ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す   作:なんとなく考えて書いてみました

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毎日投稿できてるけどいつまでできるか
楽しんでいただけたら幸いです。
ここから彼らの異常性を出していきたい。


シノビのステータス

 

 

 一ヶ月、戦争に参加するかどうかを決めるまでの間戦いを学ぶ必要と生活する場所がいる。そこでイシュタルは、この聖教教会本山がある【神山】の麓の【ハイリヒ王国】にて受け入れ態勢が整っている。

 そこに向かうために聖教教会の正面門に来ると、そこから太陽の光を反射してキラキラと煌めく雲海と透き通るような青空という雄大な景色を見にして、6人は気を引き締めるように互いの視線を合わせる。イシュタルに促され白い台座に乗るとイシュタルが何やら唱えだした。

 

「彼の者へと至る道、信仰と共に開かれん――〝天道〟」

 

 その途端、足元の魔法陣が輝き出した。そして、まるでロープウェイのように滑らかに台座が動き出し、地上へ向けて斜めに下っていく。その姿は、まさに神の使徒として見られただろう。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 王宮では、自分達の衣食住が保障されている旨と訓練における教官達の紹介もされた。教官達は現役の騎士団や宮廷魔法師から選ばれたようだ。

そこから晩餐会(ばんさんかい)が始まるが6人は食べ物にはろくに手も付けずテラスに移動し話していた。

 

 「料理お口に合いませんでしたか?」

 「り、リリアーナ王女様、そ、そんなんではなくて」

 

 声をかけて来たのはこの国の王女であるリリアーナであった。

 

 「ふふっ、ここでは誰もいないのでリリアーナで、言葉遣いも崩して大丈夫ですよ」

 「そうかではそうさせてもらう。料理だがな、食欲がなくてね」

 「そうそう、虹色の料理はもう見るだけで良いですね。芸術って感じで」

 「そうですか。外は冷えるので、なるべく早く戻って来てくださいね」

 「お気遣いありがとう。冷える前に戻りますね」

 

 リリアーナが戻っていき皆が夜空を見上げる目を(つぶ)り自身の原点(オリジン)を思い出す。そこに現れるのはいつだって今は亡き人たちの言葉。

 

 「早く行け、此処は自分に任せてもらう」

 「理不尽なんて当たり前、それを解決するのが私たちシノビ、なんだよ」

 「あなたなら、きっとできる、自信を持ってね」

 「わっはっはっは、後は任せたぞ」

 「がんばれ、応援してるよ」

 「頼んだぞ、自慢の息子」

 

 目を()けて

 

 「お前ら、覚悟は決まったか」

 「あなたが言うな」

 

 八雲が振り抜いたお祓い棒が城戸の頭にあたりその勢いで柵を乗り越えて下に落ちていく。

 

 「城戸が落ちた!」

 「ナイスゥ」

 「よくやった」

 「ザマァァァ」

 「他なら良いけど彼がリーダー面するのはヤダ」

 「てめぇら、まじで覚えとけ」

 

 こうして、一波乱あったが晩餐が終わり解散になると、各自に一室ずつ与えられた部屋に案内された、豪奢な部屋にイマイチ落ち着かない気持ちになりながら、それでも怒涛の一日に張り詰めていたものが溶けていくのを感じ、ベッドにダイブすると共にその意識を落とした。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 翌日から早速訓練と座学が始まった。

 

 朝早くに集まり手渡されたのは、何も書かれていない銀色のプレートそれが全員に配られると騎士団長メルド・ロギンスが直々に説明を始めた。

 

 「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」

 

 「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。 〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」

「アーティファクト?」

 

 アーティファクトという聞き慣れない単語に光輝が質問をする。

 

「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」

 

その説明を受け自分達の持っている知識と照らし合わせ解釈していく

 

 「身分証明ねぇ、どうやってできてるか分からないのにか」

 「どうする、周りに私達の情報を流したくないけど」

 「俺がやる、お前らはそれを見て幻術(げんじゅつ)瞳術(どうじゅつ)で対応しろ、情報の改竄(かいざん)は任せろ」

 

 周りが指先に針を刺しているのを、見て城戸も同じように指先に針を刺して血を魔法陣に落とした。

 

 すると

 

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城戸  17歳 男 レベル:1

天職:書記

筋力:2965(−13,000)

体力:6

耐性:207,859(−60,000)

敏捷:600,000(−1,400,000)

魔力:200(−1,800)

魔耐:4050(−6,000)

技能:言語理解・直感・先読み・気配遮断・殺意感知・夜目・????・恐怖耐性・異常耐性・調査術・人脈・傀儡の術・対人術・仕込み・忍術[+ 光速移動・沈黙・怪文・雀蜂・凶手・神咒・奥義????]

