ひたすらに頑丈也   作:覚め

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海外の歌
何言ってんのかわかんねぇ…


第37話

後戸の国

 

「人はこれが好きなのではないのか?」

 

「人の膝の上は落ち着かないなぁ」

 

「むー」

 

「背もたれに使ってみたら?」

 

「背もたれに…じゃ失礼」

 

「うぇ」

 

あ、確かに良い。体温もあるし腕を腹に回されてるおかげで腹も暖かいし。寝れるわ。寝れるわこれ!うっしゃ眠れるぞこれ!と言うか本気で眠い。大体ここに来るまでに少し時間かかったし…かかるのは仕方ないか。うん。それは良いか。

 

「んー…」

 

「ね、寝るなよ?」

 

「寝ないよ…」

 

「眠いだろ。嘘をつくな。布団を用意してやるから」

 

「じゃあ隠岐奈の上で寝る」

 

「寝るなよ?」

 

「ん」

 

「…どうしよう?」

 

「お師匠がどうにかしてくださいよ。児童ポルノで逮捕とか私達嫌ですからね」

 

「うぐっ」

 

「お師匠の部屋はいつも見るのを禁止されていた。まさか中でそんなことが起こっているとは」

 

「裏口を合わせようとするんじゃない!」

 

「え〜?でも今のままだと完全にソレですよ」

 

「くっ…おい起きろ。二十歳を超えてソレとは情けない」

 

「んっ」

 

そういや俺二十歳超えてたわ。嫌な現実をぶつけられ目が覚める。隠岐奈に話したいことがあると言われ来たのだが…さてなんだったか。何言われたっけ?言われる前に寝たのか?と言うかそもそも幻想郷の住人に夜起こされるせいで寝れないんだが。

 

「とりあえず。げんそ」

 

「幻想郷の異変基本ノータッチなんだけど君が絡むと別だから結構自重してねってこと」

 

「へー」

 

「なんで私の台詞を!?」

 

「だってお師匠、言い方が紛らわしいし偉ぶりたいのかわからないけど難しい言葉使うし」

 

「うぐっ」

 

「八雲紫にバカにされるだけありますよ。本当。」

 

「ぅるさい!散れ!どっか行け!」

 

「はいはーい」

 

「はーい!」

 

「そ、それで…だな」

 

「要するに異変に手を加えたくないよーってこと?」

 

「まあそうなんだが」

 

「そうなのよ!だからたまには幻想郷に顔出したらどうって聞いてるのにいっつも忙しいからって言って!」

 

「あー!あー!わー!」

 

「そんな態度とるくせに夜の異変だと『入れなくなった「わー!わー!紫!後で!後で酒を呑もう!ソレで良いだろう!?」あら、良いの?」

 

「ぜぇ…はぁ…」

 

「いじめ、よくない」

 

「いじめじゃないわよ。いじわる」

 

「いじわる…なら良いのか?」

 

「そう!意地悪は許されるの!」

 

「らしいぞ」

 

「もうやめてくれ…」

 

どうやら効いたらしい。隠岐奈さんと紫さんはかなり親しい仲らしい…らしいと言うのはそのまま、親しい分ぶつかりまくってると言うことだ。馬鹿か?と思う奴もいるだろうが…馬鹿だろう。これで馬鹿ではなかったら紫さんは冷却期間中に会いに行ってる夫である。

 

「あ〜」

 

「あ、それでだな」

 

「うん」

 

「私の番いに」

 

「紫!やめろ!」ゲシィッ

 

「痛ぁっ!?」

 

「おー!?殺すぞそろそろ!」

 

「ええ!?」

 

「すまない」

 

「いや良いですよ」

 

「とにかく。私は一応幻想郷を大事にはしているんだ。だから…」

 

「なんでも良いけど早く話さないと寝ちゃうわよ」

 

「紫は寝てても構わんぞ」

 

「いや、その子」

 

「ん〜…」

 

「おい、起きろ!」

 

「んぁっ…うっす」

 

「はー…お前を博麗神社の神主に」

 

「させません」

 

「何故だ?実力行使する妖怪はまだいる。その妖怪にはこいつが適任だと思うが」

 

「命蓮寺から1人出します」

 

「ほう?」

 

「聖白蓮」

 

「そうまでしてでも嫌なのか?」

 

「第一!博麗の血が流れていない!!」

 

「うわっ先日聞いたら眩暈がしそうな言葉だ」

 

「聖さんが真逆のこと言ってたね」

 

「え、なんて言ってたの?」

 

「賢者ともあろうお方が血縁関係に縛られてるんで?」

 

「うわっ」

 

なんだかよくわからんが聖さんは引かれた。ごめんね…ごめんね…と心の中で謝る。謝るのは心だけであって、身体は謝らない。ごめんね…まあよくわからんけど。言ってることもよくわからなかったし。血の繋がりって何?血で繋がってるの?血みどろじゃん…

 

「で、隠岐奈はどうしたいのよ。色々と頭の中で拗れちゃった結果神主でしょ?」

 

「…その…」

 

「?」

 

「私の友達…」

 

「友達が?」

 

「紫は帰れ!!」

 

「いやーん!」

 

「はぁ…とにかく。これからも友達関係を続けていこう」

 

「うーい」

 

「…そこだ!」ゲシィッ

 

「いやーん!」

 

「凄いねさっきの…」

 

「まさか紫の盗聴精神があそこまでとは思わなんだ…」

 

博麗神社

 

「うーい」

 

「あら、あんた達の組み合わせ…異変の元凶がなんの用?」

 

「いや…布団を貸してくれないか?」

 

「なんでよ」

 

「私の布団では満足できないと騒いでな…」

 

「だってよ!小豆だぜ!?小豆!中身ぜーんぶ小豆!」

 

「良いじゃない。小豆。」

 

「なんで!?」

 

「非常食になるから」

 

「紫に言っておくか…」

 

「はい、ウチの布団」

 

「ありがたい」

 

「あんがと〜」

 

「さて、椅子に座って」

 

「寝る」

 

「…いちゃつきに来た…ってコト…?」ゴゴゴ

 

「あー、待った。話し合おう。」

 

博麗の巫女の主張はそれだけなら命蓮寺から布団持ってけよ殺すぞであり、隠岐奈さんの主張は命蓮寺から持っていこうとしたら殺されかけるんだである。レディ…ファイ!!とは行かず、それなら仕方ないかと博麗の巫女は納得した。

 

「全く野蛮な巫女だ…」

 

「紫に言ってくれるかしら」

 

「そのうち扇を広げて口元を隠し始めそうだな」

 

「なんならあんたからもぎ取った手でやってあげようか?」

 

「や、やめろ!」

 

「…て言うか、自分より年上の人間がそう言うことしてるときつい」

 

「あ〜」




生き返るんじゃ〜^
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