マリー「最強のふたりと、わたし」   作:ゼブラーの野郎

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ここではあなたの学校より、人生がもうちょっと複雑なの

 

 ――・・・

 

押田「本日の戦車道訓練を開始する」

 

内部生A「押田様・・・外部生の者達が見当たりませんが・・・」

 

内部生B「一回戦まで日が無いのに合同練習が全然できていません。このままでは・・・」

 

押田「・・・」

 

内部生C「あの一件以来、外部生とのコンタクトは一切無いままです。大丈夫なのでしょうか」

 

押田「試合には来てくれるはずだ。多分・・・」

 

 

砂部「統一どころか決定的に分裂してしまうとは・・・」

 

祖父江「マリー様、このままでは試合などできません。どうするおつもりですか?」

 

マリー「ん~、今日のティラミスは絶品ね~♪」

 

祖父江「ま、マリー様!ケーキを食べている場合では・・・」

 

マリー「ガトーショコラも食べよ~っと」ルンルン

 

祖父江「・・・ダメだこりゃ」

 

砂部「このチーム、どうなっちゃうんでしょう・・・」

 

 

 ――・・・

 

安藤「よーし、トレーニングはここまで。食事にしよう」

 

外部生A「あー疲れた!戦車無しの基礎練習でも疲れるな」

 

外部生B「しっかしエスカレーター組のお嬢様どもめ、謝罪に来る気配がない」

 

外部生C「箱入り娘は頭の下げ方もわからないらしい」

 

外部生D「私達が試合に参加したくて譲歩すると思っているんだな。舐められたものだ。頭にくるな・・・」

 

安藤「・・・向こうが土下座でもしない限り、私達は試合に参加しない」

 

外部生A「わかっているよ安藤。全員でそう決めたんだ。これは私達の誇りをかけた問題。妥協する必要はないよ」

 

安藤「・・・」

 

 

 ――・・・

 

安藤「――そこでアタシは言ってやったのさ。『私はやらない。そんなフリフリな服着るもんか』ってな」

 

外部生A「ははは、やるじゃないか。さすがだ安藤」ハッハッハ

 

 

押田「あ、安藤くん・・・!」

 

安藤「!」

 

押田「あの・・・・・・少し話したいんだが・・・」

 

安藤「購買に行こう。なんか飲みたい気分だ」ザッ

 

外部生A「・・・ああ」

 

押田「お、おい安藤くん・・・!」

 

 

外部生A「・・・いいのか?彼女、謝ろうとしたんじゃないのか?」

 

安藤「・・・」

 

 

 

 ――戦車道全国大会一回戦当日――

 

蝶野「BC自由学園の選手の方、試合開始まで後10分ですが準備はよろしいですか?」

 

押田「も、もう少しで整うのでご心配なく」

 

蝶野「10分後に待機できていなかったら試合放棄と見なしますよ」

 

 内部生A「ど、どうしましょう押田様・・・外部生の連中会場に来てませんよ」

 

 内部生B「まさか本番もボイコットするなんて・・・」

 

 押田「やむを得ない・・・我々だけでやるしかない。なんとか乗り切ろう。BCの・・・マリー様のために!」

 

  内部生達『マリー様のために!』

 

内部生C「ところで押田様、マリー様はどこにおられるのですか?」

 

押田「え・・・?」

 

内部生A「・・・そういえば私も見かけていませんわ。朝から一度も・・・」

 

押田「だ、誰も見ていないのか?」キョロキョロ

 

内部生C「・・・今までは常にマリー様の傍には誰かがついていましたが・・・誰も見ていないと言うのであれば・・・これはもしや・・・行方不明ということでは・・・」

 

 内部生A「なっ!?」

 

  内部生B「なッ・・・!」

 

 

押田「ぬゎんだってえええぇーーー!?」

 

 

 ――・・・

 

安藤「ほい、Aのスリーカード」パサッ

 

外部生A「ゲッ・・・また安藤の勝ちか」

 

