ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す   作:なんとなく考えて書いてみました

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 自分が書きたいなことを書きました。
 ぜひ楽しんでいただけたら幸いです。


 プロローグ

 

 現代日本の裏側で、戦い続ける者たちがいた。高層ビルの上で、雑踏に紛れ、深夜の繁華街で、密かに戦い続ける者たちこそ現代のシノビなのだ。シノビは、六つの組織に分かれて互いに対立してきた、しかし今宵(こよい)それぞれの長たちの話し合いにより一つの巨悪に立ち向かう為、過去の恨みを忘れ一つの組織となることが決まった、そして自分達の存在の証明のため、国の国益のため、苦しむ誰かを守るため、自由気ままに生きるため、全ての技術を統一するため、自らの強さを示すため、六人のシノビが[使命]を[秘密]を抱えて動き始める。

 

 数年後

 

 普段は、閉じられている学校の屋上で6人の生徒が顔を合わせて話し合いをしていた、いや話し合いと言うには、互いに声を荒げて言い合っているようだ。話し合いが終わったのか全員が口を閉ざすと。黒髪を後ろで纏めた女子生徒が、手に持っていた30㎝くらいのお祓い棒を振ると。屋上に冷たい風が吹き始めた。

 

 「そろそろチャイムが鳴る、あなたたち教室に戻るよ。これ以上話したところで無駄なんだし」

 「それもそうだな。もう時間もないこれ以上話たところで結果は、変わらん珍しく意見が一致したな八雲(やくも)。」

 「うるさい黙れ城戸(きど)

 

 そう言って八雲と呼ばれた女子生徒は階段を下りていき、城戸と呼ばれた男子生徒も苦虫を潰した顔をして階段に向かって行く。

 

 「待て!まだ話は、終わって」

 「終わってるよ草薙(くさなぎ)ちゃん、互いの意見が絶対に合わないって事で終わってる」

 「納得できない部分もあるが時間が無いのも分かる、遅刻すると先生に迷惑をかけるぞ」

 

 先ほどの話し合いで最も声を荒げ今も帰って行く、2人を止めようとした、童顔で眼鏡をかけた女子生徒草薙は、落ち着くようにメガネを掛け直しのこっていた3人に声をかける。 

 

 「わかりました。皆さんの考えも、多少なりともわかりました。先生に迷惑は掛けたくありません戻りましょう。大和(やまと)さん、三日月(みかづき)さん、藤原(ふじわら)さん」

 「声で分かりますね。ものすんごい不機嫌ですね」

 「ただでさえ互いに嫌いあってるからの」

 「時間がどうこうで良くならないだろこれは、私達も同じだが」

 

 淡い青色の襟足の髪が長くウルフカットの女子生徒大和と肩まである髪を一つにまとめている男子生徒三日月、片目を髪で隠し少し眠たそうにしてる藤原、3人とも草薙の後ろを歩き教室に向かう、月曜日という週の始まりの日それぞれの想いを胸に波乱の1日が始まる。

 

 時間はバラバラながらも教室に入り、それぞれが友達と話したり、本を読んだり、授業の予習または忘れていた宿題をして過ごしていると教室が騒がしくなっていた、理由はすぐにわかる南雲ハジメが入ってきたからだ舌打ちやら悪口侮蔑の表情、これでも、友達大好きお花畑草薙が言うには、マシになった方なのだから気味が悪い、なんでも思春期の少年少女らしい理由なのだが。

 

 学校の二大天使である白崎香織が、はたから見て不真面目でオタクであるハジメを気に掛けているにも関わらず一向に更生しないから、らしいが香織の挨拶をハジメが返すと嬉しそうにしているあたり恋のなんちゃらと言う奴だろう、香織に続いて二大天使の1人香織の親友であり彼女の幼馴染でポニーテールにした長い黒髪がトレンドマークの八重樫雫、勇者っぽいキラキラネームの容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧超人天之河光輝、熱血・根性が好きな坂上龍太郎(脳筋)がぞろぞろとやってきていつもの茶番をし始め香織が「私が南雲くんと、話したいからはなしてるだけだよ?」と、爆弾を落としたあたりでチャイムが鳴り響き朝の授業が開始した。

 

 キーンーコーンカーンコーン

 

