和「それは…」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【焼けたレインコート】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「犯人は、チェーンソーで小鳥遊さんの首を落とす時、倉庫にあったレインコートで返り血を防いだのよ。その証拠に、焼却炉に血のついたレインコートが捨ててあったわ」

 

聖蘭「なるほど…」

 

秋山「でも自分にかかる血は防げても、小鳥遊さんを殴り殺した時に散った男子更衣室の血や、遺体を運ぶ時に落ちる血は?どうやって綺麗にしたの?」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

越目「普通に《拭いた》んじゃねえの?」

 

秋山「拭いただけじゃ落ちないと思うんだけど…」

 

目野「《厨房のペットボトル》を使ったのでは!?」

 

食峰「今回は一本も減ってなかったぞ!!」

 

聲伽「うーん、《倉庫のペットボトル》やなかとかな?」

 

あの人の意見に賛成したい。

 

 

 

《倉庫のペットボトル》⬅︎【空のペットボトル】

 

「それに賛成よ!!」

 

《同 意》

 

 

 

腐和「倉庫のペットボトルだと思うわ。トラッシュルームに、空のペットボトルが捨ててあったの。厨房のペットボトルが減ってなかったんだとしたら、倉庫以外考えられないわよね」

 

秋山「確か倉庫のものは毎日夜間に補充されるからね。何かが持ち出された事に気付かなくても無理はないね」

 

腐和「それにね、倉庫からペットボトルが持ち出されたっていう証拠はまだあるの」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【マナの証言】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「実は、マナが夜時間前に倉庫からペットボトルを持ち出す小鳥遊さんを見てるの。おそらく、最初は小鳥遊さんが証拠隠滅の為に使う予定だったのでしょうね。小鳥遊さんがプール付近に隠しておいたペットボトルを、犯人がたまたま見つけて使ったのよ」

 

秋山「なるほどね…じゃあ次はどうやって夜時間中に生首をプールに放り込んだのか、議論しない?」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

目野「わかりました!《大砲》でも使って撃ち出したんでしょう!」

 

越目「いやいやどんな方法だよ」

 

食峰「《ドアから投げた》って可能性は!?」

 

館井「普通に届かないと思うんだが…」

 

知崎「《管理室の窓》からポイ!は?」

 

ちょっと待って、今いい事言った人がいなかった?

 

 

 

《管理室の窓》⬅︎【管理室の窓】

 

「それに賛成よ!!」

 

《同 意》

 

 

 

腐和「犯人は管理室の窓を使ったんだと思うわ」

 

館井「……何?」

 

腐和「あの窓、ちょうどプールを見下ろせる位置にあるのよ。あそこからなら小鳥遊さんの首を放り込めると思うわ」

 

秋山「うーん…でも窓から投げたにしても、プールには届かないんじゃないかな」

 

腐和「そうね。だから犯人はあるものを使ったのよ」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【プールにかけられたロープ】【浮き輪】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「実は、管理室の真下にロープが吊るされていたの。犯人はまずホールにあった浮き輪に小鳥遊さんの頭を乗せて、浮き輪をロープに吊るしたんだと思うわ。あらかじめ少し緩めにロープをかけておけば、頭の重みでロープが弛んで、ちょうどプールの中心まで浮き輪が滑ってくれるからね」

 

秋山「なるほどね…」

 

闇内「しかし、拙者がプール大会に行った時にはロープなどかかっていなかったでござるよ。そのロープとやらはどこから来たのでござるか?」

 

腐和「心当たりならあるわ」

 

 

コトダマ提示!

 

【プールの旗】【消えたロープ】

 

「これよ!!」

 

 

腐和「ロープがかかっていた場所には、元々青と黄色の旗がかかっていたの。その旗は何故か、管理室に放置してあったわ。それと、ホールのロープが一本無くなっていたのよ。これがどういう事かわかる?」

 

秋山「えっと…もともと管理室の窓の下にかかっていた旗を外して、代わりにホールのロープをかけたって事かな?」

 

腐和「そういう事でしょうね」

 

聲伽「でもホールにあった浮き輪って結構大きかけん、頭ば乗しぇたりはできんのやなかかな?」

 

腐和「それなら、方法が無いわけじゃないわよ」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【小鳥遊さんのリュック】

 

「これよ!!」

 

 

