ひたすらに頑丈也   作:覚め

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そういえばCD買ったのってこれが初めてだったななどと発言しており


第45話

命蓮寺

 

「瓦の上で寝るのって気持ち良いんだ」

 

「何やってるんですか」

 

「まあ厳密には瓦の上じゃないんだけどな」

 

「本当だ浮いてる」

 

「本当に僅かですね」

 

全く何が悪いというんだね…まあ瓦に傷が付くくらいか。と思って下に降りる。下に降りる時は下を見る。自分にとっては堪らなくこれが嫌だ。高かったら怖いし…怖いし、怖いし。まあ実際は下に人がいるのでミスっても死ぬことはない…かな。

 

「うわっ」

 

「大丈夫ですか!?」ガシッ

 

「あ、ありがとうございます」

 

「気をつけてくださいよ?」

 

「以後気をつけます…」

 

「あ、貫太がお姫様抱っこされてる」

 

「ぎゃははは!」

 

「あらよっと」ブンッ

 

「ははぁっえ!?」ゴンッ

 

「自業自得だよ」

 

「そ、んな…!」

 

「さて、今度は」

 

「そうだ!近くに甘味処が新しく出来たんですよ!行ってみませんか!?」

 

「…行く!!」

 

「私も行く!」

 

「私も…」

 

「小傘」

 

「行ってらっしゃい」

 

「あれ、村紗行かないんだ」

 

「んー、少し食べすぎちゃって…ね?」

 

「痩せろよ」

 

「あー、うん…」

 

「?」

 

甘味処

 

「おぉぉぉ!!…?」

 

どこから食べ進めれば良いのかわからない甘味に対しハテナマークを浮かべる俺。やはり上の部分だろうか。それとも横から食べて行くのが正解なのか…?いや、自分の直感に任せる!上だ!上しかない!!上から食べるんだ上から!!

 

「ぉぉぉおお!」バクバク

 

「…どうかしましたか?一輪」

 

「あ、いやぁ…貫太が痩せろよって言ったら村紗は蹴りに来るかなぁって思ってて…」

 

「あー、私もそう思いましたが…どーも変でしたね」

 

「貧乏神の手によって散財させられた…」

 

「あり得ませんね」

 

「そうだね」

 

「傘だ…唐傘…」

 

「さっさと食わんと溶けて倒れるぞ」

 

「え、嘘」

 

「ほーんとほんと!鬼は嘘言わない!」

 

「嘘」

 

「そういえばなんでメニューでしたっけ」

 

「アイスクリーム(抹茶味)、トッピングはシロップ」

 

「それです!」

 

「コーンも食えよ〜!」

 

「なんで萃香が働いてるんだここで。巫女呼ぶぞ」

 

「その巫女に家賃払えって言われて働いてるんだが?」

 

「じゃあ良いや」

 

「…?」

 

「鬼だ」

 

「鬼でしたね」

 

「ご、ご馳走様!」

 

「早食いじゃないのにむっちゃ早く食べてる」

 

「貫太さんはもう食べたようですが」

 

「はやっ」

 

「…あれ、いつもの奴は?」

 

村紗のことだろうか。ダイエットしなきゃいけないからって来なかったよ。はっきり言って奴はこの戦いに云々…だが安心しろ。奴の分まで俺は食ってやったぞ…大盛りは流石に多いぞ。何?大体一升瓶の酒と同じくらいって。は?

 

「意味わかんねーよ」

 

「さ、帰りましょうか!」

 

「そういや信者の人たちには何も言われてないな」

 

「あの服を着ていない時はプライベートだと話しているので」

 

「…だからみんなヘンテコな服なんだ」

 

「わ、わちきは違うと思うよ…?」

 

「自分だけ逃れようとするな」

 

命蓮寺

 

「あ、おかえり」

 

「やほー」

 

「どうだった?」

 

「美味かった」

 

「美味かったか」

 

「村紗が残るんだったら響子ちゃんも連れて行けば」

 

「可哀想だろそれは」

 

「え、なんで?」

 

「アレルギーでしたっけ?」

 

「…貫太とどっか行くと大体の割合で鬼に出会うから」

 

「あー、今日会いましたね」

 

「真面目に働いてたよ」

 

「あー…それなら私も行けばよかったな」

 

「痩せろよ」

 

「ああ、あれは嘘だっ」ドンッ

 

「乗れ」

 

「…女子の体重を見るとは、万事に値するぞ!?」

 

「お前妖怪だろ」

 

「雌だよ!」

 

「妖怪に雄雌あんの?」

 

「あー…ありますよ。幻想郷にいるのは大概雌ですけど」

 

「ほら見ろ!」

 

「…ちなみに俺の体重は45kg」

 

「身長は?」

 

「164」

 

外では低く、幻想郷では平均くらいの身長だ。多分。多分ね。まあこの多分がたまに通じないくらいの身長いるけど。そういや最近天邪鬼見ないな…いやいや!何がそういやだ。あいつの友人に背が低いやつでもいるのか?俺は知らん。

 

「やっほー」

 

「あ、女苑」

 

「よー。今日もおっさん引っ掛けて」

 

「菓子ある?」

 

「…はぁ。私も言えたことじゃないけどさ。もうちょっと隠そうよ」

 

「あるんだな?」

 

「あるよ。はいイカ」

 

「馬鹿にしてんのか」

 

「…イカとポテトって言おうとしたんだけど」

 

「へへへ姉御そりゃ俺が悪いってことですぜ」

 

「手のひらクルックルね」

 

「地底産のポテトは美味いからね」

 

「それはわかる」

 

「前作ってみたんだけど妙に違くて」

 

「作れるんだ」

 

「まあ難しいよね〜」

 

「ねえ、マスタードつけないの?」

 

「マスタード?」

 

「…え?」

 

「ちょっといただく…んぁ、少し辛い」

 

「どう?」

 

「辛いから嫌!」

 

「貫太の好きなものは辛いもの以外だからな!!」

 

「なんで村紗が知ってるの?」

 

「村紗と一緒に食べ歩きしたからじゃない?」

 

「それは太りますよ」

 

「えっ」

 

「村紗、諦めて体重計に乗ろう。」

 

「一輪!?」

 

「アンタ可哀想だね」

 

「女苑まで!?」

 

せめて公開だけはやめてと叫びながら退出…退出?して行った村紗は、数分後に雲山と一輪に抱えられて戻ってきた。あまり良い数字ではなかったのだろう。見てわかる。こんなことは分かりたくはないのだが…分かりやすすぎるから仕方がない。

 

「貫太はさ」

 

「どした女苑」

 

「貫太はなんでそんな痩せてんの?」

 

「あー、さあ?」

 

「あれやってみたら分かるよ」

 

「あれって何よ」

 

「…はぁっ!」バーン

 

「あ、これね」

 

「どゆこと?」

 

「これ絶対カロリー使ってるわよ。見てわかるわ…カロリー食費量は実に400kcal!!」

 

「すごいのか?」

 

「これは大体6回やれば成人男性一日分のカロリー量になるわよ」

 

「…つまり俺はカロリーを使ってバーンってしてた…?」




バーンの考案者、聖「人とは歳を取ると代謝が悪くなると聞いたので、そんなの関係なくカロリーを消費して衝撃波を出す魔法を作りました」
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