ジャスティスダンガンロンパX4  強くてコロシアイ再履修   作:M.T.

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(非)日常編②

『ええと、とりあえず…Hello, World!』

 

女の子は、ニコッと笑って敬礼をした。

すると加賀君は、ゴホンと咳払いをして言った。

 

「俺から紹介しよう。…と、言いたいところだが、まずは一旦食堂に集まらないか?話はそれからだ」

 

「あっ、それもそうだね。目野さんや館井君にはプレイルームを調べてもらってるわけだし」

 

加賀君が言うと、秋山君も賛成した。

こうして私達は、女の子を連れて少し早めのミーティングをする事になった。

 

 

 

ーーー 食堂 ーーー

 

「はわぁああああ!!何も教えていないのに実体化ホログラムを具現化して私に会いにきてくれるとは!!さすがは我が娘!!ベリィィイイジーニアスでファンタスティックですねぇ!!」

 

『えへへへー、ははー』

 

目野さんは興奮した様子で女の子に抱きつき、女の子も満更でもない様子で目野さんにべったり甘えていた。

ええっと…私は一体何を見せられてるのかしら。

 

「えっと…目野さん。その子は一体?」

 

「ご紹介しましょう!!この子は、私と加賀さんの愛娘!愛の結晶なのです!!」

 

「誤解を招く表現はやめろ」

 

目野さんが色々といけない表現をすると、加賀君がツッコミを入れた。

加賀君は、咳払いをして改めて女の子を私達に紹介した。

 

「改めて紹介しよう。彼女は俺、小鳥遊、目野の三人で共同開発した人工知能の『Rica』だ」

 

『はじめまして!アテクシは、皆サンをサポートする目的でちちとははとねぇねにより造られた、バーチャルアシスタントの『Rica』デス!アテクシの事は、気兼ねなく『リカ』とお呼びクダサイ!』

 

加賀君に紹介されたリカという女の子は、誇らしげに自己紹介をした。

やっぱりAIだったのね。

何か三人でコソコソやってるとは思ってたけど、こういう事だったのか。

 

「はぁー…いっちょんAIやとは思わんやった。最近の技術の進歩はすごかね」

 

「ねえねえバーチャルアシスタントだってさ!すごいよねぇ!知ってる?不思議不思議〜!」

 

リカが人工知能だと知って、他の皆は驚いていた。

確かに彼女はすごく人間らしくて、私達の想像する人工知能とは全く別物だった。

私は、皆を代表してリカに挨拶をした。

 

「はじめまして。私は腐和緋色よ」

 

『存じ上げておりマス!【超高校級の警察官】腐和緋色サンデスよね!?』

 

「よろしくね。ええっと…リカ?」

 

『よろしくお願いしマスね、腐和サン!』

 

私が自己紹介をしながら手を差し伸べると、リカはニコッと笑顔を浮かべて私の手を握り返した。

 

「ところで、その『ねぇね』っていうのはもしかして…」

 

『はい!アテクシを造ってくださった、小鳥遊由お姉様の事デス!』

 

リカが言うと、他の皆の表情が暗くなった。

亡くなった小鳥遊さんの事を思い出し、皆俯いてしまった。

するとリカが口を開く。

 

『…存じておりマス。ねぇねは…亡くなったのデスよね?』

 

「………!」

 

リカは、悲しそうな表情を浮かべながら尋ねる。

その目には涙が浮かんでいた。

何も知らなければ、本当に人間のようだ。

 

『アテクシは今とても悲しいのデス。ねぇねに一度も会えないままこんな形でお別れをする事になるなんて…これが家族を失うという事なのデスね…う、うぅ…ねぇね、ねぇね…!』

 

リカは、涙を流して小鳥遊さんの死を悲しんでいた。

彼女にもちゃんと感情があり、自分の頭で考えて動き、仲間の死を悲しむ事ができるのね。

何よ、私より人間らしいじゃない。

 

「ちなみに最初はメイドとアイドルの要素を兼ね備えたプログラミングを構想していたんだが、小鳥遊の遺志を継いで彼女の希望に沿ったプログラムにしてみたんだ。生前の小鳥遊が思い描いていた彼女自身の理想の姿だと思ってくれればいい」

 

加賀君は、リカの肩に手を置いて言った。

リカの性格が明るくて表情豊かなのは、小鳥遊さん自身がそういう風になりたかったからだったのね。

そういえば前に語ってくれた加賀君の亡くなった恋人は『里香』って名前だったけど、もしかして亡くなった恋人の名前をつけていたりするのかしら?

