ひたすらに頑丈也   作:覚め

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久しぶりにアンダーテールを開いた。サンズに殺された。
メモ機能には23回目以降の記載はない
つまりこれが24回目と言うことか。


第46話

命蓮寺

 

「んぁ?」

 

「貫太さん」

 

「な、何?聖さん」

 

「不老長寿、なりませんか?」

 

「は?」

 

まるで良いことしようよお母さんと言った感じの態度で話しかけてくる。内容はそんな物ではないし、そもそも自分に母親がいた記憶はないが。キッパリと断っておくが吉、そう見た。幸い強制的にやりましたよと言う事後報告じゃないだけマシだろう。

 

「いや、良いかな」

 

「そうですか」

 

「普通の人間でいたいし」

 

「私は貫太さんの意見を尊重しますが…」

 

「私は?」

 

「いえ…実は人里で私達と貫太さんの絡みを楽しむ者がいまして」

 

「殺せば良い」

 

「信者なので無理ですね。で、それに付け加えて寿命がうんたらと言って項垂れていたので…というわけです!」

 

「他人の欲を盾に自分の欲を隠すの良くないと思うんだがなぁ…」

 

「バレました?」

 

「太子」

 

「一々言わないと誰か判別できない物ですかね…」

 

「ま、しゃーない」

 

「欲がダダ漏れと言うか…なんと言うか。それで住職が務まるのか?」

 

「一緒にいる者には長生きしてほしいと言うのは正しい考えだと思いますが」

 

なんかよくわからんが喧嘩になりそうだな。うーん、よくわかんね。しかし何故命蓮寺に太子が…?と思って瓦から降りると放火魔と薙刀女がいた。なるほど誰かが呼びに行ったのか。成る程成る程。しかし誰が…あ、一輪が肩で息してる。多分一輪だな。

 

「うっす」

 

「あ、どう?不老長寿になる?」

 

「お前もかよ」

 

「いやね?私達だってさ。私たちの内から死人が出ては欲しくないわけで」

 

「一輪さぁ…」

 

「私は長生きして欲しいかなーって」

 

「なんだか知らんけどさ…そんなことすんなよ。俺は人間として死にたいの」

 

「そりゃあ、私だって貫太の意見は尊重するよ?」

 

「聖からも聞いたよそれ」

 

「ありゃ」

 

「やっぱり優しくても妖怪は妖怪だな…雲山もそうだと言ってる」

 

「言ってないよ」

 

「クソが」

 

「逆にさ、貫太はなんでそんなに人間が良いの?」

 

「…少なくとも妖怪よりはマシだから」

 

「妖怪よりマシ?何か損したことあったっけ?」

 

「さあ?」

 

「生きてるのが長いと忘れるからねー」

 

「あー、封印されると辛いは聞いたことがあるな」

 

「あれは我も辛かった」

 

「辛かったか」

 

「飲まず食わずで生きれるようになったら最悪じゃな。生き埋めになったら狂う」

 

「怖いこと言うなよ」

 

と言うわけでデメリットを説明された為やだ!と言ったらメリットを言われた。嘘、つよい…長生きでみんなと一緒にいられるとか弱かったら他と仲良しになれるとか言い出したわ。どっちも同じようなもんだろとは思った…草の根ネットワークもこんな感じなのかな。

 

「…とにかく。俺はちょっと良いかな」

 

「あ、そうそう。星には言わないでね」

 

「なんで?」

 

「星ってさ、私たちみんなが散らばった時に1人だけ残ってたんだよね。」

 

「可哀想な子」

 

「で、実質トラウマになってるわけ。だから…」

 

「まー嫌な事は2度と起きて欲しくないからね」

 

「そう!だから星にだけは、不老長寿にならないことを言わないってことで」

 

「良いよ」

 

「…本当?言わない?本当に言わない?本当に?」

 

「強いて言うなら…後ろくらいはちゃんと見るべきだよ」

 

「え?」クルッ

 

「…」

 

「わ、し」

 

「な、なんでですか?なんで?私たちと一緒に、じゃダメなんですか?」

 

「星さん、あのね。落ち着いてください」

 

「落ち着く?落ち着いたら不老長寿になってくれるんですか?」

 

「ぁ、あー…えーっと」

 

「私はもうあんな思いだけは嫌なんです。私達の誰にも死んで欲しくないんです」

 

「泣かないでくださいよ、ちょっと!?」

 

よくわからんが…まあなんとなくトラウマ連想させちゃったっぽいね!まあなんとかなるでしょ?なんとか。と思っているんだが…多分なんとかならんだろうな。逃げようにも子供が泣きつく時みたいに抱きつかれてるし…どーしたもんか。

 

「貫太はさ。絶対死別したことないでしょ」

 

「あー、ないね」

 

「泣きながら葬式やってる人見て表情ひとつ変えなかったもんね」

 

「…本当に、ダメでしょうか…?」

 

「ごめんなさい」

 

「そうですか…」

 

「ぁー、ちょっと貫太は外出てて良いよ。うん。むしろそうした方がいいよ」

 

「ごめんね」

 

博麗神社

 

「だってよ。俺が悪いみたいな感じで終わっちまったよ」

 

「…アンタ、神社のことを愚痴吐き捨て場みたいな感じに勘違いしてない?」

 

「んなわけ。湖の三人は…記憶いじってたからさ。それ解除しちゃったから多分誰?な感じだと思う」

 

「変な奴」

 

「あーあ…どうすりゃいいのかな〜!」

 

「どうでも良いけど、妖怪になったらぶっ叩きに行くからね」

 

「ま、それが仕事だろうしな」

 

「仕事…聖から言わせれば自分の欲の為だけらしいけど」

 

「へぇ。ま、価値観はそんなもんよね。ただ…今回の聞いたら聖はなんて言うか…」

 

「気になるんだったら戻れば良いのに」

 

そう言われたが、星さんがどうしているのかわからんから…星さんが納得しましたと言ってもなんとなく居づらいし…命蓮寺から離れることになるのかな〜とは思うが、それはそれで寂しい。というか次俺どこに行くんだっての。行き先ねーぞ。

 

「お、フラン。どうした?」

 

「ね、私の眷属にならない?」

 

「なんで」

 

「人間と吸血鬼だったら人間が先に死んじゃうんでしょ?」

 

「まーなー」

 

「私は貫太がいないの嫌だからさ。じゃあ眷属にしちゃおうって。知ってる?眷属になると離れても意思疎通が出来るんだって!」

 

「はー…どう思うよ、巫女さん」

 

「別に良いわよ。不老長寿か、眷属か。でしょ?」

 

「眷属か…ならんね」

 

「は?」

 

「えっ」




星さんが貫太君にやった抱きつき方はあれです。鳩尾の下らへんに顔くっつけて腰に手回してがっちり掴んでるってことです。伝わんなかったらごめんね。
文々。新聞より抜粋
シンクロニシティのような感じで続々と人間やめないかの誘いが来た貫太さん!彼が選ぶのは一体誰なのか…!?
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