ひたすらに頑丈也   作:覚め

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いつまでも
いると思うな
個性派俳優
ニンニン


第2話

 

釣り。釣りっていうのは、なんていうか、満足された空間の中だけでしかやっちゃあいけないんだ。生きる為、釣らないと死ぬ、そんな気持ちじゃだめだ。僕が満足した状態で、それでいて釣る必要もない。完全に趣味と言える。そんな時にだけ、釣りの真髄を楽しめるんだ。だから

 

「アンタ、水槽に人魚入れて連れてくるなんてやるじゃない」

 

「釣りの真似事してるんだけど?」

 

「…私魚扱いされてる!?」

 

「人の楽しみを邪魔せんでくれよ。楽しいんだからさ」

 

「宴よ?異変終わったんだからお酒飲もうって事よ。飲みなさい」

 

「お酒より餅が好きだな」

 

「残念、お酒しかないわ」

 

「じゃあ餓死するしかないかな」

 

「それじゃあ目覚めが悪いわ」

 

「貴様の目覚めなんぞ知らん」

 

「…」

 

「帰りましょーぜー姫〜」

 

「やだー!私もお酒ほし〜!」

 

「ふん」グイッ

 

「あー痛い痛いごめんなさい!」

 

「じゃああの妖精連れて帰ってくれる?確か…湖らへんなんでしょ?」

 

「氷の妖精〜」

 

「チルノ!」

 

「…チルノ、巫女を凍らせろ」

 

「まかせァッ」

 

「…はい、よろしく」

 

おのれ、博麗の巫女…妖怪から聞いてた前評判は間違いではなかったか。妖精だろうと妖怪だろうと魔法使いだろうと、全員彼女の邪魔をしたら最期。死に至る…もちろん退治ではあるが。殺せる大義名分を得た殺人鬼と思え、そう言ってたな。化け狸は

 

「恐ろし、恐ろし」

 

「あー!おーさーけー!」

 

「テメー魚だろうが!」

 

「でも人なの〜!」

 

霧の湖

 

「ってことがありまして」

 

「…えー!?なにそれ!?私も誘ってよ!?」

 

「その帰り道にこの人見つけた」

 

「人じゃなくて妖怪」

 

「うるさいろくろ首」

 

「ろくろ首!?伸びるの!?」

 

「伸びない。首ない。」

 

「…きもっ」

 

「新しい草の根ネットワークの妖怪連れて来たんだね偉いよ〜!」ナデナデナデ

 

「結構気持ちいいぞ!セギハンギさん!」

 

「いや、そんなザ・カタカナな読み方されても…そもそも私の名前セキバンキ…あれ!?」

 

「バンキ…決めた!」

 

「何を!?」

 

「今日から貴女は!ばんきっきよ!」

 

「よろしくね!せきっきちゃん!」

 

「よろしくお願いします。きききっきさん」

 

「…せめて統一して?」

 

「じゃあじゃんけんで決めましょう」

 

「私が勝ったらせきっき」

 

「俺が勝ったらきききっき」

 

「私が勝ったらばんきっき」

 

「私が勝ったらこの仲間に入らない」

 

…じゃんけんポン!と言って出された手は…影狼さんの一発勝ち。我々は全員グーを出していたのだ。対する影狼さんはパー。クッ…なんてことだ!またしても負けた…以前じゃんけんで俺の呼ばれ方が貫太になったのは言うまでもない…だろう!

 

「じゃあよろしくばんきっきさん」

 

「ばんきっきちゃんよろしくねー」

 

「よろしく!」

 

「…ああもう!よろしく!」

 

「よし!」

 

「じゃあ、草の根ネットワーク…通称BBSは」

 

「BBSだっけ?」

 

「…草の根ネットワークはこれから4人!1人の人間と3人の妖怪ってこと!」

 

「人間?」

 

「いえーい、ぴーす」

 

「人間!?」

 

「どーだびっくりしただろう」

 

「別のベクトルだよ!」

 

「おい違うらしいぞ」

 

「まさか貫太君は人間ではなかった…?」

 

「じゃあ俺って…」

 

「あー違う、驚きのベクトルが違うって意味、人じゃないって意味じゃない」

 

「はー!?今更おそいよ!」

 

「貫太君、大丈夫」

 

「…俺が死にたくなければ前言撤回しろ!」

 

「いやしないけど」

 

「これも違うらしいぞ」

 

「なんで強敵…!私たちでは太刀打ちできないの…!?」

 

「まだ秘奥義があるわ」

 

「なんですって!?」

 

「…貫太君とばんきっきを(自主規制)させるのよ」

 

「な、なんて破廉恥な!そんなことさせるものですか!」

 

…(自主規制)ってなんだ…?(R指定避け)って…そんなに恥ずかしい事で、ハレンチな事…なのか…!?一体それはどんな禁忌なんだ…一体…どんな…!くっ、気になる!寺子屋に行けばわかるのだろうか!?寺子屋に行けば!…わからない…!

 

「(自主規制)って何?」

 

「こんな無垢な子に何させようとしてるの影狼ちゃん!」

 

「んな〜!?」

 

「…お前、教養ないんだな」

 

「叩き落として湖に沈めてやりますよその頭」

 

「残念、浮かせれる」

 

「なんてこった」

 

「おっほん!」

 

「?」

 

「これからぁ!(自主」

 

「やめなさい!!」パシィンッ

 

「い、痛い…」

 

「私のヒレビンタを喰らって生きていたのは褒めてあげるわ…」

 

「弾幕ごっこで戦ってよ!八雲紫に怒られるよ!?」

 

「…誰?」

 

「幻想郷で偉い人」

 

「ふーん」

 

「つまり一番ヤバい人」

 

「ひえっ」

 

「さて、私と何して遊ぶ?」

 

「釣り」

 

「釣り。」

 

「昨日ワニ釣れた」

 

「…ワニ。」

 

「一昨日は…鯉が釣れてた」

 

「鯉…」

 

「はしゃぐ恋は池の鯉…ってね!」

 

「その前は鯛だったかな?」

 

「抱かれタイ…」

 

「あいつら殺して良い?」

 

「そろそろうざったらしくなってたから良いよ」

 

「ちょ!?草の根ネットワーク!草の根ネットワークだって!」

 

その後、圧倒的新人の力により、影狼さんはわかさぎ姫のヒレビンタを喰らった後ろくろ首シュートでボコボコにされていた。笑った。怒られた。ちょっと泣いた。釣れたのは革靴…革靴!?え、革靴…?革靴って食べれるっけ…食えるって香霖さんが言ってたな…

 

「あ、あー…」

 

「く、靴はダメェ!?」

 

「流石に、ね?」

 

「魚で満足してなさい」

 

「…香霖さん言ってたんだけどなぁ…」

 

「あんな男とは縁を切れ!!」

 

「ばんきっきさんまで!?」

 

「ていうか切ってくる!」

 

「おう良いぞばんきっきちゃん!」

 

「私たち以上の根性、身晒せやぁ〜!」




不審者情報
身長は割と高め
なんか不機嫌そう
白髪 メガネ有
不審な行為:霧の湖において少年に対し怪しい情報を伝えていた。
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