ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す 作:なんとなく考えて書いてみました
「はぁ!」
目を開ける体を包む羽毛の柔らかさを感じ、遠藤はまどろむ意識は混乱する。
(あの俺に似た子どもとシノビガミが道場開いてなんか文字に答えてた気が、あとなんか血まみれのミイラがいたな、なんだったんだあれ?サイコパスが見る初夢か?)
まだ覚醒しきらない意識のまま手探りをしようとする。しかし、右手はその意思に反して動かない。というか、ベッドとは違う柔らかな感触に包まれて動かせないのだ。手の平も温かで柔らかな何かに挟まれているようだ。
(ん、何だろ。てかこの部屋どっかで)
周りには端の方に高く積まれた本や何かの資料アンティーク調の部屋、目が醒めてくると同時にだんだんと冷汗が出てくるシーツを捲るとドレスが着崩されて太ももやお腹が見え普段より肌の露出が多いいリリィがそこに居た。
「なぁ!?!?!何」
口を塞ぐ危ない起こすところだった。訳がわからないが兎に角起こさない様ゆっくり離れようそうそうし、
「んぅうるさいよぉ…」
リリィが起き上がる、俺の腕を離さず掴んだまま眼を擦る、ドレスがさらに着崩れ肩から落ちていく少し時間が経つと覚醒したのか少しずつ顔が赤くなり手を離しドレスを直しながらベッドの端まで移動するが止まれず落ちかける、その前に手を差し出すと直ぐに掴みバランスを取ら事ができたが、
「す…すみません。おはようございます。こ、浩介さん」
「あ……う、うんおはようございます。リ、リリィさん」
「「……(気まずい!!何で話せば良いんださっきの事があって目を合わせれない!)」」
(何で俺のベッドに?馬鹿かここはリリィの部屋だから当たり前だろ!つかドレスの着崩れ方よかった、良くねぇよ!何言ってんだ俺!コレから変態の眼差しで見られるなんて嫌すぎるだろ!もっとこうなんかいいのがやっぱ謝罪がそれ以外……)
(何て言えば良いの!気持ちよさそうに寝てたので私も入ってみたら直ぐに寝てしまってなんで言える訳ないじゃん!どんな痴女よそれ!だめよだめこれ言ったら変態って思われてコレからが辛くなる!えっとえっと……)
この間およそ1秒、下手すると草薙達と戦った時より考えてるのでは?
「あ…あの、好きな事ってなんですか?」
「そ、そうですね。城下町を1人で歩き回ったり本を読んだりする事ですか、ね」
(ミスったぁぁぁ!!!絶対話のネタ間違った!なんか遠慮してるし「えぇそれ今聞くんですか?」って言うのがなんか滲み出てる!他に他になんか)
(間違えたぁぁぁ!!!絶対答え方間違えた!!せっかく話題振ってもらったのに何で直ぐに終わらせたのよ!!困ってるじゃんもっと話題を広げる回答とかあったじゃん特産品とか分からないからそのことについて教えるとかぁ!!どうしようどうしよう、なんかなにかないか)
((浩介(リリィ)を楽しませるように話すには))
「「「お見合いかぁぁ!!」」」
「うおわぁぁぁぁ!!」
「きゃぁぁぁぁ!いっいつから聞いてたんですか!」
ドアを蹴破り部屋に突入にて来たのは、三日月、藤原、大和の3人リリィは先程よりもさらに紅くなりシーツに包まりかけてる。
「身分差の恋愛はいつの時代でも美しい物だ。が話が進まなそうだったからな、ついでに人生で一度はやってみたい事をしたまでだ」
「さっきから聞いてたが何だお前ら、一昔前の恋愛漫画の定番を踏みまくりやがってありがとうございます!」
「無茶苦茶キュンキュンした!ねぇもしかして2人って」
「「お前ら何してんの!」」
ズドンと重たい物が落ちること音がしてシーツをどけると今入って来たのか八雲と草薙が下を向いて説教している。
そこには、床から頭だけ出ている3人は「貴方達だってその場にいたら絶対同じ事する!」「一片の悔いなし」「やりたかったからやった反省はしない」と言って反省の無い奴等に怒った2人が罰として電撃を喰らわせている。
「か…混沌だ」
リリィは最初から聞かれてた事を知り完全にシーツに包まり丸くなって小さい声だが「ぅぅぅぁ」とぐずっている、癒しだ。だがそんな中先程の判決が気に入らないのか、眼の前でシノビ達がクナイ、銃弾、札、刀や槍によるかまいたちなど繰り広げられている下手すると前の時より洗練された戦いだ内容は下らないが。
学べる事は多くある。
内容は下らないが。
「いい加減認めろ!」
「やなこった!あんな事するアイツらが悪い!」
「そうだよ」
「俺もそう思う」
「ふー、一回斬られて頭を冷やして 刀術」
「断固拒否 槍術」
「流石にそれはやばいだろ 毒術」
「だったら良い加減大人しくしろ 結界術」
