ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す 作:なんとなく考えて書いてみました
かなりキツかった
シノビ達による迷宮攻略は続く。
一面が水だらけの層や毒や麻痺など状態異常を引き起こす魔獣の巣窟、逆に何も無い荒れ果てた荒野の層もあったりして。
50層に降りて来た
「セーフルーム発見ー」
「つー事はここも通過してるのか」
「使わなくなって大体3日ぐらいだ。何も無い荒野で何かあるはずだって警戒し過ぎたな」
「結果何も無しと、
「同感、どうするあれ行く?」
「足跡は向こうに行ってるけど、階段は別のとこなのよね」
「行く見落としがあったらヤバいからな」
それは、なんとも不気味な空間だった。
脇道の突き当りにある空けた場所には高さ三メートルの装飾された荘厳な両開きの扉が有り、その扉の脇には小さな銃痕と乾いた血の池が出来ている。
「銃痕は同じだな、今まで見て来たのと作った奴は機械かなにかか?」
「血の方は完全に乾燥してるから大体2、3日前だな」
「足跡から見るにこの中で何かを手に入れたってわけ?」
「つか銃弾より魔法の方が強そうだが良く作ったな変人だ。ネギみたいな髪型してんのか」
「おっと友達の悪口はそこまでだ」
「名前言ってないのに決めつけてる時点でお前も以下略、頼もーーー」
扉を開けて中に入る大理石のように艶やかな石造りで出来ており、幾本もの太い柱が規則正しく奥へ向かって二列に並んでいた。中央にはどろりとした液体がありこの部屋に何者かがいた事が分かる。
「よし、各自で探索してここで何が起きたのか調べる。いいね」
「「了解」」
数時間後、再び中央に集まり互いの結果について話し合っている。
「はぁ?どういう事よ三日月この場所に最低でも3人以上いた?なんで?」
「恐らく全く人が訪れなかった結果、今でも多くの情報が残っているんだろ」
「こっちも調べたけど最近開いたっぽいし。あのクソ野郎の力が残ってた」
「ぅがぁ」
「まぁ、最下層に近づいて来てると考えれば、!」
「「!」」
天井から落ちてくるナニカに気が付きすぐさまその場から離れる。直前までいた場所にズドンッと地響きを立てながらソレが姿を現した。
その魔物は体長五メートル程、四本の長い腕に巨大なハサミを持ち、八本の足をわしゃわしゃと動かしている。そして二本の尻尾の先端には鋭い針がついていた。
「パターン青 妖魔だ」
「多分
妄獣 人の暗い欲望や破滅的な妄想が具現化し、獣の姿をとったモノ。
「現れたのは必然か、それとも偶然か」
「閉じろ」
四方に設置していた札が燃えこの空間を取り囲む新しい壁が出来上がる。
「絡繰術」
「異形化」
地面からの湧き出た人形の手が妄獣を捕まえ藤原の腕がドリルになり風穴を開けようとするが。
「ちょっと待って」
結界が変化して紫色の壁ができ妄獣への攻撃が防がれる
「え?」
「確かに、このままリンチしても良いけど。どうせなら私の為になって欲しいなって」
「つまり?」
「みんな衰えたっていうけど私はどれほど衰えたか実感が無いからさ
あれ、私にくれない?」
「「どうぞご自由に」」
ゆっくりとこちらに振り向きハイライトのない眼、感情を押し殺した声、抑え込む事が出来ない殺意
あの時は、大和や草薙、城戸がいた、弟子である遠藤が居ただから無理矢理抑え込むことが出来た。だが今、彼女を止める術が無い。
2人は直ぐに壁際まで下がり体操座りで気配を隠す。
下がるのを見てから妄獣の方に向く、笑顔で殺意をばら撒く彼女からの
「お待たせ待った♡?」
返事は、2本の尻尾から出た大量の毒液と地面から出てくる大量の棘喰らえば間違い無くタダでは済まない。
だが、八雲は防ぐことも避けることもせずその攻撃を受けた皮膚は溶け始め脚や胴体は棘により貫かれ死は免れない。
妄獣はそれを見て八雲への攻撃を止め残っている2人を探そうとした時、
「忍法 妖術 夜叉」
突然目の前に現れた八雲による無数の弾幕により後方に吹き飛ばされ。足の半分以上が消し飛ばされ動くことが出来なくなった。
「キィィィ!…キ!?」
死に損ないがと妄獣は女の方に4本の腕を振るうが何かの壁によって防がれる、その姿はボロボロの傷だらけ血だらけでは無い血は流れてない傷ひとつない、無傷で立っていた。
何だ自分は恐ろしいものの片鱗でも味わっているのか!攻撃は確かに当たった。服や皮膚が溶けているところを見た、貫かれた所から向こう側の景色も見えた。幻術を見た訳じゃぁない何かコイツは、俺が気がつかない何かをしたのだ催眠術や超再生とかチャチなもんじぁない。
このままだと死ぬのはオレだ。間違い無く今全力でこの女を排除しなくては!!
