マスクド・ライダー・ウォー   作:ハナブサアキラ

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第8話 力対技〜もう一人の仮面ライダー〜

〜  警視庁・会議室  〜

 

 

雨宮 ちか子

「…2年前に突如として現れた未確認生命体グロンギ。この未知の種族の大きな特徴の一つとしてそれぞれの個体が通常体と戦闘体の2種類の姿をもっているということだろう」

 

 

一条 薫

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「通常体に関しては我々既存の人類と全く変わらない外見をしており、本気で溶け込まれたら恐らく判別がかなり難しくなっていただろう」

 

 

本郷 猛

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「そして戦闘体…こちらは主に連中が破壊活動を行っている時の状態だね。この姿は逆に人類どころかどの生命体とも似てもにつかない姿でまさに未知の生命体といったところだね」

 

 

五代 雄介

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「未確認生命体はこの2種類の姿を瞬時に使い分けることが出来るわけだが…その理由として彼らの体内に核となる鉱石の存在がある」

 

 

緑川 ルリ子

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「彼らはこの鉱石の力により2つの姿を使い分け今までの人類が見たことのない未知の力を発揮し殺戮を繰り返した」

 

大久保 大介

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「と、同時にこの鉱石が彼らにとっての生命維持装置になっておりこれを破壊されることが彼らにとって死を意味する。それは4号…クウガとの戦いでも証明されている」

 

 

桃井 令子

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「さて、ではこの鉱石と同じ、もしくは同質の物を物を利用すれば未確認生命体と同じ存在になれる。もしくは造りだせるかなんだが…答えは困ったことにイエスだ。何故なら我々はすでに目撃してしまっている…ショッカーの改造人間という形でね」

 

 

浅野 めぐみ

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「更に、連中はミラーワールドにミラーモンスターという2年前とは別の未知の技術まで利用している。こちらに関しては城南大学の神崎士郎という人物が鍵を握っているらしいが現在行方不明中だ」

 

 

神崎 優依

「………」

 

 

本郷 猛

「…ちか子さん」

 

 

雨宮 ちか子

「なんだい?タケ…いや本郷君」

 

 

本郷 猛

「…その、俺の身体の中にも未確認生命体と同じモノがあるんですか?」

 

 

雨宮 ちか子

「いい質問だ。答えはイエスでありノーだ。君の身体を調査した結果。君の身体に埋め込まれているモノは未確認生命体の中にあるモノとは別…ではあるが極めて同質のものであることが判明した」

 

 

本郷 猛

「…そう…ですか」

 

 

雨宮 ちか子

「さて、そこで問題なのはこの未知の鉱石をショッカーはどこでどうやって見付けたのか?その答えが四国にある」

 

 

立花 藤兵衛

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「半年ほど前、高知の山中に未知の鉱石を発見したとの情報があった。ウチの研究所からも何人か現地に向かわせていたんだが…急に連絡がつかなくなったと思ったら、今回の事態だ」

 

 

一条 薫

「本郷さんやショッカーの怪人に使われているのがその未知の鉱石だと?」

 

 

雨宮 ちか子

「恐らくね。元々連中が先に発見していたのか、発見したのを連中が奪う形になったのかまではわからないが。少なくともショッカーが現在四国を占拠している以上大きな意味を持っているのは間違いない」

 

 

本郷 猛

「………」

 

 

雨宮 ちか子

「と、いうわけで目下私がするべきことはタケ…本郷君とショッカーの怪人の体内にある未知の鉱石…サタンニウムの調査、解析になる。この件に関してはルリ子君にも協力してもらう予定だ」

 

 

緑川 ルリ子

「宜しくお願いします。猛さん」

 

 

本郷 猛

「こちらこそお願いします」

 

 

風見 史郎

(両手に花だなぁ…)

 

 

風見 史郎

「羨まし…、じゃなくて、あの、今更ですけど俺と雪子までここにいていいんですか?」

 

 

風見 雪子

「その、機密の問題とか大丈夫なんですか?」

 

