ジャスティスダンガンロンパX4 強くてコロシアイ再履修 作:M.T.
《学級裁判 再開!》
腐和「どのみち、闇内君の事件を明らかにしないと投票には移れないわよね」
食峰「アヒャヒャヒャ!!そりゃあそうだよなァ!?だってオレは忍を殺してねえんだもんよぉ!?」
知崎「あーあ、結局そうきちゃったか。このまま投票に移れると思ったんだけど、そうはいかないねえ」
腐和「ええ。確かに彼は不愉快だけど、言ってる事は一理あるわ。闇内君の事件について、真相を明らかにしましょう」
ーーー 議論開始! ーーー
食峰「忍を殺した犯人なら決まってんだろ!?さっきからずっと議論を仕切ってる《緋色》だよ!」
聲伽「嘘!《緋色ちゃんがそげん事するわけなか》!」
食峰「どうだかな。緋色は《【超高校級の警察官】なんだぜ》?銃で忍を殺す事くらいできんだろ」
秋山「銃を使ったら犯人が絞られちゃうのに、《何で銃を使ったの》?」
食峰「知るかそんなの!!忍の身体には《銃創》があったんだろ!?じゃあ犯人は緋色で決まりじゃねえか!」
今の発言はおかしいわ!
《銃創》⬅︎【闇内君の腹部の穴】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「闇内君の腹部の穴は銃創じゃないわ。そうでしょ、加賀君?」
加賀「ああ。銃創だったら銃弾が見つかってるはずだしな」
館井「では結局、その穴は何で開けられたものだったんだ?」
ーーー 議論開始! ーーー
知崎「わかった《吹き矢》だー」
目野「《ナイフ》とかはどうでしょう!?」
加賀「どう見てもナイフの傷ではなかったぞ」
リカ『《アイスピック》…ではありマセんよね』
秋山「《電動ドリル》とかは?あれなら穴を開けられそうだけど」
あの人の意見に賛成したい。
《電動ドリル》⬅︎【電動ドリル】
「それに賛成よ!!」
《同 意》
腐和「闇内君の腹部の穴は、電動ドリルで開けられたものだと思うわ」
リカ『なるほど…』
食峰「だったら何だ!?銃が使われてねぇって証明にはならねえじゃねえか!」
ネロ「しつけぇな」
ーーー 議論開始! ーーー
食峰「確かに穴は電動ドリルで開けられたものかもしれねえけどよ!《別の可能性》だって考えられるぜ!」
秋山「別の可能性?」
食峰「緋色が忍を《拳銃で撃ち殺してから》、証拠隠滅の為に銃弾を身体から取り除いてドリルで穴を拡げたって可能性だよ!」
リカ『何故わざわざそのような回りくどい事をする必要があったのデショウ?それなら初めから《銃を使わなければいい》だけの話では?』
食峰「《忍を確実に殺す為に咄嗟に抜いた》のかもしれねえじゃねえか!」
いいえ、それはあり得ないわ!
《拳銃で撃ち殺してから》⬅︎【ネロと私の愛銃】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「残念だけどそれは通らないわよ」
知崎「えー、何で何で?」
腐和「私の拳銃は口径9mmのニューナンブM60。弾丸に対して腹部の穴が小さいのよ」
知崎「ふーん」
ネロ「ちなみに俺の拳銃でもねえぞ」
秋山「じゃあ銃は使われてなかったって方向で…」
目野「前時代的な脳味噌を一から改造してあげます!!」
《反 論》
目野「確かに拳銃が使われた可能性は無いとしましょう!ですが他の可能性がまだあるんじゃないですか!?」
腐和「他の可能性?」
目野「ええ!腐和サァンの推理がどうしても納得できないので、私が証明してあげます!!」
ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー
目野「拳銃が使われていないのは、穴のサイズに対して弾丸が大きいので間違いないでしょう!ですが、何もこの場で射殺するのに使えたのは拳銃だけじゃなかったんじゃありませんか!?」
腐和「…もしかして、射撃場の銃を使ったっていうの?」
目野「ええそうです!!射撃場には、あの穴より小さい弾丸を打ち込めるライフルがあったでしょう!?」
腐和「確かに、射撃場の本物の銃の置き場からライフルが一丁無くなってはいたけど…」
目野「ほら見なさい!!やっぱり《射撃場の銃で闇内さんを射殺して》、体内から銃弾を取り除いて電動ドリルちゃんで穴を広げたのです!」
いいえ、射撃場の銃を使う事はできなかったはずよ!
