ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す   作:なんとなく考えて書いてみました

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シノビガミとの会話!!

 

 金属がぶつかり合う音と、時折聞こえる破壊音、奈落の底にいる2人の戦いシノビガミの攻撃を逸らし反撃して大和は戦えているが口や鼻から血が絶えず流れ足が止まる。

 

「それは、人の身体なんだぞ。もう少し丁寧に扱えないのか?」

【繧「繝上ワ繝上ワ】

「ぁぁ、そんな事考えるだけの頭が無かったのか、済まないこんなバカとは思わなくて」

【譁懈ュッ蠢崎サ埼ウウ蜃ー】

「く゛!!」

 

 シノビガミの体が炎に包まれ突撃して来るおそらく斜歯忍軍の鳳凰(ひのとり)、だとしたらマズい三連装砲と槍で衝撃を受け流すが炎を受け流す事が出来ず近づかれ呼吸するだけで肺が眼が焼けて皮膚が爛れてきているのが分かる。

 

 一度離れ、違う此処で離れるとそれこそコイツの思う壺だ、私は、鞍馬(最強)だぞ!攻めて攻めて攻めて攻めまくれ!

 

「左手くれてやる」

 

 左手で首を掴みシノビガミの体を持ち上げ三連装砲で砲撃し続ける自分の身体へのダメージを無視しろ、さっきの攻撃も効いてるんだ。今私が遠藤に向かって放てる全力を、

 

「あ゛………!!!」

【ぎゃあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!】

 

 その結果左手が肩まで溶解し互いに距離を取る時は、左手は肘から先が無くなり皮膚は焼け爛れ左眼は見えない三連装砲は溶けて撃てなくなった無事なところは右手の槍と右脚のみ、それ以外は完全にイカれている。

 

 対してシノビガミは、大砲による攻撃は炎で当たる前に溶けて無くなりほぼ無傷に近い、

 

 だが、ようやく

 

【ようやく肉体が馴染んできたぞ】

【やはり愚かだなぁ、大人しく殺されとけば楽になれたのになぁあ゛。惨めだなぁ、やはり一対一なら負けるわけが無いんだよなぁ!】

【どうだぁお前らの考える事なんてお見通しなんだよ。コイツごと俺を殺そうとしたんだろ無理だったなぁこんな立派な結界を作ったのに送れらるのはこんな雑魚1人!!仲間はお前を見捨てた!あぁ、本当に惨めだなぁお前は!】

 

 

「あぁ、本当にそうだね。もう二度とこの役割はしない。手加減するのってこんなに大変なんだ」

 

【は?】

「ん?どうしたの?」

【ふ、ふざけるな!今の貴様はボロボロだ私の眼から見てそれなのに、手加減だとぉ゛!苦し紛れの言い訳をするな!】

「別に苦しんでる訳じゃ無いけど。確かに体中痛いし、左眼は見えないし脚もほとんど動かないけどそれだけじゃん」

【は?わからん!だ、だとしたら何故手加減などした!】

「赤ちゃんが包丁を持った時、心配するのは赤ちゃんが怪我する事そうさせないために、他の事で気を逸らすでしょ、そして自分の体を使って怪我してでも包丁を取り上げる」

「気分よかったでしょ〜、一方的に殴れて気は晴れた?それじゃあゆっくりおねんねしましょうか」

【魑ウ蜃ー辟シ縺第ュサ縺ュぇぇぇ!!!】

 

 自身を薪としての火の鳥、確かに強い先程の炎とは違いシノビガミの周りには歪み砲弾は半径1メートルの範囲に入ると溶けている。だが

 

「奥義が使えないんじゃそこまで脅威じゃ無い、ぬるい炎だ今の私なら」

 

 右手の槍をゆっくりと回ししていく少しだけ体を半身にして距離を調整、風を斬る音が強くなるシノビガミが近づいて来る歪みが強くなり殺しにかかってくる。

 

だが、今の私なら完璧な手加減が出来る。

 

「槍術」

 

 その動作に技術など無く、ただ力の限り振り回していた槍を叩き落とす。その結果起きたのは風速70メートルの突風。それをモロに喰らったシノビガミの炎は、一瞬で消えうせた。

 

【縺ッ?】

 

 炎は消えるが慣性で止まる事が出来ずそのまま突進して来る、ので身体ごと回転して受け流し股に槍を入れて脚を引っ掛け転ばし全体重でのしかかり右手で印を結ぶ。

 

「仲間は、私の強さを信じてくれたの惨めなのは的外れな事を言ってぎゃあぎゃあ騒いでたあなただけだよ。さて拘束かんりょ〜」

【まっぎさ】

 

 その言葉は紡がれる事なくに身体を鎖で拘束され八雲から渡された札を貼るが、それでも拘束を壊そうともがいているが。

 

「遠藤次は、君の番だ」

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「……はだ!っう痛え。こ…こは?」

 

 周りはコンクリートで作られた建物の中なのか灰色の壁や床で囲まれている。

 

 歩いていても様子は変わらず窓も扉も無い壁に取り付けられている松明(たいまつ)が光源となり足元を照らす。

 

