ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す 作:なんとなく考えて書いてみました
シノビ達は険しい顔つきで王宮の庭を歩く、王国に着いた時から見えた結界をくぐる。
その中には、アンティーク調の長机と人数分の椅子とカップが置かれてありシノビ達の眼の前に仮面をつけた人物が座っていた。
「コレは、座れってことかな」
「そうだ。話はそれからだ」
仮面からの声は、ノイズが掛かって男女の判断が出来ず髪の毛もフードの中に隠しておりどちらか分からない。
「私達は、遠藤に謝らないといけないの。仮面とってくれるかな?」
「・・・」
返事は無い座ってないからだろう。それぞれ椅子に全員が座ると地面が爆発し椅子と机ごと地中に落ちる、
「だと思ったよ!!」
「うおぉぉぉぉ?!」
「ヒッ!」
「アヅァア!!」
「予測できただろ」
「うわー藤原足焼かれるじゃん」
それを見おわり椅子から立ち仮面とフードを取り金色の髪をなびかせリリィは、彼に向かって声援を送る。
「私ができる手伝いはここまでです。あとは、頑張ってください」
シノビ達は、各々武器を壁に突き刺し周囲を警戒しつつ周りを見ている下は地面が一向に見えず、上には穴を塞ぐ様に結界が敷かれていく、
「脚がぁぁ!ヴェァァ!」
「心臓が口から出るかと。私こうゆうのほんっっと無理なのに〜」
「思ったより深い」
「上には戻れない、なかなか強い結界ねリリアーナの協力もあるんでしょうけど」
「足場作りました」
「ナイスぅ」
八雲と草薙が結界で足場を作り全員を誘導、城戸と三日月が索敵を行い藤原と大和が脱出の為空を飛ぼうとすると
「斜歯忍軍
「八雲!」
「分かってる!」
壁が隆起して棘となり回転して貫きにくる。結界を箱の形にして防ぐが、威力を殺しきれず少しずつ削られている。
「見つけた。右下の壁!」
「怪力 異形化」
「召喚術 三連装砲装着 砲術 ぶっぱなすよ」
「掘削術、削れろ」
巨大化した腕を、大砲を、ドリルを、壁に向かって撃ちつける、結果10メートル近くのクレーターが出来ると、黒い影が飛び出し自分達の攻撃を躱し結界の上に仮面を付けた人物が降り立った。
先程上で会った仮面と同じ服に同じ
「・・・勝負だ」
「………ええ、分かりました。」
ここにいる全員は、仮面の人物が誰か分かっている、けど、他でもない彼がこの勝負を望んでいる。なら断る理由は無く。これ以上言葉は必要無い。
武器を構えると同時に、仮面が光速移動を開始、後ろで足場を作っている八雲と草薙を狙い液体がついたクナイ、手裏剣を投げ、棘を動かし、腰に付けた脇差しを抜き突貫、迫り来る砲弾とクナイの波を避けて脇差しで受け流して最前線にいる藤原を襲う。その一連の動作に無駄は無く
「ッ異形化ぁ!」
「影分身」
なんとか藤原が両手を刀にして仮面と鍔迫り合うが、仮面の背後から出てきたもう1人の仮面に蹴り飛ばされる。
横からクナイを振りかぶる三日月と城戸を一瞥すると、背後から出てきた仮面が両手を向け
「隠忍の血統 獣化」
「うぉ!」
「は な せ!」
狼に変わった手が2人を捕まえそのまま壁に押し込み続ける、もう1人の仮面が大和の前まで走る、クナイと脇差の対決、脇差の方がリーチが長く安全圏から攻撃出来ているが、一歩踏み込むごとに砲撃が来て押されている、
「隠忍の血統 土竜吼 異形化+手裏剣術」
「コンボ…いや違うね、組み合わせか」
足場からまた棘が出てきて、大和は後ろに下がりながら砲弾を撃つ、が仮面は人のサイズ程の手裏剣を背中の手で持ち上げ防御、投擲しながら突撃する。
三連装砲を増やし足場を維持している後ろの2人に行かない様、手裏剣を全て撃ち落とし仮面に向けるが背中の手によって全て防がれ大砲の間合いの内側、超近距離戦に持ち込まれる。