《射撃場の銃で闇内さんを射殺して》⬅︎【実弾の箱】
「その言葉、撃ち抜いてあげる!」
《論 破》
腐和「それはあり得ないわ。だって、実弾の箱の鍵は私が管理していたのよ?銃弾は減っていなかったし、実弾が使われたとは思えないわ」
目野「でもそれってあなたの感想ですよねえ!?」
ネロ「いや、弾丸が減ってないのは俺も確認済みだ」
目野「では無くなってたライフルとやらは一体何だったというのです!?本物の銃の置き場から無くなっていたんですよね!?」
腐和「それについては心当たりがあるわ」
コトダマ提示!
【銃置き場の銃】
「これよ!!」
腐和「実は、銃置き場の銃が本物とエアガンとで入れ替わっていたの。つまり、無くなったのはエアガンだったのよ」
目野「そうだったんですね!!いやあ失敬しました!!」
秋山「じゃあ次は本当の死因について考えるべきなのかな?」
腐和「そうね。じゃあ次は死因について考えてみましょう」
ーーー 議論開始! ーーー
館井「普通に腹部に穴を開けられた事による《失血死》ではないのか?」
秋山「でもそうだとすると、どうしてモノクマファイルに死因が書かれてなかったのかな?」
目野「やっぱり《銃殺》だったという線は本当にありませんかね!?」
ネロ「さっき銃殺は無えって話になったじゃねえかバカガキ」
聲伽「《毒殺》…とかはなかね?」
あの人の意見に賛成したい。
《毒殺》⬅︎【テトロドトキシン】
「それに賛成よ!!」
《同 意》
腐和「多分、死因は毒殺だと思うわ。闇内君の体内からテトロドトキシンが検出されたの」
聲伽「あ、当てずっぽうで言うたら当たった…」
食峰「はあ!?毒殺!?うんなわけねーだろ!!」
館井「確かに…にわかに信じがたいな」
ーーー 議論開始! ーーー
食峰「忍の死因が《毒な訳ねーだろ》!!」
腐和「どうしてそう言い切れるの?」
食峰「決まってんだろ!忍は忍者だから毒に耐性があるんだぜ!?《毒を喰らっても効かねえ》んじゃねえのか!?」
加賀「《テトロドトキシンは青酸カリの千倍以上ともいわれる猛毒》だぞ?効かないなんて事あり得るのか?」
館井「だが、闇内はどんな依頼をも成し遂げてきたプロだ。《可能性は無くはない》」
食峰「そうだぜ!!やっぱり《毒殺以外の死因》なんじゃねえの!?」
ネロ「しれっと議論に参加してんなこいつ……」
待って、今気になる発言が無かった?
《毒を喰らっても効かねえ》⬅︎ 【闇内君の毒物耐性】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「毒殺の可能性は十分にあるわよ」
食峰「何でだ!!?」
腐和「確かに闇内君は経口摂取した毒には耐性があったかもしれないけど、血管に直接入り込んだ毒に耐性があったかはわからないんじゃない?」
加賀「闇内がどの程度毒に耐性があったのかは知らんが…テトロドトキシンが血管に直接入ったら、流石に生還する事は難しかっただろうな」
秋山「じゃあ犯人は、何らかの方法で闇内の血管に毒を直接入れて殺した可能性が高いって事かな?」
腐和「ええ。おそらく犯人はあるものを使ったのでしょうね」
コトダマ提示!