「不気味だな。早く此処から出ないと」

【面白いことを言うな。此処から出るだなんて】

「誰だ!何処から?……ッ!?」

 

 今になって気づいた自分を見る視線に、急いで周りを見ると先程の場所と違い何故か至る所で戦いの跡が残って見え空気が重くのしかかり自分の意思とは反対に声の方に近付いてしまう。

 

 何度も角を曲がり周りの残骸に新しいのが見え始めると巨大な鉄格子が現れる。

 

 鉄格子に体の輪郭がボヤけて見えない誰かが、手招きするそれにゆっくりと幸せの多幸感を味わいながら歩いて鉄格子の前に辿り着く。

 

 近づくとそれはリリィだった彼女が自分を呼んでいたんだ。幸せな気分になる手招きしていた手が自分の顔に近づく気持ちが良く幸福な香りがするこのままこの感情にゆだねようと身体から力を抜く。

 

 あと少しで触れるその時、眼の前に人影が現れた、邪魔だ、どけ俺達のあいだに入って来るな腕を払おうとするとデコピンをされ身体がのけぞり痛みで眼が覚める。

 

『         』

「っ゛あ゛!!」

 

 全力で後ろに跳ぶ頭が壁にぶつかるその痛みを無視して、直ぐに武器を構える。気が付かなかった!気が付かなかった!何にが起きた!俺は警戒していた!警戒していた!なんで警戒を解いた!なんでアレをリリィだと思った!違うアレは

 

「お前!シノビガミだな!」

【あ゛〜〜失敗だ】

 

 壁や床、天井から変形し剣や槍、色々な武器になり撃ち出される脇差で受け流し身体を回転させ避ける、この場を離れようとしたが既に逃げ道は無くなった事に気付く。鉄格子から、3メートル以上の火の鳥が迫って来る。

 

(術の詠唱無しで!?)「斜歯忍軍 土竜」

『         』

「え?」

 

 先程とは違う人影が刀を振るうと火の鳥が消え壁も元に戻っていた。遠藤の側から4人の影が出て来て鉄格子に突撃する。

 

【まぁた、邪魔をするのかぁ゛】

『         』

 

 黒いモヤが抵抗しようとしたが、銃、槍、爪で取り押さえ顔にお札が貼られ、杭を身体に刺されその上から鳥居が幾つも落ちてきて捕えられる。その後人影は直ぐに消えた。

 

【あ゛〜あ゛せっかく肉体を捕まえれたのに。あいつら、此処までガードを硬く出来たのか。失態だ】

「お、お前は、シノビガミの器。で、良いんだよな」

【グッグググハッハッ!器では無い!私はシノビガミだ!器などでは無い!二度と間違えるな!】

「す、すみません」

【分かれば良い。話は終わりだろ。とっとと帰れ動けないしこれ以上何も出来ないんのだからとっとと帰れ】

 

 くるくる機嫌が変わるいきなり笑って怒ったかと思えば、不貞腐れる情緒不安定な奴だ

 

【おい!今馬鹿にしたろ!!お前とは器同士が繋がってんだからだいたい分かるんだぞ!!】

「してない!してない!むしろ術の詠唱なしであんなに出来るなんて凄いな!って思って」

【本当か!うんうん!そうだろ!私は凄いだろ!】

「はい!凄いです!」(もしかしてチョロい?)

 

 先程から少しだけヨイショすると直ぐに機嫌を直す訂正して、小学生みたいな奴だな。

 

【おい!】

「いや!何も子どもみたいだなんて考えてないよ!」

【?何言ってる?聞きたい事があるんだろ私に今ならなんでも一つ答えてやる!私は凄いからな!偉いからな!特別だぞ!】

 

 考えろ遠藤コレはチャンスだ、俺の引いては彼らの得になる情報を俺がシノビガミから聞き出せれば

 

「なんで、俺に取り憑いたんだ」

 

 あの話を聞いてからずっと思っていた事、彼らも考えてわからなかった事リリィから考えた方がいいと言われた事、どうして人を殺すのかよりも、どうやって世界を支配するのかよりも、なんで俺に取り憑いたのか。

 

 

【お前は私の直系の子孫だから】

 

 

「は?」

 

【質問は終わり。とっとと帰れ】

「どうやって?帰り方なんて知らないよ」

 

 失敗した。直ぐに自分が言った事取り消そうとしたが遅かった顔はモヤによって見えないが雰囲気でわかる今、シノビガミは驚きと歓喜に包まれた。

 

【本当か!なら良いやっぱり此処にいろ!どこにもいくな!器は奪え無かったが肉体の主導権は私が握っている!このまま肉体を私の物にしてゆっくりと器を奪えばいい!そうだ!そうしよう!肉体よ!暴れろ!!】

 

 どうする。今肉体は暴れているこの心の世界から抜け出すには、どうしたらいい今すぐに考えろ頭を回せじゃないとみんながマズい!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ガシャ!

「ん、なんの音?」

 

 





 ヨシ!
 なんかシノビガミ当初こんなキャラになるつもりでは。
 読んでいただきありがとうございました。
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