クナイと脇差しの斬り合いになるが鞍馬神流は殴り合いにて最強。仮面が少しずつ押し込まれて行くと苦し紛れか次の一手か、足を踏み付け脇差を足に突き刺して動きを止め、
「私は、この距離でも君の神槍を躱わせるよ」
「光の速度の体当たりは喰らったことあるかい?鞍馬神流
「本命はそっちか」
手裏剣を多く見せたのは神槍を撃つブラフ本命はゼロ距離からの光速の体当たりリリィとの闘いの後教えてもらった流星の如き一撃を放てる彼等が知らないリリィと作り上げた必殺技
大和にぶつかり幾つもの骨が折れる音が聞こえるそのまま走り八雲と草薙に襲い掛かろうとしたがそれは唐突に止まった。
「確かにゼロ距離からでも君が使えばただの技も十分必殺になる。けどあまり私を、
変わった。先程までの雰囲気が無くなり大和の背中に付いてある槍に手をかけると姿が二重、三重にブレ
空気が振動しその場から吹き飛ばさる、城戸と三日月を抑えていた分身も巻き込み反対側の壁に激突する。
「本命張り終わりました!」
先程まで動かず闘いに参加しなかった2人の掛け声その瞬間シノビ達の戦闘が加速する。
「戦場のリセット!」
「私が、私立御斎学園 怪段」
壁から出ていた棘も足場となっていた結界も無くなり全員が空中に投げられ透明な怪段の上に着地する。
「まだ、「そこ。比良坂機関
移動の初速で、脚を狙われ怪段を転げ落ちていく。仮面は袖から取り出した火薬の香りがする袋を取り出すが目の前にいた城戸に袋を掴まれ、奪い合いの膠着状態になるが鞍馬神流と同等の読み合いをする仮面に勝てる訳がなく。数秒の後、壁から足が生えたオブジェが出来た、がその数秒で残りのシノビは反撃の用意を整えた。
怪段の生成直後、この場に置いて妨害に会うことなく自由に動けるのは草薙のみだが、立つことができず膝をつく
「あの液体幻覚作用のある奴ですか」
「今頃来るのね油断した」
先程の液体のついたクナイを思い出す。草薙は近くにいた八雲の頭を鷲掴み上空に放り投げる。
「っ!あの眼鏡後でぶん殴る。ハグレモノ
シノビの肉体のみに効く特殊な香りそれは、風下にいる敵の意識を朦朧とさせる。
「ぐ」
肉体の不調により光速の負荷に耐えきれずその場で急ブレーキを踏み止まってしまう。
「詰めに入る。隠忍の血統
落ちてくるは、人の倍のサイズの雹や岩、雷、上に見えるは、小さな
落ちてくる岩を足場にして雹を火薬で爆発させて、雷を切り裂いて、避ける避ける避ける。
周りを巻き込んで詰まるところ無差別に起こしてくるこの災害だが仮面は現状持っている技術と忍術で乗り越えられているが、
「いつ、いつ終わるんだ!」
一向止まる気配はなく時間の経過とともに更に強まっている。吐く息も白くなり手足が悴んでくる。
遂に間に合わなくなり壁に激突し肺に衝撃がはしり酸素を取り込めくなり。目の前から5メートルある岩石が落ちてる。衝撃に備えるが痛みはこない、眼を開けると其処には、暴風雨の中白い息を吐かず雨にも濡れず迫り来る岩、雹を手に持っている太刀で切り裂く三日月がいた
「抗うのではなく順応するんだ。そうすればどんな場所でも常にベストコンディションで望める。授業料だ受け取りな 斜歯忍軍
「!?落とし穴っ」
落ちる近くにある壁が無く手足が空を切る、
(下は見えない奈落と言うことに嘘が無いならこのまま落ち続けるの不味い)
「隠忍の血統 獣化」
背中から生えた三対の翼によって落下は、止まり周りを確認できる余裕が生まれた。
肌寒く何処までも続いているように見える、気配を探ろうにも限界まで拡げても何も引っかからない。
「領域内に閉じ込める感じか」
「正解、内側で起きたことを外に伝えない為の領域。私達が作り上げた結界術にして封印術の呪術の瞳術で……まぁ、あと色々あるよ」
