転生大賢者の冒険   作:怪盗218

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191話 最終決戦⑥ 大勇者とその盟友

~~~~ロロイの谷の戦線 右翼 ベンガーナ軍~~~~

 

 

「姉ちゃん、来た、来た。また来たよ!」

 

敵を引っ張ってきたルーンが、姉であるエルサのところに駆けてきた。

 

「よーし、よくやった、ルーン! で、次の魔物は何て奴らだ?」と、リックが土埃を上げながら向かってくる魔物の集団を見やって目を細める。その集団は、甲冑を着込んだサイが直立して手に斧を握っていた。

 

「あれはサイおとこ……。いや、ライノソルジャーの集団だ! 気をつけろ! あいつらは無類のパワーを誇るぞ!」

 

魔物に精通しているジャンが、その魔物の着込んでいる甲冑が赤い事からそう判断し、皆に注意を呼びかけた。ロックハート砦から来た兵士達に緊張が走る。

 

「ライノソルジャー……。ジャン隊長、それではあの集団は悪魔神官では無いのですね?」

 

「ああ! 彼らは別の――」

 

「いや、悪魔神官だ、エルサ! 悪魔神官が進化したらあの姿になるんだ! なあ、ルーン!」

 

「うん、リックさんの言うとおりだよ!」

 

リックとルーンの言葉に首を傾げながら、エルサはジャンに顔を向けた。そのジャンは、リックとルーンの無言の威圧を背中に受けて、顔を引きつらせながらも頷く。

 

「し、失礼。私とした事が勘違いをしていたようだ。奴らはライノソルジャー神官。悪魔神官の亜種に位置づけられる種族だった」

 

「そうですか。悪魔神官の亜種……。それでは、手加減は必要ありませんね……」

 

悪魔神官と聞いて目の据わったエルサが、顔を前方に戻した。既にその血走った目がくっきりと見えるほど、魔物の集団は近づいていた。そんな彼らに、女王のように優雅にエルサの左手が向けられる。

 

「悪魔神官は、全て滅びなさい。……氷系呪文(シヴァ)

 

エルサの整った唇からその言葉が漏れた途端、左手の先に美しい氷の精が出現する。その女性の姿を象った氷の精は右の手の平をそっと口の前に持って行き、ほうっと白い息を吐いた。

 

途端に、ライノソルジャーの集団にその白い吐息が吹き付ける。一瞬だった。その息を浴びた魔物はそれから1歩も身体を動かす事無く、その場に立ち尽くしていた。いや、勢い余って地面に凍り付いた足だけを残して、前方に身体を投げ出すようにして転がる魔物すらいた。

 

その白い息が過ぎ去った後、完全な静寂が場を支配していた。

 

そんな中、かろうじて息のあったライノソルジャーの1体が呟くように言葉を発して息絶えた。

 

「お、俺達は……悪魔神官じゃあ……ねえ」

 

 

本物の悪魔神官であろうと無かろうと、この戦域に出現した魔物は『氷の女王』の手によってすべからず氷の彫像へと姿を変えていた。その女王の背後に控える兵士達は皆、口から白い息を吐きながら、寒そうに身体を震わせていた。

 

この戦域で戦った者達の口伝によって氷の女王の伝説は長く語り継がれる事となり、地上界で悪魔神官の姿を見かける事はほとんど無くなったと伝わっている。

 

 

 

 

~~~~ロロイの谷の戦線 右翼 冒険者 ~~~~

 

 

「固い……」

 

へろへろが、ギガンテスの足にどたま金槌を勢いよくたたき付ける。しかし、見上げんばかりの巨体を誇るギガンテスは、その一撃を歯牙にもかけていなかった。

 

「へろへろ、足を止めるんじゃない! 上からくるぞ!」

 

傍で戦っていたでろりんから警告の言葉が飛ぶ。へろへろは、少しでも衝撃を緩和しようと手に握った斧を頭上に掲げた。

 

……? 来ない?

 

一向に頭上から棍棒が振り下ろされないのに不審に思ったへろへろが頭上を仰ぎ見ると、なぜかギガンテスの動きが止まっていた。いや、正確には、動こうとしているのに動けず身体をピクピクと痙攣させているようだった。

 

理由は分からないまでも、でろりんはこれを好機と即座に判断した。

 

「皆、ギガンテスの動きが止まった! 今のうちだ! 攻撃を集中させろ!!」

 

「おう!」と周囲の冒険者が返事をし、動きの止まったギガンテスに猛攻をかける。まぞっほが火炎呪文を、ずるぼんが真空呪文、周囲の冒険者達も加勢する。その巨体と頑強さを誇るギガンテスも、身動きが取れない状態で攻撃されれば倒されるのは時間の問題だった。そのギガンテスの背中に、1本の(フェザー)が刺さっている事に気づく者はいなかった。