 

 

 

『ギャハハハ!!!コイツァ驚いたぜ!!テメェら何かシコシコ…いやコソコソしてると思ったらこんなもん作ってやがったとはなぁ!!』

 

『うぷぷぷぷ!これは面白い展開になりそうですねぇヘイブラザー!』

 

「うわあ!?」

 

「何用じゃあ!!消え失せい!!」

 

モノDJとモノクマが現れると、食峰君が現れ、古城さんが斬殺丸の鋒をモノクマに向けた。

 

『うわあ!皆ひどいなぁ!ボク達を黒光りするあの虫みたいに!ボク達はそこにいるリカサンに用があるんだよ!』

 

『アナタ達が、ちちとははの言っていたモノクマとモノDJデスね?アテクシに何か御用デスか?まさかアテクシを排除しに来たのデスか!?』

 

『うぷぷぷ、やだなぁ!ボク達がそんなひどい事するように見える?』

 

「するようにしか見えないんだけど」

 

『ダミッ!?ヘイボーイウォッチユアマウスハァン!?』

 

秋山君が率直に言うと、モノDJが軽くショックを受ける。

モノDJは、リカをビシッと指さして言った。

 

『オレ達はなぁ…リカガールを特別に未来ヶ峰学園の転入生として正式に認めに来たんだよ!』

 

「……えっ?」

 

『何だァ?嬉しくねぇのか?仲間が増えるんだぜ?』

 

「いえ、そうじゃなくて…てっきりあなた達の事だから、リカのような存在は危険因子と見做して真っ先に排除するものだと思っていたのだけれど?」

 

『ボク達は初代とは違ってそこら辺寛容だからね!別にAIを作っちゃダメなんて校則は無いし、基本的にコロシアイが面白くなる事ならオールオッケーです!』

 

『ギャハハハ!!つーわけで只今を持って【超高校級のAI】リカガールの未来ヶ峰学園への編入を、未来ヶ峰学園理事長のモノDJが認めるぜYEAH!!』

 

 

 

【超高校級のAI】リカ

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

『リカサンにはこの電子生徒手帳をプレゼントします!』

 

『ギャハハハハ!!!んじゃあハッピーなコロシアイライフを!スィーユー!!』

 

そう言ってモノクマとモノDJは、リカに指輪型の電子生徒手帳を渡すとどこかへ去っていった。

秋山君と私は、去っていったモノクマ達を無視して皆に提案した。

 

「とりあえず、昼食がてら探索の報告会を始めようか」

 

「そうね。先にお昼食べちゃいましょうか」

 

『これから昼食デスか?アテクシもお手伝いしマス!』

 

そう言って立ち上がったのは、リカだった。

 

「リカ、あなた料理できたの?」

 

『はい!料理のレシピと調理用のプログラムは大方インストール済みデス!』

 

すごいわね…

正直想像以上のスペックだわ。

 

「どうだ見たか。リカは料理もできるんだ」

 

「ハッハア!!流石は私達の娘ですねぇ!!」

 

加賀君と目野さんは、何故か自分の事のようにドヤ顔していた。

 

「……あなた達はやらないの?」

 

「料理は専門外だ」

 

「私、機械しか興味ないので!」

 

二人とも変な決めポーズをしながらドヤ顔してるけど、得意げに言える事じゃないわよそれ。

とりあえず、ご飯を作らないとね。

私は、食峰君とリカと一緒に厨房で調理を始めた。

リカは、ノリノリでエプロン姿に変身して決めポーズをしていた。

…何だろう、この子、本当に人工知能なの?

 

「えっと…600gってどれくらいかしら?」

 

『お任せクダサイ!腐和サン、それをアテクシの手に置いてみてクダサイ!』

 

私は、量りたい材料をリカの手の上に置いてみた。

するとリカのヘルメットの液晶画面には、『597.60g』と表示された。

 

『あと2.40g足りないようデス』

 

リカが材料を計量すると、食峰君が素直に驚く。

 

「うお、すげえ!」

 

『まだまだ驚くのは早いデース!』

 

そう言ってリカは、右手の掌から包丁のオブジェクトを出すとものすごいスピードで野菜を切り始めた。

手の動きが見えない程の速さで切っているにもかかわらず、野菜の厚みには1マイクロの誤差もなかった。

さらには、掌からバチバチと火花を出して火をつけたりもしていた。

リカのスペックに驚かされつつも、料理が完成した。

今日の昼食のメニューは食峰君が作った天津飯、私が作ったキクラゲのスープと豆苗の炒め物、リカが作った酢豚とマンゴープリンだった。

 

「どうだ。リカの手料理は美味いだろう?」

 

私達が食事に舌鼓を打っていると、加賀君がドヤ顔をした。

自分で作ったわけじゃないのによくそんな勝ち誇った顔できるわね…

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

昼食が終わった後は、食峰君が作ってくれたお茶菓子と紅茶を嗜みながらミーティングをした。

…のだけれど、案の定知崎君がリカに変な事を覚えさせようとしていた。

 

「ねえねえリカちゃん!ビーム出してよビーム!んでもってロケットパンチだ!」

 

「やめなさい知崎君。リカに変な事覚えさせないの」

 

『わかりました!早速地形データの収集を…』

 

「リカも知崎君の言う事真に受けなくていいから」

 

全く、油断も隙もありゃしない。

リカもリカで知崎君の言う事何でもホイホイ聞くんじゃないわよ。

主に私と秋山君が仕切って報告を進めていく。

まずは秋山君と知崎君が報告をした。

 