 

一条 薫

「お二人に関しては既に襲撃に巻き込まれています。再度同じことが起きる可能性もある為、保護を兼ねてある程度の事情は共有して頂きたいんです」

 

 

立花 藤兵衛

「まあ、当分はワシと一緒にサイクロンの整備じゃな」

 

 

泊 進ノ介

「警護の方は俺と大門が引き続き行います」

 

 

風見 雪子

「わあ!じゃあ安心ですね!」

 

 

風見 史郎

(…ホント、イケメンの前だと調子いいなこいつは…)

 

 

一条 薫

「それで、大久保さん」

 

 

大久保 大介

「………」

 

 

城戸 真司

「…先輩?呼んでますよ?」

 

 

大久保 大介

「…え?あ、はいなんでしょう!?」

 

 

一条 薫

「貴方達、OREジャーナルの人達にお願いしたいのは…」

 

 

桃井 令子

「…先程、話しが出た神崎士郎の捜索ですよね?」

 

 

~  警視庁・玄関前  ~

 

大久保 大介

「おい真司!どういうことだこれ!」

 

 

城戸 真司

「もう、どうしたんです、先輩。ひょっとして話しが大きすぎてびびっちゃったとか?」

 

 

大久保 大介

「そんなわけあるか!ただお前がこんなどデカイネタ持ってきたからびっくりしただけだ!」

 

 

浅野 めぐみ

「本当そうですよね…。寝泊まりしてた事務所追い出されて路頭に迷ってたぐらいですから、下手したらその辺で行き倒れてるかと…」

 

 

城戸 真司

「そんなこと思ってたんですか…」

 

 

城戸 真司

(まぁ、実際何度か死にかけたけど…)

 

 

城戸 真司

「…でも、先輩。一条さんからも云われたと思いますけどこの件は本当に危険なんです。危ないと思ったらすぐ手を引いてくださいね」

 

 

大久保 大介

「バ〜カ、こんなデカイネタを逃すジャーナリストがいるかよ」

 

 

浅野 めぐみ

「そうですよ。それに私はこう見えて城戸君より強いんですから」

 

 

城戸 真司

「そういえば、そうでしたよね…。あれ、そういえば島田さんはどうしたんですか?」

 

 

大久保 大介

「ああ。あいつだけは辞めることになってな…」

 

 

桃井 令子

「前々から話があったみたいでね。引き抜きにあったのよ」

 

 

浅野 めぐみ

「え〜と、確かスマートなんとかって名前だったような…」

 

 

城戸 真司

「へえ!最近よく聞くところですよね!あ、でもそれじゃ流石に手伝ってもらうわけにはいかないですよね…」

 

 

大久保 大介

「ああ…。雑誌がこんな状況じゃ引き留めるわけにはいかなかったしな…今回の調査に関してはアイツの力がかなり役に立つと思うんだが…」

 

 

桃井 令子

「一応手が足りなくなった時に手伝ってもらえるかどうか連絡はしてみるつもりよ」

 

 

城戸 真司

「そうですか…。あ、あれって…」

 

 

大久保 大介

「…どうした?」

 

 

陽気な男

「よ!久しぶり!」

 

 

城戸 真司

「お久しぶりです!確か南米に行ってたんですよね?」

 

 

陽気な男

「ああ、ちょっと前に戻ってきたんだよ」

 

 

大久保 大介

「本当に久しぶりだな!それで、例のトカゲ男は見つかったのか?」

 

 

陽気な男

「いや〜それが全然…一応それらしい噂はあるんですけどね…」

 

 

城戸 真司

「そうなんですか…。ならまたすぐ…って今は日本から出るのが難しくなっちゃったから厳しいですよね」

 

 

陽気な男

「ああ…。ま、そっちは置いといて…暫くはこっちで別のの件を追いかけようと思ってね…」

 

 

城戸 真司

「別件ですか…?」

 

 

陽気な男

「ああ。本郷猛って名前知ってるか?」

 