「しててもぶっ飛ばすだろ 呪術」
刀を鞘に納め最速の一撃を、槍を回し放つは暴風を、懐から出したのは禍々しい色をした液体、お祓い棒を振るい周りに結界を、足を踏み締め底から出てくる黒い掌の集団。
脚を止め何もさせずぶっ飛ばすシノビの戦闘理論で完璧と言える戦いどちらの技が通っても軽傷では済まない威力であり、まともに全部喰らえば死ぬ可能性だってある。そんな中、
「朝っぱらから騒がしいぞ!馬鹿ども!!」
「「「「「「「あ」」」」」」」
もし戦っていたのが外だったら、通路だったら、ドアを挟んでいなかったら。
まぁ結論、運が無かった。
「ヘ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「で?何か言い訳ある?」
「「「「「申し訳ありませんでした」」」」」
「本音は?」
「「「「「ざまぁ」」」」」
ギャグアニメみたいに髪がアフロになった城戸が5人のシノビを正座させ説教していたが反省の色は無く鈍い音がすると頭にたんこぶができ、床をのたうち回る。シノビ達がいた
「はぁ、目覚めに見るには最悪な気分になりそうだが平気か?遠藤」
「は、はい全然大丈夫です。あの俺って何日寝てたんですか?」
「大体5日ぐらいですよ」
先程の事は忘れたのか吹っ切れたのか、シーツから出てドレスをもふもふで暖かそうな服に着替えたリリィが朝食を持って部屋に入ってくる。
「そんなに!?」
「まぁ死にかけたにしては早い目覚めだ」
「そ、そうすか…」
「聞きたい事でもあるのか?」
聞きたい事はある。俺の中にいるシノビガミについて、祖先について、師匠達について、けど今はいい戦ってみてわかったきっと時が来たら話してくれると。なら今聞いておきたい事は、
「あ〜俺が寝てた間何かありましたか?」
「そう…ですね。王宮で「居なくなったのが無能で助かった」とか、そんな話で盛り上がってるぐらいですかね?」
「!南雲は!」
「下に落ちた」
「っ!」
「言っとくが自分のせいとか思うなよ、俺達はやれるだけの事はした。それでも全部を救う事が出来るのはごく僅かだ。必ず犠牲が伴う」
「何かを得るには何かを必ず犠牲にしないといけないって事ですか」
「それが嫌なら強くなれ。その為の、人も技術も場所も今のお前は最上級の教材を持っている」
「はい!分かりました。よろしくお願いします!」
「私も、改めてご指導よろしくお願いします!」
「話まとまったみたいだね」
まだ頭にたんこぶが出来ているが、のたうち回っていた5人が椅子や机の上などに自由に座り始め話にし入って来た。
「それじゃあまずは、本からだな」
「本?」
「あぁ、これか」
城戸が取り出したのは[六花断章 比良坂機関]と書かれた何処かで似た雰囲気の本を机の上に置いた。
「なんかこの感じどこかでみたような…」
「確か私が王宮の図書館で見つけた本ですね。ただどうやっても解けませんでしたが」
「で、比良坂はコレどうしたの?」
「分からん、俺が知る限りの暗号を当て嵌めていったが解ける感じがしなかった」
周りの落ち込み具合が分かるそれ程、この本の内容が知りたいのだと思う『鉄格子』
「あ〜〜!!!思い出した!!シノビガミの鉄格子と同じだ!!」
「「「「「「!?」」」」」」
「それ!ほんとか!」
「ははい!確かこんな感じでした。確かアイツは……ちょっと失礼しますね」
そう言って本を貸してもらいクナイで親指の腹を少し斬って血を垂らす。血が落ちて本に付着すると6個の
最後の一つが消えると大量の煙が出て来る。それはひとりでに起動し光を放ち1人の男をホログラムのように作り上げた。
「あーコレを開けたって事は、詳しい説明は要らないな、シノビガミとの戦いだが端的に言うと俺達は負けたギリギリまで追い詰めたがこの世界の神に取り憑いて生き延びやがった、だから次世代のシノビに託すことにした何か質問あれば言ってみろ」
「…それならシノビガミの居場所を」
「まぁ、これは過去から未来にかけての一方通行なんだがな。そんな事が分からなくて答えてしまった情弱なんてある訳ないよねw?」
チャキ
「まてまてまて、落ち着けこれ斬れないから落ち着け力つよ!」
「持ってかれる持ってかれる」
「おぉー引き摺られ」
「このっこのだから比良坂機関はほんと、死ね!」
「刀振り上げるなぁ!」
草薙が刀を振り上げ斬ろうとしたのを城戸、藤原、大和全力で抑えてる。
「まぁ考えればすぐに……いや何でも無い」
「素直ですよね。草薙さんって」
「それが良いとこでも悪いとこでもあるけどね」
「で何聞きたいか知らねぇが他の連中がお前らの疑問には答えるだろ、俺はお前らに言いたい事だけ言っておく、まず七大迷宮これは絶対に踏破しろ」