腐和「乗せる、というか、厳密には小鳥遊さんのリュックに首を入れて浮き輪に括り付けておくの。そうすれば、リュックごと首をプールまで運べるでしょ?」

 

ネロ「確かに…あの女が持ってたリュックは人の首一個分くらいなら余裕で入りそうな大きさだったしな」

 

館井「リュックに首を入れていたのか…なるほど、だからリュックの内側が血まみれだったのか」

 

秋山「でもそれだと、浮き輪とリュックが残ったままだよね?それに、それだけじゃ小鳥遊さんの首はプールに落ちないんじゃない?」

 

腐和「そうね。じゃあ次は、どうやって犯人がプールに首を落として浮き輪とリュックを回収したのか話し合いましょう」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

知崎「わかった!《強力な磁石》を使ったんだ!」

 

ネロ「どんな方法だ」

 

聖蘭「プールに吊るしたロープを《揺らした》のでは?」

 

秋山「それだと浮き輪とリュックがプールに残ったままだよね?」

 

加賀「浮き輪をロープで括っておいて、《ロープを引っ張った》という線は?」

 

あの人の意見に賛成したい。

 

 

 

《ロープを引っ張った》⬅︎【使われた痕跡のあるロープ】

 

「それに賛成よ!!」

 

《同 意》

  

 

 

腐和「犯人は、もう一本ロープを使ったのよ。首を運んだ時に使った浮き輪にロープをくくりつけておいて、思いっきり引っ張ったの。そうすれば、浮き輪の重心が傾いて、リュックから首が落ちるでしょ?」

 

聖蘭「あ…確かに」

 

腐和「浮き輪とリュックを回収する時は、ロープを手繰り寄せればいいのよ。これで、浮き輪とリュックは回収できるわ」

 

秋山「なるほどね」

 

腐和「これでプールに首を入れたトリックはハッキリしたわ」

 

 

 

越目「メイクアップしてやろうじゃん!」

 

《反 論》

 

 

 

越目「それはおかしいぜ腐和ちゃん!」

 

腐和「どうおかしいのかしら?説明してもらえる?」

 

越目「いいぜ!!腐和ちゃんの推理がおかしいって事、オレちゃんが証明してやんよ!」

 

 

 

ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー

 

越目「首はやっぱ昼間に放り込まれたんじゃねえの!?」

 

腐和「まだ言うの?トリックなら今証明したじゃない」

 

越目「そのトリックには致命的な穴があるんだよ!夜時間中にはプールに入れねえじゃねえか!夜時間中に管理室の窓から浮き輪とリュックを吊るしたんだとしたら、《校則違反でオシオキされる》はずだろ!?その事実がある以上、やっぱり首をプールに入れたのは昼間なんだよ!!」

 

そうね。

でもルールの穴をつけば、トリックを成立させる事はできたはずよ!

 

《校則違反でオシオキされる》⬅︎【夜時間中のプールの入室】

 

 

 

「その言葉、撃ち抜いてあげる!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「私が今言ったトリックを夜時間中に成立させる事は可能よ」

 

越目「はあ!?何で!?だって、夜時間中にプールに入るのは…」

 

腐和「あのね、プールに入った事になるのは『プールサイドかプールの水面に身体の一部がついた瞬間』なの。逆に言えば、プールサイドにも水面にも身体の一部がつかなければ、プールに入った事にはならないの。私が今言ったトリックを使えば、身体がプールサイドにつかないからオシオキされないのよ」

 

ネロ「…なるほどな」

 

古城「でも誰がそんな事したんじゃ?ロープをかけるなら、どのみちプールには入らなにゃならんわけじゃから、犯人には無理じゃろ?」

 

加賀「それは多分小鳥遊なんじゃないか?あいつは元々、腐和が今言ったトリックで犯人の死体をプールに放り込むつもりだったんだろう。おそらく犯人がそれに気付いて、小鳥遊のトリックを利用したといったところだろうな」

 

聲伽「でも、結局小鳥遊ちゃんば殺したんな誰やったんやろうね?」

 

腐和「それについてなんだけど…実は心当たりがあるのよね」

 

越目「なあ、腐和ちゃん。それって…」

 

聲伽「えっ、緋色ちゃんと越目くんは何か知っとーと?」

 

越目「ああ。えっと…腐和ちゃん、これって言ってもいいのかな?」

 

腐和「仕方ないわね。こんな状況だもの」

 