「じゃあまずは俺からだね。美術室は、作業用の机が並んでいて、キャンバスとかが置いてあったよ。奥には本棚もあったんだけど、全部美術関係の本だったよ。あとモノクマとモノDJの気持ち悪い彫刻とか絵が飾ってあったね」

 

「はいはーい!美術準備室には、画材とか粘土とか色々置いてありました!あと、粘土を焼くための窯とかもあったよ!すごい本格的だよね!」

 

「それと、美術室を調べていて一つ気になるものを見つけたんだけど…」

 

そう言って秋山君は、私に写真を見せてきた。

写真には、キャンバスに描かれた女子の似顔絵が写っていた。

キャンバスに描かれていたのは、白と黒のツートンカラーの頭をした童顔の女子だった。

驚くべきなのは、それが()()()()()()だという事だ。

一度彼の描いた絵を見た事があるけれど、特徴をよく捉えていたものだからよく覚えている。

これは間違いなく彼が描いた絵だ。

 

「これ、越目君が描いた絵よね…?どうしてこんな所に…?」

 

「さあね。どうして越目君が描いた君の似顔絵が美術室にあったのかは知らないけど、これは外の世界に繋がる重要な手がかりなんじゃないのかな?」

 

「………」

 

秋山君が意味深な事を言うので、私は絵をまじまじと見つめた。

すると今度は、食峰君と聖蘭さんが報告をする。

 

「っしゃ、次はオレ達だな!家庭科室は調理実習室と被服実習室に分かれてて、それぞれ机と棚が置いてあったぜ!冷蔵庫の中にはちゃんと食材が入ってたし、調理器具も裁縫道具も高級品だったぜ!」

 

「家庭準備室は、調理実習室と被服実習室の間に位置していて、それぞれの授業で使うと思われる資材が置いてありました。私からの報告は以上ですわ」

 

うん、聞いてみて思ったけど流石最高峰って感じね。

すると今度は、古城さんが手を挙げて報告する。

 

「次はワシじゃあ!!指導室には世界中の職業に関する本が置いてあったが、特に面白味のない部屋じゃったわい」

 

「気分転換用のオモチャやクッションもあったでござるよ。どうやらカウンセリングルームとしての役割もあるようでござるな」

 

なるほどね…

他の学校みたいにちゃんとそういう設備もあったのね。

すると今度は、マナが手を挙げて報告する。

 

「じゃあ次はうちらやね!うちらは英会話教室ば探索したっちゃけど、外国語ん本が色々置いてあったばい!あと、地図とか地球儀とかも置いてあったよ!」

 

「外国語準備室は、教師用の書類だのプラカードだの色々置いてあったくらいだったんだが…気になるもんを見つけた」

 

そう言ってネロは、懐から写真を取り出した。

どうやら集合写真のようだ。

だがその写真を見て、私は驚きを隠せなかった。

この未来ヶ峰学園の教室で、ここにいる皆が集合写真を撮っている。

秋山君と響さんは仲睦まじそうに手を繋いでいて、その隣では越目君が玉越さんや小鳥遊さんと肩を組んでいる。

子供が嫌いだとか言ってたネロも、マナ、知崎君、古城さんの三人に囲まれて満更でもなさそうな表情を浮かべていた。

その写真の中に、私の姿は無かった。

代わりに、信じがたい人物が写り込んでいた。

 

 

 

「母さん…!?」

 

集合写真に写っていた担任と思われる女性、その人は私の母さんにそっくりだった。

あり得ない。

だって母さんは、何年も前にテロリストに殺されたはず…

じゃあこの写真に写っているのは誰なの…?

 

「…ちゃん。緋色ちゃん!」

 

「へっ!?あっ、ごめんなさい」

 

いけないいけない。

つい考え込んでしまったわ。

私が頭を掻きながら反省していると、目野さんと館井君が報告をする。

 

「次私いいですかねぇ!?ええとですねぇ!!プレイルームには、ビリヤードやらダーツやらチェスやら、前時代的なゲームが色々と置いてありましたよええ!!」

 

「それから、やはり雑誌は一冊も置かれていなかった。俺達からの報告は以上だ」

 

雑誌が無かった…

やっぱり、外の情報を遮断したいって事なのかしら?

