~ ショッカー秘密基地・司令室 ~
結城 丈二
「ガンガルとオオカミンがやられたようです」
死神博士
「…そうか」
綾小路 律子
「4号の次は脱走したスパークまで現れたのか…」
結城 丈二
「そちらは警察とは合流せずにすぐにいなくなったそうです」
ゲオルグ・ハインリッヒ
「ふん。少なくともこちらと敵対しているのは確かなんだ。かえって面倒ではないか」
結城 丈二
「…そうですね」
ゲバルト・ハンフリー
「しかし、迎撃するのであればもう少し戦力を残しておいたほうが良かったのではないですか?」
死神博士
「…構わん。重要なのは連中との戦闘データだ」
ゲバルト・ハンフリー
「はぁ…」
結城 丈二
「適度に抵抗勢力があったほうが我々の研究も促進しやすいということですか?」
死神博士
「その通りだ。考えてもみろ。未確認事件がなけれはわずか2年でG3などというものは開発しなかったはずだ」
綾小路 律子
「確かに…。より強力な改造人間を作る為に、明確に倒す対象を作るというのは理にかなっているとおもいます」
ゲオルグ・ハインリッヒ
(ふん…。腰巾着が…)
ゾル大佐
「それで?…次はどうするんだ?仕込みはしているんだろう?」
死神博士
「勿論だ。それに関してだが…」
???
「…俺だ!俺がいく!」
綾小路 律子
「おい、何を勝手に…!」
死神博士
「構わん。そうだな…今回はお前に任せる…長年の悲願を叶えてくればいい」
???
「ああ!云われるまでもない!今度こそ俺は…!」
~ 喫茶アミーゴ ~
本郷 猛
「オーパーツ研究所…ですか」
一条 薫
「ええ。先日のショッカーの秘密基地の捜索の結果…どうもその研究所を調べていたようでした」
風見 雪子
「オーパーツって水晶髑髏とかナスカの地上絵とかのことですよね」
風見 史郎
「でも、ああいうのって大抵眉唾って聞きますけど…」
一条 薫
「ええ。確かにそういう事例もあると思います。その研究所ではその判別、そして解明をおこなっているそうです」
五代 祐輔
「九郎ヶ岳の遺跡の件もありますからね」
立花 藤兵衛
「…猛」
本郷 猛
「…ええ。一条さんその研究所には俺の知り合いがいます」
一条 薫
「…副所長の雨宮ちか子さんですね」
風見 史郎
「えっ!雨宮って…」
五代 雄介
「お知り合いですか?」
本郷 猛
「…俺の幼馴染みです」
緑川 ルリ子
「このお店にもよく来てくれてました」
風見 雪子
「そういえば最近はきてないですね」
立花 藤兵衛
「勤務先が今ゴタゴタしてるとは云っていたが…」
一条 薫
「それなんですが…実は所長の三雲咲子さんが先日から行方不明になっているんです」
本郷 猛
「それは…まさかショッカーの仕業なんでしょうか?」
一条 薫
「それは、まだわかりません。ですがショッカーがこの研究所を襲撃する可能性は高いと思います」
風見 史郎
「でもそれって…なんか露骨すぎません?」
一条 薫
「その通りなんです。ショッカーに関することは殆ど判明しませんでしたが、その情報だけは簡単に入手できました。まるで…」
本郷 猛
「わざとこちらに情報を与えてる…ということですか」
五代 雄介
「それってやっぱり…何かのワナってことなんですかね?」
一条 薫
「わからない。だが知った以上は研究所の警備はしなければいけない…本郷さん協力をお願いできますか?」
本郷 猛
「勿論です。ただ…」
一条 薫
「何か?」
本郷 猛
「先日の基地での襲撃の時から違和感があるんです」
一条 薫
「………」
本郷 猛
「そこから俺はある可能性を2つ考えました。それは…」