 四時間目が終わり教室で昼食を食べる人が増えハジメの周りが騒がしくなり、草薙が仲裁には行くと、教室のドアからコソコソと机に来た人物に向けて三冊のノートが頭に当たった。

 

 「イッテェ!」

 「よぅw相変わらずだなw遠藤」

 「いつもの影の薄さで欠席扱いになってたんでしょう」

 「朝からいました。と言えば先生方も何も言えなくなるあたり信頼されて…いる…のか?」

 

 遠藤浩介、自分たちとは違い訓練した訳でも無いのに影が薄く誰からも気づかれずその薄さはシノビである6人が初見では誰も見つけることができなかったぐらいだ。一般家系の出身でこれは、異常だ。だからこそ、自分達の[使命]の為監視する必要がある。

 

 「よかったぁー!気づいてくれた!朝から誰も気づいてくれなくてどうしようかどー」

 「嘘?朝からいたの?」

 「え?」

 「すまん、朝は気づかなかった」

 「wwwまってwww死ぬw笑い死ぬw」

 「えっ嘘だよな冗談だよなそんなお前らも気づかなかったて、な言う訳ないよな、な」

 

 驚く、謝る、笑う、だが彼らは、油断せず、気を抜かず、朝から神経を張り詰めていたことを思い返す。だが、それを嘲笑うかの如く朝から教室にいた。今、彼らの思考は一致した、遠藤浩介が自分達が探していたものと確信した。

 

 「やはり、お昼はお肉に限りますね。かみごたえが良く、実に美味でした」

 「もう無理お腹いっぱい」

 「私は今から食べます。もう少しどうにかならないんでかね?彼らは」

 

 6人が集まり遠藤が朝からいたことを言うと残りの3人も驚き、遠藤は前髪で両眼が隠れており、表情がわからないが困惑したようでこちらに歩こうとした時。

 

 瞬間、教室が凍り付いた

 

いつの間にか、純白に光り輝く円環と幾何学(きかがく)模様が現れたからだ。その異常事態には直ぐに周りの生徒達も気がついた。全員が金縛りにでもあったかのように動けず輝く紋様、俗に言う魔法陣らしきものを注視する。

 

 遠藤は何事かと近くにいた6人に目を向けた。

 

 「ヒッ」

 

 次の瞬間か細い悲鳴をあげてしまった。

 

 彼らは、驚きも恐怖もなく、このような非日常で、もしかしたら死ぬかもしれない中で、周りを見渡し普通に笑い合い話し合っていたからだ。

 

 「やばいな満腹だからやべぇ眠気がすごい」

 「確かに、天気がいいし、眠くなるのもわかる」

 「俺は、午後の授業はねるつもりだぞ」

 「なんなら永遠に寝てなさい?社会の為に」

 「睡眠薬いる?いる?」

 「いや、結構です。ほんと勘弁して下さい」

 「もう少しこれからどうするか真面目に話しません?会話の内容が本当に無いようなんですけど」

 「「「「「ハァ〜」」」」」

 「なんですか!その眼は!まるで残念なものを見るようなその眼は!!」

 

 彼等が、そんなこんな事態にも関わらず談笑していると、未だ教室にいた畑山愛子先生が咄嗟に「皆!教室から出て!」と叫んだのと、魔法陣が教室全体を満たし光ったのは同時だった。

 

 数秒か数分か、光によって真っ白に塗りつぶされた教室が再び色を取り戻す頃、そこには既に誰もいなかった。蹴倒された椅子、食べかけのまま開かれた弁当、散乱する箸やペットボトル、机の上に置かれた書きかけのノート、教室の備品はそのままにそこにいた人間だけが姿を消していた。

 

そこからほんのしばらく神隠しだと言われたが世間はすぐにそのことを忘れ生活することになった。




 少しずつ文字数を増やしていきたいです。  
 読んでいただきありがとうございました。

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Tips.シノビガミ

 正式名称『現代忍術バトルRPG シノビガミ - 忍神 -』

 プレイヤーは、現代の日本を主な舞台に、忍者となって冒険をする。プレイヤーキャラクターは、それぞれ秘密を持っており、秘密の探り合いが展開を左右するようになっている。プレイヤーキャラクター同士が対立する秘密がある場合は、PvPの状況にもなる。
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