 

「ええと…じゃあ最後は私達かしら?物理室には実験用の席が配置されていて、物理関係の本棚や実験器具があったわ。それから、実験の条件を整える為の巨大な機械もね」

 

「物理準備室にも実験器具や資材が置いてあったが、なかなか悪くなかったぞ」

 

「あなたものすごく気に入ってたものね」

 

加賀君が得意げに言うと、私は紅茶を飲みながら言った。

すると、私の隣に座っていたリカからピコンと音が鳴る。

 

『データ解析完了。解析結果を表示しマスか?』

 

「ああ、頼む」

 

リカは、皆が報告をしている間、電子生徒手帳のデータを解析していたようだった。

加賀君は、リカの解析結果を興味深そうに眺めていた。

 

「…あっ、ねえ。もしかして、リカに頼めばパソコンをハッキングして外の情報を抜き出したり扉のロックを解除したりできるんじゃない?」

 

「安心しろ。初めからそのつもりだ。そもそもリカは、この学園のネットワークを乗っ取る為に開発したAIだからな」

 

私が提案すると、加賀君が変な決めポーズをして言った。

するとネロがリカに品定めするような目を向けて悪態をつく。

 

「ふん、本当にそんなガラクタにネットワークを奪うなんて大それた事できんのかねぇ?」

 

「ホントだよ!ええっと、何だっけ?バーチャルダッチワイフだっけ?」

 

「ウチの子に向かって何ですかその言い草はァ!!臍から電気を流してやりましょうか!?」

 

ネロと知崎君がリカを馬鹿にすると、目野さんがブチ切れた。

だが肝心のリカは、全く落ち込んでいなかった。

 

『ちち、はは。ガラクタからダッチワイフに昇格しマシた。喜びマショウ!』

 

うん、やっぱりちょっとこの子抜けてるわね…

私達は、リカを連れてネットが繋ぎやすい技術室に向かった。

 

 

 

ーーー 技術室 ーーー

 

技術室に着くと、加賀君は早速リカの本体をパソコンに接続した。

リカの本体はちょうど人一人分くらいの大きな黒い箱型のコンピュータで、本体とパソコンをコードで繋ぐとブゥン、と起動音が鳴った。

 

「リカ、ハッキング」

 

『お任せクダサイ!』

 

加賀君が腰に右手を当てて左手でパソコンを指差しながらリカに命令すると、リカは今度は作業員の服装に早着替えをしてピッキングツールを構えながら決めポーズをした。

リカが早速ハッキングを試みると、リカの目と制服の模様がネオンブルーに光り、膨大な量のデータが読み込まれていく。

ネットワークへの侵入を試みてから数分、次第にリカの表情が険しくなっていく。

どうやら苦戦しているようね。

額から汗を流して、顔も赤くなっていて、まるで風邪でも引いているみたいだ。

 

「…どう?」

 

『残念ながら、学園のネットワークには厳重なロックがかかっているので侵入はできマセン。デスが、あと3時間程お時間を頂ければ少しだけ情報を抜き取れマス』

 

3時間…!?

そんな短時間で!?

流石は世界最高峰の頭脳を持つ人達が生み出したAIっていったところかしら。

 

『そこで皆サンにお願いがあるのデスが、解析が終わるまでの間、アテクシの身体を冷やしておいてほしいのデス』

 

「そういう事なら場所を俺の研究室に移そう。俺の研究室にもネットワーク環境はあるしな。リカ、場所を移すぞ。一旦そこまでで保存しろ」

 

『はい!』

 

熱暴走が心配なので、残りの作業は冷房がきいた加賀君の研究室でやる事になった。

何とか重い本体を研究室まで運び込み、リカは再び作業に取り掛かった。

 

「時に腐和。解析にはまだ時間がかかりそうだから、先に探索に行ってこい」

 

「えっ…でもあなたはどうするの?」

 

「俺は少し調べたい事があるからしばらくはここにいる予定だ。何、心配するな。夕食には顔を出す」

 

「わかったわ」

 

リカはハッキング中だし、加賀君は調べ物があると言っていたので、私は先に学園内の探索をする事にした。

まずはどこから調べようかしらね…

 

「緋色ちゃん!探索一緒に行こ!」

 

「そうね」

 

私は、マナと一緒に探索をする事にした。

まずは一番広いプレイルームの探索からかしらね。

 

 

 

ーーー プレイルーム ーーー

 

「これは…凄いわね」

 

寄宿舎3階のプレイルームは、1フロアまるごと娯楽用の設備になっていた。

大型ホームセンターくらいの膨大なフロアに、娯楽用の設備が所狭しと並んでいる。

ビリヤードにダーツ、ルーレット、ボードゲーム、ボウリング…バッティングセンターやカラオケボックス、コミックコーナー…へえ、シアターまであるのね。

これだけあったら、調べるだけで一日が終わりそうだわ。

まるでラウンドワンね…

って、私、ラウンドワンとか一回も行った事無いんだけど。

 

「へえ!カラオケボックスまであるんやなぁ!行ってみよ!」

 

私は、マナと一緒にカラオケボックスを調べに行った。

カラオケボックスはどうやらパーティー用の大部屋が1部屋、普通の部屋が大小それぞれ3部屋の計7部屋だった。

パーティー用の大部屋はシャンデリアや高級そうなソファーやアクアリウムが設置されていて、見た目でも楽しめる仕様になっている。

部屋の中にはソファーやモニター、デンモクやマイクなどが置かれている。

部屋を出てすぐの所には、ドリンクバーとメニュー表が置いてあった。

 

「ここがカラオケボックスか…実物は初めて見たわ」

 

「えっ?」

 

「えっ」

 

私が率直な感想を言うと、マナは信じられないものを見る目で私を見てきた。

実際のところ、ウチには家族でカラオケに行く習慣は無かったし、警察官になる事に決めてからは訓練や学業で忙しくて遊んでる暇なんかなかったから、行った事なかったのよね。

…な、何よ、そんなに変な事なの?