~ ※ ※ ※ ~
一条 薫
「それは…」
立花 藤兵衛
「……猛。お前は本気でそんなこと思っているのか?」
緑川 ルリ子
「………」
風見 史郎
「そうですよ!いくらなんでもそんな…!」
本郷 猛
「あくまで可能性の話しです…。そんなこと俺だって思いたくないし、何より絶対にあってほしくない…もう一つの件に関しては一条さんからしたらかなり不愉快な話しだと思いますが…」
一条 薫
「…いえ。正直私にもいくつか思いあたることがあります」
本郷 猛
「そんなことはあり得ない…と、云うのは簡単ですが最悪の場合取り返しのつかないことになるかもしれません」
一条 薫
「そうですね…。致命的なことになってからでは遅いですから…」
本郷 猛
「そこで、今回の研究所の警護の件なんですが…」
~ 翌日・タチバナレーシングクラブ ~
風見 史郎
「…ああ、心配だなぁ…」
風見 雪子
「ま~た云ってる…」
風見 史郎
「いや、だってなぁ…」
緑川 ルリ子
「………」
立花 藤兵衛
「まったく…ぼやいてないでさっさと手を動かさんか」
風見 史郎
「いや、わかってますよ。ただなぁ…」
泊 進ノ介
「ところで、これ何を造ってるんですか?」
立花 藤兵衛
「何って…勿論バイクじゃよ」
大門 凛子
「あぁ…。そういえば元々一条警視がこちらにきた目的がそれでしたよね」
泊 進ノ介
「えっでもそんな簡単に造れるもんなんですか?」
立花 藤兵衛
「流石に完全にゼロからは無理じゃ…ただ猛が持ってきたサイクロン…じゃったか。あれを参考にしておる」
風見 史郎
「あれをベースにした改良型だそうです」
泊 進ノ介
「はぁ…」
泊 進ノ介
(なんかさらっと凄いこと云ってるな…)
ブオオオオオン!
風見 史郎
「…あ、まさか…」
城 茂
「ジャマするぜ」
岬 ユリ子
「…お邪魔します」
風見 史郎
「やっぱりこの前の!」
城 茂
「おっ相変わらずしけた顔してるじゃねえか」
風見 史郎
「なっ!?…こいつっ…!」
岬 ユリ子
「ちょっと!本当にいい加減にしなよ…!」
風見 雪子
「ほらほらお兄ちゃんも…抑えて抑えて」
風見 史郎
「ああもうっ…!で!何しにきたんだよ!いっとくが本郷先輩なら…」
城 茂
「いないみたいだな…」
立花 藤兵衛
「…猛から伝言を預かっとる」
城 茂
「へぇ、どれどれ…」
城 茂
(………へぇ)
岬 ユリ子
「…茂?」
城 茂
「なるほどねぇ…。OKわかったって伝えといてくれ。それじゃ行くぞユリ子」
岬 ユリ子
「行くって、どこへよ?」
城 茂
「ついてくりゃわかる!早くしないともう始まってるかもしれないぞ!」
~ オーパーツ研究所・所長室 ~
一条 薫
「…と、いう次第なんです」
雨宮 ちか子
「そうか…あの噂は本当だったと。そして今度はこの研究所が…」
一条 薫
「ええ。それがいつどういう形での襲撃になるかはわかりませんが、警戒はするべきかと」
雨宮 ちか子
「…ひょっとして所長の失踪もこれが絡んでるのかな?」
一条 薫
「いえ、そちらはなんとも…ただ雨宮さんのお知り合いである本郷猛さんと緑川ルリ子さんはこちらで保護しました」
雨宮 ちか子
「っ!?本当か!?…いやその云いかただと単純に喜んでいい話しではなさそうだね…」
一条 薫
「…その件については後ほど詳しく…。ところでお聞きしたかかったのですがこの研究所をショッカーが狙う理由に心あたりはありますか?」
雨宮 ちか子
「…まぁあるといえばある」
一条 薫
「と、云いますと?」
雨宮 ちか子
「ああ、実は…」
プルルルッ!