 

 

 

「ふう……。ここはこれでどうにかなりそうですね。おっと、危ない……」

 

手に持った(フェザー)を鞄にしまいながら、突然地上より射られた矢を軽やかに躱すアバン。魔王軍と思わしき射手を警戒したアバンは高度を更に上げ、上空より戦場全体を見渡した。戦線は大きく分けて右翼、中央、左翼の3カ所に分かれている。いずれの戦線も各戦線で主力となる者がいて、かろうじて敵の進撃を食い止めているように見える。

 

しかし敵の後方には、『魔界の門』が相変わらず口を開いており、今もそこから続々と新たな魔物が出現している。

 

あの門をどうにかしなければならない。アバンは、遠方に見えるその『魔界の門』をじっと見据えた。やはり自分があそこまで行って、破邪呪文(マホカトール)を唱えるしかないだろうか。しかし、大魔宮(バーンパレス)の時とは異なり、敵陣のまっただ中に一人で飛び込み詠唱する事になる。命と引き換えになるやもしれませんね……。

 

アバンがそう悲壮な決意を固めた時、右翼の戦線から大砲の放たれる音が聞こえてきた。その大砲から砲弾が放たれる音は、戦闘開始直後こそ頻繁に聞こえていたが今では時折聞こえる程度にまで減っていた。

 

「ドーーン!」という腹に響く音がアバンの耳に木霊する。無意識にその響きを拾っていたアバンは、ある事を思い出した。

 

「これは……。もしかしたら使えるかもしれませんね」

 

そう1人呟くや否や、アバンはその大砲を放っている部隊まで飛翔呪文(トベルーラ)で駆けた。

 

 

 

「アキーム隊長、7番ももうこれ以上は無理です。冷却が追いつきません! これより抜刀戦に移ります!」

 

7番砲隊からそんな言葉が飛ぶと、アキームは大きく頷き声を張り上げた。

 

「許可する! ご苦労だった! 接近戦では冒険者達と連携を取れよ!」

 

了解です、と叫びながら前線にかけていく部下を見送り、アキームは酷使による熱膨張でこれ以上撃てなくなった大砲に目をやった。20基を数えた戦車隊の大砲も、残りは6基といったところだ。弾薬もそろそろ底をつき始めている。戦車隊もこれまでか、とアキームが考えていた時、アキームの隣に降り立つ者がいた。

 

「――何奴!?」

 

サッと腰に履いた剣を抜き放ち、いつでも斬りかかれるよう低い体勢を取るアキーム。しかし、突然現れたその男は、そんなアキームの間合いにすっと入り込み、アキームの剣を握った手を両手で包み込んだ。

 

「すいません、急いでいたので驚かせてしまいましたね。お久しぶりです、アキームさん。1年ぶりでしょうか? 覚えていませんか? 昨年クルテマッカ王と謁見した際にお会いしたアバンです」

 

「アバン殿……。先ほどからどなたかが上空で援護をしてくれていたのは知っていたが、まさかそれがアバン殿だったとは……。し、しかしあなたは亡くなったのでは無かったのですか?」

 

「はい、死にかけはしましたが、かろうじて生き延びました。理由の説明は、時間が惜しいので今はやめておきましょう。それより、単刀直入に伺います。長距離射程の大砲を作っていたとポップから聞いていますが、それはここに持ってきていますか?」

 

「長距離射程の大砲? ああ、大魔宮(バーンパレス)に直接アバンの使徒の皆さんを撃ち込むために開発した大砲の事ですな? もちろんです。大破邪呪文(ミナカトール)が失敗した時のために持ってきていますよ。しかし、さすがはアバン殿ですな。あの大砲の価値に即座に気づかれるとは……。このアキーム、驚きを禁じ得ません」

 

アキームは、自身が手塩にかけて改造を施した長距離射程(ロングバレル)砲に関心を示すアバンに相好を崩した。

 

「もちろんですよ。もしかするとアキームさんのその大砲は、戦局を変える働きをするかもしれません」

 

アバンの言葉に、アキームは「うん、うん」と感じ入ったように何度も頷いた。

 

「そうでしょう、そうでしょう。して、誰が入るのですかな? やはりアバン殿が?」

 

「いえ、それは後ほどポップに……」

 

さらっと、愛弟子を哀れな生け贄の羊としてアキームに差し出すアバン。それより……、とアバンはたすき掛けしていた鞄の中からごそごそと何かを取り出した。

 

「撃ち出して欲しい砲弾はもう準備ができています。これを『魔界の門』に撃ち込んでいただけませんか、アキームさん」

 

 

 

「谷の勾配を考慮して斜角プラス0.5度修正。風向きは南南西から北北東に……」

 

目を細めて長距離射程(ロングバレル)砲の調整をしていたアキームが、アバンを振り返り叫んだ。

 