越目「実は、オレと緋色ちゃんは書庫を調べたから知ってるんだけどよ。そこに二代目ジャック・ザ・リッパーって呼ばれてる【超高校級の殺人鬼】について書かれたファイルが置いてあったんだよ」

 

秋山「二代目ジャック・ザ・リッパーって…今騒ぎになってる殺人鬼だよね?何でいきなりそいつが出てくるの?」

 

腐和「実は、二代目ジャック・ザ・リッパーは私達と同じ年に入学する予定だったらしいの。だからもしかしたら私達の中にいるのかもしれないのだけれど…こんな事を言ったら皆疑心暗鬼になるだろうと思って、皆には秘密にしてたのよ。今まで黙っててごめんなさい」

 

古城「じゃあそやつが犯人なのじゃな!?」

 

腐和「それはどうかしらね。越目君、あなたはどう思う?」

 

越目「えっ?オレ?」

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

越目「オレはやっぱり《ジャック・ザ・リッパーの仕業》だと思うぜ。首だって切られてたしな。ジャック・ザ・リッパーは《被害者の首を切り落とす》らしいから、やっぱり怪しいぜ」

 

目野「く、首を切り落とすのですか!?」

 

秋山「目野さん、君ニュースとか見ない人でしょ。《首だけの遺体が犯行現場付近で見つかってる》って話題になってるじゃないか」

 

館井「………」

 

古城「じゃがまさか例の《殺人鬼がワシらの中に紛れ込んでおった》とは…!じゃあ犯人はそやつなんじゃな!?」

 

越目「ああ。そう思うぜ。あんなイカレた事が出来んのは奴だけだろ!」

 

聖蘭「では小鳥遊さんは、殺人鬼の正体に気付いて、《危険因子を排除する為》に…!?」

 

うーん、それはちょっと違うんじゃないかしらね。

 

 

 

《ジャック・ザ・リッパーの仕業》⬅︎【ジャック・ザ・リッパーの犯行手口】

 

「それは違うわ!!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「ジャック・ザ・リッパーは犯人じゃないわよ」

 

聲伽「え?違うと?」

 

腐和「ええ。奴は必ずターゲットの首を掻っ切って、失血死させて殺すの。今回の事件とは死因が違うでしょう?」

 

越目「でも、いきなりの事で驚いて咄嗟に殴り殺したって可能性も…」

 

腐和「何十人も殺してきた殺人鬼が、素人の殺気に気付かずに殺されかけるなんて間抜けな状況に陥るものなのかしらね?私はジャック・ザ・リッパーが犯人の可能性は低いと思うわ」

 

ネロ「じゃあまた議論は振り出しかよ。クソッ…」

 

腐和「そうでもないわよ」

 

聲伽「へ?」

 

腐和「今の議論のおかげで、犯人が自分から犯人だっていう根拠を示してくれたわ」

 

食峰「マジか!?誰なんだよそれは!?」

 

そう、今のやり取りで、犯人は自分からボロを出してくれた。

ジャック・ザ・リッパーが犯人じゃない…とすると、犯人はあの人しかいない。

 

 

 

《人物指定》

 

 

 

腐和緋色

 

聲伽愛

 

玉越翼

 

小鳥遊由

 

知崎蓮

 

食峰満

 

越目粧太

 

聖蘭マリア

 

古城いろは

 

加賀久遠

 

目野美香子

 

館井建次郎

 

秋山楽斗

 

響歌音

 

ネロ・ヴィアラッテア

 

闇内忍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

➡︎越目粧太

 

「犯人はあなたよ、越目君!!」

 

 

 

越目「……はあ!?オレ!?何で今のやり取りでオレが犯人になるんだよ!?」

 

腐和「さっき言ったように、ジャック・ザ・リッパーは犯人じゃない…となると、犯人はあなた以外考えられないのよ」

 

聲伽「えっ!?こ、越目くんが!?」

 

食峰「おい何言ってんだ緋色!!粧太が犯人なわけねえだろが!!」

 

越目「そ、そうだ!!オレは犯人じゃねえ!!」

 

まあそう来るわよね。

少しずつ確実に切り崩していきましょうか。

 

 

 

ーーー 議論開始! ーーー

 

 

 

越目「オレは《犯人じゃねえ》!!小鳥遊ちゃんを殺ったのは《ジャック・ザ・リッパー》だ!!」

 