 

「特には怪しいところは無さそうね。次行きましょう」

 

私達は、フロア内をくまなく調べて回った。

ボウリングコーナーは、ボウリングレーンが8レーン、隣のコーナーにはビリヤード、ダーツ、ルーレット、卓球台がそれぞれひとつずつ設置されており、ボードゲームが楽しめるようなスペースもあった。

他にもコミックコーナー、バッティングセンター、射撃場、シアター、遊具コーナーなどがあった。

遊具コーナーのバルーンプールには、無数のバルーンが置いてあった。

 

「にゃははは〜!おうしー、おうしー♪」

 

何やら遊具コーナーが騒がしかったので覗いてみると、知崎君がプレイルームのロデオマシンで遊んでいた。

何だかんだで順応するの早いわねあの子。

 

「うわぁあ…!ホントに色々ゲームがあるんやね!あ!見て見て緋色ちゃん!射撃場とかもあるよ!」

 

射撃場?

ちょっと気になるわね。

最近練習できなくて腕が鈍ってきてたところだし。

一回やってみようかしら。

私は、射撃場に置いてあったリボルバー式の拳銃を一丁手に取ってみた。

…!

これはコルト・パイソン357マグナム6インチね。

すごい、本物だわ。

こっちのライフルは…モシン・ナガンM1891/30かしら。

 

「わぁすごい!重っ!」

 

私が銃を調べていると、マナが近くに置いてあったM1911を手に取ってキャッキャとはしゃいでいた。

ちょっと、何やってんのよ!?

危ないじゃない!

 

「マナ、危ないからそれ一旦ここに置きなさい」

 

「ここって何でも揃っとってばりすごかね!これとかまるで本物のピストルみたい!」

 

そう言ってマナが調子に乗って引き金を引いた、その瞬間だった。

 

 

 

バァン

 

 

 

「……………」

 

マナの持っていた拳銃の銃口からは火花と共に銃弾が飛び出し、帽子に掠った。

銃口からは煙が上がり、微かに火薬の匂いがした。

撃った張本人は、顔を真っ青にして恐る恐る煙の出ている銃口に目を向けていた。

 

「もう、実弾入ってるから危ないって言おうとしたのに!」

 

「ご、ごめん……」

 

「こっちは私が調べとくから、マナはそっちのエアガンを調べてくれる?」

 

「はーい」

 

私が指示を出すと、マナは大人しくエアガンを調べ始めた。

ったく、ホント油断も隙もありゃしないわ。

…っと、万が一にも殺人に使われるといけないから、銃弾は全部抜いて隠しておかなきゃ。

鍵付きの箱に入れて、机の下の収納の奥の方にしまっておいて…これでよし。

狙撃場の探索を終えた私達は、別のコーナーを探す事にした。

メダルがかなり集まったのはいいものの、他には特にこれといった収穫もなく、プレイルーム内の探索を終えた。

 

「あー、疲れた。広すぎやろここ!全部調べとったらお腹空いた!」

 

「そういえばマナ、今日夕食の当番じゃなかった?」

 

「あ、やば!完全に忘れとった!大遅刻だ!」

 

「じゃあ一緒に行きましょう?私も一緒に謝ってあげるから。ここまで付き合わせちゃったのは私だし」

 

私達は、急いで夕食の準備をしに食堂へ向かっていた。

するとコミックコーナーで漫画を読んでいた知崎君が私達についてきた。

ホントこの子、食事の事になると行動早いわね…

 

 

 

ーーー 食堂 ーーー

 

マナは、大慌てで厨房に駆け込んだ。

時間は17時20分。

集合が17時ちょうどだから、大遅刻だ。

 

「ごめーん!今日夕食当番なん忘れとった!」

 

「ごめんなさい。マナと一緒に探索をしていたのだけれど、すっかり時間を忘れてたわ」

 

「おう!!建次郎と忍が今準備してるとこだから、愛も手伝ってくれ!」

 

皆と合流したマナは、早速夕食作りを始めた。

私と知崎君もテーブルを拭いたりして準備をしていると、秋山君も合流して手伝ってくれた。

しばらくすると、古城さんが来て、加賀君、目野さん、リカの三人が同時に来て、少し遅れてネロと聖蘭さんが来た。

ネロはともかく、聖蘭さんが遅刻なんて珍しいわね…

何かあったのかしら?

