ジャスティスダンガンロンパX4 強くてコロシアイ再履修 作:M.T.
コトダマリスト
【モノクマファイル⑥】
被害者は【超高校級のAI】リカ。
死亡推定時刻は14時20分頃。
死体発見場所は研究棟2Fの【超高校級の魔術師】の研究室内。
本体内部が損傷している。
【モノクマファイル⑦】
死亡推定時刻は14時25分頃。
死体発見場所は校舎6Fの廊下。
身体が焼け焦げており、グングニルの槍が刺さっている。
【加賀君の研究室の扉の傷】
加賀君の研究室には、何かを無理矢理差し込んだような痕跡が見られた。
【リカの死因】
リカの死因はおそらく過電圧。
【謎のUSB】
リカの本体に見覚えのないUSBが挿さっていた。
加賀君でも知らないらしい。
【扉のログ】
加賀君の研究室には、謎解きをすると自動ドアが開く仕掛けがされている。
ただしこの方法で開けると必ずログが残り、誰が入ってきたのかが特定される。
【研究棟のブレーカー】
14時頃、研究棟のブレーカーが落ちていた。
【金テコ】
倉庫の備品リストに書かれている。
【目野さんの証言】
USBの正体は、コンピュータ内で過電圧を発生させて一瞬で破壊する爆弾。
あらかじめプログラミングで制御する事で爆破時間を操作する事が可能らしい。
目野さん曰く手作りらしい。
【メカマサムネ】
おそらく知崎君が操縦しているものと思われるが、妙に会話が噛み合わない。
【知崎君の才能】
知崎君の才能は【超高校級の泥棒】。
相手の容姿や才能でさえも盗む事ができる。
【コスプレグッズ】
知崎君の研究室に置いてあった。
白瀬も含めた私達16人分の衣装が置かれている。
【暗視ゴーグル】
プラネタリウム準備室からなくなっていた。
【防火シート】
プラネタリウム準備室からなくなっていた。
【チャッカマン】
植物庭園内の白瀬の死体の近くに落ちていた。
【白い布】
植物庭園内の白瀬の死体の近くに落ちていた。
庭園内は全焼しているにもかかわらず、布はほとんど燃えていなかった。
【燻製器】
植物庭園内に落ちていた。
使われた形跡がある。
【グチャグチャの肉塊】
燻製器の中に詰められていた。
【壊れた監視カメラ】
植物庭園内の監視カメラは、火事のせいか全て壊れていた。
【校則の四番目の項目】
監視カメラの破壊は校則で禁止されている。
破壊した場合、その場で処刑される。
【白瀬の検視結果】
白瀬の死因は槍に刺された事による失血死か、雷撃による焼死。
【グングニルの槍】
白瀬の身体に刺さっている。
モノクマの武器。
校則違反者に対して発動する。
【ケラウノスの雷】
モノDJの武器。
相手を一瞬で消し炭に変える雷。
校則違反者に対して発動する。
【被害者の血液型】
植物庭園で殺されていた被害者の血液型はB型。
【インカム】
音楽準備室にあったインカム。
白瀬が持っていた。
【サバイバルナイフ】
倉庫にあったもの。
白瀬が持っていた。
【分解された電脳刀】
技術室で電脳刀がバラバラになって見つかった。
部品がいくつかなくなっていたらしい。
【スプリンクラー】
植物庭園の植物に水をやるために植物庭園内に設置されている。
【スプリンクラーの機械の蓋】
スプリンクラーの機械の蓋にこじ開けられた痕跡がある。
ハンマーで叩いたりこじ開けようとしてもびくともしない。
【スプリンクラーの貯水槽】
スプリンクラーの貯水槽からガソリンの匂いがする。
【ガソリン】
講堂に置いてあった。
【スプリンクラーの設定】
普段は自動モードだが、今回は手動モードになっていた。
【知崎君の脅迫映像】
今日の昼頃、知崎君が私達に見せてきた映像。
和室で白瀬が、メカマサムネに乗った知崎君に人質に取られていた。
【抹茶のシミ】
今朝方古城さんが和室で抹茶をこぼし、抹茶がシミになってしまっている。
だが脅迫映像の和室には抹茶のシミは無かった。
【カメラ】
和室に置いてあった。
録画機能が付いている。
【ノートパソコン】
和室に置いてあった。
元はネロが持っていたもの。
【白瀬の血液型】
白瀬クロヱの血液型はA型。
【ロンズデーライト】
地学室からなくなっていた。
ダイヤモンドよりも硬いといわれている。
【響さんの遺体】
生物室から、響さんの遺体が一部持ち去られていた。
【ガソリンと灯油の容器】
見た目がほとんど同じ一斗缶に入れてあった。
最初はラベルが逆だったが、間違いを防ぐ為に私がラベルを入れ替えておいた。
