ありふれてないシノビ達 異世界で覚悟を示す   作:なんとなく考えて書いてみました

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 また遅くなってすいません



これからについて

 

「落ち着きましたか?」

「俺の影の薄さってそう言うのあったんだ。どんどん薄くなってくるからおかしいとは思ったんだよ」

「けど、安心して下さい、器を自在に扱える様になったらきっと影の薄さがどうにか出来るはずです!」

「遠藤みたいなのは稀過ぎて情報が全く無いからな。どうなるか分からないが少なくともこれ以上ひどくなる事はない筈だ」

 

「おぉ!ほんとかもしかして影が薄くならない方法があるのか!?」

「それは、わからないなだから鍛えながら、調べていく」

「それでは、光速移動について光速で移動するのに必要な意識的に器と肉体を使っていく練習をしましょう」

「はい!」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 薄暗く無造作に木箱が積み重なっている物置部屋の中で城戸と藤原は絶叫が聞こえたが声を掛けられてすぐにその事を頭の隅に押しやる。

 

「ん?」

「どうかされましたか?城戸様」

 

 話しかけてきたのは2人のメイドでその顔に表情は無く眼は暗く澱んだ色をしていた。

 

「いや、気にしなくて良いそれよりコレが周りの国の情報と地図の写し、聖教教会についてか」

「はい、私達が持ちうる人材を使い作り上げました」

「ありがとう話は終わりだ。此処での記憶を忘れ仕事に戻ってくれ」

「「かしこまりました」」

 

 そう言い2人のメイドは部屋から出て行った。残っているのは、先ほどもらった情報を見ている城戸と藤原の2人だけだ。

 

「いつ、人の傀儡なんて作ったんだ?しかも2人も」

「それを、教えるバカはいないよ」

「そう言うとこで信頼できない、背中から刺されそうって裏で言われてんだぜ」

「流石裏切りそうな奴が言う事は、面白いな。確かに気が付いたら頭を丸齧りされてそうだ」

「うるへー。でどうだこの国は」

「分かってたが、黒だなえげつない程に真っ黒だ」

「うぇー、まぁ予想はしてたがこのままだと、魔王倒しても終わらなそうだな」

「今戻ったわ」

「たっだいまー」

 

 八雲と大和が両手に2、3冊の本を持って戻ってきた、八雲の持っていた本の背表紙に書かれていたのはエヒトについて、モンスターについて、世界の絶品食事料理100と幅広く持ってきた。

 

「遅かったな」

「リリアーナとばったり会ってね。少し話し込んでたの」

「あれ、そっちも?」

「お前も会ってたか?」

「うん、楽しく話したよ〜」

 

 晩餐会の1回、八雲の2回、大和で3回

 

「偶然にしてはよく会うな」

「確かに、気配を完全に消しては無いけど。よく会うよね」

「1回目は偶然、2回目は奇跡、3回目は必然なんて言うが、こちらの方で一応調べてみるか、片手間にはなるが」

「やめといた方が良いよ、リリアーナかなり周りを警戒してたから片手間なら失敗するかもよ」

「そうか、まぁ魔法なんて未知数のものがあるからな探りを少し入れるぐらいにしておく、それで有益な情報はあったか?」

「そうだね」

 

 大和は少し悩み

 

「やっぱり、日本人の好きな米が食べれる湖畔の街ウルはどう?それとも強さこそ正義のヘルシャー帝国もいいね私達に合ってる、あ!商業都市フィーレンも捨て難いよなんせ、商業都市なんだから観光できるとこが沢山あるからね。ねぇねぇどこ行こうかな、迷うなぁ」

 

 大和の手元には、[此処にきたなら食べなきゃ損損][この国の此処がすごい!]等の本が4、5冊置かれていた。

 

「お前には期待してないよノータリン。八雲は何かあるか?」

「神様について調べたけど調べるだけ無駄ねシノビガミと同類と思って。それより私は迷宮について話しておきたい事があるわ」

「何でだ?観光したいとか考えてるのか?」

「自由を愛するけど時と場所は選ぶわよ、迷宮は神エヒトに刃向かった反逆者達が創り上げたって言われてたの」

「へぇ」

「神に刃向かったねぇ〜。面白そうじゃねぇか」

「うん。迷宮も凄い賑わってるらしいよ。本に書いてた」

「………行ってみる価値は充分あるな。けど」

「そう、問題は、遠藤の育成よ。そこを無視すると本末転倒になってしまう」

 

 全員で動く事も可能だがシノビガミがこの世界にいる以上、自分達の手札を見せる訳にはいけない。たとえ遠藤がする気は無くとも魂と器がリンクしてこちらの情報が奪われる可能性もある。だからこそ何かあっても対応できる2人に任している。が迷宮に行くとなると。