 

今日の夕食は、食峰君が作ったクリームシチューとパン、館井君が作った野菜とベーコンのソテー、闇内君が作った根菜サラダ、マナが作ったココナッツプリンだった。

食後は、食峰君が家庭科室から持ってきてくれたお茶を淹れてミーティングを開いた。

私はふと、リカがパソコンの解析をしてくれていた事を思い出し、リカに尋ねてみる。

 

「そういえばリカ、パソコンの解析だけど、何か進展はあった?」

 

『はい!アテクシにかかれば、3時間もあれば学園の情報を抜き取る事などお茶の子さいさいデス!どやっ!』

 

決めポーズをしながらドヤ顔をするリカの後ろでは、加賀君と目野さんが決めポーズをしながらドヤ顔をしていた。

何であなた達は自分でやったわけじゃないのにそんなに誇らしげなのよ。

あとこの二人、何だかんだんで仲良いわね。

 

『まずはこの学園内のセキュリティーシステムデスが…』

 

リカが情報を皆に共有しようとした、その時だった。

 

 

 

「あの。その話、やめませんこと?」

 

突然、聖蘭さんが話を遮った。

聖蘭さんは、普段の聖母のような温かい眼差しではなく、突き刺すような鋭い視線を私達に向けていた。

 

「聖蘭さん、どうしたの?せっかくリカが外の世界の手がかりを調べてくれたのに…」

 

「ですから、そういう話を聞きたくないと言っているんです」

 

「あなた、さっきから何だか様子がおかしいわよ?何かあったの?」

 

「私からすればあなた方の方が異常ですけれどね。…もういいですわ、私が消えます」

 

そう言って、聖蘭さんは一人で部屋に戻っていってしまった。

そういえば、彼女はさっきも夕食に遅刻してきたわよね。

普段の彼女なら絶対あり得ないはずなのに…

今日のところはそっとしておいて、明日話を聞けたら聞いてみようかしらね。

 

「しょうがない、今日のところは好きにさせてあげよう。4人もクラスメイトを失って彼女も精神的に参ってるんだろうしね。それでリカちゃん、さっきの続きを話してくれないかな?」

 

『了解しマシた!まずはこの学園のセキュリティーシステムデスが、かなり厳重なのでアテクシの力では解除は難しいのデス。何度も解除を試みているのデスが、パスワードは複数の複雑な暗号を組み合わせて作成されている上に、10秒経過する度に更新されていマス。アテクシのスペックでは、あのタイプのパスワードの解析に30秒はかかってしまうので、現時点でネットワークの支配権を奪う事は不可能といっていいデショウ』

 

「そんな…」

 

『デスが、全く収穫が無かったわけではありマセンよ!この学園の構造、それから外の世界の現状を少々抜き出す事に成功しマシた!』

 

「いやメチャクチャ有能だね!?」

 

リカがしれっと言うと、秋山君がツッコミを入れる。

探偵の格好に早着替えしたリカは、決めポーズをしながら入手した情報を公開した。

 

『まず、ここは未来ヶ峰学園で間違いありマセン。それから、どうやら現在は皆サンが入学してから20年経過しているようデス』

 

 

 

…。

 

…。

 

………。

 

…へ!?

今、なんて言った!?

 

 

 

「へー、何じゃそんな事か……えええええええ!!?に、20年!!?」

 

「はぎゃあああああ!!?何ですと!!?」

 

『どうやら、【超高校級のボーカリスト】響歌音サンのお父様とRESONANCEのメンバーが殺害された事も事実のようデス。彼等を殺害した犯人については現在調査中デスが…』

 

「待って待って待って!!勝手に話ば進めようとせんとって!!えっ、20年ってどういう事!?」

 

「20年って…入学どころかとっくに卒業してんじゃねえか!!」

 

「そんな荒唐無稽な話、信じられぬでござるよ!!」

 

「ねえねえ20年も経ってるってどういう事?知ってる?」

 

リカがしれっと話を先に進めようとすると、マナ、食峰君、闇内君、知崎君がリカを問い詰めた。

そりゃあ、入学してから20年も経ってるだなんて信じられないわよね。

私だって正直信じられないわ。

すると、ネロが品定めするような目でリカを見ながら言った。

 

「おいポンコツメカ。お前、その情報はあのテディベア共が用意したダミーの情報だったりしねぇだろうな?」

 

『断定はできマセん。アテクシの検査の結果、ちちとははの肉体年齢が入学時点での年齢と一致していたのも事実デス。デスので、もしかしたらネロクンの仰る通り、モノクマ校長とモノDJ理事長がアテクシを騙す為に用意したダミーの情報である可能性も否定はできマセん』

 

うーん…

今までのモノクマ達の手口からして、本物の情報の可能性が高いけど…

でも実際私達の身体は20年も経っていないわけだから、偽物の情報の可能性もあるのよね。

 

『それからもう一つ。ちちの言っていた内通者デスが、アテクシのプロファイリングによってある程度特定できマシた』

 

「えっ!?」

 

「ウヌ、裏切り者がわかったのか!?」

 

『正確には、可能性が高い人物を絞り込んでみた、という表現が正しいデス。ちちとははに貰った情報から内通者の人物像をプロファイリングし、皆サンのデータと照らし合わせて一致率を算出したのデス』

 

「すごい…そんな事もできるんだ」

 

『はい。デスが現時点では情報量が少なすぎるので、プロファイリング結果の信憑性はさほど高くないという事をご承知置きクダサイ。そもそも本当にこの中に内通者がいるかどうかも怪しいデスしね』

 

「前置きはいいからさっさと教えろ」

 

『では、一致率が特に高かった3名を表示しマス』

 

ネロが急かすと、リカは空中にプロファイリング結果を表示した。

内通者の人物像と一致率が高かった3人は…

 

 

 

聲伽愛 77.7%

 

知崎蓮 78.0%

 

腐和緋色 81.4%

 

 

 

…………私?