【講堂の捜査メンバー】
講堂を最初に調べたのは、リカと知崎君の二人。
【植物庭園の煙と匂い】
植物庭園から煙が上がっていて、何かが焼けるような匂いがした。
マナは、この匂いと煙のせいで植物庭園の中で火事が起こったと思い込んだ。
【マナの証言】
マナは、植物庭園の火事を止めようと思ってスプリンクラーのスイッチを押した。
【電子生徒手帳の性能】
電子生徒手帳は、あらゆる外的要因に対して耐性があるが、極端な高温低温に弱い。
【言語互換機能】
全員の電子生徒手帳に必ず搭載されている機能。
耳で聴いた言語を、自動で母国語に翻訳する機能がある。
『ヘイヘイヘーイ!!!全員席についたなァ!!!』
『それでは、始めましょうか!お待ちかねの学級裁判を!』
《学級裁判 開廷!》
モノクマ『ではまず裁判の簡単な説明をしておきましょう。学級裁判では『仲間を殺した犯人は誰か』について議論をし、その結果はオマエラの投票によって決まります!』
モノDJ『もし正解ならクロのみがオシオキ!!不正解ならクロのみが『卒業』、それ以外の全員がオシオキだぜYEAH!!!!』
聲伽「ええっと…今回はどうしよっか?」
秋山「まず、先に殺されたのがわかってるリカちゃんの方から先に話し合わない?」
腐和「そうね。リカの殺害状況を紐解いていきましょう」
ーーー 議論開始!! ーーー
秋山「今回も俺がファイルを読むね。被害者は《【超高校級のAI】リカ》。死亡時刻は《14時20分頃》。死体発見場所は《研究棟2Fの【超高校級の魔術師】の研究室内》。本体内部が損傷している。…以上だよ」
古城「リカ……」
知崎『にゃはは、リカちゃんはきっと《ぶっ叩かれて》殺されたんだね!』
聲伽「でもファイルには、『内部が損傷している』って…」
知崎『きっとぶっ叩かれた時に《ショートした》んだー!』
加賀「滅茶苦茶だな」
うーん…
叩かれて殺されたわけじゃないと思うのだけれど。
それを示す証拠は…
《ぶっ叩かれて》⬅︎【モノクマファイル⑥】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「叩かれて殺されたのは違うと思うわ。だって、モノクマファイルには『内部が損傷している』とだけしか書かれていなかったのよ?撲殺されたのなら、外傷についての記載があるはずよ」
加賀「叩かれた衝撃で内部破損した、という可能性はまず無い。リカはそう簡単に殺されないよう設計してあるからな。その方法でリカを殺そうと思ったら、それこそ原型がなくなるくらいの衝撃を加えないと無理だ」
秋山「なるほどね…じゃあ、暴行を加えられて殺されたっていう可能性は無いわけだ」
聲伽「じゃあリカちゃんの死因は何やったと?」
リカの死因…
それは……
コトダマ提示!
【リカの死因】
「これよ!!」
腐和「リカの死因はおそらく過電圧よ。そうでしょ、加賀君」
加賀「そうだな。リカは過電圧によって電源ユニットとマザーボードが破壊されていた。あれが直接的な死因とみて間違いない」
秋山「なるほど…」
聲伽「ええっと、要するに、電気いっぱい流しゃれて殺しゃれたって事ばいね?どげんして殺しゃれたっちゃろうか?」
腐和「じゃあ次は、リカの殺害方法について話し合いましょう」
ーーー 議論開始!! ーーー
秋山「…ねえ。リカちゃんの死因は過電圧だったよね。モノDJの《ケラウノスの雷》ならリカちゃんを殺せるんじゃないの?」
モノDJ『ヘイヘイ聞き捨てならねえぜ楽斗ボーイ!!オレ様が大事な生徒にそんな事するワキャねーだろ!!』
聲伽「武道場に置いてあった《電脳刀》…とかやなかかな?」
目野「きっと《USB》か何かで直接流し込んだんですよ!」
古城「加賀、ウヌが《配線を組み間違えた》とかではないのか?」
加賀「そんなわけないだろ」
待って、今すごく重要な事言った人がいたわよね。
《USB》⬅︎【謎のUSB】
「それに賛成よ!!」
《同 意》
腐和「凶器は手作りのUSBだと思うわ」
古城「ゆ、USBじゃとぉ!?……って、ゆーえすびーって何じゃ?」
秋山「そっからか……」
加賀「USB…あ、もしかしてアレか」
聲伽「アレ?」
加賀「俺がリカを調べていた時、見覚えのないUSBが挿さっていたんだ。リカはあれを挿されて殺されたのだな」
聲伽「USB…ねえ、そんUSBって結局何やったと?」
腐和「それは…」
コトダマ提示!
