ひたすらに頑丈也   作:覚め

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「何奴」
「寺の人です」
「そうか。通ってよし!」
義経「ぐへへ」
頼朝「よう」
って感じだったら四天王もびっくりだっただろうなぁ。と思いました。


第25話

神霊廟

 

「ども」

 

「…聖」

 

「なんです?」

 

「あれを連れてくる意味は?」

 

「見せつけです」

 

「愛されてるねぇ…」

 

さて、よくわからない人たちがせいっせいっとか言ってる内にスタコラと進む。夕焼けどころか月が出てくる時間までやっているのはなんだろうか…こう、ご苦労様という言葉しか出ないが。宗教のアレコレがあった時に出た『宗教こっちの方が正しいぞパンチ合戦』の時に有利を取れるからやってるらしい。もう2度とやるなよ

 

「それで…なんだい?」

 

「なんだお前」

 

「こころだが?」

 

「その薙刀持ってこっち向けてる理由聞いて良い?」

 

「だめ」

 

「よろしい。ならば戦争だ」

 

「加勢します」

 

「ちょっと待った」

 

「なんだ太子」

 

「いや、宗教戦争始めるんですか?」

 

「?そうだと言っているが」

 

「こころはちょっと奥の方で待っててください」グイッ

 

「いやー」ギュッ

 

「ちょ、なんで俺を!?」ギュッ

 

「力比べですか?良いですよ」グイッ

 

「ちょちょちょ、そうじゃない。そうじゃないから。何?何これ。こんな話通じない人なの?」

 

それから少し置いて。なんだかよくわからないが物部って人と争うことになった。なんと、変な…変なアレを使うらしい。ちょっと覚えてないや。覚えてないっていうか、覚えられないっていうか。センドー?とか言ってたかな。あー、わかんね。

 

「勝負っ!」ドンッ

 

「ぉぐっ」

 

「先手を取りましたか」

 

「ぅぇっ」

 

「なんじゃなんじゃ!その程度か!?」ゲシッ

 

「おぼっ。ちょっと待ってよ。武器取ってくるって言ったじゃん」

 

「頑丈な奴じゃな」

 

「というわけで…」チャリン

 

「…馬か?それは」

 

「さーてどうでしょう」フワッ

 

「空飛ぶ馬…ユニコーン!?」

 

「どちらかと言うとペガサスでは?」

 

「回転タックル」グルルルルルルル

 

「ぬぉっ!?」

 

「錫杖を添えて」スパァンッ

 

「痛っ!」

 

「ほいひっかけ」

 

「んのっ!?」

 

「鼻に引っ掛けた!」

 

「不味いぞ布都!主に絵面が!」

 

「くっ!やるではないか…!」

 

「外せるんだ…」

 

「こっちも皿でやるしかないのぉ!」ブンッ

 

「太子様!また皿が取られました!」

 

「補充型なんですね…」

 

「あぶね、ちょっ」バンッ

 

「当たりじゃ!」

 

「…ていっ」ブンッ

 

「のぉ!?」スカッ

 

「ふんっ」バギィッ

 

「釣竿の丸い部分で攻撃とは…鉄か?それ」

 

知らない。だがそろそろ体力も尽きると言うもの。疲れるのが嫌な俺は空を飛んで襲ってはいるが…よくよく思えばあいつも空飛べるだろ。なんで飛ばないんだ?まあ、飛ばないのか飛べないのかはわからないけど…いや飛べるじゃん。なんかものすごい勢いでこっち来たんだけど?

 

「はい錫杖」ゴンッ

 

「んぎゃっ!?」

 

「はいぐるぐる〜」

 

「釣り糸か!?こんな…痛い!」

 

「聖、捕獲〜」

 

「おめでとうございます」

 

「布都…」

 

「さっき目を叩かれてよく周りが見えませんぞ太子様!!」

 

「うるせえ」ゴンッ

 

「ゔっ!」

 

「と言うかそもそも今はダンマクゴッコって奴があるんですよね。なんでそれじゃないの?」

 

「…」

 

「恐らくあの子がこの施設の中で一番未熟だからじゃあ…」

 

「いや!そんなことはない!そんなことは」

 

「へー納得」

 

「んなぁ!?」

 

「情けはないのか…!?」

 

「次は私だ!!」

 

「うおっ!?」

 

「危ない」ガシッ

 

「えっ」

 

「こころさん…でしたっけ。狭いところで薙刀を振り回すのはやめましょう。」バギッ

 

「折れた!?」

 

「じゃあ帰りますか」

 

「そうですね。お話も出来ましたし」

 

「何か話してたのか?」

 

「いや、何も」

 

香霖堂

 

「何?その錫杖を空中でもじゃらじゃら鳴らしたい!?」

 

なんかかっこいいじゃん。と思ったがそもそも地上ですらじゃらじゃら言わない物をどうやって鳴らすのかと言われた。うーん、納得。だが空中でも地上と同じように置くことはできるらしい。空中に飛ぶ機械その2…らしい。

 

「何これ?」

 

「百聞は一見にしかず、だ。実際に使ってみると良い」

 

「これは?」

 

「お試しで付けてる杖だ」

 

「…どういう風になるの?」

 

「たとえば空中でこの杖を落としてしまったとする」

 

「ほう」

 

「するとこんな風に」ドンッ

 

「ふーん、よくわからない」

 

「空中でも地面があるかのように振る舞うのですか?」

 

「ああ。これを靴に組み込めば、浮かんでいる時でも踏み込む事ができる。」

 

「素晴らしいですね」

 

「しかも霊力妖力魔力等要らず!」

 

「おー」

 

「以前のはかなり不便だったからね…」

 

「まあ買わないけど」

 

「買いませんけど」

 

「…」

 

命蓮寺

 

「神霊廟って変なとこでしたね」

 

「そうですねぇ」

 

「あ、聖。お客様ですよ」

 

「わかりました」

 

「お客様って誰?」

 

「博麗の巫女です」

 

「そろそろ退治の日程が決まったって言われちゃうんじゃ」

 

「んなわけありませんよ!」

 

「じゃあなんで」

 

「貴方がその格好で歩き回るからですよ…」

 

「いーじゃん。格好いいし」

 

「いや、うーん…それは嬉しいんですけど」

 

数分後

 

「色々話した結果…その服着て人里歩くなって決まったわよ」

 

「なしてー!?」

 

そうして俺の服は元の頓狂な服になった。巫女曰く外の世界の服らしい。まあ知らんがね。仕込み刀と笠は良いらしい。なんともおかしなことを…見た目に意味があるのだとか。見た目が良ければ噂の風見幽香も人里を歩けるらしい。そもそも見た目でバレなければ良いんだろうに。

 

「で、俺は禁止と」

 

「そう。じゃあ伝えたから」

 

「…こればっかりは」

 

「だめかー」

 

「彼女が人里の法のような節がありますし」

 

「変だねぇ」




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