【ミシン針】【エアガン】
「これよ!!」
腐和「犯人は、ミシン針で作った毒針をエアガンで撃ち込んで闇内君を毒殺したのよ」
目野「どういう事です!?」
腐和「つまりこういう事よ。まず、射撃場からエアガンとペイント弾を盗んで、ペイント弾の中に毒を仕込む。そしてペイント弾にミシン針を取り付ける。そのまま闇内君を撃てば、ミシン針でできた傷口にペイント弾の中の毒が流れ込んで身体に毒が回る。闇内君の死亡を確認した後、闇内君の遺体から毒針を回収し、ちょうど毒針が刺さっていた場所に電動ドリルで穴を開ける。そうやって本物の銃を使った犯行に見せかけたのよ」
聲伽「な、なるほど…あれ?でもそれやと犯人わかっちゃわん?」
腐和「ええ。一人だけこのトリックを実行できた人がいるわ」
《人物指定》
腐和緋色
聲伽愛
玉越翼
小鳥遊由
知崎蓮
食峰満
越目粧太
聖蘭マリア
古城いろは
加賀久遠
目野美香子
館井建次郎
秋山楽斗
響歌音
ネロ・ヴィアラッテア
闇内忍
リカ
➡︎食峰満
腐和「あなたよ、食峰君」
食峰「ははっ、そう来ると思ってたぜ緋色!!一応理由を聞かせてもらおうか!?」
腐和「このトリックは、銃と毒を使ったトリックだった。私とネロ以外で銃の扱いに長けてるのはあなただけよ」
食峰「それだけで犯人にされたんじゃたまったもんじゃねえなあ!!オレは犯人じゃねえっつってんだろうが!!」
ネロ「いや、この反応はもうこいつが犯人なんだろうよ」
知崎「にゃはは、じゃあもう投票に移っちゃっていいかな?」
秋山「ちょっと待って。投票はまだ早いよ」
腐和「ええ。まだトリックもわかってないわ」
館井「………意見が分かれたな」
モノDJ『ヘイYOU!今意見が割れたっつったのかァン!?そんな時はオレ様達の出番なんじゃねぇのかなぁ!?』
モノクマ『うぷぷぷぷ、今回も変形裁判所の出番ですね!それでは早速始めましょう!レッツ変形!!』
《意見対立》
【食峰満に投票するか?】
すぐに投票する! 古城、館井、知崎、ネロ、目野
まだ投票しない! 秋山、加賀、聲伽、食峰、腐和、リカ
ー議論スクラム開始ー
知崎「もうだるいから《投票》しちゃおうよー!」
「食峰君!」
食峰「オレに《投票》したら皆死ぬんだぞ!!」
目野「ですがもう《食峰さん》が犯人としか考えられません!」
「秋山君!」
秋山「《食峰君》が犯人かどうかはもう少し慎重に議論してみてもいいんじゃないかな」
古城「…もう《面倒臭い》から食峰が犯人でいい」
「マナ!」
聲伽「《面倒臭い》で全部片付けるとは良うなかて思うよ」
館井「…しかし、《闇内》を殺せるのは食峰以外考えられないのだぞ」
「リカ!」
リカ『食峰クンが《闇内クン》を殺したトリックがまだ明らかになってないじゃないデスか』
ネロ「大体、もう犯人がわかってんのに《トリック》なんて解き明かす意味あんのか?」
「加賀君!」
加賀「《トリック》を解き明かさない事には見えてこない真実もあるのではないか?」
知崎「しつこいよー。もう《謎》なんて無いじゃん」
「私が!」
腐和「《謎》ならまだ残ってるわ!」
《全論破》
腐和「これが私達の答えよ!」
秋山「これが俺達の答えだよ」
加賀「これが俺達の答えだ」
聲伽「これがうちらの答えだよ!」
食峰「これがオレ達の答えだぜ!!」
リカ『これがアテクシ達の答えデス!』