【目野さんの証言】
「これよ!!」
腐和「USBの正体は時限爆弾よ」
古城「ばっ、爆弾じゃと!?」
腐和「あのUSBは、コンピュータに挿し込むと過電流を流し込んでコンピュータを壊す事ができるの。プログラミングでコンピュータを壊す時間を操作する事が可能だそうよ」
秋山「爆弾か…それでリカちゃんは殺されたんだね。でも、そんなもの一体どうやって作ったのさ?」
腐和「おそらく、あるものを分解して組み立てて作ったのよ。USBの材料なら心当たりがあるわ」
USBの材料は…
コトダマ提示!
【分解された電脳刀】
「これよ!!」
腐和「犯人は、武道場にあった電脳刀を分解したんだと思うわ」
聲伽「えっ、で、電脳刀を!?」
腐和「あの刀には、電子機器に不具合を起こすほどの過電流を発生させる事ができるんだけど、その部品を分解してUSBを作ればリカを殺す凶器を作れるんじゃないかしら?」
加賀「なるほどな。……しかし、俺の
腐和「じゃあ次は、犯人がどうやって加賀君の研究室に入ったのか議論しましょう」
ーーー 議論開始!! ーーー
聲伽「どげんして入ったっちゃ…普通に《自動ドアば開けて入った》んやなかと?」
知崎『えー、そうなのそうなの?』
聲伽「だって、あれってなぞなぞをすると開くっちゃんね?やったら、《なぞなぞん答えしゃえわかりゃあ誰にでも入るーっちゃなかと》?」
知崎『あ、わかった《ワープ》だー!』
秋山「《隠し通路》…とかではないよね」
うーん…
今言った中で、一見筋は通ってるけど違う発言があったわね。
《なぞなぞん答えしゃえわかりゃあ誰にでも入るーっちゃなかと》⬅︎【扉のログ】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「マナ、なぞなぞを解いて自動ドアを開けたのは違うと思うわよ」
聲伽「えっ?」
腐和「あの自動ドア、なぞなぞを解いて開けると必ずログが残るのよ。誰がいつ開けたのか、記録として残るそうよ」
加賀「あの扉には、24時間以内に俺とリカ以外の人間が扉を開けて入った記録は無かったぞ」
秋山「でもそれって加賀君が犯人だったらどうなるの?」
加賀「…何?」
秋山「君が犯人なら、爆弾のUSBを作る事も、ログを捏造する事もできるよね?」
加賀「馬鹿馬鹿しいな。俺が犯人なら、俺の研究室でリカを殺すわけがないだろ」
聲伽「………ねえ緋色ちゃん。USBは、リカちゃんに挿しゃっとったんばいね?」
腐和「ええ、そうだけど…」
聲伽「だったら加賀くんは犯人やなかて思うよ。だって、加賀くんが犯人なら、USBをそんままにしとくわけなかね。やけん、うちらは加賀くん以外ん誰かがなぞなぞば解かんで研究室に入った方法ば考えりゃあよかとやなかとかな?」
腐和「そうね」
ーーー 議論開始!! ーーー
古城「なぞなぞを解かずに研究室に入った方法じゃと!?」
聲伽「うーん……」
秋山「《隠し通路》とかは無かったんだよね?」
加賀「あったら報告している」
知崎『だから《ワープ》だってばー!』
聲伽「ねえ。こげな時は、視点ば変えて考えてみりゃあよかとやなかかな?」
古城「逆じゃと?」
聲伽「自動ドアって『自動でドアが開く』って事に目が行きがちだけど、よう考えてみたらセンサーば付けただけの『動く板』なんだよ。やけん、《人ん手で開くる》事も出来るっちゃん。つまり、そげな事なんやなかかな」
待って、今すごく重要な事言わなかった?