聲伽「《ジャック・ザ・リッパーは犯人やなかって》緋色ちゃんが言いよったけど…」

 

越目「そんなの腐和ちゃんが《勝手に言ってるだけ》だろ!?《ジャック・ザ・リッパーは若い女を殺して首を切る》って話だろ!?オレがそんな悪趣味な事するわけねえじゃねえか!!」

 

 

 

《ジャック・ザ・リッパーは若い女を殺して首を切る》⬅︎【二代目ジャック・ザ・リッパー】

 

「それは違うわ!!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「越目君」

 

越目「…あ?何だよ」

 

腐和「引っかかってくれてありがとう。おかげで、あなたが犯人だという事がわかったわ!」

 

越目「ハァ!?何でだよ!?」

 

腐和「あのねぇ…私とあなたしかジャック・ザ・リッパーの犯行手口を知らない状況で、ジャック・ザ・リッパーをスケープゴートにするのはどう考えたって悪手でしょ?今回の事件は明らかにジャック・ザ・リッパーの犯行手口とは違うんだから、奴の犯行手口を知ってるあなたから『ジャック・ザ・リッパーが犯人』だなんて発言は出てこないはずなのよ。あなたがジャック・ザ・リッパーを犯人に仕立て上げたい真犯人でもない限りはね!」

 

越目「いや…違…!だ、だって、腐和ちゃんだって、奴が怪しいって言ってただろ!?」

 

腐和「私はジャック・ザ・リッパーの話はしたけど、ジャック・ザ・リッパーが怪しいなんて一言も言ってないわよ?そもそも、ここでジャック・ザ・リッパーの話をしたのはね。あなたが犯人だって事を証明する為だったのよ」

 

越目「っ………!?」

 

腐和「私は犯人がジャック・ザ・リッパーの犯行に見せかける為に首を切断した時点で、あなたが犯人なんじゃないかとは薄々思ってたのよ。だからそれを確かめる為にカマをかけたの。自分が犯人だと思われたくないあまり、自分で自分の首を絞めたわね」

 

越目「っ…ぐ、ぅうう…ぅう…!!」

 

加賀「文字通り墓穴を掘ったな」

 

ネロ「バカが……」

 

知崎「きゃははは!粧太おにい、おつむ弱ぁ弱ぁ〜♪」

 

 

 

越目「う、うるせええええええ!!!」

 

《反 論》

 

 

 

越目「オレは!!オレは犯人じゃねえ!!」

 

腐和「あれだけボロを出しといて、まだ認めないつもり?往生際が悪いわよ」

 

越目「うるせぇえ!!オレは犯人じゃねえんだよ!!」

 

 

 

ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー

 

越目「証拠もねえのにオレを疑いやがって!!あんなの誘導尋問じゃねえか!!」

 

腐和「違うわよ。あなたが犯人じゃないなら、『ジャック・ザ・リッパーが犯人だ』なんて安易に言うべきじゃなかったの。確かに私はカマをかけたけど、勝手に自滅したのはあなたよ」

 

越目「うるせえ!!だ、大体、オレは15分のトイレ休憩の時しか倉庫を抜けてなかったんだぞ!?どうやって証拠隠滅したっていうんだよ!?」

 

腐和「あなたの足なら、15分もあれば小鳥遊さんの身体に血をかけて、トラッシュルームに輸血パックを捨てて倉庫に戻るくらい余裕でしょ?部活で足には自信があるのよね?」

 

越目「っ…しょ、証拠!!証拠が無えじゃねえか証拠が!!《オレが小鳥遊ちゃんを殺したっつー証拠》がよぉ!!」

 

越目君が犯人だという事実を裏付ける証拠…

アレしかないわね。

 

《オレが小鳥遊ちゃんを殺したっつー証拠》⬅︎【小鳥遊さんの頬のベタベタ】

 

 

 

「その言葉、撃ち抜いてあげる!」

 

《論 破》

 

 

 

腐和「あなたが小鳥遊さんを殺した証拠、それは彼女の頬のベタつきよ」

 

越目「それが何だっていうんだよ!?」

 

腐和「加賀君。確か、小鳥遊さんを検視した時に違和感があったのよね?ええと、何だって言ってたかしら?」

 

加賀「ああ。死後12時間以上も経っている死体にしては、顔だけ妙に綺麗だったんだ」

 

越目「そ、それがどうしたんだよ?」

 