腐和「皆。もう少し慎重に議論してみない?トリックもまだわかってないわけだし」
知崎「はあ?こいつが犯人なのはもう確定なんだよ?」
腐和「まあそうれはそうなのだけれどね」
食峰「ハァ!?ふっざけんじゃねえ!!」
腐和「実際、あなたは銃の腕に長けてる事を自分で認めてるわけだし」
食峰「だから何だ!?もしかしたら銃が使えるのを隠してる奴がいるかもしれねーだろうが!!」
目野「確かに!!」
食峰「大体よぉ!!一回目に指導室を探した時には忍の死体は無かったじゃねえか!!」
知崎「あー、確かに」
食峰「オレが犯人だっつーなら、どうやって死体を指導室に運び込んで磔にしたっつーんだ!?」
腐和「…そうね。じゃあ次は、あなたが指導室に死体を出現させた方法について考えましょう」
ーーー 議論開始! ーーー
目野「《通気口》をウゴウゴしたんでしょう!」
秋山「指導室の通気口はそんなに広くなかったと思うんだけど」
知崎「《隠し扉》でも使ったのかもしれないよー」
館井「……忍者屋敷か何かか?」
聲伽「本当は死体は指導室にあって、《迷彩》か何かで隠しとったとか!」
ネロ「んなバカな……」
リカ『闇内クンもアテクシと同じ《ホログラム》だったのデショウか?』
加賀「リカ…少しふざけてないか?」
あの人の意見に賛成したい。
《隠し扉》⬅︎【隠し部屋】
「それに賛成よ!!」
《同 意》
腐和「おそらく、隠し部屋の中に死体を隠しておいたんだと思うわ。実は、指導室と家庭科室の間に隠し部屋があったの。一度私達に部屋の中を確認させて、何もない事を確認させてから、隠し扉を開いて死体を出現させたのよ」
秋山「隠し部屋か…気付かなかったなぁ」
加賀「でも腐和はどうして隠し部屋の存在を知っていたんだ?」
腐和「それは…」
コトダマ提示!
【マナの持っていたメモ】
「これよ!!」
腐和「マナが持っていたメモに、隠し部屋の在処を示した間取りが描いてあったの。闇内君の字で描いてあったから、おそらく闇内君がマナにセクハラをするどさくさに紛れてマナのポケットの中に忍ばせたのでしょうね」
聲伽「あ……!!」
目野「闇内さんがそんな事を!?一体どうしてなんでしょう!?」
加賀「おそらく脱出の手がかりか何かになると思ったが、モノクマ達に知られたくないからどさくさに紛れて渡すしか方法がなかったんじゃないか?」
古城「………」
知崎「なるなる〜。でも隠してた死体を出してたらさ、いくら何でもボク達が気付くでしょ」
腐和「そうね。だからおそらく、死体を出現させたのは私達が家庭科室に行った後だったのよ」
食峰「意味わかんねーよ!!指導室にいなかったオレがどうやって死体を出現させたっていうんだよ!?」
腐和「それについては、心当たりがあるわ」
コトダマ提示!
【苦無】【ワイヤー】
「これよ!!」
腐和「厳密には、死体を出現させたのは秋山君達よ」
秋山「えっ、俺?」
腐和「どういう事かというとね。まず、死体を苦無で隠し扉に磔にするでしょ?ワイヤーで隠し扉と指導室のドアを繋いでおくの。そうすると、部屋が開くのと同時に死体が出現するというわけ。あの扉はどんでん返しになっていたから、ワイヤーで引っ張られて扉が裏返っても気付かないというわけ。そして犯人は、あたかも今闇内君が撃たれたと思わせる為に、ある仕掛けをしたの」
コトダマ提示!