《人ん手で開くる》⬅︎【加賀君の研究室の扉の傷】
「それに賛成よ!!」
《同 意》
腐和「マナの言う通り、犯人は手動で自動ドアを開けたんだと思うわ」
目野「な、何ですって!?そんな邪道な事は認めませんよ!!何の為の自動ドアちゃんだと思ってるんです!?」
秋山「ツッコむとこそこなんだ…」
腐和「まあ、それは置いといて……加賀君の研究室の扉には、何かで無理矢理こじ開けたような跡があったのよ」
聲伽「何かで無理矢理、か。それって何の跡やったんやろね?」
うーん……
コトダマ提示!
【金テコ】
「これよ!!」
腐和「犯人は金テコを使って自動ドアを持ち上げたんじゃないかしら」
秋山「ああ、あの重い家具とかを持ち上げる道具?」
腐和「そうよ。テコで自動ドアを開けて、人が通れるだけの隙間を作って加賀君の研究室に入ったの」
目野「そうだったのですね!」
古城「じゃあ犯人はやっぱり加賀以外の誰かが自動ドアを開けたって事で良いんじゃな!?」
秋山「根本から考え直したら?」
《反 論》
秋山「腐和さん。それはおかしいよ」
腐和「おかしいって?」
秋山「うーん…そうだね。じゃあどういう事なのか、ちゃんと反論させてもらおうかな」
ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー
秋山「本当に自動ドアは手動でこじ開けられたのかな?」
腐和「でも、自動ドアにはこじ開けられた痕跡があるのよ?」
秋山「でもさぁ…自動ドアを手でこじ開けるには、自動ドアの電源を切らないといけないよね?電源を入れたままだと事故が起こる可能性が高いから。加賀君の部屋に入らずに《自動ドアの電源を切る事なんて加賀君以外ができるとは思えない》し、やっぱり加賀君が犯人なんじゃないの?」
腐和「じゃあこじ開けられた痕跡やUSBは何だったっていうの?」
秋山「加賀君の自作自演って可能性も考えられるんじゃないかな」
いいえ、あったはずよ。
加賀君の部屋に入らずに自動ドアの電源を落とす方法が…!
《自動ドアの電源を切る事なんて加賀君以外ができるとは思えない》⬅︎【研究棟のブレーカー】
「その言葉、撃ち抜いてあげる!」
《論 破》
腐和「自動ドアの電源を落とすんだったら、研究棟のブレーカーを落とせば済む話よ。実際、研究棟のブレーカーは落ちていたみたいだしね」
秋山「でも研究棟のブレーカーが落ちたりなんかしたら、リカちゃんに異変が起こるはずだよね?」
加賀「いや、それは無い。リカには予備バッテリーが内蔵されているから、停電中でも問題なく起動するはずだ」
加賀君はそこまで言うと、唐突に黙り込む。
どうしたのかしら…?
秋山「…うん、とりあえずは納得したよ」
古城「じゃが、ブレーカーを落としたりなんかしたら真っ暗になってしまうじゃろ?どうやって移動したんじゃ?」
…おそらく、あれを使ったのね。
コトダマ提示!