 

「なら、最低2、3人で遠藤の修行兼監視をして、残った人が迷宮に行くのはどうだ?他にそれ以外ないと思うが」

「そうだな」

 

 これからについて話していた時、先程の絶叫より大きな爆発音が鳴り響いた。

 

 八雲の驚愕した顔をして焼け焦げたお札を見る。

 

「何事!?」

「遠藤達につけてた結界が壊れた!」

「なっ!嘘だろ。あれが壊れたのか!」

「庭だ急ぐぞ!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 シノビの走りは光速だ。たとえシノビガミが現れたとしてもあの2人なら5分は持つ、その想定で彼らに任かせていた。

 

 最短距離で4階の窓から飛び降りで庭にたどり着くとそこで見たのは、体と頭が離れた人が倒れていた。

 

 それ見た時点で、現れた敵をシノビガミと捉えすぐさま行動に移す。

 

「四重結界!」

 

 右手にお祓い棒、左手にお札を、シノビガミを想定して自身の中で最も早く出せる最硬度の壁を

 

「砲門!開け!」

 

 腰から七つの46cm三連装砲と七つの15.5cm三連装副砲が左右に展開しどんな防御であっても必ず潰す火力を

 

獣化(じゅうか)!」

 

 背中から左右3の翼が生え、自らの手首を噛み千切りそこから出た血を操り、360度ありとあらゆる方向から狙えるように

 

凶手(きょうしゅ)神咒(かじり)

 

 手首から現れる黒い泥が両手を纏い、白く鎧のように変身していく、自身の勇気を奮い立たせるため

 

 

 4人が臨戦態勢を取り、庭の中央に降りるとそこに居たのは。

 

 

 大の字で寝ている遠藤。眼鏡を探して地面を見ている草薙と上半身が地面に突っ込んでおり抜け出そうと足をバタバタしている三日月。

 

「「「「はぁ〜」」」」

 

 4人がため息を吐き、臨戦態勢を解除して話し掛ける

 

「何があった」

「城戸かすまんが引っ張ってくれ、全く動けない」

「すみません、眼鏡ってどこにあります?」

 

 

 眼鏡をかけ汚れを落とし、地面から引き抜きホワイトボードを取り出し説明し始めた。

 

「で何があったんだ?光速移動が出来なくて暴発でもしたのか?」

「いや、光速移動は、出来るようになりました。が、ただ器の力が私達の想像以上でした」

「想像以上?」

「あぁ、お前らもそうだが、私達は、いきなり光速移動が出来るようになったわけじゃない。幽霊歩き、影走、思考速度、音速、弾速、光速となっている」

「知ってるけどそれが今回の事と何の関係が?」

「私達もそうだったが、まずどこまで出来るのか全力で試してみる、自身の力の怖さについて知る必要がある」

「そこは知ってる」

「俺もしたな〜、光速になれなくて無茶苦茶苦労した」

「それで?」

 

 草薙が、横で寝ている遠藤をみて

 

「遠藤は、初めてで超光速に到達しました」

「「はぁ?!」」「うっそぉ!?」「え?」

 

 超光速、端的に言えば光速の上だがそれは人に知覚出来ずに死ぬ、自殺しに行くようなもの。

 

「まぁ私達が、全力で止めたが結果、地面に埋まって絡繰がダメになったて訳だ」

「私は、右半身と眼鏡が無くなりましたね」

「結界が壊れたのも、納得ね」

「2人が無事でよかったよ〜」

「まぁ、この程度だと怪我のうちには入らないからな」

 

 シノビの生命力は、しぶとく数100年生きてる人物も多くいる。だが今はこんな事よりも重要なことが出てきた。

 

「それが本当なら、遠藤の力の扱い方について教える必要も出てきたな」

 

「だな、じゃないと自身の力を制御出来ずに周りに被害が及ぶ」

「そうなったら、間違いなく抹殺命令が出るね」

「そうならないよう、俺たちがいるんだろ」

 

 互いの顔を見て全員が同じ気持ちであることを確認する。城戸がメモ帳を開き何かを確認すると、

 

「メルド団長の予定表では、二週間後に【オルクス大迷宮】に行くことが決定している」

「なら、そこまでに光速移動を完璧にしてほんの少しシノビの技術を教える必要がある」

「そこで実践も出来るから、いいね」

「だね、何があるか分からないからほんの少しの生存戦術、教えないと!」

「もし1人になってしまった時に、獣から周りを守るために、簡単な結界を覚えてもらいましょ」

「私の術は、持ってて損はないし簡単なので教えます」

 

 全会一致、遠藤はこれから二週間、6人のシノビたちによる地獄よりキツい修行が始まる。





 後1話くらいで原作のストーリーに進められそう
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