「奥義・
身体中から出された毒と溶解の霧地面も壁も触った瞬間に崩れ溶け始める、自身を中心とした範囲攻撃逃げようにも結界を作った事で閉じられている以上避ける事は出来ない。
結界を張っているが霧に触った直後から溶け始めるついに霧に囲まれ苦悶の声が聞こえる、油断はしないこのまま確実に死ぬまで待つ。
その時背後から感じた殺意無視すればよかったあの男達の攻撃でも一撃は確実に耐えることができる、そうすれば目の前にいるこの女を確実に殺せるから。
だがその殺意を無視する事は出来なかったそれは、それはあの女と同じ嫌、同質の殺意
ゆっくりと振り向くそこには煙の届いていない上空でオレを見下しているあの女がいた。
「それじゃあ今度は私の番ね」
右腕を上から下に振り下ろす上から落ちて来たのは超質量のナニカそれに潰されながら感じるこれが死と生の境界線
「妖魔は殺す」
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本日の天気は晴天、青空の下芝生に座り遠藤とリリィは授業を受けている。
「今日は、八雲がいないから妖魔について教えるよ」
そう言ってホワイトボードに様々な生き物の絵を描いている。
するとリリィが手を挙げて。
「あの、妖魔ってシノビガミから生まれたんじゃ?」
「正確に言うなら、それも妖魔と言えます。妖魔とは[人ならざるものたちの総称]で、これには妖怪、幽霊、エイリアンなんかも入ります」
「へ〜」
「あの、八雲師匠がいないから話すって何か理由があるんですか?」
「そうですね。彼女には悪いですが。妖魔の危険性を話すのにこれほど適した話はありません」
「後で一緒に謝ろう」
「はい、これは昔のお話まだ彼女が8歳の時の話です」
当時の彼女は今と違い、純心でした。悪く言えば穢れを知らないといいますが、両親はハグレモノの上忍頭のシノビとして有名でした。古今東西の封印術、結界術を網羅し妖魔を倒して日本中を渡り歩いて、彼女は物心ついた時から忍法が好きで良く両親から教えて貰ってました。そのおかげか実力は下手な中忍より強くなり彼女にも途轍もない妖術の才能を持っていたので更に成長していきました。
彼女は妖魔にも良い人はいるんじゃないかって考えがあった。そんな時に怪我をして動けない小さな妖魔がいた彼女は家族に内緒で怪我を治してあげた。そして出会った場所を秘密基地として使い小さな妖魔との遊び場にした。
当時の彼女が言うにはそれはそれは仲は良く親友と言っても差し支え無いと話してました。ですがその関係が数ヶ月いや半年ぐらい続いた頃でしょうか。あれが起きたのは、
最初は楽しいお話だったある一言を言うまでは「妹が欲しい」、彼女はそう言ったらしいどう言う流れでそう言ったのか覚えてないけど、それを言った事だけは覚えてるみたい。
その夜かな、とある一家惨殺事件があったのは内容としては両親と姉の心臓が抜かれた死体けどその中に妹だけがおらず行方不明として報道されました。
その報道を聞いて死体の不自然さから妖魔の可能性を見てシノビにも依頼が来たそれを受けたのが彼女の両親だった。
彼女は、冤罪で捕まらないよう小さな妖魔にすぐ逃げるよう言いました。けどその前に妖魔から渡された物を見て彼女は、言葉が出なくなりました。
彼女のことを「お姉ちゃん」と呼ぶ行方不明になった女の子だった、その顔には生気はなく触る肌は冷たく呼吸もしない死んでいた。妖魔は言った
「誕生日おめでとう。その妹、私からのプレゼント、欲しいって言ってたから妹探して来たよ。うれしい?」
彼女は、直ぐに理解した自分が言った言葉があの一家を殺した。自分が殺したんだと。
何度も何度も壊れた機械のように繰り返し言っている「お姉ちゃん大好き」と言う言葉に彼女は崩れました。
そんな時、
「私たちの娘に何してる!」
そう言って彼女の両親が現れた。2人は優しく彼女を抱きしめて「大丈夫、直ぐに終わるからね」と言い妖魔の前に立った。
まさしくヒーローだ。このまま妖魔を倒し彼女の告白を聞いて怒り叱責しそして、正しい光の道に導いていくだろう。
けれど現実は残酷です。両親が使う術を悉く破りあの一家と同じように心臓を抜き取り念入りに体を切り刻まれ残った首だけが転がり彼女の前に来ました。
彼女と目が合ったその眼は語っていた「何故私達の術の全てがバレていたのか」驚きに目を開いて死んでいました。
そして妖魔は、残った頭を足で何度も踏み潰しすそれにより血が飛び散り彼女の顔にかかる、妖魔は彼女の方を向き足を進め彼女の眼を見て彼女を壊すのに十分過ぎる言葉を話しました。
「あの術は、見せてくれたから知ってた、それでどうにかすることができた、ありがとう。あなたのおかげでコイツらを殺せれた。あなたが親友になってくれてほんとうに嬉しい。これからも一緒に居ようね」