【暗視ゴーグル】
「これよ!!」
腐和「暗視ゴーグルを使って加賀君の研究室まで移動したんじゃないかしら?エレベーターが使えないから、恐らく階段を通ってね」
古城「な…なんと…!!」
目野「暗視ゴーグルちゃんを使ったのですね!納得です!」
秋山「となると…その時間帯に単独行動をとっていた人が怪しいよね。俺達はその時間帯視聴覚室にいたから、怪しいのは一人しかいないよね」
単独行動を取っていた人…
それって……
《人物指定》
腐和緋色
聲伽愛
玉越翼
小鳥遊由
知崎蓮
食峰満
越目粧太
聖蘭マリア
古城いろは
加賀久遠
目野美香子
館井建次郎
秋山楽斗
響歌音
ネロ・ヴィアラッテア
闇内忍
リカ
白瀬クロヱ
➡︎知崎蓮
腐和「あなたよ、知崎君」
知崎『はにゃ?ボクなの?』
腐和「私達が視聴覚室にいた間、自由に移動できたのはあなただけよ。あなたは、私達を視聴覚室に誘き寄せて、その隙に加賀君の研究室に忍び込む事ができたはずよ」
知崎『………』
腐和「違うなら違うと言ってくれて構わないわよ。私だって事件当時のアリバイから判断しただけだし……」
知崎『そーだね。じゃあちょっと反論させてもらおっかな?』
ーーー 議論開始! ーーー
知崎『ボクには《アリバイがある》んだよ!ボクは犯人じゃないもん!』
目野「この期に及んでまだ言うのですか!しつこいですよアナタ!」
知崎『だってボクは《犯人じゃないからねー》』
古城「ううむ…ウヌが犯人じゃないというなら、そのアリバイとやらを聞かせてもらおうか」
聲伽「古城ちゃん…冷静に議論出来るようになったんやね」
秋山「聲伽さん、話逸らさないの」
知崎『だってだってだってー!皆は《ボクが黒幕ちゃんを人質に取ったの見てたでしょ》!?ボクは犯人じゃないんだよー!』
黒幕を人質に取ってたのを見てた…?
それがアリバイになるのかしら?
《ボクが黒幕ちゃんを人質に取ったの見てたでしょ》⬅︎【知崎君の脅迫映像】
「それは違うわ!!」
《論 破》
腐和「知崎君、それはアリバイにはならないわよ」
知崎『え?』
腐和「だって、私達はあなたの姿を直接見てたわけじゃないでしょう?私達は、あなたが白瀬を人質にとっている映像を見せられただけよ」
知崎『……………』
腐和「犯人じゃないなら、どこで何をしていたのか答えてくれる?」
知崎『話になんないんだけど』
《反 論》
腐和「知崎君…?」
知崎『ボクは犯人じゃないって言ってるじゃん!これだけ言ってもわかんないみたいだから、ボクが証明してあげるよ!』
ーーー 反論ショーダウン開始 ーーー
知崎『皆がボクを直接見てないからって、それだけで犯人にするなんてひどーい!』
腐和「じゃあ事件当時何してたの?」
知崎『だぁから!黒幕ちゃんを人質に取ってたんだよ!あの女、いきなりサバイバルナイフで斬りかかってきて、ビックリしてメカマサムネに逃げちゃってさ!そしたらもう形勢逆転ってわけ!やっぱり正義は必ず勝つんだね!』
腐和「なら、あの映像は?」
知崎『《ビデオカメラで撮った映像をリアルタイムで流した》んだよ?何もおかしい事は無いでしょ?』
いいえ、今の発言はおかしいわ。
だってそれだと、あれと矛盾するもの…!
《ビデオカメラで撮った映像をリアルタイムで流した》⬅︎【抹茶のシミ】
「その言葉、撃ち抜いてあげる!」
《論 破》
腐和「知崎君。残念だけど、それは通らないわよ」
知崎『はぁー?』
腐和「あの和室には、古城さんが今朝こぼした抹茶のシミがあったの。でもあなたが私達に見せた脅迫映像には、抹茶のシミが無かった。これはどういう事なのかしら?」
知崎『あー、思い出した。後で綺麗に拭いたんだった!うん、そうだよ!』
腐和「言っておくけど、シミはしっかり残ってたわよ?」
知崎『……………』
古城「何じゃ何じゃ、何がどうなっておるのじゃ!?」
腐和「知崎君は、自分達が和室にいると思い込ませる為に、あるものを使ったのよ」
知崎君が使ったもの…
それは……
ー閃きアナグラム開始ー
ロ ク ガ シ タ エ イ ゾ ウ
【録画した映像】
「そういう事ね!」
腐和「知崎君は、録画した映像を使ったのよ」
古城「なっ、何じゃとぉ!?」
腐和「まず知崎君は、あるものを使ってあの映像を作成して、そしてあるものを使って映像と一緒に音声を流したの」
コトダマ提示!
