…という感じで進めようかなって思うがね。
そもそも、元の服どころかシルエットすら無い時点で衣装もクソもないのだヨ。
命蓮寺
「うん!これでよし!」
「おー」
「聖、聞いて良いですか?」
「なんです?」
「首元のちっちゃい頭蓋骨みたいな…たくさん集まってマフラーみたいになってるのって」
「まさか死んだ子供の頭蓋骨を…!?」
「失礼な…子供の頭蓋骨はあんな風ではありませんよ。
「見たことあるんですね」
聖さんの失言は見逃して…ん?聞き逃して?かな?まあ良いけど。なんと、寺の人らしく笠なるものを被ることになった。しかも聖さんがどっか行く時に着てるっぽい奴。よく似た変な奴。頭蓋骨はあったかい。本当に首巻きみたい。
「あ、あとこれね」
「ん?」
「仕込み刀で」
「なんて物を!?」
「貫太君の新しい服と聞いて!」
「影狼さん」
「で、仕込み刀って聞こえたけど?」
「錫杖のことですね。香霖堂の方に協力してもらって、簡単には壊れないようになってます」
「グッドよ」
「良きですか」
「なんか印象変わったな貫太」
「これで俺も妖怪に対して1人で」
「ああ、それは無理です」
「危ないわよ」
「…らしい」
「くはっw」
とりあえず星さんからは刀の扱いを覚えましょうと言われた。刀の扱い…刀とは少し違うとは思うが、野暮という物だろうか。とにかくこれである程度の護身術は身につくんだろうなぁ、なんて思ってる。移動は自作空飛ぶ自転車だけど。
「では…」
「ていっ」バンッ
「遅いです」
「ふんっ」ブンッ
「二刀流はやっぱずるいですって!」ゴンッ
「いえーい」
「星を倒すなんて、なんて奴だ…」
「次は雲山ね」
「!?」
「曇ってどうやって叩き切るんだ?」
「ちなみに釣竿の浮かぶ物はかなり重たくしました」
「釣れないじゃん」
「外側だけです。中は空ですので」
「…じゃあ良いの?」
「すいません、釣りは…」
「で、これでどっか行くの?」
「いえ、別に」
「????」
「聖が『そろそろここにきて1ヶ月が経つし何か命蓮寺の仲間としての証が欲しいですね!』って言い出してね」
「私は新しい錨をもらったよ」
「私は新しい…棒」
「わかんない人に向けての配慮はいいと思う」
「私は説法を」グスン
「私はあげる側なのでどーも…」
「マミゾウは?」
「新しいメガネじゃな」
「私のが聞きたいか?仕方ないなー」
「ぬえはどーせ新しい羽とかでしょ」
「いや、下着だけど!?」
「…」
「…ぁ」
ぬえの失言も見逃してやるとして。寺を出る。とりあえずどこ行こうかなー?湖は行くとして…香霖堂でも行こうかな。刀でお世話になってるらしいし。それ以外だとなぁ…大体宗教だしなぁ。だめだ、西洋となんか絶対合わない。でもあそこ中華いたよな?
霧の湖
「やっほー」
「あら、貫太君!?」
「いえーい」
「何その趣味悪い服」
「聖さんが自分で描いて渡してくれた」
「あー、なるほどね」
「なんだかね。仕込み刀もあるし」スッ
「ちょっと待った」
「ん?」
「仕込み刀?」
「うん」
「仕込み刀って、あの?」
「この。」
「…趣味悪っ!」
「それだけ。じゃねー」
「たまには来てよ〜!」
香霖堂
「うっす」
「ああ、君か。すっかり毒されたね」
「そうらしいね」
「…しかし、命蓮寺入ってから伸びが早いな」
「魔理沙より少し大きいくらいだからなぁ…早いよほんとに」
「恋心知らなさそうな子供が恋心知るのも早いしなぁ」
「それは違うと思う」
「それとこれは別だろ」
「…当たり前か」
「ったく…で、香霖。この服を見てどうよ?」
「助けてくれ貫太君。こっちに来てからずっと服の感想を求めて来てね」
「今のが初めてだろ」
「あぁ…お前の子供の頃知ってる奴はお前に対してなんも思わんぞ。無駄なだけだ」
「っ!?」グサッ
そう言ったら魔理沙さんは肩を落とした。無論、俺と魔理沙の年齢差は知らんが…何をそんなに肩を落とすことなのだろうか。というより子供の頃知ってる云々は別に当てずっぽうなんだけどね…乙女の心は秋の空模様と一緒って言った人へ。合ってます…
「で、何しに来たんだい?」
「魔理沙さんと一緒。どーよこの服?」
「…趣味が悪いね」
「やっぱり?」
「それだったらやはり鎌の方が」
「ていうかそれ、命蓮寺の連中が作ったのか?」
「らしい」
「墓暴いてそうだな」
「魔理沙、それは偏見だ」
「ま、何はともあれだ!弾幕ごっこして行くか?」
「…」チラッ
「僕はしないぞ」
「これだから腑抜けは。俺もしない」
「なんで?」
「フライパンを持って来ていないから」
「ぁあー?…ま、なんとかなるだろ!」
「じゃあ表出ろや」
「店は壊さないでくれよ」
数分後
「な、言っただろ」
「痛っ…ぁ…!」
「何したんだ?」
「自転車でスピンかけつつ体当たりした」
「おうっ…」
紅魔館
「やっほー」
「これは、お久しぶりで」
「ていっ」ブンッ
「危ない」ガシッ
「お!やっぱすごいねメイリンさん!」
「うーん、文字は合ってるんですけど…美鈴です。」
「発音の問題?」
「そんなに発音しにくいですかね?」
発音しにくいのではなく、発音に慣れがこないと言った方がいいと思う。とにかく、めいりんさんはなんとも武術が得意らしい。自慢げに話すのを何回か聞いたことがあるし。命蓮寺に行くまでに結構話したりしたもんなー、なんて思ってる。
「ところで、仕込み刀ですか?」
「いえーす」
「なるほど…ていっ」スッ
「ぬおっ!?」ブォッ
「良い刀ですねぇ。私の国にある刀だと、私が振るだけで壊れるものが多くて多くて…」
「そりゃ災難で」
「はい、お返しします。」
「あざまーす」
「ついでに鞘も」ゴガァンッ
「ぇ」
「こちらの壁が壊れましたか。棒術にも使えそうですねー。私の国じゃ振ったら壊れ以下略)」
「怪力ぃ…」
紅魔館データ
美鈴
力強い 中国の武術なんか大体全部やってる
刀ってどれくらい早く振ればぶっ壊れるんだろう、とレミリアは思ってる。
「お嬢様の番は来ません」
「えぇ!?」