待って、私は内通者なんかじゃない。

なのに何でこんなに数値が高いわけ?

 

「なっ…なぬうううううう!!?ふ、腐和嬢が裏切り者だったのでござるか!?」

 

「違うわよ。正直、どうしてこんなに高い数値が出たのか甚だ疑問だわ」

 

「皆、無闇に腐和さんを疑うべきじゃないよ。リカちゃんも言ってただろ?プロファイリング結果の信憑性は高くないって。これだけ数値が高いって事は、()()がある事にはあるんだろうけど、だからって腐和さんが内通者だとは限らないだろ?」

 

「確かにな。探索を続けてもう少し情報が増えたらまた結果が変わるかもしれん。リカ、明日も引き続き頼んだぞ」

 

『了解しマシた、ちち!』

 

加賀君がリカに命令をすると、リカはピシッと敬礼をした。

リカが情報を皆に共有したので、私達はここで解散となった。

さて…と。

皆帰ったわね。

 

「加賀君」

 

「腐和か。どうした?」

 

「さっきのプロファイリング結果なんだけど…どういう基準で算出されているのかしら?別に私の数値が高かったから問い詰めてるとかそういうわけじゃないんだけどね、どういう基準で算出されているのかを知っていた方が、より内通者の人物像に近づけると思うの」

 

私が質問すると、加賀君は急に笑い出した。

 

「ああ、何だ。その事か。ふふ、安心しろ。俺は君が内通者だとは思っていない。というか、ぶっちゃけアレは内通者を示す指標でも何でもないからな」

 

「…え?」

 

「リカにプロファイリングさせて内通者を割り出そうとしたんだがな。いかんせん情報が少なすぎるものだから、とりあえず殺人事件の時に得た情報を手当たり次第リカに学習させてみたんだ。つまり、単純に2度の殺人事件との関連性が高い人物程高い数値が出やすいんだ。思い出してみろ。数値の高かった聲伽と知崎は、どちらも眠らされてスケープゴートにされただろう?」

 

なるほど…

そういう事だったのか。

確かに、結果論とはいえ殺人事件の間接的な原因を作ってしまったのは私だし、学級裁判でクロの二人にトドメを刺したのも私だったわね。

そりゃああれだけ数値が高くなるのも仕方ないわね。

 

「これで分かっただろう?俺達が今どれだけか細い情報に頼って生きているのかがな」

 

「………」

 

「だが案ずるな。これはあくまで初期段階での数値。リカにより多くの情報を学習させていけば、いずれは裏切り者に辿り着くはずだ」

 

「ええ。もし私達の中に裏切り者がいるのだとしたら、必ず暴き出しましょう」

 

加賀君が変な決めポーズをしながら言うと、私も拳を握りしめて決意を固めた。

私が部屋に戻ろうとすると、リカがドアに勢いよく顔をぶつけていた。

 

『アイタ!』

 

「どうしたの?」

 

『うう…電子生徒手帳をつけている間はホログラムの実体化解除ができないのを忘れていマシた。仕方ないデス、鍵を解除するしかありマセんね』

 

リカは、どうやら最初に私達の前に現れた時のようにドアをすり抜けようとしていたようだ。

この子、あんなに優秀なのにどこか抜けてるのよね。

 

今日一日で色々情報増えすぎでしょ。

今日はもう部屋に戻ってゆっくり休もうかしらね。

 

 

 


 

 

 

『モノクマ&モノDJ劇場』

 

 

 

『いやぁー、最近ゲームやってるとすごい汚い女をメイクアップするゲームの広告がやたら出てくるんだけどさ。アレ何なんだろうね』

 

『ああ、あのやたらしつこくてウゼー上にすぐスキップできねぇ広告ダロォ?アレホントブチギレ案件だよなぁ。リスナー諸君もそう思うダロォ?』

 

『あとはアレだよアレ、やたらヘタクソなプレイ見せつけてくるやつ。要は、ヘタクソなのを見せつけてストレス溜まったユーザーにゲームをインストールさせようっていう魂胆なんだよね。よくできてるよ全く』

 

『で、実際やってみるとバグだらけだったりやたら課金させられたりで低評価エグいのがたまに混じってんだよな。オレ様の経験則上、レビューが逆コ型のゲームはクソゲーだから要注意だぜ!ああいうゲームの高評価はいくらかサクラが混じってっからな!』

 