安藤「はっははは、すまんなキミ達。今日は私の日らしい」ハッハッハ

 

外部生B「ちぇーっ、安藤さんには勝てないや」

 

外部生C「でもいいんですか?今日は大会本番なのに戦車倉庫でダラダラしてて・・・」

 

安藤「・・・」

 

 

 電話<Prrr・・・

 

外部生D「あ、電話」

 

安藤「私が出る」ガチャ

 

 安藤「もしもし?」

 

押田【安藤!大変だ!すぐにみんなを集めてくれ!】

 

安藤「電話口で謝るつもりか?」

 

押田【それどころじゃないんだ!マリー様が・・・マリー様が行方不明なんだ!】

 

安藤「・・・なんだって?」

 

押田【朝から誰も見てないんだ!学園艦を探さなければ!君達も手を探してくれ!】

 

安藤「落ち着け。そんなに慌てて――」

 

押田【キミもマリー様のお世話をしていたなら知っているだろう!あの方が一人でいなくなるなど・・・どんなことになるかしれない!】

 

安藤「・・・・・・たしかに。わかった。後で合流しよう」ガチャ

 

外部生A「どした?」

 

安藤「隊長が消えた。皆、探しに行くぞ」

 

 

 ――・・・

 

外部生A「隊長ぉー!どこにいるんだー!」オーイ

 

外部生B「東側にはいませんでした」

 

外部生C「こっちもダメ!」

 

外部生D「どこにもいない・・・あのオトボケ隊長のことだから誘拐されてても不思議じゃない」

 

外部生E「も、もしかしてヤバいんじゃ・・・」ゴクリ

 

安藤「くそっ・・・どこに行ったんだ」

 

 

押田「安藤!」タタタ

 

安藤「!・・・見つかったか?」

 

押田「いや・・・手がかりもなにもない・・・」

 

 内部生A「キミたち!なにか心当たりは!?マリー様の居そうな場所!」

 

  外部生A「そう言われても・・・朝に点呼してないのか?」

 

 内部生B「どうだろう・・・みんな緊張してて覚えてなくて・・・」

 

  外部生B「誰か最後に隊長を見かけた者は?」

 

 内部生C「昨夜はモンブランを食べてらしたのに・・・」

 

  外部生C「とにかく手分けして探そう。それしかない!」

 

押田「安藤・・・もしマリー様が攫われでもしていたら・・・私・・・私・・・」

 

安藤「落ち着け。滅多なことは考えるな。ほら、探しに行こう」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・・

 

 

・・

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

安藤「クソッ・・・もうすっかり日が暮れてしまった」

 

押田「・・・これだけ探しても見つからないなんて・・・」

 

安藤「学園艦の外となったら探しようがないぞ・・・」

 

押田「しかしマリー様が行きそうな場所はあらかた探した・・・もう我々の目の届かない所へと行ってしまわれたのか・・・」

 

安藤「私達の目の届かない場所・・・」

 

 

安藤「 あ 」

 

 

押田「?・・・どうした安藤」

 

安藤「あ~・・・・・・そうか・・・そういうことか」ポリポリ

 

押田「!?・・・な、何だ?なにかわかったのか?」

 

安藤「おーい皆、もう大丈夫だ。捜索は中止してくれ」

 

 外部生A「なんだ安藤、見つかったのか!?」

 

 内部生A「ほ、本当ですか!?ま、マリー様はどこに!?」

 

安藤「安心してくれ。無事に隊長を連れて帰ってくると約束するよ。君達は休んでくれていいよ」

 

内部生A「!?・・・ど、どういうことなんですか!?」

 

安藤「戦車を一輌借りていく。押田、行くぞ」

 

押田「?・・・どこへ・・・?」

 

安藤「決まってる。あの場所だ」

 

 

 

 ソミュア<ギャラギャラギャラ

 

安藤「もう夜になっちゃったな」

 

押田「・・・そろそろどこに向かっているか教えてくれてもいいじゃないか。本当にマリー様の居場所がわかったのか?」

 