「アバン殿、準備できました! いつでもいけます!」

 

「ありがとうございます。しかし、アキームさんが直接撃たれるのですか?」

 

「もちろんです。ベンガーナで私以上の砲手はいませんから。ですが、アバン殿。あれを撃つと言われましても……」

 

アキームが眉間に皺を寄せて前を見た。そこには、『魔界の門』の前に展開している無数の魔物の群れがいた。

 

「あれらがいては、奥にある『魔界の門』まで砲弾が届きませんぞ。最悪、その手前で魔族に当たって爆発する可能性も……」

 

「ええ、その通りですね。ですが、ご心配なく。射線上にいるあれらの魔物の排除は私が担当させてもらいます。アキームさんは、私の合図で射出をお願いします」

 

アキームにそう返事をし、アバンは戦場で拾っていた無名の鋼の剣を右手逆手に握る。そしてグッとその手を後ろに引き、前傾姿勢を取った。

 

この時アバンが放とうとしている技は、衝撃波を遠隔に放つタイプのアバンストラッシュだった。しかし、アバンは前方の魔物の群れを見て、このアバンストラッシュで全てを排除できるかどうか怪しいと感じていた。

 

特に、魔物達の後方に一際大きな魔物がいる。その魔物は、赤い光沢のあるメタリックボディーのキラーマシーンだった。

 

いえ、出来るかどうか、ではありませんね。上空で戦っているポップ達のためにも、早く地上の魔物を一掃しなければ。

 

アバンが逆手に構える鋼の剣に徐々に闘気が伝わっていく。そして十分にそれが満ちたとアバンが判断した時、アバンは右手を振り切った。「――アバンストラッシュ!!」の言葉と共に。

 

刹那、白く輝く衝撃波が大地に爪痕を残しながら『魔界の門』の前方に展開する魔物達目がけて駆け抜ける。

 

それは、先頭の魔物の集団を瞬時に斬り飛ばしながら、なおも突き進む。しかし、それが後方の一際大きな魔物、キラーマシーンに命中した途端、その衝撃波は霧散した。キラーマシーンの身体に斜めに一筋のくっきりとした傷跡を残すまでが、アバンの放った技の限界だった。

 

それを見て、(やはり、私が直接乗り込まねばなりませんか)とアバンが考えたその時、アバンのマントがバタバタと激しく波打った。

 

それは、アバンの背後からゴウッという風切り音を発して飛んだ一条の衝撃波だった。その衝撃波は、アバンストラッシュを受け止めたキラーマシーンまで瞬時に到達し、直後その身体を両断して更に後背に控える魔物達まで達した。

 

それによって、今一時的にとはいえ確かに『魔界の門』とアバン達の間に何者も存在しない空間が生まれていた。

 

しかし、アバンはアキームに発射の合図を送れない。それは、彼がこの最終戦が始まって、初めてと言えるほど放心していたためだった。

 

「……今の斬撃は……まさか……」

 

忘れようはずもない。共に切磋琢磨し、幾度もパーティーの危機を救ってくれたあの技を……!

 

そんな言葉を呟くアバンに、頭上から声がかけられた。いや、それは声ではなく、思念だった。

 

(やぁっぱり、俺の技の方がお前の技より威力があるな。へへへ……)

 

その言葉に、アバンが上空を見上げるがそこには誰もいなかった。しかしアバンは、その何も見えない空間の一角を、ただひたと見据えていた。そして、深く深呼吸した後、笑みを浮かべて言った。

 

「……何を言っているんですか。あのキラーマシンは、私の技で既に壊れかけていたんです。私のアバンストラッシュは負けていませんよ」

 

すると、そのアバンの言葉に返事をするように、再び誰かの声がアバンの脳内に届けられる。

 

(はっはっは。相変わらず、負けず嫌いだなぁ、お前は。ほら、やる事があるんだろう? しっかりしろよ、()()。……あばよ、親友)

 

「ええ……、さようならです、親友。ありがとう……ございました……」

 

そして、眼鏡を外し瞳にたまった滴をグッと拭き取ったアバンは、背後を振り返り大声で叫んだ。

 

「アキームさん、今です!!」

 

 

ドォンッ!