腐和「じゃあ教えてあげる。どうして顔だけが綺麗だったのか、そして小鳥遊さんの顔のベタつきが何だったのかをね!」

 

 

 

 

 

ー閃きアナグラム開始ー

 

 

 

プ ー ル メ イ ク

 

 

 

【プールメイク】

 

「そういう事ね!」

 

 

 

腐和「小鳥遊さんの頬のベタつきの正体は、あなたのオリジナルのプールメイクよ!」

 

越目「………!!」

 

腐和「あなたのプールメイクは、確か長時間水に浸かっていても落ちないのが売りだったわよね?あなたは、小鳥遊さんにプールメイクを施す事で、死亡推定時刻を誤認させようとした。違う!?」

 

越目「なっ…!そ、そんな…そんなの、メイクで誤魔化せるわけ…!」

 

秋山「いや、可能なんじゃないかな。君は、事故で顔の形が変わったり深い火傷を負った人もメイクで元通りにできるって、テレビで自慢げに語ってただろ?」

 

闇内「まさに死化粧だったのでござるな…」

 

越目「ぐっ…だ、黙れ黙れ黙れ!!そんなの、ただの憶測じゃねえか!!オレが小鳥遊ちゃんを殺したっつー決定的な証拠がねえじゃねえかよ!!」

 

腐和「いいえ、あなたが犯人だという決定的な証拠ならちゃんとあるわ!」

 

 

 

コトダマ提示!

 

【指輪型の電子生徒手帳】

 

「これよ!!」

 

 

 

腐和「プールサイドの排水溝に落ちていた指輪型の電子生徒手帳、これがあなたが犯人だという動かぬ証拠よ!」

 

越目「はっ、はあああああああああ!!?」

 

腐和「あなた、小鳥遊さんの首をロープに吊るす時に手帳を落としたわよね?あのロープ、かなり身を乗り出さないと届かないから」

 

越目「違ああああああう!!!」

 

 

 

ーーー 理論武装開始! ーーー

 

越目「違う違う違う!!!」

 

越目「それはオレのじゃねえ!!」

 

越目「オレは自分のを持ってる!!」

 

越目「そんな手帳知るか!!」

 

越目「オレは手帳を落としてなんかねえ!!」

 

 

 

越目「それのどこに証拠があるっつーんだよ!?」

 

【呼び出し】【メッセージ】【の】【ログ】

 

腐和「これで終わりよ!!」

 

 

 

腐和「まだ認めないようだから教えてあげる。あなたが落としたのは、知崎君の電子生徒手帳よ」

 

越目「それがどうしたんだよ!?」

 

腐和「じゃあ聞くけど、どうして犯人は夜時間中に男子更衣室にいたんだと思う?夜時間中に出歩いちゃいけないって事になってたのに」

 

ネロ「Miss小鳥遊が呼び出したから、だろ?」

 

腐和「ええ。恐らくね。ここまで言えば、勘のいい人ならわかるんじゃないかしら?」

 

秋山「……まさか」

 

腐和「そうよ。きっと小鳥遊さんも、犯人と同じ事をしていたの。小鳥遊さんは、知崎君の手帳を使って犯人を男子更衣室に呼び出したのよ。この仮説が正しければ、知崎君の電子生徒手帳にログが残ってるはずよ!」

 

越目「……………っ!!!」

 

腐和「知崎君。そろそろ手帳を返してから3時間が経つわよね?メッセージを表示してくれる?」

 

知崎「おっけー!」

 

越目「やめろ…やめろやめろやめろやめろやめろぉおおおおお!!!!」

 

越目君は、血眼で知崎君に飛びついて止めようとした。

だが既に遅く、無情にも手帳の画面が空中に表示される。

そこには…

 

 

 

『粧太ちゃん。ごめんねこんな時間に。さっきの事、どうしても謝りたいんだ。皆に聞かれるのが恥ずかしいから、男子更衣室に来てくれないかな』

 

 

 

と、越目君宛にメッセージが送られた記録が確かに残っていた。

それを見た越目君は、顔面蒼白になってその場に崩れ落ちる。

 

越目「あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

ネロ「終わったな」

 

知崎「あ、ちなみにボクこんなメッセージ送ってないからね?粧太おにいに謝る事なんて何も無いし!」

 

聲伽「そんな、嘘、嘘…!越目くんが…!」

 

加賀「おい腐和。引導をくれてやれ。議長はお前だろ?」

 