一条 薫
「…どうした?」
通信・五代 雄介
「一条さん!本当に…ショッカーが現れました!」
一条 薫
「何っ!?わかった、私はここで雨宮さんの警護を行う!迎撃は頼んだ!」
通信・五代 雄介
「了解です!」
~ 数分前 ~
河野 浩司
「なんだ、氷川本当に来たのか?お前は訓練があるんだから無理して来る必要はなかったんだぞ」
氷川 誠
「小沢さんからは許可は貰っています。三雲さんの件もありますし何より…」
河野 浩司
「お前が一緒に戦うかもしれない相手のことを知っておきたいってとこか?」
氷川 誠
「ええ。本当は色々と話しを聞きたかったんですが…」
河野 浩司
「あぁ…あんな指示だしてどういうつもりなんだろうな」
氷川 誠
「止めましょう河野さん。指示のなかにはこの件を我々同士で話しあうことも禁止しているんですから」
河野
「…そうだったな」
ガヤガヤ…。
河野 浩司
「なんだ…?入口のほうが騒がしいな?」
氷川 誠
「ショッカーの襲撃…というわけではなさそうですが」
河野 浩司
「確認してみるか」
~ ※ ※ ※ ~
早瀬 悟朗
「…だから!ここに知り合いがいるんだよ!」
刑事
「しかしねえ…」
河野 浩司
「おい、どうした?」
刑事
「あ、実はこの人が中に入れろと…ここは危険だと何度も云ってるんですが聞いてくれなくて…」
氷川 誠
「貴方は?」
早瀬 悟朗
「俺は早瀬悟朗。ここが危ないってのは聞いている!ここに本郷が…本郷猛がいるんだろ?会わせてくれ!」
河野 浩司
「…?」
氷川 誠
「…その方はこちらの研究員なんですか?」
早瀬 悟朗
「…?何を…」
刑事
「ショッカーです!ショッカーが現れました!」
河野 浩司
「何だと!…氷川、行くぞ!」
氷川 誠
「はい!」
早瀬 悟朗
「………」
~ ※ ※ ※ ~
クウガ
「戦闘は俺がやります!皆さんは周辺の警戒と研究所の人達の警備を!」
氷川 誠
「わかりました!」
氷川 誠
(あれがクウガ…未確認生命体事件の英雄…)
サラセニアン
「エケエケケ…」
カマキリ男
「ギエーッ!」
クウガ
「………」
氷川 誠
「河野さん、2体同時は流石にクウガ一人でも厳しいのでは?」
河野 浩司
「わかってる。だとしても俺達にはどうすることもできん…下手な手出しは却ってジャマになる」
氷川 誠
「早くG3を実戦投入できれば…」
氷川 誠
(そういえばクウガの他に協力者がいるという話しだったけれど…見当たらないのは何故だ?あの指示と関係があるのか?)
河野 浩司
「おい、ありゃなんだ?なんか突っ込んでくるぞ?」
氷川 誠
「…え?」
ブオオオオオン!
ストロンガー
「突っ走れ!カブトロー!」
ドオオオオオン!
カマキリ男
「ギエッ!?」
ストロンガー
「…ふう、なんとか間に合ったぜ…」
氷川 誠
「な、なんだあいつは…?」
クウガ
「大丈夫。あの人は味方です!」
ストロンガー
「………」
ストロンガー
(…ま、今はそういうことにしとくか)
ストロンガー
「聞け、悪党ども!」
サラセニアン
「エケッ?」
カマキリ男
「ギエッ?」
ストロンガー
「天が呼ぶ!」
氷川 誠
「………」
ストロンガー
「地が呼ぶ!」
河野 浩司
「………」
ストロンガー
「人が呼ぶ!」
クウガ
「………」
ストロンガー
「悪を倒せと俺を呼ぶ!俺は電気人間ストロンガー!」
サラセニアン
「………」
カマキリ男
「………」
ストロンガー
「…悪を倒す正義の戦士」
タックル
「そして私は電波人間タックル!」
クウガ
「来てくれたんですね!」
ストロンガー
「ああ、立花の親父さんから話しは聞いてる…」
クウガ
「そっか…。それじゃ…」
ストロンガー
「ああ、まずはこいつらを倒す!」
~ ※ ※ ※ ~
サラセニアン
「エケエケエケケケ…ッ!」
シュルルルッ!
ストロンガー
「おっと…こんなツタで俺の動きを封じたつもりか?」
サラセニアン
「エケ…?」
ストロンガー
「エレクトロ…」
サラセニアン
「エケエケ…?」
ストロンガー
「フャイヤアアアアアッ!」
ドオオオオン!
