偉大なる英雄を支えたい!   作:タク-F

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オリ主は万能型(ボーダー定義)ではあるが、ポンコツでもある。そして何より狂信者である。


英雄との出会い

「そう言えば彰……忍田さんに例の件通せたぞ。そらっ!」

 

 防衛任務の報告書を提出した彰に再度迅が接触してきた。そしてトリガーを2つ彰に手渡した。

 

「…………もしかして僕の書類提出後にもう1度捕まえるつもりでさっき言いませんでしたよね? 何が目的ですか……………………ってええぇ!? 通ったんですか!? いやいや頼んだ身で言うのもアレですけどマジですか!?」

 

「まぁな。そりゃある程度制約がつくぞ? 当たり前だがランク戦では使用禁止、その2つのトリガーは同時展開禁止で常に既存トリガーを片方で展開する……こんなところだけどな?」

 

「いや……ありがとうございます。まさか追加でトリガーを2セット貰えるとは……」

 

「ある意味彰のスタンスと戦法の影響だな。なにせ彰はオプショントリガー含め唯一全てのトリガーを習熟してる隊員だからな」

 

「習熟は買い被り過ぎですよ。現に全ての武器トリガーでマスタークラス(8000点)に至れてませんに(届いてないです)から…………。とはいえこれで選択肢が増えたのもまた事実……期待には実績で応えますよっ……と」

 

 彰は迅から上層部へリクエストしたトリガーをあっさりと得られた事に動揺するもすぐに本部を出る準備を始めていた。

 

「お? 早速試運転か? 仕事熱心なのは関心するが……………………ん? おいおい彰お前……()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「………………ここで未来視(サイドエフェクト)ですか? はぁ…………じゃあ上層部がリクエストを急いでくれた事に納得ですよ……」

 

 彰は少し残念な感情を隠す事ができずパトロールを開始する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「沢村さん……現在巡回中の部隊と進行ルートって分かります?」

 

『話は聞いているわ彰君。現在巡回中なのはA級部隊から加古・黒江隊員が基地北東〜南東への巡回を、三輪隊4名が北西〜南西を対称ペースで巡回中で、B級部隊から茶野隊が北西〜北側へ、香取・三浦隊員が北〜北東へ動いているわね。現状北方面は厳重なパトロールができてるけど誘導装置の影響か少し南側が薄いって所ね。そして戦闘からの報告でもバムスターの出現が主でモールモッド・バンダーの発見はどのエリアでもほぼいないらしいわ』

 

「確かに少し南西〜南東が少し気になりますね。もし現在巡回のサイクルが噛み合うなら試作トリガーの試運転をしたいので加古隊と三輪隊に可能であれば最後に様子を見に来て貰えると助かります」

 

『了解したわ。回収班にも通達しておくから心置きなく試運転してきなさい!』

 

「助かります!」

 

 目的地を基地南側に定めた彰は(今後便宜上武器トリガー・オプションA・Bと表記)射手トリガーのアステロイド・誘導弾と、オプションBからグラスホッパーを起動して移動を開始する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 移動を完了した彰が周囲を見渡すとバムスターが1、バンダーが2体出現した。

 

「人気がない…………とはいえ誘導装置を掻い潜り僅かに近界民が出現か。運が良いのか悪いのか……早速試してみるか!」

 

 まずは事前に展開して調整を施した誘導弾と時間差射出を施した弾丸をバムスターとへ射出し、速度重視の炸裂弾を廃屋へと放つ。

 

「!!??」

 

 飛来した弾丸に足を止めたバンダーが防御姿勢をとるが、その動きを見た彰は次の手を打つ。

 

「廃屋の破片は……イケる! 刻印をセットしてグラスホッパーを起動してシュート!」

 

 

 グラスホッパーにより投擲された瓦礫が互いに衝突をするとエスクード(壁トリガー)が展開されバンダーを押し潰さんと落下する。

 

「っ!!???!」

 

 防御姿勢だった2体のバンダーは反応が遅れ飛来するエスクードに潰されるように機動力を削がれた。

 

「バムスターには……武装交代(火力特化)だ!」

 

 自由落下中に照準を定めたアイビスをバムスターに放ち彰はその装甲を撃ち抜いた。

 

「やば……想像より結構トリオン持ってかれる……バンダーは弧月でやるか……」

 

 落下物により機動力を失ったバンダーに旋空弧月を放ち撃破するも、想像を上回るトリオン浪費に頭を抱える事となった。

 

「沢村さん……基地南側にてバンダー2・バムスター1出現し殲滅しました。また、その際トリオンを大量に消費したのでアドレスを送りますので直帰よろしいですか?」

 

『映像記録でも確認したわ。今後の使い方を会議する必要性からも今回は直帰を認めます。ただし万が一逃げ遅れた民間人がいた場合は対処してね?』

 

「了解しました。それでは……」

 

 通信を終えると彰は警戒区域から脱出する所だったが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「君……悪いがこの先でつい先程ボーダーが交戦したと連絡を受けた。怪我しない為にも本部へ行くなら日を改める事を勧めるよ?」

 

「戦闘……ですか。わかりました……残念ですが出直します。……ありがとうございます……」

 

 少年は覚悟を決めたのか進行方向と別の道へ歩み始めた………………が、彰はその少年が素直に言葉を聞く事はないと確信していた

 

「急ぎの用だったのならゴメンな? でも……君達を守るのがボーダーの至極だならね?」

 

 彰は帰宅を急ぐ為に足早に移動を始めたが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「やっぱ説得は無駄……か。そりゃそうだ。なにせ君は信念の塊だからね……三雲修君?」

 

 後に何が起きるのか……その全てを理解しつつも彰の口元には笑みが溢れていた。

 

 




[敢えて]修君のボーダー侵入を見逃して迅さんエンカウントに期待して逃亡を果たしたが………もちろん迅さんにはバレてます…………が、まあ原作ブレイクがしたくない小心者でもある。

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