みなさん、欲しいもの、ありますでしょう?そんな時はこれ。
スキマスイッチ!
外の世界から著作権で訴えられそうって言うかもう既に訴えられました。
だが名前は変えない(この後スキマボタンに変えられる)
八雲邸
「どこここ」
「私の家」
「ふーん」
「で…」
「このスキマボタンを取り外すってこと?」
「あら、分かってるのね」
「そこの狐から」
なんともよくわからんが、やばーいやばーいと言う代物らしい。とにかくやばーい。やばーいんだ。と言うわけで香霖の手によってスキマを開く機能を失った仕込み刀が出てきた。錫杖の仕込み刀といえばなんか格好いいけど、特殊能力がないのはちょっとダサい気がする。
「代わりに」
「?」
「斬撃が飛ぶようにしたから」
「へー」ブンッ
「うぉお!?」ズォンッ
「すごいでしょ?」
「すげー!」
「スキマボタンの流用よ。とは言っても、使ったのはボタンだけだけど」
「そんな僕の作った品物が役立たずみたいな」
「役に立ちすぎて困ってるんですよ?何?発想次第では空飛ぶ自転車が作れるって。摩訶不思議よ」
「あれは応用のようなものだろう!」
「とりあえずどっち切ればいい?」
「切るな!」
命蓮寺
「つーわけで飛ばせるようになった」
「霊力とかいらないんだ」
「…どうなんだろ」
気になるが、今頃香霖堂では紫さんが香霖にブチギレてるところだろう。妖怪にとって〜とか言う響子さんの発言によれば…大体10日…2ヶ月くらいか。念には念を…念入りに、ね。そう言うわけだから。さっさと遊んでしまおう。
「それでは飛ぶ斬撃に合わせた戦術を出しましょうか」
「質問」
「なんですか?」
「なんで俺戦わせてくれないのに戦術だけ出されるの?」
「1人の時に襲われる。その時に逃げる確率を増やす為です」
「へー」
「と言うわけで私は結構どんな手でも使いますから」
「星さんのどんな手でも使うは怖い」
「さあ…いきましょうか!」ブンッ
「うひぃっ!」スカッ
「反射神経は良いでしょう」ゲシッ
「釣り竿ガードからの突き!」ゴグッ
「行動が一々遅い」
「掴むはなくない?」
「掴める速さなのが悪いんですよ」ブンッ
「おわーっ!?」
「着地狩り!」スッ
「ほいほい」ザンッ
「牽制だ!」
「甘いですね」
「フライパンブレイク!」ゴンッッ
「肋骨粉砕コース!!」
「村紗、急に騒がないでよ」
「貫太、よそ見できるの?」
「村紗の言うとおりです!」バチィンッ
「斬に変わって、突きよ」ズッ
「ぎょっ!?突きを飛ばすなんて変なことを考えますね」
「これが俺の完成体!!」
「自転車に乗ればいいとでも?」
そういやこいつ空飛べるんだった。ま、まあ。なんとかなるでしょ!?と言うかならないと困る。全速力で回転しながらぶつかるんだ!そうすれば勝てる!勝てるはずだ!!うおおお!!ついでに斬撃も飛ばして!!うおおおおお!
「上に弱い!」ドンッ
「うげっ」
「…あれ!?」
「重さが足りん!」ザンッ
「痛っ!」
「…これ戦術でもなんでもないじゃん」
「い、いやぁ?最近身体をあまり動かしてなかっただけで…そんな運動したいとかは」
「丸太タックル!!」ズゴォッ
「ふがぁっ!?」
「外道が」
「貫太〜」
「どした村紗」
「大好き〜」
「…マミゾウ?」
「バレたか」
「村紗は絶対俺のこと大好き〜って言わないだろ」
「いや〜、わからんぞ。色々とあるやもしれん」
「まいっか。マミゾウは金を積まれたら誰にでも化かすのを抜けば割と好きだよ」
「こりゃ厳しい」
「私は!?」
「…星さんはたまに痛いし」
「加減してますよ!」
「加減してあれか」
「私何しました!?んん!?」
「ダメだ眠たくなってきた」
「お婆ちゃんの膝枕!!」
「待て、誰がお婆ちゃんじゃ」
「EXボス舐めんな」
「EX?EXとはなんじゃ?」
「香霖さんが言ってた。なんか変な奴」
意味は俺もよくわからない。わからないと言うより分かるようにしてないのが本音だけどね。多分わかんなくても良さそうだし。香霖さん曰く『ボスとEXボスはやばいってことだけ覚えておくべきだね。』とか言われたし。まあそんなもんでしょ。
「貫太〜!」
「わ、フラン」
「久しぶり!」
「昨日ぶり?」
「まあ別に良いか。ね、なんかよくわかんないけど天邪鬼っていう妖怪が下剋上とか言ってるよ」
「…関係なくね?」
「だよねー!」
「天邪鬼なんだから嘘つくんでしょ?そいつが下剋上って…しないでしょ」
「まあ、それも」
「天邪鬼だからって嘘つくわけじゃねーからな?」
「うおびっくりした」
「ああ、私がさっき人里の近く歩いたら私に突っかかってきたから殴って連れてきた天邪鬼」
「もしや」
「さっき下剋上って言ってた天邪鬼」
「私は無罪だ」
「有罪らしいわ」
「安心してね。仏様になんかしてもらえるから」
「できるか!なんで天邪鬼が仏に頭下げなきゃならんのだ!」
「マミゾウ」
「は〜!仕方ないのう!」
「げ、狸!」
「ふんっ」グキッ
「いぎゃっ!」
「中々タフじゃな」
「わー」
「なんか動き足りないって言ってたし、星さんも行ってくれば?」
「弱いものいじめは…宗教的に」
あれ、マミゾウって仏教じゃないんだ…仏教って弱いものいじめはだめなの?初耳〜。ちなみに天邪鬼曰く『巫女にやられたから逃げ仰せてきたのに、なんでまた…』ってメソメソ泣いてた。慰めてあげた。そしたらなんか少し元気になったらしく、どっか行った。
「変な天邪鬼だったな」
「天邪鬼…天邪鬼って言うか、変な奴」
「天邪鬼なんてあんな奴じゃったかのう…」
「まあ日付が過ぎればなんとかなってるでしょうし」
「今日は?」
「焼肉パ」
「ここは仏教…お肉はダメですよ」ズズッ
「っ!?」
聖(障子を開けながら)「食うなよ…」