サラセニアン
「エギャアアアアアッ!」
ドカアアアアアン!
クウガ・タイタンフォーム
「タイタンソード!」
ザンッ!
クウガ・タイタンフォーム
「これで…!」
カマキリ男
「ギエッ!?」
クウガ
「カラミティタイタン!」
ドオオオオオン!
カマキリ男
「ギギャアアアアアッ!」
ドカアアアアアン!
ストロンガー
「…こっちはこれで終了っと」
クウガ
「ええ」
タックル
「でも問題は…」
ストロンガー
「…ああ、こっからだな」
クウガ
「………」
~ ※ ※ ※ ~
氷川 誠
「す、凄いですね…」
河野 浩司
「ああ、俺も初めて見たがたいしたもんだ…」
氷川 誠
「G3が完成すればこの人達と一緒に戦うことになるのか…」
河野 浩司
「ん?おい、氷川?」
氷川 誠
「どうしました?」
河野 浩司
「いや、さっき入口で揉めてた…若い男はどこいった?」
氷川 誠
「あれ?そういえば…建物の中に避難したんでしょうか…」
~ ※ ※ ※ ~
一条 薫
「…戦闘は終わったようです…」
雨宮 ちか子
「みたいだね…」
一条 薫
「念の為、もう少しここで様子をみましょう」
雨宮 ちか子
「ああ。わかった」
バンッ!
一条 薫
「誰だっ!?」
早瀬 悟朗
「ま、待ってくれ!俺は味方だ!」
一条 薫
「…君は?」
早瀬 悟朗
「俺は、早瀬悟朗。あんた達と一緒にいる本郷猛の友人だ」
一条 薫
「………」
雨宮 ちか子
「…彼の云ってることは本当だ。何度かタケ…本郷君と一緒にいるところを見たことがある」
一条 薫
「………」
雨宮 ちか子
「…一条さん?」
早瀬 悟朗
「なあ、本郷はどこに…」
バンッ!
仮面ライダー
「………」
一条 薫
「っ!?出たな!ショッカー!」
仮面ライダー
「………」
早瀬 悟朗
「…!?て、おいまさかお前本郷か?」
雨宮 ちか子
「…っ!?」
仮面ライダー
「………」
一条 薫
「…動くな」
ガチャリ。
早瀬 悟朗
「お、おいおいそんな物騒なもの降ろしてくれよ…こいつはあんた達の味方じゃないのか?」
一条 薫
「私は貴方に云ってるんです。…早瀬悟朗さん」
早瀬 悟朗
「…なんだと?」
仮面ライダー
「………早瀬。久しぶりだな。お前もショッカーの基地から逃げてきたのか?」
早瀬 悟朗
「あ、ああ。なんとかな…。なあ、なんか誤解があるみたいなんだが、お前からもなんとか云ってくれよ…」
仮面ライダー
「なあ早瀬。お前はどうしてここにいるんだ?」
早瀬 悟朗
「なんでって…そりゃアミーゴに行ったんだよ。そしたら立花の親父がお前がここにいるって…」
仮面ライダー
「なら早瀬。お前はどうして俺だとわかったんだ?」
早瀬 悟朗
「それだって聞いたんだよ…。お前が連中に何をされたかって…実際俺もあそこで実験の材料にされかけたんだ…だから…なあ、一体何が云いたいんだ?」
仮面ライダー
「…早瀬。俺はな、嫌なことを考えていた。自分でも吐き気がするようなことをな」
早瀬 悟朗
「………」
仮面ライダー
「こんなこと考えたくもない。だがこの考えが事実だった場合。俺だけでなくルリ子さんやおやっさん、風見達に危険が及ぶかもしれない…それだけはは避けなければいけなかった」
早瀬 悟朗
「………」
仮面ライダー
「だから、最低限の予防線を張ることにした。ここの警備の刑事達には俺の事情を一切説明しないよう一条さんに頼んだ」
一条 薫
「………」
仮面ライダー
「ギリギリまでこの姿を見せず、一条さんには俺のことをショッカーの怪人だと云ってもらった…なあ早瀬、なんでお前はこの姿を見てすぐ俺だとわかったんだ?」
早瀬 悟朗
「………」
仮面ライダー
