ひたすらに頑丈也   作:覚め

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いきなり年飛ぶけど…まあ僕としては宗教供をさっさと出したいし…


第14話

博麗神社跡

 

「えぇ!?博麗神社が襲撃された!?」

 

「そうよ。だから物理的に制裁を加えるためにあんたを使う」

 

「いやだよ!」

 

「ダメよ!拒否権はないわ!廃業にしろとか言ってきたのよ!?」

 

…要するに、こう言うことだ。同業が潰しに来た→神社ぶっ壊れた←これに対してあいつ殺してでも金取ってこっちの神社をついでに豪華にする←私じゃ警戒されるけど、ただの人間であるあんたなら大丈夫。そのために早起きして拉致してきたんだから。…ひどい。

 

???神社

 

「でんでんでーん」

 

「あら、参拝者ですか?」

 

「片方の神社ぶっ壊れたんで来ました」

 

「おや!諦めて廃業にしたんですかね〜?」

 

「…」イラッ

 

「あ、失礼。それでは、どーぞ幻想郷にできた新しい神社を余す所のないようご覧に」

 

「お前ムカつくな」バギッ

 

「ぇ…え?」

 

「お賽銭はお前の目玉ってことで」

 

「は…な、何するんですか!」ピュー

 

「あ!空飛びやがったなおい!」

 

「どーせあっちの巫女に頼まれて来たんでしょう!」パパパ

 

「…ん?」

 

「そうは行きませんからね!発射!!」

 

ど、どわー!潜り込む!潜り抜ける!跳ね返す!ホームラン!…うん、勝てる気がしない。恐らくは、何をどうしたら勝てるのかすらもわかってないのだろうが。当てれば勝ちなんだろうか?とりあえず釣り竿も持ってきててよかった。引っ掛れよ!

 

「てーいっ!」

 

「釣り竿!?って、ちょっとスカートはやめて!?」

 

「じゃあ降りて来るんだな!」グイッ

 

「やー!?」

 

「なんだい騒がしい」

 

「どうしたの〜?」

 

「…え」

 

「ん?」

 

「おやおやー?」

 

「随分と原始的な戦い方だねぇ」

 

「あ、あ…」

 

「神奈子様、諏訪湖様!」

 

「私湖じゃないよ?」

 

「こいつフライパンで殴ってきました!」

 

「はぁ!?」

 

「人の心とかって持ち合わせてる?」

 

「3対1とか聞いてないんですけどほんと」グイッ

 

「脱げる!脱げるって!」

 

「これってどうすれば勝ちなの?」

 

「お前ら何で戦ってんの?」

 

「…さあ?博麗んとこの巫女さんはとりあえずぶっ殺してでも金取ってこいって」

 

「全力で阻止させていただくが!?」

 

「とーう!」ゲシッ

 

「ふがっ!」

 

「2段ジャーンプ!」ピョーン

 

「ゲームでしか見ませんって!ほんと、脱げるから!」

 

「知るかってんだ」

 

「私も空飛べるんだよ…!」

 

「ほれ」バン

 

「神奈子様!?」

 

とりあえずフライパンでぶん殴っといた。さて、2段ジャンプってなんだと思いつつ釣竿にぶら下がる。壊れない釣り竿+ここだけ謎に強くなった握力=かかってる物が取れない限り落ちない!つーわけでここからは消耗戦…良いやわかんね。でもそろそろ腕が限界だわ」

 

「ちょっと限界」クルクル

 

「はー…よかった…」

 

「弾幕キーック!」ドーン

 

「ふぇえ!?」ピチューン

 

「私の勝ち!次は!?」

 

「あれどう思う?」

 

「金よこせー!」

 

「里とかに用のある人妖は仕方ないかなって」

 

「仕方ない?異常とかじゃなくて?」

 

「うるさい」

 

「なんでだ…?」

 

「さあ!私の神社ぶっ壊した罪で私が私自らが成敗してやろうってのよ!」

 

「エゴイストめ!」

 

「うるさい!現に私がここ幻想郷の法よ!!」

 

「え…えぇ!?」

 

「夢想封印!!」

 

「ちょ…え、ぅ、うぇええええ!?」

 

「お見事」

 

「早苗殴った罪はこっちで成敗してやろうかね」

 

「…巫女さーん!本命っぽい奴が残ってますよー!」

 

「!?」

 

「分かったわ!!」

 

「え、ちょ」

 

「夢想封印!!」

 

「それはないよ…」

 

「あれ?俺も巻き込まれてね?あれ!?あ、あれ!?」

 

「…旅は道連れ、世は情けっていうだろ?」

 

「うるせーこの!」バギィンッ

 

「追い討ち…」

 

そこから目が覚めたのは二日後である。二日間眠っていたらしい。ん?おかしいな?と思った諸君。当たり前だ。博麗の巫女が言う早起きとは、外の世界では午前0時にすらなっていないのだ。早寝早起きが習慣な奴…しかも寝床が違う!つまり早く起きてしまう!!そう言うことだ。

 

「…クク…で、ここどこ?」

 

「永遠亭」

 

「ウッソでしょちょ」

 

「別に仕返しなんかしないわよ」

 

「うぉお!?びっくりした」

 

「はぁ…なんでこんな奴らに一杯食わされたのよ…」

 

「んな事はいいや、さっさと帰ろーっと」

 

「なんで動けるのよ」

 

「…頑丈だから!」ドヤ

 

「おかしいわね。吸血鬼が言うには三日間寝込んで、その後二日間動けなかったって聞いたけど」

 

「吸血鬼が弱い」

 

「なんで神様がまだ目覚めてないのに貴方が起きてるのよ」

 

「このちっこいの神様なの?」

 

「そうよ」

 

「…あ、俺がこれでぶん殴ったから?」

 

「鈴仙!!鈴仙来なさい!!」

 

「な、なんですか師匠!?」

 

「危険人物よ!隔離よろしく!」

 

「嘘!?お、俺は違う!博麗の、博麗の巫女に言われて!」

 

「いや巫女がそんなことするわけないでしょ」ニッコリ

 

「ウッソだろこれ」

 

数日後

 

博麗神社

 

「直ったね」

 

「まあ、ね。これ」

 

「なんこれ?」

 

「お礼よ。ありがたく受け取りなさい」

 

…マンサツ?か?シヘイというやつか。でも、俺は湖に生息するからな。釣りができればいいんだから…いらんな。最近欲しいもの…いやあ、ないか…な?ないと思うけど。ない時の金って困るよな。なんか使い道がないから…手元にあるだけとか。

 

「いらない」

 

「え?」

 

「俺あの湖で生きてるし」

 

「そう、いらないのね」

 

「そういや鬼とかってどうなったの?」

 

「あ、あれね。これ建てさせたわ」

 

「これ?」

 

「…新博麗神社よ!」

 

「すごいね」

 

「ええ。流石は鬼ね」

 

「もっと褒めてくれたって」

 

「前言撤回」

 

「!?」

 

「…ここでたまに寝る権利くれ」

 

「は?…良いけど」

 

「よっしゃー」

 

「霧の湖からここに来るの?」

 

「じゃあ博麗神社を霧の湖に建てよう」

 

「いやよ!」




鬼「え、たまに建物から軋む音が聞こえる?バカ言っちゃいけねえ。俺たちは資材選びも一流だぜ?」
巫女「じゃあこれ」ギィ
鬼「…」プイッ
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