安藤「私を信じろって」

 

押田「無茶を言うな」

 

 ソミュア<ギャラギャラギャラ・・・

 

安藤「ゲッ・・・渋滞だ。公道はこれだからヤなんだよな」

 

押田「歩道が空いているではないか。行け」

 

安藤「アホなこと言うな」

 

押田「なにをゆうちょうな。早くマリー様のところへ行かねばならないのに混雑する道を通るヤツがあるか!」

 

安藤「うるへー!私が操縦してんだ!黙ってろ!」

 

押田「なにをー!」

 

安藤「なんだー!」

 

 ソミュア<・・・・・・

 

 

安藤「・・・」

 

押田「・・・」

 

 

押田「・・・・・・」

 

安藤「・・・っ」

 

 ガコンッ

 

 ソミュア<ガロロロォン・・・!

 

 

 ソミュア<ギャラギャラギャラ!

 

押田「・・・公道はずいぶん混んでるな」

 

安藤「どけってんだ。ソミュアのお通りだぞ」ガコッ

 

 ソミュア<ギャラギャラギャラ!

 

 

 公用車<プップー! ププーッ!

 

安藤「お出ましだな。逃げ切れるかどうか100ユーロ賭けよう」

 

押田「乗った」

 

 

  ――文科省役人「戦車から降りたまえ!キーを手に持って降りるんだ!」――

 

   ――安藤「・・・うまく切り抜けたら100ユーロ」

      押田「キミが負けるよ」

     安藤「じゃあ200だ」

      押田「乗った」――

 

  ――安藤「妊娠してるんだよ!8ヶ月なんだ!見てみろ!」――

 

 ――役人「では我々が先導しよう。未来ある子供達のためだ。会長の車は後方を」――

 

  ――安藤「待ってろよマリー、今迎えに行くからなー!」オーッ!――

 

 

 

 【病院】

 

役人「担架を頼んでおいた。我々はこれで。・・・大丈夫か?」

 

安藤「ああ、助かったよ」

 

押田「あたたた、お腹いたい〜。産まれる〜」

 

役人「・・・元気な子が産まれるといいな。では」

 

 公用車A<バタム ブロロ〜 公用車B<ブロロ〜

 

安藤「・・・プフッ、マジで騙されてんなあいつら」

 

押田「性根の腐った奴め。それで、マリー様の居場所は本当にわかってるんだろうな」

 

安藤「ああ、心配しなさんな。さ、行くぞ」

 

 ソミュア<ガロロロォン・・・!

 

 

 

マリー「ずいぶん遅かったわね」

 

 

安藤「やっぱりここだったか」

 

押田「マリー様!こんなところに・・・!」

 

 

 ――・・・―― 《 凱旋門 》 ――・・・――

 

 

マリー「あんまりあなた達が来ないからここに家を建てちゃおうかと思ったわ」

 

安藤「まったく、振り回してくれるよな」

 

押田「遅くなり申し訳ありません」

 

マリー「ほんと、ずいぶん待ったわ」

 

押田「面目次第もございません・・・マリー様・・・その・・・私達――」

 

安藤「わかってるよ隊長。あんたの言いたいことは・・・」

 

 

マリー「今回の教訓は?」

 

押田「・・・・・・仲間を疑わない・・・でしょうか?」

 

マリー「ちがう」

 

押田「・・・ケンカしない?」

 

マリー「ちがう」

 

押田「で、では・・・」

 

マリー「きちんと謝ること」

 

押田「!」

 

マリー「間違いは誰にだってあるわ。人間だもの。肝心なのは自分の非を認めて、ちゃんと謝ること」

 

押田「・・・・・・はい」

 

安藤「まったくだ」

 

マリー「あなたもよ安藤」

 

安藤「え”っ」

 

マリー「合同練習サボったでしょ」

 

安藤「あれはこいつらが謝りにこないから・・・」

 

マリー「意地張って謝る機会を与えもしなかった。わざと無視したりイジワルして」

 