【ラジカセ】
「これよ!!」
腐和「まず、ラジカセでエアガンの音を録音して、私達が探索をしている間にラジカセを再生して発砲音を鳴らす。すると音を聞きつけた秋山君達が指導室のドアを開けて、それと同時に隠し扉が開いて闇内君の死体が出現する。こういう事なんじゃない?」
ネロ「なるほどね」
食峰「だから何だ!!それがわかったからって、オレが犯人って事にはならねえだろうが!!」
ーーー 議論開始! ーーー
食峰「大体、オレには《忍を殺す理由が無え》じゃねえかよ!!アイツは男だぞ!?食っても大して美味くねえんだからよ!」
加賀「別にお前が起こす殺人が全部《食う為の殺人だとは限らない》んじゃないか?」
食峰「うんなわけねーだろ!!別に食う用事もねえのに殺したりなんかしたら、《後始末がめんどくせー》だけだろ!!」
秋山「闇内君を生かしておく事に、《後始末の面倒臭さと天秤にかけて勝るデメリット》があったとしたら?」
食峰「《そんな理由あるわけねーだろ》!!」
《そんな理由あるわけねーだろ》⬅︎【古城さんの証言】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「…ねえ古城さん。そろそろ本当の事を話してもいいんじゃないかしら?」
聲伽「え…?」
古城「………ワシは、闇内に絶対に部屋の外に出るなと言われておったのじゃ。誰が来ても部屋のドアを開けるなとも言われた。彼奴はワシの為にと菓子や書物を持ってきてくれたから、ワシはそれに従った。それがあんな事になるなど、誰が予想できた!?」
秋山「古城さん…」
古城「ワシは…ワシは…!!うわああああああああん!!!」
古城さんは、その場に泣き崩れた。
普段は闇内君をこき使っていた古城さんだったけど、彼の事を心の底では大事に思っていたんだ。
大切な人を理不尽に奪われて、彼女もつらいのだろう。
腐和「…でもこれでハッキリしたわね。あなたが闇内君を殺した理由がね!」
犯人が闇内を殺害した理由は?
1.嫌いだったから
2.口封じ
3.食べようと思ったから
➡︎2.口封じ
闇内が古城に部屋から出るなと言ってきたのは?
1.古城を守る為
2.古城を殺害する為
3.嫌がらせ
➡︎1.古城を守る為
闇内が単独行動を取ったのは?
1.人嫌いだったから
2.殺人を企てていたから
3.犯人と刺し違えようとした
➡︎3.犯人と刺し違えようとした
《COMPLETE!!》
腐和「わかったわ!」
聲伽「ほんと!?」
腐和「ええ。食峰君、あなたが闇内君を殺した動機…それは口封じよ!!」
食峰「はぁ!?」
腐和「古城さんの話を聞いて確信したわ。おそらく闇内君は、あなたが【超高校級の殺人鬼】で、殺人を企ててるって事に気づいたのよ。それであなたから古城さんを守る為に古城さんを部屋に閉じ込め、単独行動をとってあなたと刺し違えようとしたの。あなたは、自分自身の保身の為に殺人のやり方を曲げてまで闇内君を殺したのよ」
古城「そ、そんな…!嘘じゃ!!」
食峰「うるせえ!!そんなのただの憶測じゃねえか!!オレが忍を殺ったっていう証拠が無えじゃねえか証拠が!!」
腐和「じゃあ、闇内君を殺したテトロドトキシンがどこから来たのか教えてあげる」
ー閃きアナグラム開始ー
ア ク ア リ ウ ム ノ フ グ
【アクアリウムのフグ】
「そういう事ね!」
腐和「あなたは、研究室のアクアリウムのフグの毒を使って闇内君を毒殺したのよ!違う!?」
食峰「ぐ…ぎぎ…!」
加賀「確かに…テトロドトキシンといえばフグ毒だしな。少量で確実に殺すならうってつけだ」
聲伽「じゃあ、やっぱり本当に食峰くんが…!?」
食峰「うんなわけねえだろうがぁぁ!!!」
《反 論》
食峰「オレがフグ毒を使って忍を殺しただと!?冗談も大概にしやがれってんだ!!」
腐和「まだ言い逃れする気?見苦しいわよ」
食峰「見苦しいも何も、オレは忍を殺してなんかねえんだよ!!」
ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー
食峰「大体よぉ!使われたのがテトロドトキシンだからってフグ毒とは限らねえだろ!?」
腐和「でも保健室にも小鳥遊さんの研究室にも、テトロドトキシンは置いてなかったわよ?」
食峰「誰かが隠し持ってんのかもしれねえだろうが!!」
腐和「それはちょっと都合良すぎじゃないかしらね」
食峰「うるせえ!!オレはフグ毒を使ってねえんだからそうとしか考えられねえだろうが!!大体、フグを殺すのは校則で禁止されてんだろ!?《フグ毒を使って殺人なんて無理》に決まってんだろ!!」
今の発言はおかしいわ!