【カメラ】【ノートパソコン】【インカム】
「これよ!!」
腐和「筋書きはこうよ。まず録画機能付きのカメラであの映像を撮って、撮った映像をネロのノートパソコンで編集する。そしてパソコンを視聴覚室のモニターと同じ無線ネットワークに接続して、パソコン画面をモニターにミラーリングして録画映像を表示する。ついでに、インカムを視聴覚室のスピーカーと繋いでおく。あとは、インカムを使って映像に合わせて喋るだけよ」
目野「でもどうしてそんな回りくどい事をしたのでしょう!?」
古城「それに、それだと白瀬は何時間も前から知崎に捕まっていたという事になるではないか!!知崎がリカを殺しに行っている間、白瀬は何をしておったのじゃ!?」
秋山「うーん…そもそも、俺はあの映像自体本物かどうか怪しいと思うけどね」
古城「なぬ!?」
秋山「俺、PV作成とかもやってるからそういうのわかるんだけどさ。最初見た時、『随分茶番臭いなぁ』って思ったんだよね」
腐和「…………あっ」
古城「ん?どうしたのじゃ、腐和」
腐和「わかったかも。あの映像の正体が何なのか、何の目的で作られたものなのかがね」
脅迫映像の正体は?
1.本物の脅迫映像
2.ヤラセ
3.コロシアイ生活以前に撮られた映像
➡︎2.ヤラセ
脅迫映像を流した目的は?
1.全員の気を逸らす事
2.サプライズ
3.コロシアイを誘発する事
➡︎1.全員の気を逸らす事
映像が流れている間、知崎は何をしていた?
1.脱出方法の模索
2.メンバーとのかくれんぼ
3.リカ殺害の準備
➡︎3.リカ殺害の準備
《COMPLETE!!》
腐和「わかったわ!」
聲伽「ほんと!?」
腐和「ええ。まず、あの映像はおそらくヤラセよ」
古城「や、ヤラセじゃと!?」
腐和「そもそもの話、知崎君は白瀬を捕まえてなんかいなかったのよ。あの映像に映っていた白瀬が一体何だったのか…それは一旦置いとくとして、知崎君は、『自分が白瀬クロヱを捕まえた』と思い込ませる為の映像を作ったの」
目野「じゃあ、知崎さんが白瀬さんを殺すと言っていたのは…!?」
腐和「真っ赤な嘘よ。彼が本当に殺したかったのは、リカの方だったのよ。彼の目的は、私達に『自分の標的は白瀬クロヱだ』とアピールする事だったのよ。私達がまんまと罠に嵌って知崎君と白瀬を探している間に、当の本人はリカを殺していたの。黒幕を殺すと明言している人が、まさか別の人物を標的にしているだなんて思わないでしょうからね。どうなの?知崎君」
知崎『………』
知崎『………あーあ。バレちゃあしょーがないな。はい、そーでーす。ボクがリカちゃんを殺しましたー』
目野「なっ……!!やっぱりあなたが犯人だったのですね!?どうしてリカを殺したんです!?リカに恨みでもあったんですか!?」
知崎『え?機械を壊す方が人間を殺すよりラクチンだったから、それだけだけど?』
目野「わっ…ワレェエエエエエ!!!その腐った脳みそに有線LAN繋えでやれーかこのドグサレがぁあああああ!!!」
知崎『きゃー美香子ちゃんこわーい!』
知崎君が血も涙も無い発言をすると、目野さんが敵意を剥き出しにして知崎君を罵倒した。
………何かしら、この違和感は。
何か、あれだけ引っ掻き回した危険因子の割にはやけにあっさり罪を認めたわね。
トリック自体も、色々と穴だらけだったし…
何というか、今までのクロに比べて裁判に勝つ事への必死さが欠けるというか…
何か大事な事を見落としてるような…
目野「いつまでもメカマサムネに引きこもっちょらんでええ加減その汚え面見しぇたらどうなんかワレェ!?ええ!?」
腐和「…!!」
秋山「ハイハイ、目野さん落ち着いて。議論にならないでしょ」
腐和「………目野さん」
目野「何か!?今取り込み中なの見てわからんのか!?」
腐和「それよ!」
目野「………………ハイ?」
秋山「え?」
腐和「結論から言わせてもらうわ」
私は、知崎君の証言台に立っているメカマサムネに向かって指を差した。
腐和「………あなた、知崎君じゃないわね?」
秋山「!」
加賀「!」
聲伽「!」
目野「はっはっは、なぁ〜んだそんな事ですか………」
目野「…………」
目野「…………」
目野「…………」
目野「はんぎょええええええええええ!!?ち、知崎さんじゃない!!?それって一体どういう事なんです!?」
古城「おい腐和!何を根拠にいきなりそんな事を言い出すのじゃ!」
腐和「根拠ならあるわ」
このメカマサムネを操縦しているのが知崎君じゃない証拠…
それは…
コトダマ提示!