腐和「…そうね。最後に、事件の真相を振り返りましょう」

 

 

 

ークライマックス推理開始!ー

 

【Act.1】

今回の事件の発端は、被害者の小鳥遊さんがゼリーとハーブティーを振る舞う為に皆を食堂に呼び出した事だった。

小鳥遊さんは、単なる被害者じゃなかったのよ。

小鳥遊さんは、睡眠薬を保健室から盗み出して青いソーダゼリーに溶かし、錯視を使って知崎君に睡眠薬入りのゼリーを食べさせたの。

この時青いお茶とゼリーを私と聖蘭さんに運ばせたのは、どの時点で何に睡眠薬が盛られたのかを有耶無耶にして私達をスケープゴートにする為だった。

 

【Act.2】

小鳥遊さんはゼリーを食べて眠った知崎君から生徒手帳とハンマーを奪い、自分の研究室から輸血パックを、倉庫からレインコートと水のペットボトルを持ち出した。

彼女の誤算は、ここで水のペットボトルを運ぶのをマナに見られてしまった事だった。

その後小鳥遊さんは、プールに忍び込んで管理室の真下の旗をロープと入れ替え、浮き輪にロープを括り付けて、浮き輪とペットボトルをプール付近に隠しておいた。

下準備が終わったら後は、犯人を知崎君の電子生徒手帳で男子更衣室に呼び出したの。

知崎君を犯人にする為にね。

 

【Act.3】

知崎君に呼び出されたと思い込んで男子更衣室に来た犯人は、トレーニングをしながら知崎君を待っていたんでしょうね。

でもそこに来たのは、知崎君の電子生徒手帳を拝借して男子更衣室のドアを開けた小鳥遊さんだったの。

小鳥遊さんは、手に持っていたハンマーで犯人を撲殺しようと襲いかかった。

そこで悲劇は起こってしまった。

いきなり襲い掛かられて驚いた犯人は、手に持っていたダンベルで小鳥遊さんを殴り殺してしまったの。

この時、小鳥遊さんの血がモノクマのグラビアアイドルのポスターに飛び散ってしまった。

 

【Act.4】

咄嗟の事で驚いた犯人は、とりあえず自分が犯人だと疑われないように偽装工作をする事にしたの。

まず小鳥遊さんから小鳥遊さんと知崎君の電子生徒手帳を奪って、小鳥遊さんの電子生徒手帳で女子更衣室のドアを開け、彼女の遺体を女子更衣室に移動させ、血が飛び散ったポスターを女子更衣室のポスターと入れ替え、小鳥遊さんが隠しておいたペットボトルの水を使って男子更衣室を綺麗に掃除した。

何とか証拠を隠滅する方法を探していた犯人は、小鳥遊さんが用意したトリックを目撃した。

そこで犯人は、小鳥遊さんのやろうとしたトリックを利用してジャック・ザ・リッパーの犯行だと思わせ、死亡推定時刻を誤認させる事で裁判を撹乱させる事を思いついたの。

犯人はまず、持っていたウォータープルーフタイプのメイク道具を使って小鳥遊さんに顔色がよく見えるメイクを施した。

そして技術室にチェーンソーを取りに行き、小鳥遊さんがあらかじめ盗んでおいたレインコートを着て、チェーンソーで小鳥遊さんの首を切断したの。

この時犯人は、小鳥遊さんが持っていたハンマーを凶器のミスリードに使えると思い、女子更衣室に放置しておいたの。

 

【Act.5】

犯人は、プールに小鳥遊さんの首を放り込む為にリュックに小鳥遊さんの首を詰め、小鳥遊さんが用意しておいた浮き輪にリュックを括りつけた。

そしてその浮き輪を管理室に持っていき、管理室の窓の真下のロープから浮き輪を吊るした。

すると浮き輪は、小鳥遊さんの首の重みで滑り落ち、ちょうどプールの真上で止まった。

犯人はそこで、ロープで浮き輪を勢いよく引っ張って、浮き輪を傾けてリュックから頭を落とし、真下のプールに落とした。

そのままロープを手繰り寄せて、浮き輪とリュックを回収した。

でもここで犯人は、致命的なミスをしてしまったの。

犯人は、窓から身を乗り出しすぎて知崎君の電子生徒手帳をプールサイドの排水溝に落としてしまったの。

犯人は、夜時間中だったので手帳の回収を諦め、浮き輪とロープとリュックとダンベルを元の場所に戻し、レインコートとペットボトルをトラッシュルームに捨てに行った。

 

