ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す   作:なんとなく考えて書いてみました

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上級妖魔…!!

 

 魔導四駆で北の山脈地帯を登るハジメ一行と愛ちゃん先生とその親衛隊のメンバー。

 

 その車内でハジメが愛ちゃん先生に話しかける

 

「アイツらは居ないのか」

 

「大和さんと藤原君ですか?2人は先に登ってると手紙を宿の従業員から渡されました。この町についてからほぼ毎日同じような手紙を渡されます」

 

「…まぁ、アイツらならそうそう死ぬ事はないか。そうだ愛ちゃん先生夜の事だけど一つ訂正しておくあの2人なら大迷宮を攻略できるかもな」

 

「それって」

 

「ハジメ…夜って何のこと?」

「そうですよ!ハジメさん!夜って何ですか!私知りませんよ!そんな事!」

 

「あーうるさいうるさい、色々話す事があったんだよ。それだけだ」

「そっそうです!せっ生徒とそんな不埒な事しません!」

 

 車内はうるさくなっていき次第にハジメは無心で運転に集中する。

 

 北山脈の頂上付近で100を超える魔獣の群れとそれに相対する二人組の影があった。

 

「で、何で私たちまたここに来てるの?」

 

 迫り来る魔獣を槍で一掃しながら探知犬のように匂いを嗅いでいる藤原に聞く。

 

「本来なら愛ちゃん先生たちと一緒に来る予定じゃなかったの?」

 

「元々清水の匂いを辿って山に入った。結果出会ったのはアイツらだ。俺の鼻は探知犬の100倍、間違うはずは無いだから

 

「彼らが清水にあってる可能性がある?」

 

「その可能性は高ぇ、けど」

 

「じゃあ清水が彼らを襲った竜を操ってるって事?」

 

「そうなる、だからアイツらより速く見つけないと、どうなるか」

 

「白髪だと殺すよね」

 

「間違いなく」

 

「頼むよ」

 

「うるさい、分かって…!?」

 

「何どうしたの?敵なら居ないけど」

 

「急に清水の匂いが強くなった。こっちだ」

 

「ほんとか!」

 

 草むらを分け木々の隙間を通り抜けぽっかりと開いた空間に入るとそこには、

 

 低い唸り声を上げ、漆黒の鱗で全身を覆い、翼をはためかせながら金の眼で睥睨る……〝竜〟がいた。

 

「……イメチェン?」

 

 頭部を持ち上げ仰け反ると、鋭い牙の並ぶ顎門をガパッと開けてそこに魔力を集束しだした。

 

キュゥワァアアア!!

 

「な訳ないだろ!!」

 

「だよね!知ってた!!」

 

 2人が左右に分かれた直後、竜からレーザーの如き黒色のブレスが一直線に放たれ地面を融解していく。

 

「異形化 翼」

 

「召喚術 三連装砲」

 

 首を曲げレーザーを藤原に向けるが空に飛ぶ事で回避、後ろの死角から大和が槍を振り下ろすが、鱗によって刃が入らず弾き返される。

 

「嘘っ!」

 

 少しの動揺その隙をつかれ尻尾の横振りに直撃しいくつもの木を折り吹き飛ばされる。

 

「おい!何っ!はや」

 

 下から少しの羽ばたきで藤原上を取りその周りには100を超える火炎弾が浮遊し一斉に藤原目掛けて迫ってくる。

 

「マズイッ」

 

 その中の多くは直線的に動く物だがその内のおよそ20数個は自動追尾弾確実に藤原の逃げ道を無くしてくる。

 

「火は鳳凰の対策でしっかりしてんだよ。隠形術 破術」

 

 翼が変化し細く頑丈な蜘蛛のような爪が生え直撃してくる火炎弾にぶつけ消失させる。が翼が無くなったことにより重力に従い下に落ちていく。

 

「やろお、なめやがって 召喚術 黄泉の弓」

 

 大砲の反動を使い空に跳び、脚を開き、弓を構え、引き絞り、放つ、狙い違わず竜の腹に突き刺さり吹き飛ばす。

 

「あれ貫通しない?強い上級妖魔か?」

 

「確かにレーザーは死ぬのにはお釣りが来るし俺たちのスピードにもついて来た、けど」

 

「結界張るよ。上級相手だ本気でいかないとこっちがヤバい」

 

「いや待て、まだ確かめておきたい事がある」

 

「は?何っまず」

 

 空は自分の領域だと言わんばかり暴風、翼をはためかせ自身の領域を侵略してくる2人に牙を向く。

 

「大和、支えよろしく」

 

「…分かった」

 

 藤原が相撲を取るように脚を開き腰を落とすその後ろで大和が腰を掴み三連装砲を後ろに向け支える。

 

 音が無くなり数秒後

 

ドン!!

