ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す 作:なんとなく考えて書いてみました
【また増えた、雑魚の恐ろしさは知ってるがゴミの掃除は面倒くさいだけなんだが】
「敵か、安心しろ、掃除するのは俺だから」
【いい、ゴミが積もると面倒だ、私が綺麗に掃除してやる】
「ユエ」
ノータイムでの発砲、雷を帯びて幾つもの銃弾がシノビガミに向かう
「〝蒼龍〟」
その瞬間、ユエ達の頭上に直径一メートル程の青白い球体が発生、燦然と燃え盛る蒼炎が突如うねりながら形を蛇のように変え銃弾を呑み込み雷を纏いシノビガミに迫ってくる。
対するシノビガミの行動は、ゆっくりと腕を上げるそのモーションは、最初に見た空間を歪ませる死神の鎌の攻撃、
「あ゛ぁ!」
ミシミシと音が聞こえる、体はとっくに限界だ。香織の腕に抱かれてそのまま眠りたかった、けどできなかった。
ほんの少しほんの少しだけ、友達の仇を討たないと
「雫ちゃん待ってまだ怪我が!」
柩型の大楯を構えた南雲の横を通り抜け1番前に、迫る死に腕を上げてカトレアとの会話を思い出す。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
核の威力によって私が創り上げた結界が壊れかけた時
「出来ない!出来るはずない!」
「それは違う、私達は無限に成長出来る生物、出来るはずない、言霊には力が宿る。こんな状況だからこそ強がりを言うんだそして、頭を回せ、お前はもう知ってるはずだ!この状況を覆す自身の力について!」
振り下ろす、鎌はその力に従い地面の方向を向き落ちる。
【‥最悪だな】
「名前を付けた、森羅万象その力の一部を扱うところ、私の眼をこれからは"理の瞳"と宣言する!」
身体はボロボロ頭からは無視出来ない量の血が流れている。だが彼女の姿は見ている者に尊敬する何かがあった。
「南雲くんこれ、借りるね」
「なっ!いつの間に!」
「借りるだけよ、すぐに返すよ。…にしてもさぁ!シノビガミってほんっとうに!臆病者ね!」
腕を広げて嘲る様に侮る様に体のキシみを無視して体を回転させて声を荒げてカミを侮辱する。
【…どういう事だ】
「え〜ぇ、だってそうじゃん私を倒すのがめんどくさいからって雑魚から潰そうとしたり」
シノビガミが姿を現したのは1番後ろ檜山の地点、詰まり雫の考えは当たっていた。
「ほら!そういうとこ分かりやすいくらいに小物!なんか戦ってるうちに心の奥底にあったんだけど言っちゃうね、子どもが癇癪起こしたみたいだよね。貴方って、あと敗北者がする戦い方ぽい。何でシノビ名乗ってるの?」
特大の笑顔で、純粋な気持ちで自分の想いを吐き出せ、
【コロス】
姿が消える、壁が地面が揺れ光を超えた速度でシノビが動き鉄の匂いが充満する。
「ごぼ」
【言っただろ、お前の眼を集めていると、今の私でも再現する事は十分可能だ。このまま掻き混ぜて..!?】
腕が動いていないシノビガミは体を動かしているのに貫いた腕は動かない。
「これで当たるね」
シノビガミの眼の前には黒く光る銃が構えられる。
【効くと思うのかその程度】
「気付いてないの?髪黒くなってるよ」
【は?】
先程の白く神々しい雰囲気は無くなり未だ女性の姿だが確実に弱まっている。
「カトレアの攻撃は無駄じゃなかった」
バン!