そうして、両親の血を全身に浴びた妖魔はゆっくりと同じ血を浴びた彼女の手を取り
「もう!良いです!もう!いりません!これ以上は」
「いい、それ以上はもう大丈夫!分かったから!」
2人とも同じタイミングで声を上げた。その顔は青く拳を握りしめ小刻みに震えている。
「その後はほんと大変だった。時も場所も選ばなくてただ妖魔を殺し続ける化け物になってね。一時期シノビ内で賞金がかけられたり」
「私もその時の彼女と戦いましたがもう一回やれって言われたら断りますね」
「分かる。負けないんだけど勝てもしない。あんなわからん戦いは二度としたくない」
その時を思い出したのか苦い顔をして互いに顔を合わせる。
「まぁ、私達はそんな感じの地雷が一つはあるから気を付けて」
「はい(そんなの絶対に踏みたくない)」
「あの、もし踏んでしまった妖魔がいたらどうなるんです…か」
「そうですね。……間違いなく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「潰れて終わりか、呆気ねぇな」
「ヨシ!急いであいつを抑えるぞ」
座りから立ち上がり結界の中で何度も妄獣を潰している八雲を抑えに行くと、土煙の中で人の姿をしたナニカが飛び出した。
「奥義・死の境界線を超えて。
貴様のおかげでオレは死を超えた!不死身に到達したぁぁぁ!そしてぇ!ここまで近づいた以上貴様は何も出来ない!!俺のぉ勝ちだぁぁあ!!」
両腕はサソリの尻尾のように鋭い針になり毒液を垂れ流し八雲の背後から突き刺す。
だが、それ鈍い音をたて防がれる針と八雲の体の間そこには先程使っていたお祓い棒ではなく扇が針を防いでいた。
「何だそれっ」
「背後に立てば勝てると思ったの?近づけたら勝てると思えたの?なら教えてあげる勝利への絶対条件それは」
空中を一回転し妄獣を踏み潰し地面に蹴り落とす。扇を空に投げお祓い棒を両手で持ち正面に構える。
「己の命を賭けて死にに行く覚悟だ。
ハグレモノ
お祓い棒を起点とした山の形をした結界、螺旋が渦を巻き妄獣を地面から引き離す、そして扇から放たれる風の刃が妄獣の肉体をバラバラに斬り刻む。
「おぉぉれは死をぉこぇだぁぁぁぁぁ!ごのでいとで死ぬかぁぁぁ」
「生き汚い。あなたから貰った
奇禍怪怪」
八雲の扇から出てきたのは妄獣が使った奥義。
肉体が溶ける再生する、斬られる再生する、崩れる再生する、溶ける再生する、斬られる再生する、崩れる再生する、溶ける再生する、斬られる再生する、崩れる再生する、溶ける再生する、斬られる再生する、崩れる再生する、
「ぁ…ぁ…あ!」
空から落ちてくる扇を左手で取り落ちて来る妄獣のゴミを吹き飛ばす。
「これにて終い、妄想によって産まれた獣は自身の不死身を呪い死んでいったとさ、めでたしめでたし」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そうですね。……間違いなく、絶望させて殺しますね。アイツらかなりめんどくさいですから」
【地雷って誰しもが持つ第一の爆弾だよね】
「試されるは己の覚悟のみ」
【「さぁ、いざ参らんシノビコソコソ話し!」】
「さて始まりまりました。この度は見えませんが和服で対応させていただきます。私です」
【全身がモヤで全く見えてないけど私だ】
「さて、重く無いですか?」
【いやそんな避難するような目で見るな。私は何もしてないんだわ。話にあった通り妖魔は私から生まれたものでもあるがその前に妖怪や幽霊なんかも入るからな】
「でもやったのは?」
【わたしの〜ですかね笑】
「ギルティ」
【ヘブンッ】
「で、話を続けますが他の人もこんな感じなんですか?」
【知らん!】
「は?」
【いやほんとに知らないんです。そもそも彼らに興味無いし妖魔一体一体に監視カメラみたいなの付けるの無茶苦茶キツいし】
「…キツイだけでできないわけじゃ無いんですね。まぁ話の内容からするに地雷あるんでしょうねぇ」
【もしかすると言い争ってたとこで吐露してる可能性があるな。まぁ重っ苦しいのはこれで終わりにして何かいい話題ないか?】
「あ!そう言えばサンドイッチなるものが食べたいです!」
【おぉ、アビスゲートが美味しそうに食べたいた物か。だがなぁ材料が分からないしそもそもこんなの所で出来るのか】
「むぅそうですね。次回までにどうするか考えておきましょう」
【さてまた来たなこれ】
「んっんっ」
「ついに降り立った最下層、そこで待ち受けた強敵に勝ちに思い出す」
【あれ?南雲ハジメどこに居た?】
【「次回迷宮踏破…!!」】
【「次回もお楽しみに!」】
「あ!土作れました!」
【え〜】