ひたすらに頑丈也   作:覚め

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うおおおおお!!!!
おおおお!!!
お!!
…おお!


第17話

霧の湖

 

「何〜!?神社に温泉!?」

 

「そう、そうなのよ!」

 

「…どーせ女湯だけでしょ」

 

「温泉の存在は知ってるのね」

 

「風呂場でしょ」

 

概ね正解という答えが返って来た、香霖さんの言ってる年が正しければ20歳近い日。しかし、温泉。お金を取るのが博麗の巫女の常用手段という奴だろう。金などないのだがな。まったく。困った物だなぁ!…はははは!!

 

「んぷぅ」

 

「わ、また霊が出た」

 

「また私の出番減る?」

 

「来月から温泉で暮らそう」

 

「それは嫌よ」

 

「いやなのね」

 

「…ねえ待って」

 

「ん?」

 

「この霊…なんか変じゃない?」

 

「変…変って…」

 

「じゃあ神社に連れて行きましょう!」

 

「姫、待っててね」

 

「えぇ!?」

 

「わかさぎ姫、留守番よろしく!」

 

「んなぁ!?」

 

博麗神社

 

「あー、また出てるのね」

 

「また?」

 

「最近出てるのよ。地底に住んでる奴らが」

 

「地底かぁ」

 

「地霊って言うんだけど。それの調査だーって言われてるのよ」

 

「面白そうだし俺行こうかな」

 

「さっき憑かれたんでしょ。ずっと憑きっぱなしだけど」

 

「それは困る」

 

なんと、ずっと憑きっぱなしと言うのは困る。何故なら、困るからだ。困るから、困っているのだがね。じゃあ冥界から何体か幽霊連れて行けば?と提案しても…多分地霊の方が気性荒いだろうし。だって地底に住むような奴らだもん。

 

「まあ自分で憑いてるの取れそうだし。良いんじゃない?」

 

「っしゃー!」

 

地底

 

「こわっ」

 

「…本当についてくるなんて」

 

「空も飛ぶなんてな!」

 

「本当よ!なんで飛べてるの!?」

 

「香霖堂の道具!」

 

「あ〜!」

 

「そーっと…そーっと…」

 

「こっから別行動だから。それじゃよろしく!」

 

「…さよなら〜」

 

「おい」

 

「うわびっくりした」

 

「お前人間か?」

 

「…違うね」

 

「は?」

 

「フライパンを持った人間だ!」

 

「人間だろう?」

 

「そうとも言う」

 

「人間なんだよな…」

 

「ところでそのでかい角は?」

 

「お?こりゃ鬼の証だな!」

 

「鬼…スイカって人と同じってこと?」

 

「お、萃香知ってるのか。どうだ?地上で元気にやってるか?」

 

「なんか最初に会った時から避けられるようになって」

 

「…何やったんだ?」

 

「釣り針を耳に入れて引っ掛けてました」

 

「鬼畜!外道!」

 

「でも宴会にずっと誘われるのは嫌だったし」

 

「それは萃香が悪い。すまんな」

 

変わり身に定評がありそうなこの鬼は勇儀と言う。ん、また地霊憑いてないか?んぷぅ…いや違うらしい。まあなんだかんだ言って鬼に勝負を挑まれるようになった。勇儀さんではなく、ザ・鬼な感じだ。鬼の中でも鬼してるような鬼だ。

 

「道具の使用はあり。さて…初め!!」

 

「うおおおおお!」

 

「フライパーン…ぶれいく!」バッコーン

 

「がっ!?」

 

「フライパンが折れた…?曲がった?」

 

「鬼をそんな物で同行できると思うなよ!この鬼を」

 

「釣り竿による的確な脛狙い」グルルッ

 

「うお!?どんな物理法則してやがる!?」

 

「このまま弁慶の泣き所締め付けてやる」

 

「え、ちょっとそれは少し」

 

「ぬぉ」グイッ

 

「(言葉にならない叫び)」

 

「まったく情けない…脛握られたくらいで」

 

「糸で切れそうになってるんですよこれ!」

 

「は?糸で?んなわけ」

 

「いだだだだだっだっぁぁた!」

 

「面白い。私にもやってみな!」

 

「じゃあその鬼の足どうにかしてやれよ」

 

「…それもそうだな」バシュッ

 

「うお!…そうかくっ付くんだから切れば良いのか」

 

「さあ!遠慮はいらないよ!」

 

「準備させて」

 

「ああ、勿論!」

 

「…よし。じゃあほい」

 

「え、そんな急に」

 

「ふんっ」グリッ

 

その日、僕の鼓膜は破けた。破けたと言うより、生存本能で聞こえないようにしていたのかもしれない。気がつけば仰向けに寝ているし。なんだかよくわからないけど鬼にすごい感激されてるし。鬼でもすねって痛いんだ…と思いつつ退散することにした。巫女さん来たっぽいし。

 

地上

 

「異変の後の温泉は気持ちいいわね〜!湯加減も最高!」

 

「…女湯?」

 

「女が多いだけよ」

 

「へ〜」

 

「どうかしたの?」

 

「巫女さん含めてみんな遠い気がする」

 

「そりゃ私たちは異性よ。私だって恥ずかしがるわ。」

 

「だからって糸電話って。糸電話って…」

 

「じゃあ…魔理沙、かわって」

 

「マリサさーん」

 

「なんでお前素っ裸でここにいるんだよ?」

 

「男湯がないからだろ。作れ」

 

「霊夢に言え」

 

「そりゃそうだ…そうなんだが、ちょっと寂しいと言うか」

 

「あ、聞きましたよ!」

 

「うるさ!」

 

「あ、失礼…貴方あの星熊勇儀に悲鳴を叫ばせたそうですね!」

 

「え、そうなの?」

 

「ええ!だって、萃香さんから聞いた話ですし!」

 

「スイカさんすか」

 

「なんでも、声だけで6軒ほど家が潰れたようですよ!」

 

「6…6!?」

 

「はい!今度また湖で取材させてもらいますね!」

 

「声だけでかぁ…すげーな」

 

「ところで」スッ

 

「うおう…誰だっけ」

 

「八雲紫。覚えておいて損はないはずよ」

 

こいつの名前は借金を全て消したり、代金が無料になったり、するのだろうか。いやしないだろう。したらこいつは経済を破壊する原因となる。つーかこいつの連れに大喰らいがいたら多分店が潰れる。ダメだ、どう足掻いても出入り禁止にしかならない。

 

「…言っておくけど、後で会うことがあるからって意味であって名前を出すと無料で食べれるとかないからね」

 

「なーんだ」

 

「なんでそっちに勘違いするのかしら」

 

「じゃあ上がりましょうかね」

 

「はい、お湯加減はどうだったかしら」

 

「湯加減よりあっちからの目線が気になる」

 

「それは…んー、私もあっちから顔出してるから…」




香霖堂発!
ただの仕切り!
意外と必要そうだから作ってみました!
そしたら後日、博麗の巫女に奪われました!
助けて賢者!!
後なんの力もない奴でも飛べるルンバ!
河童が作ってるのでよく知りませんが安全だと思います。
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