 

その言葉を待っていたかのように、轟音を轟かせて、長距離射程(ロングバレル)砲が火を噴いた。その弾頭は、寸分の狂いなく魔王軍の後方で大きく開いている『魔界の門』に吸い込まれていった。

 

 

 

 

 

~~~~魔界~~~~

 

ざっ、ざっ、……。

 

植物のほとんど生えていない石と土だけの荒野を、万を超える魔物の大群が整然と進んでいた。その魔物達の目指す先は、前方に大きく開いている『魔界の門』だった。門の向こうからは、血と汗の匂い、そして喧騒が風に乗って運ばれてくる。それらは魔界に住まう魔物達を恍惚とさせるBGMだった。

 

その魔物の群れを、荒野の高台から見下ろす10体の魔物がいた。

 

「おい、三魔貴族達はもう地上に行ったんだな?」

 

背に大きな翼を生やした鳥人の姿をした魔物が、傍らの魔物に問いかける。

 

「ああ、数刻前にな。全く、バーン様もあ奴らばかり重宝して口惜しい事よ」

 

灰色のローブを纏った魔法使いの容貌をした魔物がそう毒づいた。

 

「フフフ。そうぼやくな。見ろ、前が詰まっているではないか。それはつまり、地上に出た奴らが足止めを喰らっていると言う事だろう」

 

「確かに……。つまり三魔貴族共が苦戦していると言うことだな。ヒヒヒッ。そこに我ら十二騎将が援軍として赴けば、バーン様も彼奴らより我らを重んじてくれようて」

 

「それは良いが、『ドラゴンゾンビ』と『しにがみ貴族』の姿が見えぬぞ。あやつら、儂らを差し置いて既に魔界の門を通ったのではあるまいな」

 

そんな会話を交わしている彼らの頭上に、突如火線を引きながら黒い何かが現れた。その黒い物体の火線は、門の向こうから続いていた。

 

「おい、あれを見ろ。まさかあれは人族が作った『大砲』という物で放たれた物じゃないか?」

 

「キャハハハハ。あんなので一体どうするつもりなんだろうねェ、人族は。ほんと、おつむの弱い屑どもね」

 

人の頭部ほどの大きさでしかないその物体に、丘の上に集った10体の魔物は誰も注意を払わなかった。

 

「どれ、儂が打ち砕いてくれよう。ククク、地上侵攻の号砲となるのだ。せいぜい派手に爆発するがよい」

 

魔法使いの格好をした魔物が、右手に火球を作り出した。そして、おもむろにそれを宙を飛ぶ物体に放つ。

 

 

 

魔物の放った火球が黒い物体に接触した瞬間、全てが白く染まった。それは、『魔界の門』から地上に侵攻しようと集っていた数万の魔物を一瞬で飲み込んでいった。

 

 

 

 

 

~~~~ロロイの谷の戦線 右翼 ~~~~

 

 

「お見事です、アキームさん!」

 

長距離射程(ロングバレル)砲から放たれた物体が、『魔界の門』の中ほどに吸い込まれるように消えて行ったのを見て、アバンは思わずアキームに手を伸ばして固い握手を交わした。

 

 

「なんのこれしきの事! それにしてもアバン殿、先ほど撃った弾頭は一体なんだったのですかな?」

 

「そうですね。死神さんの忘れ物と言った所でしょうか。魔界から持ち込まれた物でしたので、ちょうど魔界に返す事が出来て良かった――」

 

ドーーーーーンッッ!

 

突然発生した轟音に、アバンの言葉がかき消された。その轟音と同時に、『魔界の門』から凄まじい勢いで爆炎が吹き出した。その爆炎は、門の前に展開していた魔物の集団を瞬時に飲み込んでいく。

 

そしてその凄まじい爆風に耐えられなかったのか、黒い霧の姿をした『魔界の門』が、散り散りに霧散していった。

 

その様子を見て、各戦線から歓喜の声が上がる。皆が地上における戦いの勝利を確信していた。

 

ここに、地上の戦いは決しようとしていた。

 

 

しかし、ここよりはるか遠く離れた海上で、もう一つの世界の命運を左右する戦いが展開されようとしていた事に、各国の戦士達はもちろんアバンですら気づいていなかった。

 

 

 

 

 

~~~~ ホルキア大陸 北部 バルジの島 近海 ~~~~

 

 

 

バルジの島の沖合数キロの海上で、2人の魔法使いが対峙していた。

 

 

「けっ。お前みたいなやばそうな奴を野放しにしているたぁ、あの馬鹿弟子共はいったい何をやっているのかねえ……」

 

「ふむ……。見た所、魔法使いのようだな。……そうか、貴様が大魔王様のおっしゃられていた『氷の賢者』ポップだな?」

 

「くっくっく。氷の賢者だぁ? 何を言ってんだ、お前。俺を、あんな殻の付いたひよっ子と一緒にするんじゃねえよ。俺の名はマトリフ。地上界最強の大魔道士マトリフ様とは俺の事よ……!」

 

「マトリフ……。知らないな。しかし、……地上界最強とは。大言壮語(たいげんそうご)も極まれりだな。良いだろう、三魔貴族筆頭 デスカールが遊んでやる……。光栄に思え、人間」

 

 

デスカールと名乗った男は、紫紺のローブからその青白い手をゆっくりと抜き出した。

 

 

 

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