「…それともう一つ。おやっさん達にはもしお前が現れた場合、こことは違う場所を伝えるようにしていた。もし俺の考えすぎならばお前はそこで保護してもらう予定だったんだ」
ストロンガー
「…だから、あんたがここに現れること自体おかしいんだよ」
クウガ
「………」
早瀬 悟朗
「本郷…。お前は親友の俺のことを信用してなかったのか?」
仮面ライダー
「怒ってくれて構わない…。許してくれなくてかまわない…殴ってくれてかまわない…だから頼む早瀬。違うと云ってくれ。俺の考え過ぎだと云ってくれ」
早瀬 悟朗
「………」
仮面ライダー
「………」
早瀬 悟朗
「ふ…」
クウガ
「………」
早瀬 悟朗
「ふ、ふふ…」
ストロンガー
「………」
早瀬 悟朗
「ふはははははははははは!」
仮面ライダー
「………早瀬」
早瀬 悟朗
「なるほどな!おそれいったよ!まさか甘ちゃんのお前がそんな引っかけをするとはな…いや元々お前はそういう奴だったな」
仮面ライダー
「………」
一条 薫
「やはり貴方は…」
早瀬 悟朗
「そうさ、俺は最初から全て知っていた!本郷を襲った事故も俺が手引きしたんだ!俺は…」
サソリ男
「ショッカーの怪人サソリ男!本郷、貴様をこの手で殺すのが俺の目的だ!」
仮面ライダー
「早瀬…何故だ?何故なんだ?」
サソリ男
「何故?何故だと?そんなことは決まっている!俺はお前のことが憎かった!殺したいほどな!」
仮面ライダー
「………」
サソリ男
「ずっと目障りだった!勉強も!スポーツも!挙げ句バイクの腕までも俺の上を行くお前がな!」
ストロンガー
「………」
サソリ男
「お前の近くにいるせいで俺がどれだけ惨めな気持ちになったかお前は知らんだろうな!そんな時だあの陰気くさい綾小路が俺に機会をくれた!お前を越える機会をな!」
仮面ライダー
「…お前は自らショッカーに手を貸したのか」
サソリ男
「当然だ!俺はお前を越えられるのなら…喜んで人間の身体なんて捨てる!」
ストロンガー
「おい、だがこんな状態でどうする?」
サソリ男
「ふん…確かに今は邪魔が多いし分が悪いな…。ここは退かせてもらう!だが、明日再度襲撃をさせてもらう!」
ストロンガー
「おい、何を勝手に…」
サソリ男
「逃げるなよ本郷!お前が逃げるなら俺は無関係の人間を無差別に殺す!立花や風見達も例外ではないぞ!」
仮面ライダー
「早瀬…」
一条 薫
「…ここから逃げられるとでも!」
サソリ男
「思っているさ…」
ブシューッ!
仮面ライダー
「ッ!?」
一条 薫
「まさか、毒か!?」
サソリ男
「安心しろ、それは毒じゃない!お楽しみは明日だ!それまで首を洗って待っていろ!」
ガシャーン!
ストロンガー
「アイツ…外へ逃げやがった!」
一条 薫
「追撃するんだ!」
クウガ
「わかりました!」
仮面ライダー
「待て!早瀬!早瀬えええっ!」
~ ※ ※ ※ ~
一条 薫
「五代。緑のクウガでもダメか?」
クウガ
「すみません。完全に見失いました…」
一条 薫
「そうか…」
一条 薫
(先日の基地での襲撃の時といい、神出鬼没すぎる…連中には我々の知らない移動手段でもあるのか?…いや、今はそれよりも…)
仮面ライダー
「………」
ストロンガー
「…なあ、どうしたい?」
タックル
「…茂?」
ストロンガー
「あんたがやりたくなければ俺が代わってもいいぜ?」
タックル
「ちょっと何云って…」
ストロンガー
「お前は黙ってろ。決めるのはこの人だ」
仮面ライダー
「申し出はありがたいが、そんな都合のいいことを頼むつもりはない」
ストロンガー
「そうかい。ま、気が変わったら云ってくれ」
仮面ライダー
「…ああ」
仮面ライダー
(早瀬…。戦うしかないのか…)