《フグ毒を使って殺人なんて無理》⬅︎【校則の十七番目の項目】
「その言葉、撃ち抜いてあげる!」
《論 破》
腐和「フグ毒を使って殺人をする事は可能よ」
食峰「ハァ!?フグを殺すのは校則違反なんだろ!?」
腐和「あのねぇ。禁止されてるのはあくまでフグを殺す事よ。取り出しちゃダメだなんて書いてないし、ましてや毒を抽出しちゃダメなんてどこにも書いてないわ。要は殺しさえしなければ何したっていいのよ」
食峰「グッ……!」
腐和「わざわざこんな綿密なトリックを考えたのは褒めてあげるけど、バレずに殺すなら自前の毒を使うべきじゃなかったわね」
食峰「ぐ……」
食峰「グヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
目野「ひいいい!!?」
食峰「そんなんでオレを追い詰めたつもりかァ!!?なあ、緋色ォ!!!」
腐和「まだ認めないつもり?」
食峰「証拠が無えんだよ!!オレが忍を殺したっつー証拠がよぉ!?オメーはずっとトリックやら状況やらを解き明かしてただけで、肝心の物的証拠を出してねえじゃねえかよ!!」
腐和「それは……!」
食峰「ほらどうしたァ!?まさか証拠が出せねえのか!?そりゃあ出せねえよなぁ!?オレは犯人じゃねえもんなぁ!!」
腐和「くっ……でっ、電子生徒手帳!闇内君の電子生徒手帳を調べれば、何か手掛かりが……」
食峰「はあ?バッカじゃねえの?そんなもんに手がかりなんかあるわけねえだろ!!苦し紛れのハッタリはやめろよ緋色!!」
腐和「ぐっ………!」
クソッ……!
この余裕な態度…さては、闇内君の電子生徒手帳をチェック済みね…!
クソッ、クソクソクソ!!
せっかくあと一歩のところまで追い詰めたのに、提出できるような証拠がもう残ってない…!
何か手掛かりは…ハッタリでもいい、何か、何か無いの…!?
聲伽「………焼却炉」
腐和「…え?」
聲伽「緋色ちゃん、焼却炉ん中は!?ネロくんと一緒に調べとったやろ!?何か無かったと!?」
食峰「ッ……!オメェ、余計な事を……!」
……!
それよ!
どうして今まで気付かなかったのかしら。
まだ提出してない証拠があったわ!
コトダマ提示!
【焦げた布】
「これよ!!」
腐和「焼却炉に捨ててあった焦げかけの血のついた布、これがあなたの犯行を示す証拠よ!!」
食峰「ぐっ……!!」
加賀「布の焦げ方からして、聖蘭を殺した後で放り込んだものとは考えにくいだろうな。となると、これが闇内を殺した証拠になるわけか…」
食峰「ふっざけんな!!!」
ーーー 理論武装開始! ーーー
食峰「それがオレの犯行を示す証拠だと!?」
食峰「ふざけんな!!」
食峰「布なんて誰でも持ってんじゃねえか!!」
食峰「そんな布、オレは知らねえ!!!」
食峰「そんなもんで決めつけられてたまるか!!」
食峰「その布が何だっていうんだよ!?」
【食峰】【の】【つけている】【エプロン】
腐和「これで終わりよ!!」
腐和「この布は、あなたが身につけていたエプロンよ!」
食峰「っ…………!」
知崎「緋色ちゃん、ちょっとそれ見せてー!…あ、よく見たら何か書いてあるね!えーっと、食、魂?」
加賀「必要ならリカに布の材質を分析させようと思ったんだが…どうやら俺達の出る幕じゃなかったようだな」
ネロ「ふん、終わりだな」
秋山「腐和さん。最後に事件の真相を振り返ってくれないかな?」
腐和「ええ」
ークライマックス推理開始!ー
【Act.1】
事の発端は、モノクマ達の発表した動機だった。
元々女性や子供を殺して食べていて【超高校級の殺人鬼】と呼ばれていた犯人は、菜食生活で飢えていて、仲間を殺して食べる事で自分の欲求を満たそうと考えた。
ターゲットに選ばれたのは、聖蘭さんと…おそらくは古城さんだった。
犯人は、下準備の為に家庭科室から包丁を持ち出して、純水を入れた容器に包丁を立てて入れて、そのまま冷凍庫に放り込んで放置したの。
そして物理室から電気棒とブルーシートを盗み出し、虎視眈々と聖蘭さんと古城さんを殺す計画を進めていたの。
でもどういうわけか、その計画を闇内君に知られてしまい、自分の正体がバレてしまった。
そこで犯人は、口封じの為に闇内君を殺す事にしたの。
【Act.2】
その事を悟った闇内君は、自分が犯人と刺し違えてでも古城さんや皆を守る為に、古城さんを部屋に閉じ込め、マナのポケットに隠し部屋の場所を示した紙を忍ばせておいた。