【Act.6】

翌朝、犯人は何食わぬ顔で食堂に現れ、私達に小鳥遊さんが生きていると思い込ませる為に、小鳥遊さんの電子生徒手帳を使って私にメッセージを送った。

その後私とマナが購買部で寝ていた知崎君を発見し、皆に呼びかけて知崎君の電子生徒手帳を探す事になった。

犯人は、秋山君や聖蘭さんと倉庫で知崎君の電子生徒手帳を探している最中に、トイレ休憩だと言い訳をして倉庫を抜け出し、女子更衣室に走って行って小鳥遊さんの遺体に輸血パックの血をかけ、乾ききった血を隠したの。

そしてその足でトラッシュルームに輸血パックを捨て、急いで倉庫に戻った。

結局寄宿舎で電子生徒手帳が見つからなかったから、私達は校舎を探す事にしたの。

恐らくそこで秋山君にプールを探しに行く事を提案し、何食わぬ顔で小鳥遊さんの遺体を発見した。

 

「これが事件の真相よ。そうでしょう!?【超高校級のメイクアップアーティスト】越目粧太君!!」

 

 

 

越目「あああ、ああああああ…!!」

 

加賀「今回は色々と事件が複雑に入り組んでいたから時間がかかったが…モノクマ。さっさと始めろ」

 

モノクマ『うぷぷぷ、もう結論は出たみたいですね?では始めちゃいましょうかね』

 

モノDJ『全員必ず誰かには投票しろよ!?無投票は問答無用でオシオキだぜYEAHHHH!!!』

 

モノクマ『ではでは、投票ターイム!!』

 

モノクマがそう言うと、席にボタンが表示され投票時間が始まった。

私は、最後まで迷っていた。

私は、迷いながらも越目君に投票した。

 

モノDJ『投票の結果、クロとなるのは誰なのか!?その結果は正解か不正解なのかぁああ!!?』

 

モノクマ『ワクワクでドキドキの投票ターイム!!』

 

モニターにスロットが表示される。

ドラムロールと共にリールの回転速度が落ちていき、越目君の顔のドット絵が3つ揃った所でリールが止まった。

その直後、正解を褒め称えるかのように、はたまた私の潰し合いを嘲笑うかのように、歓声と共に大量のメダルが吐き出された。

 

 

 

《学級裁判 閉廷!》

 

 

 

 

 


 

 

 

ーーー 生き残りメンバー ーーー

 

【超高校級の警察官】腐和(ふわ)緋色(ひいろ)

 

【超高校級の幸運】聲伽(こえとぎ)(まな)

 

【超高校級の???】知崎(ちさき)(れん)

 

【超高校級の美食家】食峰(しょくほう)(みつる)

 

【超高校級のメイクアップアーティスト】越目(こすめ)粧太(しょうた)

 

【超高校級の聖母】聖蘭(せいらん)マリア

 

【超高校級の考古学者】古城(こじょう)いろは

 

【超高校級の魔術師】加賀(かが)久遠(くおん)

 

【超高校級の機械技師】目野(めの)美香子(みかこ)

 

【超高校級の大工】館井(たてい)建次郎(けんじろう)

 

【超高校級の音楽プロデューサー】秋山(あきやま)楽斗(がくと)

 

【超高校級のマフィア】ネロ・ヴィアラッテア

 

【超高校級の忍者】闇内(やみうち)(しのぶ)

 

残り13名

 

 

 

ーーー 死亡メンバー ーーー

 

【超高校級のバレーボール選手】玉越(たまこし)(つばさ)

 

【超高校級のボーカリスト】(ひびき)歌音(うたね)

 

【超高校級の獣医】小鳥遊(たかなし)(ゆい)

 

以上3名

 

 

 

 

 

今更だけど推し教えて

  • 腐和緋色
  • 聲伽愛
  • 玉越翼
  • 小鳥遊由
  • 知崎蓮
  • 食峰満
  • 越目粧太
  • 聖蘭マリア
  • 古城いろは
  • 加賀久遠
  • 目野美香子
  • 館井建次郎
  • 秋山楽斗
  • 響歌音
  • ネロ・ヴィアラッテア
  • 闇内忍
  • リカ
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