「あと、奇跡を信じるな、勝つって事は具体的な勝算の彼方にある、現実だ。俺達が持つ全てをお前達に託すいつか来るその時に勝つべくして勝て」
「以上、死に行く俺からお前達に 栄光を」
そうして、ホログラムは消え静寂がこの場を包んだ。
「迷宮踏破か…」
「面倒いが、するしか無いな」
「シノビガミを倒しに行った先人が言ってるからな。有用なのは間違いない」
「けど、遠藤とリリアーナの修行も有るよね」
「人数絞るか、俺はまず無理だな。他の無くなった迷宮を探すから」
「そうだね城戸はそれでお願い、戦闘系で固めるのもダメだね。迷宮って言うくらいだからオールラウンドで行った方がたぶんいい」
「それじゃあ、守りと攻撃できる私と柔軟に対応出来る藤原、あとは〜三日月で良いでしょ」
「城戸は分身残していけ他の人は私が変化で騙すから」
自分達を追いて話が決まって行く。だが、自分が話に加わるより速く進み、なにより自分達のことを考えており何も言えない言う事ができない。力の差と彼らの歪ながらも確かに有る信頼関係を感じ今の自分の位置を再確認する事が出来た。
「此処からだな」
「そうですね。あの人が言った「その時」いつかは分かりませんが。その時までに必ず彼等の隣に立ちます」
「ライバルだな」
「ええ」
隣立っているリリィと、笑って答える彼等に見せた覚悟ようやくスタート地点についた。あとは、フルスピードで走り抜ける。
「刀術 火術」
クナイを取り髪を切るゴミを残さないように一本一本が燃え上げる。
走り出すには邪魔だから今までの自分との決別を。
「えっ!?」
「似合う…かな、初めやったんだけど」
両眼を覆っていた前髪が一気に短くなり髪の隙間から見えていたリリィの姿が今はよく見える。
残り火がリリィの周りを舞い金色の髪に反射して煌めき、その極めて希有な青い碧眼が驚き見開いて。その姿は間違いなく物語の主人公でありヒロインに見えてくる。
「そうですね」
リリィは微笑み手を俺の頭に乗せ撫でて整えている足元を見れば少し背伸びをしてる。
「うん。カッコいいよ浩介」
「あ、ありがとう。リリィ…さん」
「さん?」
「……リリィ」
「ふふっはい」
互いの顔が赤くなる目を合わせてられず反対側に顔を向ける。
落ち着けてから、顔を戻すとリリィも同じタイミングでこちらを向いてまた顔が赤くなってくる。
すると、物が壊れる音がした、
「どうした城戸!?」
「何者かの攻撃を受けてるのか!」
「いや、それは無いよ」
「え?だとしたらマジで何が起きたの?いきなり頭を机にぶつけたけど」
「んー2人は何か見た?丁度城戸と対面に居たでしょ?」
理由はすぐに分かったが、何も言いたく無い。先程の行動が見られてたと思いたく無い。
「「いや俺(私)は、何も見てません!」」
「公務あるから失礼します!」
「少し体を動かして来ます!」
憤死ししそうなほど体が熱くなり窓から外に出る彼らの声が聞こえたが今は無視して頭を冷やしにいく。
「え!?遠藤その髪型なに!?」
「え!ほんとだ」
「ん?何が?」
「あー見えなかった」
「なに?何やったの?」
「「「「「なにしてたんだあのふたりー!!!」」」」」
【なにしてたんだあのふたりーーー!!、という訳で今日の返信を始めて行くぞ!】
「なにしてたんだあのふたりーーー!!、はい分かりましたシノビガミ様」
【まずは感想を送ってくれた人達への感謝を送るぞ】
「コキユキさん、佐藤 サトゥーさん感想ありがとうございました!!」
【ヨシ!次は、遅くなってしまい申し訳ない!!この物語に評価してくれた方】
「ここりあさん、ありがとうごございます。遅くなりすみません」
【OK!最後はこのお話にお気に入り登録をした方々だぁ!】
「鷹野 折紙さん 神道司さん ここりあさん クロ0805さん 那桜姫さん 白神浬さん 米の信者さん bunbunDekuさん アーセルさん reonreinさん レインさん アシュドオロールさん Lecceeさん たぬえもんⅡさん らりりりさん 世良康正さん、ぜーはー」
【うむ以上!16名の方々遅くなって済まない本当にありがとう!】
「すーはー、ありがとうございます!」
【以上だな、あとは私達が適当にだべるだけでいい】
「あ!聞きたい事があります!本体の髪型ってどうなったんですか?」
【もうバッサリ短くなったねまぁ前が眼を隠すぐらい長いからな簡単に言うならそうだな普通の髪型になったて感じだな。前が異常だった】
「あー……さて次回は」
【迷宮に行くのと同時に遠藤と女の戦い方を教える事中々に大変そうだな】
「はい、今週中に何としても書かせてましょう!」
【そうだでは、次回も楽しんでくれ!】
「楽しんでくれ!」