闇内君がマナに『一人になるな』とメッセージを書いたのは、マナの事も守ろうとしていたのよ。
その頃犯人は、水面下で闇内君を殺す計画を立てていたの。
まずプレイルームの射撃場からエアガンとペイント弾を盗み出してエアガンと本物の銃を入れ替えておき、遊具コーナーからバルーンを、美術室から電動ドリルと糸鋸用のワイヤーを、外国語教室からラジカセを、それから家庭準備室からミシン針を盗み出した。
次に自分の研究室のアクアリウムに泳いでいるフグから何らかの方法で毒を抽出し、ペイント弾の中に毒を仕込み、毒入りのペイント弾にミシン針を取り付けておいた。
そして持ち出したエアガンに仕込めば、毒入りエアガンの完成というわけ。
【Act.3】
その後、犯人と刺し違える為に単独行動を取った闇内君は、指導室で犯人を待ち伏せした。
犯人は卑劣にも、堂々と立ち向かおうとした闇内君の腹部を毒入りエアガンで撃ち毒殺した。
その時、ラジカセの録音機能を使って銃の発砲音を録音しておいたの。
闇内君の死を確認した犯人は、闇内君の身体に刺さった毒針を抜き、電動ドリルで闇内君の腹部に穴を開けた。
こうする事で、毒針の跡を隠すと同時に、実弾を使って行われた犯行だと思い込ませようとしたの。
【Act.4】
そして指導室の隠し部屋の扉の内側に苦無で闇内君の遺体を磔にし、犯行に使った凶器とドリルを一緒に隠しておき、隠し扉にワイヤーを仕込んでおいた。
でもこの時犯人は、自分のエプロンに血がついてしまうというミスを犯してしまったの。
犯人は、すぐに焼却炉にエプロンを捨てに行った。
でも燃えにくいエプロンを使っていたせいで、結局燃え切らずに残ってしまったの。
【Act.5】
その後犯人は、聖蘭さんを殺す為、聖蘭さんがいつも掃除しにくる教室の前で待ち伏せしていたの。
そして電気棒で聖蘭さんを気絶させて、物理室に運び込んでブルーシートの上に寝かせた。
この時犯人は、聖蘭さんが教室に落としたロザリオを回収し忘れるというミスを犯してしまったの。
その後冷凍庫から凍らせておいた包丁を取り出し、聖蘭さんの真上の天井に設置する。
これで聖蘭さんを殺す為のトリックは完成よ。
犯人は、アリバイを成立させる為に秋山君を呼びつけて、家庭科室の備品整理を手伝わせたの。
二人で備品整理をしている間に包丁を支えていた氷が溶けて、包丁が聖蘭さんの首に落ち、聖蘭さんは失血死してしまった。
【Act.6】
聖蘭さんが亡くなってからしばらくして、犯人は秋山君を廊下の3階から追い出し、すぐに聖蘭さんの下処理を始めた。
まずは物理室のエアコンの設定温度を上げて残った氷を全て溶かし、物理室から台車を持ち出して聖蘭さんの遺体を台車に乗せ運び出した。
犯人は、聖蘭さんを家庭科室に運び込むと、聖蘭さんの衣服を全て剥ぎ取って洗濯機に放り込み、家庭科室の水道で血や汚れを洗い流した。
この作業は聖蘭さんの血抜きを兼ねていて、これから聖蘭さんを食肉として解体しようとしていたの。
下処理を終えた犯人が早速聖蘭さんを解体しようとした、その時だった。
【Act.7】
動物性食品が解禁された事に疑問を抱いた私が、皆に召集をかけて本格的に聖蘭さんと闇内君の捜索を始めたの。
犯人は、逆にこの状況を利用して、加賀君と私に罪を着せる事を思いついた。
犯人は知崎君や私と一緒に指導室に行き、聖蘭さんと闇内君を探すフリをしてラジカセをセットしておき、去り際に隠し扉のワイヤーを指導室のドアと結びつけておいた。
これで次に誰かが部屋を開けた時に闇内君の遺体が出現するようにしたのよ。
そして犯人、私、知崎君が聖蘭さんを家庭科室で発見した瞬間、犯人の狙い通りラジカセに録音しておいた銃声が鳴った。
【Act.8】
その銃声を聞きつけた秋山君達が指導室のドアを開け、その瞬間にワイヤーで繋がれたどんでん返しの隠し扉が開き、磔にされていた闇内君が現れる。
出現した闇内君の遺体を三人が見た瞬間に死体発見アナウンスが鳴り、その直後に銃声を聞きつけた私が指導室に駆けつけ、それとほぼ同時に加賀君が家庭科室に駆けつけ、その時に死体発見アナウンスが鳴った。
こうして犯人は、何食わぬ顔で私と加賀君に罪をなすりつけたというわけ。
「これが事件の真相よ。そうでしょう!?【超高校級の美食家】食峰満君!!」