 

 風を纏い竜が藤原に突撃する。

 

 大和が三連装砲を撃つが拮抗は10秒。

 

 次の瞬間風に爪に鱗に防御の全てを削られ地面に叩き落とされる。

 

 受け身を取るが衝撃を受け流す事は出来ず腕が折れる

 

「藤原無事かー」

 

 藤原はもっとひどく両脚が曲がってはいけない方向に曲がり腹は肉が削られ骨が見え周りに大量の緑の血が流れている。が

 

「……喰ったぞ、竜の肉」

 

 その口元からは赤い血が流れてギザギザの歯には竜の鱗が挟まっている。

 

「…で?」

 

 黒い鱗を噛み、肉を喰み、血を呑み、骨を砕き、食べ尽くす。

 

「そこそこだな。中の下だ。雑魚だ雑魚」

 

 ミシミシと音を出しながら骨がくっつき、逆再生のように削れた肉が戻る、

 

「じゃあなん…あー私達が思ってる以上に衰えが速いのか」

 

 その声から分かるのは落胆の声この程度の相手の実力を見間違ってしまった事、この程度にマジで相手しないといけない自身の弱さ。

 

 竜は喰われた顔の一部を再生しながら降りて来る。

 

「そう、だから想定よりも力を出さないといけないな。 異形化 獣化」

 

「召喚術 蜻蛉切 速攻で終わらす」

 

 一口で命を喰べれるように巨大な口を、自身の常勝無敗を示す槍を、

 

「「は??」」

 

 2人は口を開け一瞬放心する。なぜなら

 

 竜はソレを見た瞬間背を向け猛スピードで逃げる。

 

 当然だ、誰も好き好んで処刑台に脚を進める生物はいない。

 

「逃げるなぁぁぁ卑怯者ぉ!」

 

「何言っている!速く追うぞ!…ッあの竜!」

 

 追う彼らの前に現れたのは10メートル以上の巨大な火炎弾、避ける事は簡単だが後ろは森大規模な森林火災が引き起こされるのは間違いない。

 

 2人を倒すのではなく止めるための魔法

 

「クソが 手裏剣術 神槍 砲術 時雨」

 

 火炎弾に向けて神速の突き、三連装砲の乱れ打ちにより、分裂し凡そ数百個の1メートルの大きさの火の玉となり落ちてくる

 

「あとは任せろ、言霊術 《消えろ》」

 

 言葉に内在する力。

 

 火の玉を全て打ち消し被害をゼロに抑える。が竜の姿は完全に見失ってしまう。

 

「藤原!」

 

「分かってる、…いたこっちだついて来い!」

 

 反動によって跳び、翼で羽ばたいて飛び竜を追いかける。

 

「いた」

 

 その場には竜とそれに対峙する様にいるハジメたちの姿、それを見て藤原は大和の服を掴み急停止する。

 

「ストップ」(そう言えば、ここにいるという事は迷宮を攻略したのか)

 

「ちょっぐっ!?…ケッホ 何する!」

 

「迷宮攻略者の実力後々のため見ておきたい」

 

「あー」

 

 下を見るそこには、拳銃で竜と戦闘しているハジメとその後ろに愛ちゃん先生達がいるのを確認する。

 

(竜の視界に私はいない、ここからなら頭も心臓も狙える。何があっても間に合う)

 

「分かった。確かに知りたいね」

 

 数分後、ハジメが竜を圧倒し出しトドメを刺そうとハジメのパイルバンカーが黒竜の〝ピッー〟にズブリと音を立てて勢いよく突き刺さった。と、その瞬間、

 

〝アッーーーーーなのじゃああああーーーーー!!!〟

 

 

「「!?」」

 

「な、何この感じた事のある悪寒最悪なんだけど」

 