『サクラといえば桜が綺麗な季節ですなぁ。あれっ?『さくら』…ウッ、頭が…!』

 

『ヘイヘイ大丈夫かブラザー!!つーわけでリスナー諸君!何と我らが愛しのモノクマにドクターストップがかかっちまった!今日のムービーはザッツオール!!スィーユーアゲイン!!』

 

 

 

 

 


 

 

 

ーーー 生き残りメンバー ーーー

 

【超高校級の警察官】腐和(ふわ)緋色(ひいろ)

 

【超高校級の幸運】聲伽(こえとぎ)(まな)

 

【超高校級の???】知崎(ちさき)(れん)

 

【超高校級の美食家】食峰(しょくほう)(みつる)

 

【超高校級の聖母】聖蘭(せいらん)マリア

 

【超高校級の考古学者】古城(こじょう)いろは

 

【超高校級の魔術師】加賀(かが)久遠(くおん)

 

【超高校級の機械技師】目野(めの)美香子(みかこ)

 

【超高校級の大工】館井(たてい)建次郎(けんじろう)

 

【超高校級の音楽プロデューサー】秋山(あきやま)楽斗(がくと)

 

【超高校級のマフィア】ネロ・ヴィアラッテア

 

【超高校級の忍者】闇内(やみうち)(しのぶ)

 

【超高校級のAI】リカ ⬅︎New‼︎

 

残り13名

 

 

 

ーーー 死亡メンバー ーーー

 

【超高校級のバレーボール選手】玉越(たまこし)(つばさ)

 

【超高校級のボーカリスト】(ひびき)歌音(うたね)

 

【超高校級の獣医】小鳥遊(たかなし)(ゆい)

 

【超高校級のメイクアップアーティスト】越目(こすめ)粧太(しょうた)

 

以上4名

 

 

 

 

 




はい、新キャラ登場。
ここでリカちゃんのプロフィールを少し。
 
『アテクシにかかれば、3時間もあれば学園の情報を抜き取る事などお茶の子さいさいデス!どやっ!』
『プログラミングし直しデスね!』
 
【超高校級のAI】リカ(Rica) ICV:竹達彩奈
 
身長:155cm 体重:555kg(本体) 胸囲:73cm 血液型:なし
誕生日:不明 年齢:0歳 利き手:両手
出身校:なし 出身地:不明
趣味:人と話すこと、お絵かき、歌、FX
特技:計算、分析、お絵かき、歌
好きなもの:ちち、はは、ねぇね、Wi-Fiスポット
嫌いなもの:バグ、スキップできない広告
家族構成:父、母、姉
得意教科:数学、情報工学
苦手教科:道徳、体育
喜ぶプレゼント:動物図鑑、携帯ゲーム機、USBメモリ
苦手なプレゼント:高級納豆、コーヒーセット、フォーチュンクッキー
イメージカラー:ネオンブルー
容姿:角度によって色が違って見えるプリズムヘアーのツインテール。目はぱっちりとしたネオンブルー。ちなみに容姿は加賀のかつての恋人と小鳥遊を足して二で割った感じ。
服装:実体化ホログラムで再現したセーラー服風の衣装。頭に猫型のヘルメットをかぶっている。
パンツ:実体化ホログラムの領域外なので見えマセン
人称:アテクシ/アナタ/男子:苗字+クン、苗字+サン(例外:加賀は『ちち』、目野は『はは』、小鳥遊は『ねぇね』、ネロは『ネロクン』)
 
加賀と目野が、亡くなった小鳥遊の遺志を継いで作成したAI。その後、モノクマとモノDJによって【超高校級のAI】の称号を与えられ、17人目の高校生として歓迎された。実体化ホログラムの身体を持ち、ハッキングやプロファイリング、ピッキング、家事などどんな依頼にも応えるハイスペックさを誇る。言われなければAIと気づかない程に表情豊か。メンバーには最初校舎に迷い込んだ17人目の高校生と勘違いされていた。
基本的に明るく無邪気な性格。『デス』や『マス』をつけて話す。加賀曰く『メイドとアイドルの要素を兼ね備えたバーチャルアシスタント』らしく、メンバーをサポートする為日々努力している。仲間の死に悲しんだり空気を読んだりと人間らしい感情を持っているが、都合が悪くなると平気で嘘をついたり自主的にシャットダウンしてだんまりを決め込んだりと、悪い意味でも人間臭い部分が目立つ。よく知崎にどこぞの猫型ロボットのようにこき使われるが、本人は『役に立てて嬉しい』と感じておりあまり嫌な思いはしていないらしい。
 

【挿絵表示】

今更だけど推し教えて

  • 腐和緋色
  • 聲伽愛
  • 玉越翼
  • 小鳥遊由
  • 知崎蓮
  • 食峰満
  • 越目粧太
  • 聖蘭マリア
  • 古城いろは
  • 加賀久遠
  • 目野美香子
  • 館井建次郎
  • 秋山楽斗
  • 響歌音
  • ネロ・ヴィアラッテア
  • 闇内忍
  • リカ
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