一つの銃声そして落ちる6個の薬莢、頭の額に打ち付けられる銃弾
【舐めるなぁぁぁ】
後ろに吹き飛ばされず踏み留まり、腕を少しずつ動かし雫の出血が口から流れ腹の穴が広がる、
「それが良い!それが欲しかった!例えゴミほどの力であっても!私の眼は!何倍にも引き上げれるぞぉぉぉ!」
【くそがぁぁぁぁぁぁぁ!!!】
「雫ちゃん!」
「雫!」
勇者たちが雫に近づくが、
「何ボケッとしてる!持ち得る全てを使ってアイツをたおすのよ!!」
取り出したのは、カトレアが持っていた札や武器それに、
「まだま」
「良い加減返せ」
「だっ」
「ユエ、シアやるぞ」
「うん」
「はい!」
周囲にクロスビットが浮遊し銃弾をばら撒き、レールガンを撃ち続け、
黒い重力場がシノビガミを押し潰していき
ドリュッケンからは6連ロケット弾が発射され爆発し続ける
「天翔閃!」
「「炎天!!」」
全員からの攻撃に迷宮が揺れるが、誰1人として緩めないこの場にいる人たちは、直感で理解したこの瞬間を逃したら死ぬのは自分達だと、
「「「「「「「ぁぁぁぁぁ!!!」」」」」」」
「あぶなっ」
誰かが、言ったその一言の後、カミの力の一端が出てきた。
【もういい、全員死ね
全員の攻撃が吹き飛ばされる、一瞬だった。
眼の前の雫の両眼が斬られる、悲鳴が上がる前に後衛職の首が落ちる、香織の体がズレる、勇者の反撃で傷を付けるが右肩、両脚が斬られる。
2人を守る為押し倒したが耳が足がズレる、死を感じて設置した柩型の大楯もクロスビットも銃も全て斬られる
瞬き一回で化け物と勇者たちが残すことができた傷は、頬に一つだけその対価は勇者パーティーの2人を除き全滅、生き残った2人も虫の息、化け物たちは神水を飲むが神水でも回復しきれないくらいボロボロ
【はぁ、ムキになった。ダメだな私は】
「てめぇぇ!!」
レールガン、ロケット弾の掃射だがシノビガミに当たる前に逸れていく、
【…念のためこの鎧の奴は念入りに殺しておくべきか】
ハジメたちを無視して自身に傷を付け未だ生き残っている光輝と雫に止めを刺しに歩く。
「死んで下さい!!」
ドリュッケンを持ち頭上からの攻撃、地面にはクレーターが出来、地面が揺れるがシノビガミは意に介さず歩く
【ハンマーを振るだけしか脳がないゴミ、雷を纏った銃弾けど使えるのは遠距離だけのゴミ、重力も私には効かない雑魚は怖いけどゴミに興味はない】
倒れて大量の血が流れている光輝の元に辿り着きクナイを振り上げる、その瞬間バネの様に体を跳ね上げ剣を振り抜かれ、クナイと攻めぎ合いが起きる。
【あぁ、成程お前ペルソナ持ちか】
ペルソナ、それは一般人が持つ特殊な力。その能力は、自身に利益をもたらすものもあれば、害を及ぼすこともある、シノビには持つことの出来ないがシノビと同じ逸脱した力。
「お、、れは、、ゆうしゃだ。ぜっ…体に負け゛ないっ!!」
【中にいるのは勇者か】
勇者、それは一般人に魔王に打ち勝つ者でも勇気ある者だが
シノビたちの勇者とは勇ましい者
【絶対的な存在に、抗う者。だが外側だけだ。外見だけは立派だな、後は藁でできた犬小屋か?】
脚を使い蹴り飛ばしクナイを投げる。それは吸い込まれる様に心臓に脳に向い前触れなく止まる。
「私の、最後の力、後はお願い」
「あぁ、任せろ」
倒れ込む雫、斬られたはずの足と右腕から半透明の液体が代わりの様に支える。
「これは俺の全てを込めた一撃。名をつけるなら
一撃必殺 等価交換」
振り下ろす一撃、シノビガミは避ける事ができない、自らの命を犠牲に動くことを禁じられる。
無数にある世界線を一つに因果の収束、運命の決定権を自分だけに
シノビガミと天之川光輝の世界は互いに吊り合い裁かれる。
(なぜ!なぜ!なぜ!動けないこの程度のスピード私なら一歩たった一歩の移動で避けれる!指一本でも動ければ頭を飛ばせる空気を飛ばせば上半身を消せる!それなのに!それなのに!こんな雑魚にぃぃぃぃぃ!!
ま、次はうまくやろう)
「それはダメだな」
「ええ、とても困るね」
その声が聞こえると剣が纏っていたオーラが消え、光輝が崩れ落ちる。
「な…んで」
「、、いつかは殺すよ。けどそれは今じゃない」
「今倒してもまた雑草の様に生えてくる。しっかりと他の根っこごと取り出さないといけないからな。
よぉ!7年5ヶ月22日と6時間ぶりだな!、、、久しぶりって言った方がいいかな?シノビガミ」
銀色のアタッシュケースと30センチくらいのお祓い棒を持った城戸と八雲がいた。
【忘れたことは無いさ。1秒足りとも貴様らの事は】
光輝は感じる周囲の雰囲気が変わった肌に突き刺さる殺意、恐怖により震える体、幻視する100はくだらない自分の死体
そんな中、穏やかに歩く3人、手が届く一歩前で止まる
「クラスメイトに致命傷負わせて、俺の知り合いの女の子泣かせて、俺たちの弟子に取り憑いてて、相変わらず卑劣で下劣な下衆だな」