安藤「で、でも――」

 

マリー「間違いを許して受け止めてあげられるくらいの余裕をもちなさい。嫌がらせはダメ」

 

安藤「・・・・・・はい」

 

マリー「んっ」

 

 

押田「安藤・・・すまなかった」ザッ

 

安藤「!」

 

押田「・・・君や外部生の者達に対する失礼な言動の数々・・・お詫びさせてくれ。申し訳なかった。どうか許してほしい」

 

安藤「・・・」

 

押田「この通りだ」

 

安藤「・・・・・・はぁ・・・わかってるよ。君が我々にチームを抜けろだとか言っていたのも、全部マリーに勝利を捧げるためだ。わかってる」

 

押田「・・・」

 

安藤「だがあまりにヒドイ言動もあったぞ。そこは反省してくれ。いいな」

 

押田「・・・善処する」

 

安藤「それと・・・私もすまなかった。無視したりして・・・意地になってたんだ。ゆるしてくれるか?」

 

押田「ああ、いいとも」

 

安藤「・・・」

 

押田「・・・」

 

安藤「・・・~~っ!ああ~っ、なんかムズガユイな!君に頭を下げられるとヘンな感じだ」カイカイ

 

押田「なっ・・・人が真剣に謝っているのに!君というヤツは!」

 

安藤「ははは、そうやって吠えている方が君らしいよ」

 

マリー「ふふふ、それは言えてるかもね」

 

押田「むう・・・」

 

 

マリー「じゃあ仲直りも済んだところで、コレ、開けてもいいかしら?」スッ

 

押田「あっ、金と青の包み・・・それは――」

 

安藤「押田からの誕生日プレゼント。まだ開けてなかったのか」

 

マリー「楽しみにとっておいたの♪押田、開けてもいいかしら?」

 

押田「は、はいっ。ど、どうぞ」

 

マリー「なにがでるかな♪なにがでるかな♪」ビリビリ

 

安藤「あーあー派手に破いちゃって・・・」

 

マリー「んマッ、これは――」

 

押田「“扇子”です。本場のフランスでは贈り物として扱われているそうで・・・」

 

安藤「ピンクのファーが付いた派手な扇子だな・・・成金趣味っぽい・・・」

 

マリー「いいわ~!いいっ!気に入ったわ♪」

 

安藤「え”っ」

 

マリー「隊長らしいアイテムが欲しかったところなの。試合でも使うわね♪」

 

押田「よろこんでもらえて光栄です!」

 

 

安藤「試合と言えば・・・一回戦のことなんだが・・・」

 

押田「我々の試合放棄ということで不戦敗となってしまいました・・・」

 

マリー「いいわ。あんな状態で戦っても意味がないもの」

 

安藤「おっしゃるとおりで」

 

押田「戦わずして聖グロリアーナに勝利を譲ることになろうとは・・・」

 

マリー「悔しい気持ちはわかるわ。でもね、これを見て」ピラ

 

安藤「なんだこれ?お金?・・・それも大金じゃないか!」

 

マリー「安藤が描いた油絵、ダージリンに1万1000ユーロで買ってもらったの」

 

安藤「ほ、ホントに!?」

 

押田「あんなラクガキを・・・!?」

 

マリー「安藤が描いたと知らずにね。ちょっとスカっとしたでしょう?今頃、聖グロの玄関先に飾られてるかもしれないわ。フフフ」

 

安藤「・・・ふふ、確かに笑えるな。マリー様にゃ勝てないや」

 

押田「しかし・・・全国の強豪に勝つというマリー様の夢が・・・」

 

マリー「まだ私達にはチャンスがあるわ。それも年内にね」

 

押田「・・・?」

 

安藤「無限軌道杯か」

 

マリー「そう。今度こそ私達、BC自由学園の凱旋よ。この門を笑顔でくぐりましょう」

 

安藤「頼りにしてるよ、隊長」ポン

 

押田「全力を尽くします、マリー様」

 