【メカマサムネ】
「これよ!!」
腐和「このメカマサムネが知崎君じゃない証拠、それは会話よ」
古城「か、会話…?」
腐和「思い出して。このメカマサムネ、妙に会話が噛み合わなかった事があったでしょ?一人で勝手に喋ったり、的外れな事言ったり…」
加賀「元々知崎は空気が読めないところがあったが、そういう次元じゃなくて、『会話』というものを根本的に理解できていない節があったな」
古城「だから何だと言うんじゃ!?其奴が知崎じゃないなら、一体誰なんじゃ!!」
このメカマサムネを操縦しているのは誰なのか……
それは……
ー閃きアナグラム開始ー
ジ ド ウ ソ ウ ジ ュ ウ モ ー ド
【自動操縦モード】
「そういう事ね!」
腐和「……誰でもない。このメカマサムネのコックピットには、誰もいないのよ。メカマサムネは、自動操縦モードで動いてるの」
古城「じ、自動操縦モード…?」
加賀「このロボットは、リカの下位互換だと思えばいい。知崎はメカマサムネに内蔵されたAIにあらかじめ自分の言動を学習させて、自分にそっくりな言動をするように仕込んでおいたんだ。電脳刀を分解して爆弾を作った事から考えて、知崎は機械系の才能も盗んでいたんだろう。AIを自分の分身として動かす事ができても何ら不思議じゃない」
秋山「それでも、100%完璧な再現とはいかなかったんだろうね。答えを用意していなかった質問に対しては、うまく会話を成立させる事ができなかったんだ」
腐和「知崎君。あなたが本当にそこにいるなら、今ここでコックピットを見せてちょうだい」
知崎?『……………』
秋山「黙秘、か…」
モノクマ『うぷぷ!しょうがないですね!』
モノDJ『こんな時はオレ様達の出番だぜYEAH!!あらよっと!!』
そう言ってモノDJは、どこからか取り出したスイッチを押した。
するとメカマサムネは機能停止し、顔面から放たれていた光も消え失せた。
モノクマ『はーい、たった今メカマサムネの電源を切りました!好きなだけ調べやがって下さい!』
私達は、機能停止したメカマサムネの頭部を外してコックピットを確認した。
コックピットには…
………案の定、誰も座っていなかった。
古城「なっ…!?おらぬじゃと!?」
目野「あのガキャ…!!さてはクロバレしてオシオキされるのが怖いからって逃げましたね!?」
秋山「でもそんな事したら、校則違反になるはずだよね」
モノクマ『うぷぷ…オマエラとっぼけちゃって!知崎クンの居場所なら、オマエラみんな知ってるくせに!』
聲伽「皆知ってる……まさか!」
目野「ん?どうしたんです!?何かわかったんですか!?」
聲伽「……皆。今から、白瀬ちゃんの方の事件の議論ばしてみようよ。うちらはまだ、見落としとー事があったっちゃん!」
《学級裁判 中断!》
ーーー 生き残りメンバー ーーー
【超高校級の警察官】
【超高校級の幸運】
【超高校級の考古学者】
【超高校級の魔術師】
【超高校級の機械技師】
【超高校級の音楽プロデューサー】
残り6名
ーーー 生死不明 ーーー
【超高校級の泥棒】
以上1名
ーーー 死亡メンバー ーーー
【超高校級のバレーボール選手】
【超高校級のボーカリスト】
【超高校級の獣医】
【超高校級のメイクアップアーティスト】
【超高校級の聖母】
【超高校級の忍者】
【超高校級の美食家】【超高校級の殺人鬼】
【超高校級のマフィア】ネロ・ヴィアラッテア
【超高校級の大工】
【超高校級のAI】リカ
【超高校級の脚本家】【超高校級の絶望】
以上11名
今更だけど推し教えて
-
腐和緋色
-
聲伽愛
-
玉越翼
-
小鳥遊由
-
知崎蓮
-
食峰満
-
越目粧太
-
聖蘭マリア
-
古城いろは
-
加賀久遠
-
目野美香子
-
館井建次郎
-
秋山楽斗
-
響歌音
-
ネロ・ヴィアラッテア
-
闇内忍
-
リカ