「城戸、違うよ、この場面で言うセリフは『私の名前は八雲 セラ』『師匠の魂に誓って』『信念を貫くため』『この私がお前との格の違いを見せやる』ってね」
【やってみろ】
姿が消え出て来るは、全方位を囲む100を超える死神の大鎌
「「上等!」」
城戸がアタッシュケースを開けそこから放たれる光の奔流、八雲がお祓い棒を払い出てくる結界が全て防ぎきり落ちてくる大鎌を避けながらアタッシュケースを開けながらシノビガミに迫る、
「結界 四重結界」
シノビガミを拘束そこから囲うよう展開、今のシノビガミにこの縛りを解くのに10秒いるがそれより速く城戸は来る。
「サポート忍法 凶手 千手」
手首から現れる黒い泥が新たな手を作り上げ、千を超える手を背負い一斉に殴り始める。
誰も邪魔することの出来ない
「オラ、オラオラオラオラオラオラオラオラ!!オゥラァ!!」
千本の手が自由自在に動き確実に追い込み拳を喰らわせる、受け流し、避けて、致命傷は避けているが二本の腕と千本の腕どちらが有利か火を見るより明らか、だが倒せない。倒れない。
【倒せると思ったか、たかが千本の腕で、ましてや衣装も着てない貴様程度に!】
地面に脚を踏み込め震脚それにより結界は割れる、空気の振動により手が形が崩れただの液体になり落ちてくる。
その中でシノビガミは指を開き右手を置く拳を握りながら突き出すそれは、無数に分かれ空気の塊がとなり液体を貫通しながら城戸の体を貫き血を吐く。
「まぁ俺が倒せるとは思ってないさ。ただ作戦は成功だ」
【は?】
「お待たせ。待った?」
「時間ぴったり交代だ。後よろしく」
「了解」
骨が何本も折れ肺に穴が空いた城戸の後ろから歩いてきた八雲その姿は変わっていない、ただその体の周りには惑星の様にたゆたゆ四つの勾玉が、
「召喚術 惑星勾玉」
【何度も言わせるな!衣装も着てない貴様らに!】
「あれはデメリットの方が大きい。それに今のあなたならこれで十分」
【なっ!】
勾玉に顔面を殴られ吹き飛ばされる。さらに移動し囲まれ縦横無尽に殴られ続ける。
逃げようにも空中、先程の震脚は使えない結界により感覚が惑わされ上下左右の感覚が分からなくなる
「その体に後遺症は、残したく無いからね。ほどほどに半殺ししてあげる」
さらにスピードが上がり次は、世界ごと回り始める勾玉も9個に増え重さも速度も増していく。
【あ゛ぁ゛ぁ゛!!あ゛゛!!!】
「後ちょっとかな。これ以上上げると少しね」
【な゛め゛る゛な゛ぁ゛!!】
血に力を入れ込み周りにばら撒き結界を構成する術式に入り崩壊させる。近づいてきた勾玉を地を固めて作り上げた剣で切り裂く。
【私は!シノっ】
「それぐらい知ってら」
【は?】
地面に降り八雲を向くが背後から軽い衝撃と城戸の声、
城戸 要…城や戸の要簡単に言うなら有りとあらゆる戸締まりの要。
それ故に使うことが出来る。
城戸 要のみに許された忍術
「封印術 要石」
【なっ!】
城戸の体から出てきた鎖が絡みつき動きを止め遠藤の姿に少しずつ戻っていく。
「結界術
砕かれた勾玉がシノビたちを中心に囲み円を縮めていく。
数々の妖魔を殺してきたからこそ出来る濃密な
【何だこれはぁ!?】
シノビガミが創り上げた炎が掻き消える。ありとあらゆるシノビガミの神秘が書き換わっていく。
「お前を閉じ込めるだけの封印だ」
「お前を閉じ込めるだけの結界よ」
【こんな!こんな!これしきのことでぇ!】
「私だけの力じゃ無い。ここに来るまでに無視出来ない怪我を負わせた人たちの力もある」
「詰まるところまた、雑魚に足元掬われたわけだ」
「「…ザマァねぇな!」」
【あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!】
絶叫を上げながら地面に倒れ込み光に包まれるそこから光がはれると、遠藤が倒れていた。
「格付け完了」
「力の差思い知ったか、って言いたいけど実力の半分以下だよね。あれ」
「まぁそうだな。遠藤が育っていくごとに確実に順当に強くなってるな。次は恐らく、、、」
「もしそうなったら私達が出ればいいだけの話よ」
「だな、とりあえず先に考える事は戦闘処理について」
後ろを向くとそこには、戦闘体制を解かず敵意を出している化け物達に、生えた両脚や手を見て混乱しつつこちらを見ている勇者、新たに手に入れた眼で何かを探している理を知った八重樫、戦いが終わったことに歓喜するクラスメイト達。
「さて、何からするべきか」
「シノビガミさま!っ!シノビガミさ!【生きてる】は!」
「よ、良かったです」
【しばらく寝る】
「わかりました。いつ起こせば?」
【しばらくしたら、だ】
「はい、おやすみなさい」
「次回、戦闘処理が1番大変…!!」
「力の使いすぎか心なしか体が少し小さくなってる様な」