命蓮寺
「ぅぉっ!」
「はい隙あり!」ゴンッ
「ぃぁあ!?」ドンッ
「あれで何回目?」
「26回」
26回ぶっ飛ばされて落ちてるらしい。変なこともあるんだな…あって欲しくはないんだがな…まあ仕方ないと言うやつか。と言うかなぜ門番であるはずの美鈴さんが棒持ってここにいるんですかね。不思議ですね。意味わかんないですね。
「あぶね」
「はいそこ!」バシーン
「無駄!」スカッ
「ほい」ブンッ
「痛い!」ゴガァンッ
「今日はこのくらいですかね」
「美鈴さんはなんでここにいるんですかね」
「初めて休みをもらったので」
「初めて…」
「まあ良いんですよそれくらい!」
「良くないんだよなぁ」
「とりあえず折れ曲がったフライパンで弾幕跳ね返すのやめましょうか。」
「んえっ」
「大体、なんですか。鬼をぶん殴ったら折れ曲がったって…」
「鬼って硬いんだね」
「硬い…いやまあ、出来れば手合わせ願いたいですけどね?」
「じゃあ地底行く?」
「…行けるんですか!?」
「行けるよ」
「じゃあ行きます!」
「聖」
「交流くらいは別に…」
聖から了承を得たので…地底へ行こう!しかし地底に行ったところで何かできるわけでもない。俺自身は。酒飲んでそこらへんで寝転がって野次馬するくらいしかないし…まあ良いでしょそれくらい。それくらいでむしろ良い!
地底
「ん〜…不味い」
「酒だけ呑むからだ…」
「ところで萃香さん」
「?」
「あれ良いんですか?」
「良いって言うか、あれで負ける勇儀見たことないって言うか」
「なんだかよくわからんけど…美鈴さんの服むっちゃ破けてますね」
「おい目の付け所」
「あのな。よくわからん轟音が鳴り響いて、たまに見えるところはほとんど美鈴さんなだけであって。それくらいしかないよ」
「これだから人間は…」
「これだからってなんだこの野郎」
「野郎じゃない。私は女だ!」
「女の子だな」
「女だが?アダルティーなんだが??」
「うるせえ。アダルティー(笑)じゃねーか」
「ぶっ殺す」
「お、来んのか?かかってこいや」
「うらっ!」
「んぅぇ!」スカッ
「やっぱり見えてるんじゃないか!」ゲシィッ
「あっぶねー…」
「釣竿で止まった???」
「ほれ7キロウキ攻撃!」ドンッ
「ぅぁ!」
「からの仕込み刀斬撃!」ザンッ
「うぎゃっ…!?」ザンッ
片腕取れた。がなんか知らんけど治った。よくわからんけど能力と鬼の力を使えば簡単に治るらしい。治るんだ…治すなよ…なんで治るんだよ…??と言うわけで斬撃を飛ばしつつ逃げに徹するのだが。隠し玉全部対策されてるんだけど香霖さん???
「ふんっ!」ザンッ
「おっと」
「そこ!!」ザンッ
「服!?」スパッ
「惜しい!」スパァンッ
「っ!」
「今度は頭をまっぷ」
「この変態!!」ドンッ
「痛っ!?」
「普通女の服切る奴があるか!?」
「お前がそこにいたのが悪いのでは?」
「もう全部丸見えなんだよ!!」
「…見せる方が」
「もう会話にならねえ!!」ズォッ
「痛ぁっ!」
「ったく…ん?どうした勇儀」
「いや…これ以上やるとまたさとりに怒られるから…」
「あっそう…」
「大丈夫ですか!?」
「コンプラは大丈夫ですか?」
「もう下半身以外全部見せてんだよ私…」
「何言ってんだお前」
「うるさい」
「っつ…それくらいで怒って腹蹴って来るんだからおかしいよな」
「生きてたのかよ」
「酒と頑丈」
「どう見ても穴空いてる気がするんですけど」
「ん?穴…?」
「あれ、塞がってる」
「まあかなり痛かったかな」
「な?こいつ乙女の裸見てもこの程度の反応なんだぞ??」
見せる方が悪いのでは?と思い美鈴さんを見る。美鈴さんはなんか隠してる。ほら見ろ。隠さない方が悪い。な?隠さない方が悪いだろ?と話すと今度は顔面に向かって拳が飛んできた。間一髪で避けた。避けた…と言うか、美鈴に引っ張られたと言うべきだろうか。
「あっぶね」
「あのな…女の裸見て何も感じないは別に良いんだが…目を背けるとかやり方はあっただろ…?」
「あったらしいな」
「嘘だろ」
「な!?こいつアレだ!自分の好きなタイプ以外は興味が出ないタイプだ!」
「本当だ…何も反応してない」サワッ
「どこ触ってんだバカ」ゲシッ
「…なんだかよくわからないけど。面倒くさそうだね」
「ちょっと何言って」
「もう帰ろーぜー」
「帰らせるかよ」ガシッ
「酒呑ませて好みのタイプ吐かせてやる」
「なんで俺にやらせるんだ?」
「お前が反応しないのが気に食わないからだよ。察しろ」
「なんで俺が察しなきゃダメなんだ」
「察しなきゃって言うか…察してねと言いますか…」
「とりあえずお酒ね」
「なんで乗り気なんだ?」
「奢りなんでしょ?」
「…ちっ」
「本当ですか!?」
「ずる賢い奴というか…」
「あーきつかった〜!」
「何がきつかったんだか」
「奢ってもらうまでが特に」
「酒呑で負けたらお前持ちな」
「良いよ」
そこからは必死に酒を呑む。呑みまくる。なんだかよくわからないが凄い呑めるので呑みまくる。呑みまくるっていうか、もう通ってるだけっていうか。うおおおお!呑む呑む呑む!美味すぎる!酒!呑まずにはいられない!!うぉお!呑む!
二日後
「ん…ありゃ?」
「まさか負けるなんて…」
「負けちまった…」
「なんで負けてるんだ…?」
「鬼よりお酒強い貫太さんって一体…?」
翌日 命蓮寺
「三日間どこへ?」
「二日間酒飲んで一日中匂い落としてた」
「…は?」
Q.最初は弱かったのに、なんでこんなに酒に強いんですか?
A.なんか成長したら無茶苦茶強かったから。