「考えるな、アレは俺らの理解外の生物だ。降りるぞ合流には良い目処が立ったからな」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 地面に降りみんながいる川まで歩くとそこには、ケツに棒が刺さった竜と棒を殴ろうとしているハジメの姿。

 

「ねぇ、これって動物虐待?」

 

「バカ過ぎてちょっと考えたく無いね」

 

「藤原ぁ無事だったのか!」

「大和さん良かった食べられたんじゃ無いかってみんな心配してたんだよ!」

 

「ん?どうしたの私達はそう簡単に死なない天職なの知ってるでしょ?」

 

「だってあの竜が二人組と戦ったて言ったから!」

 

「はは、竜なんて見たらすぐに逃げるよ」(バレてるのかな?)

 

「そうだな、ソッコーで隠れるね」(いや、見た感じ二人組だけで詳しい容姿は分かってなさそう)

 

 そうやって話していると、竜が一際大きい声を上げて体が小さくなり黒髪金眼の美女が出て来た。

 

 まだ、若干、ハァハァしているので色々台無しだったが……

 

「面倒をかけた。本当に、申し訳ない。妾の名はティオ・クラルス。最後の竜人族クラルス族の一人じゃ」

 

 自分を洗脳した黒ローブの男が、魔物を洗脳して大群を作り出し町を襲う気であると語った。その数は、既に三千から四千に届く程の数だという。

 

 ティオの発言で黒髪黒目の人間族の少年で、勇者に対して妬みがある者。闇系統魔法に天賦の才がある者。

 

 大和の眼が上の空になっていく声が聞こえなくなる、ハジメ達の任務の対象が私達が助けた人物だと藤原が話合っているが、

 

 アニメやゲームが好きで口下手で友達は少ない、子供の時に両親を亡くしてしまった。

 

 目の前の景色が変わっていき脳裏に浮かぶは、大雨の中血まみれでバラバラになった家族の死体をかかえ泣く少年とそれをみる血まみれの槍を持った

 

「おい、なにボッーとしてる」

 

「え?」

 

「町に移動するぞ」

 

「えっええ、ごめんなさいボッーとしてたわ」

 

「…分かってる、はやく行くぞ」

 

 一行は、背後に大群という暗雲を背負い、急ぎウルの町に戻る。

 





「少し話をしないか…分かってる何を話すかだろ」
【今の遠藤の実力についてどうだ?】

【「シノビコソコソばなし」】

「確かに今の本体の実力は知りたいですね」
【今はこんな感じだなとは言え私が見た感じだからもっと強い可能性があるが】

 ===============================
遠藤 浩介  17歳 男 レベル:????
天職:暗殺者
筋力:100,000
体力:30
耐性:200,000
敏捷:200,000
魔力:9600
魔耐:8000
技能:言語理解・気配遮断・殺意感知・????・恐怖耐性・異常耐性・忍術特技・忍術[+ 光速移動・神槍・影分身・白竜・????・天狗・????・????・・????・????・奥義 ????]・宿星(世界に絶望か希望かを振り撒く星を宿してる)隠蔽(何者かのせいで能力の大半が隠蔽中)・封印(何者かのせいで力の殆どが封印中)・拘束(何者かのせいで肉体の変化が不可能)簒奪(何者かのせいで封印の鍵の一部が簒奪中)・憑着物(何者かに取り憑かれ行動を監視中)・半人半魂(何者かに魂魄を傷付けられ肉体の一部を改造中)・九尾封印中・シノビガミ擬き封印中・予■の■・不完全な器(現在魂魄や肉体せいで完全な器ではありません)
===============================

「わーなかなか壮観ですね」
【妨害やらいろんな事が起きてるせいで、どう正しいか分からないがな】
「こう見るとしっかり邪魔してるんですね彼ら」
【そのせいで見れるとこでもほとんどが分からん、情報の分野では向こうに敵わんな】
「大人しくしておくんですか?」
【いやそうでは無いぞ、今は力を溜め情報を集める、雌伏の時だ】
「分かりました。私もシノビガミ様の為に頑張ります!」
【うむ、精進していけ】

「およそ一万を超える魔獣の大群」
【対するは奈落の化け物達、そんな中現れたのは怪しげな二人組!?】

【「次回 こぼれ落ちてしまった者達…!!」】

「私も鍛えればシノビガミ様の力になれるのでは!?」
【出来る〜の〜かなぁ?】

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