食峰「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!バレちまったらしょうがねえなあ!!そうだよ、オレはマリアを食う為に殺したんだ!!忍は…まあオマケだよ。オレを嗅ぎ回ったりなんかしなきゃ死なずに済んだのになぁ!!」
目野「ひぃいいい!アナタ、モノクマ学園長達より悪趣味ですね!」
聲伽「酷い、酷いよ…!」
知崎「あーあ、もう飽きちゃった。クマちゃん、早く始めちゃってよ」
モノクマ『うぷぷぷ、もう結論は出たみたいですね?では始めちゃいましょうかね』
モノDJ『全員必ず誰かには投票しろよ!?無投票は問答無用でオシオキだぜYEAHHHH!!!ああ、それと今回はちゃんと忍ボーイを殺した犯人に投票しろよ!?間違えてマリアガールを殺した犯人に投票すんなよな!』
モノクマ『ではでは、投票ターイム!!』
モノクマがそう言うと、席にボタンが表示され投票時間が始まった。
私は、食峰君に投票した。
モノDJ『投票の結果、クロとなるのは誰なのか!?その結果は正解か不正解なのかぁああ!!?』
モノクマ『ワクワクでドキドキの投票ターイム!!』
モニターにスロットが表示される。
ドラムロールと共にリールの回転速度が落ちていき、食峰君の顔のドット絵が3つ揃った所でリールが止まった。
その直後、正解を褒め称えるかのように、はたまた私の潰し合いを嘲笑うかのように、歓声と共に大量のメダルが吐き出された。
《学級裁判 閉廷!》
ーーー 生き残りメンバー ーーー
【超高校級の警察官】
【超高校級の幸運】
【超高校級の???】
【超高校級の美食家】
【超高校級の考古学者】
【超高校級の魔術師】
【超高校級の機械技師】
【超高校級の大工】
【超高校級の音楽プロデューサー】
【超高校級のマフィア】ネロ・ヴィアラッテア
【超高校級のAI】リカ
残り11名
ーーー 死亡メンバー ーーー
【超高校級のバレーボール選手】
【超高校級のボーカリスト】
【超高校級の獣医】
【超高校級のメイクアップアーティスト】
【超高校級の聖母】
【超高校級の忍者】
以上6名
今更だけど推し教えて
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腐和緋色
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聲伽愛
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玉越翼
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小鳥遊由
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知崎蓮
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食峰満
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越目粧太
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聖蘭マリア
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古城いろは
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加賀久遠
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目野美香子
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館井建次郎
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秋山楽斗
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響歌音
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ネロ・ヴィアラッテア
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闇内忍
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リカ