マリー「んっ」

 

 

マリー「それじゃあ、帰りましょっか♪」

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・

・・・

・・

 

 ――無限軌道杯 一回戦――

 

蝶野【大洗女子学園の勝利!】

 

 

 ・ ・ ・

 

みほ「楽しい試合をありがとうございました!」

 

マリー「こちらこそ。まるで革命が起きたかのようなすごい試合だったわ。次は絶対革命鎮圧してあげるけどね」

 

麻子「マカロンもっと食べてもいいかな!」

 

マリー「もっちろん♪好きなだけお食べなさい」バサッ

 

 大洗一同『はぁ~~~い!』

 

 

押田「戦った相手にも敬意を忘れない、さすがマリー様!」

 

安藤「はぁ・・・勝利の凱旋が出来るのはまだ先になりそうだ・・・」

 

押田「気負うな安藤くん。いいじゃないか、勝てなくたって」

 

安藤「あ?」

 

押田「見ろ、マリー様のあの幸せそうなお顔を」

 

 マリー「♪」

 

安藤「・・・」

 

押田「マリー様が幸せなら、私は満足だ」

 

安藤「・・・はいはい。そうだな。アンタらにはかなわんよ」

 

 安藤(まあ・・・私もだがな)

 

 

マリー「安藤~、押田~、あなた達もいらっしゃ~い。大洗の皆と交流を深めるのよ~♪」

 

安藤「負けた相手にあんな笑顔で仲良くできるなんて、やっぱマリーって大物なのかバカなのか区別がつかんな」

 

押田「んなっ!?キサマ安藤ぉ!マリー様を愚弄するな!キサマはいつまでたっても無礼なヤツだな!」

 

安藤「なんだと!敵に騙されて身内を攻撃したお前には言われたくない!」

 

押田「そ、それはすまなかったって言ってるだろう!済んだことを掘り返すな!」

 

安藤「いいやこの件はいつまででも引き合いに出させてもらうぞ!謝罪も込めてランチでもおごってもらわにゃ割にあわんからな!」

 

押田「セコイことを言うな!いやしんぼっ!」

 

安藤「なんだとケチッ!」

 

 押田「やいの!」

 

 安藤「やいの!」

 

 \ヤイノヤイノヤイノヤイノヤイノヤイノ!/

 

 

みほ「あの~・・・マリーさん、お二人がケンカしてるみたいですけど・・・」

 

マリー「いいのよ。いつものことだから」モグモグ

 

沙織「いつもなの!?」

 

優花里「なんだか面白い学校ですね、BC自由学園って」

 

華「ケンカするほど仲が良いということですね」

 

みほ「いいんですか?放っておいて・・・」

 

 

マリー「ここではあなたの学校より、人生がもうちょっと複雑なの。仲直りだったらいつでもできるけど♪」

 

 

 ~fin~

 

 

 

 ~おまけ~

 

 ☆【安藤が描いたよくわかんない絵】☆

 

ダージリン「・・・」コウチャ スス・・・

 

オレンジペコ「あ、ダージリン様。新しい絵画を購入されたんですか?」

 

ダージリン「そうよ。ペコ、とても前衛的な油絵だと思わない?」

 

オレンジペコ「えぇっと・・・ちょっと私には難解ですね」

 

ダージリン「んっふ、そう。まあこの絵の味を読み取るには相応の芸術性が無いと難しいわね」

 

オレンジペコ「へえ」

 

ダージリン「1万1000ユーロで買ったの」

 

オレンジペコ「はあ」

 

ダージリン「きっとフランスの名のある画家が描いた名作よ。私くらいになればわかるの」

 

オレンジペコ「あっ、隅っこのほうに何か書いてますよ」

 

ダージリン「えっ」

 

オレンジペコ「【BC自由学園 安藤レナ作】・・・って・・・」

 

ダージリン「・・・」

 

オレンジペコ「・・・」

 

 

ダージリン「んっふ」

 

 ~おしまい~

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