其処にいたのは、背中に付けてた三連装砲も手に持っていた槍もない武装を解除し暗闇の中立っている大和だ。
「なんでこんなことを?」
大和はどうしたモノかと、頭をかいて腕を胸に持っていき組んで体を右や左に動かして
「それわねう〜んと。色々あるけどコレを使った理由は、私達の全力を見せるため。本気で来て遠藤じゃ無いと殺しちゃうから」
「召喚術 戦衣装」
彼女が呟いた途端、足元から発生した数々の武器が彼女の周辺を突き刺しそれは、一振りで消失し先程の装いと違う大和が現れた。
紺を基調としたワンピース型の軍服、上から黒色のポンチョを羽織り其の手には背中にあった槍を三連装砲は、腰から船体を2つに割ったような装甲に付けてあり体を回りこんで両側に展開。
ガチャガチャと機械的な音が鳴り終わると其処にいるのは、全力の大和。周りの音が無いからこそ自身の心臓の音がいやに大きく聞こえ、手が震える。
先程までは、王宮から渡された支給品であるありふれた装備だったが。今は違う肌で器で感じる全力の全力を出して心臓を搾って必死に成らないとヤバい(死ぬ)。
けど!負けは考えない、攻めて攻めて攻めまくって勝つ!此処で覚悟をみんなに俺の覚悟を見せつけるんだ!
「来い。遠藤」
合図は無いだが動き出しは2人同時、風を切り金属同士をぶつけると甲高い音が鳴り響く鍔迫り合いになる前に遠藤はその場を離脱、その瞬間三連装砲による攻撃が来る
「影分身!」
直撃と同時にリリィから貰った煙玉を使う煙が晴れると其処には100を超える数の分身がその中に紛れ込み突撃する。いくら彼女でもこの人数を潰すのには時間がかかるその内に懐に潜り込めると考えた。だがそれは、彼女が本気になる前の話し。
「一掃だ。鞍馬神流
「んな、ウソだろ」
腰に装着されている三連装砲の乱れ撃ち、一瞬で100人近くの分身が全て吹き飛ばされる残った分身も彼女が槍を振るう風圧だけで近づくことが出来ず、たとえ近づけても姿がブレて斬り刻まれる。その景色に圧倒され脚を止めてしまう。直ぐに自分の失態に気付き動き始めるがその隙を逃すはずがなく標準を定め撃たれる、煙の中から出てきた遠藤は、服も仮面もボロボロになっており右腕は焼け爛れ力なく動いている。このまま距離を取り膠着状態を作ろうとし大和の反対方向に逃げたそう逃げた筈。なのに其処には、槍を構えた大和が待っていた。
「その程度なら、ほんとにすぐ死ぬよ」
「なんで」
その言葉は、紡がれること無く体を捻り腰から右手に力を流し放たれる光速の槍を避けることができず体を貫かれる。
(不味い意識が、まだ覚悟がまだ彼らに見されてない!、こんな所で!こんな所で! 死ねない!!)
【カリルゾオマエノカラダ】
(え?)
遠藤が確認出来たのは槍に貫かれてる自分と、同じ顔で同じ姿でだが自分とは決定的に違う紅い血の色をした瞳が自分の中からでてくる感覚。自分が自分じゃ無くなるだが、すぐに塗り替わるこれが
槍を引き抜き口から流れていた血を拭いとり遠藤に声を投げかける。
「遠藤聞こえてるか分からないけど、覚悟を示したいなら
槍で貫かれた傷は肉の焼ける音と共に治り始め折れたはずの右腕はいつの間にか繋がっている。黒曜石の瞳が血の色に変わり自身の身体の状態を確かめこちらを向き声が飛び飛びになりながら言語化出来ずに喋り始める。
【縺イ縺」縺輔@縺カ繧翫□縺√↑縺√=繝悶ャ繧ウ繝ュ縺峨♂縺峨☆】
肉体は、いつまで持つか分からない。すでに活動限界を知らせる血も出ているだが、弟子が頑張っているのに師匠が諦める理由が無い。
つよがれ私は最強だ。
「かかってきやがれゴミ」
読んでいただきありがとうございました!
コレから色々書きたいことを書いていきます。
感想があればやる気が湧きます。
コレからもご愛読よろしくお願いします。