===============================

 

 表示された。

 

 「よし、お前ら絶対記入するな」

 「うぅわ、ほとんど書かれてるわね」

 「騙すにもまず普通を知らないと」

 

 幸い他の生徒達もマジマジと自分のステータスに注目している為、ステータスカードは見られずに済んだ。

 メルド団長からステータスの説明がされた。

 

 「全員見れたか? ステータスの説明をするぞ、まず、最初に〝レベル〟があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」

 

 「ステータスがやばいのにレベル1なのはそう言うことか」

 

 「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」

 

 「速度の桁が違うのも納得だな装備についてだが」

 「それに関しては入りませんね忍具でこと足りますね」

 「私の大砲が火を噴くぞ」

 

 「次に〝天職〟ってのがあるだろう? それは言うなれば〝才能〟だ。末尾にある〝技能〟と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないがまぁ、百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」

 

 「シノビじゃないね」

 「城戸の所属を考えたら納得はできるな」

 「これについて俺が一番わかってるステータスについてはまだか」 

 

「後はそうだな、各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 全く羨ましい限りだ! 後ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」

 

 「終わった」 

 「早くどうにかしろ城戸の得意分野だろ」

 「スピードを100でそれ以外は50以下で良い、術に関してはそれっぽいのを一つか二つ残して隠しておけ。あと、非戦闘職じゃなかったら適当な戦闘職にしとけ」

 「最後のはわからないけど、それだけでいいのか?もう少し下げた方が」

 「いや、アレがいるからこれぐらいでいい」

 「あーね」

 

 メルド団長の呼び掛けに、早速、光輝がステータスの報告をしに前へ出た。そのステータスは……

 

============================

天之河光輝 17歳 男 レベル:1

天職:勇者

筋力:100

体力:100

耐性:100

敏捷:100

魔力:100

魔耐:100

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

==============================

 

 

 「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」

「いや~、あはは……」

 「成程ね」

 

 その後のクラスメイト達も様々な戦闘織についており天之河ほどではないにしろ十分強力な戦力になるらしい。

 自分達の調整もしっかり出来ており周りから怪しまれる事はなかった、ハジメの番になった時に強力な戦力の誕生に喜んでいたメルド団長の笑顔が固まった。そして見間違えたと言わんばかりにプレートを軽く叩いたり光に翳していたが、最終的に微妙そうな顔をしながらハジメへ返却した。

 

「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか...」

 

 歯切れ悪くハジメの天職を説明するメルド団長。どうやら、ハジメの天職は非戦闘員の生産織らしく。

 だがメルド団長の反応に子悪党達が食いつかないわけもなく、案の定ニヤニヤと笑いながらハジメに近づいていく。

 

「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦闘系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」

「...いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」

「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」

 

 「おい城戸行け、三日月さん、藤原さんもできればお願いします」

 「断る、めんどくさい、1円の得にもならない」

 「私は戦闘職でした。南雲さんを庇えません」

 「俺たちも今は戦闘職だろうが、それに何も反撃しないで、ただ現状を受け入れてる奴に手を貸さないといけないんだ。それはお節介だろ」

 「私も同じかな、草薙が手を貸してアレなんでしょ、私たちが言ったところで意味ないじゃん」

 「で、ですが」

 「草薙いいか?、俺たちがこれからすることは、クラスメイトを見捨てる事も選択肢に入れないといけないんだ馴れ合いはもう要らないだろ」

 

 次の瞬間、草薙から殺気が溢れ出し、袖口に持って行った手を引き抜くとそこから、刀の柄が見える。

 

 「おい、何のつもりだソレ」

 「それはダメです。絶対に私の命に懸けてそれだけは絶対にダメです」

 「話し合ったよな。俺たちその中で仲間殺しだけはしないって事だったよな。違反か?他の奴が黙ってないぞ」

 「自分では何もしないんですね。大丈夫ですか?意気地(いくじ)なし」

 「適材適所って言葉知ってるか?無駄な労力は使わない主義なんだよ。それにお前みたいな奴がいるから、契約を作ったんだよ」

 「私達の、使命もそれに入れてある必要があると言ったのは、貴方ですよもう忘れたんですね。さすが自分の都合のいいことだけ覚える頭ですね。」

 「全人類とクラスメイトどっちが大事か分かるだろ。友達を救えば世界が救われるほどこの世界は甘くないんだよ。んなことも忘れたのか?」

 「落ち着け2人とも、あんたらも見てないで手伝え」

 「こうなる事は分かっていたけどね。やっぱり互いに私たちは、腹を割って話す必要があるわね」

 

 大和が2人の間に入り両手を突き出すと手は届いてないにも関わらず鈍い音を立て2人は呻き声を上げて地面に膝をつけ(うずくま)った

 

 「2人を連れて人のいないとこに行こうか」

 「そうね、しっかりとこれからについてお話ししとかないと」

 

 声を上げて周り見ずに暴れたが、クラスメイトは誰も気づかない、彼らシノビがこの場を離れ移動するのも誰もその行動には気づくことなく。

 

 「よしそれでは、訓練を開始しようと思う。だがその前に国の宝物庫に行くぞ!そこで君たちに合った武器を探そう」

 

 たとえ異世界の騎士団長であろうと、シノビにとっては一般人に変わりなく一般人にシノビの動きはわからない。

 

 はずだった、慣れない場所、迫ってくる時間、仲間割れ、いやどれも言い訳だシノビ達は忘れていた唯一のイレギュラーがあの中に居たことを。

 

 「あれ?ついさっきまでいたんだけどな」




 
 ステータスがやばいのは、ちゃんとした理由があります。
 ????のとこは、城戸の全力の妨害の結果です。
 こっから少し長くなるかもしれません、ぜひ楽しんでいただけたら幸いです。
 読んでいただきありがとうございます
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