 

城戸 真司

「っ?!」

 

 

桃井 令子

「…確か城南大学連続失踪事件の被害者の一人ですよね?」

 

 

陽気な男

「そうそう…行方不明になったと思ったらひょっこり戻ってきて今は警察に保護されてるとかなんとかって聞いたんで取材できればと思ったんだけどな…何か情報を持ってたりしないか?」

 

 

桃井 令子

「すみません。その事件も興味はあるんですけど、ウチは今別の事件を追っていてそちらにまで手がまわらなくて情報があまり入ってきてないんですよ」

 

 

城戸 真司

「………」

 

 

陽気な男

「そっか…。そういや雑誌が休刊したみたいだし色々大変みたいだな…わかったとにかく俺は暫く日本でこの件を調べる予定だから…また何かわかったら教えてくれよ…じゃな!」

 

 

〜  *  *  *  〜

 

 

浅野 めぐみ

「行っちゃった…」

 

 

大久保 大介

「相変わらず忙しい奴だな…」

 

 

城戸 真司

「でも、良かったんですか?本郷さんのこと教えなくて?」

 

 

桃井 令子

「事情が事情だしね。教えるにしても一条さんから許可を貰ってからのほうがいいと思うわ」

 

 

桃井 令子

(それになんだろう…以前会った時と比べて…印象が変わったような…)

 

 

プルル…ッ。

 

 

城戸 真司

「…っはい城戸です。…っ!?はい!わかりました!すぐ行きます!」

 

 

大久保 大介

「…どうした?」

 

 

城戸 真司

「あ、え〜と、一条さんから呼ばれまして…」

 

 

大久保 大介

「あ〜。聞いてる聞いてる。お前だけ別件で定期的に力を借りたいとかって奴だろ?」

 

 

城戸 真司

「そうなんですよ…。なので申し訳ないですけどこういう形で抜けるのがちょくちょくあるんですが…」

 

 

大久保 大介

「わかってる。いいから気にせず行ってこい」

 

 

城戸 真司

「はい!じゃ、ちょっと行ってきます!」

 

 

大久保 大介

「…待った!」

 

 

城戸 真司

「…はい?」

 

 

大久保 大介

「………」

 

 

城戸 真司

「……先輩?」

 

 

大久保 大介

「いや、何でもない…。あんま向こうに迷惑かけるなよ」

 

 

城戸 真司

「勿論ですよ。それじゃ改めて行ってきます!」

 

 

〜  *  *  *  〜

 

 

大久保 大介

「………」

 

 

桃井 令子

「結局、何も云いませんでしたね…」

 

 

大久保 大介

「あのバカ…こっちは一条さんからお前の事情は全部聞いてるってのに…」

 

 

浅野 めぐみ

「心配ですね…」

 

 

大久保 大介

「ああ。だから俺達は俺達が出来ることをしてアイツをバックアップしてやるだけだ」

 

 

桃井 令子

「ええ。その為にも一刻も早く神崎士郎の捜索を進めないと…」

 

 

大久保 大介

「死ぬなよ…真司」

 

 

〜  都内・某所  〜

 

 

綾小路 律子

「………」

 

 

ヤモゲラス

「ウクククッ」

 

 

コブラ男・C

 

「グッグッグッ」

 

 

死神カメレオン

「…律子様」

 

 

綾小路 律子

「…なんだ?」

 

 

死神カメレオン

「あの男、現れる気配がありませんが如何しましょう?」

 

 

綾小路 律子

「構わん。もとから期待などしていない…。それよりも来たようだぞ」

 

 

死神カメレオン

「ケケッ?」

 

 

ブオオオオオン!

 

 

仮面ライダー

「綾小路 律子!」

 

 

綾小路 律子

「…遅かったな、本郷。いや仮面ライダーと呼ぶべきか。それに…」

 

 

クウガ

「………」

 

 

龍騎

「………」

 

 

騎士

「………」

 

 

綾小路 律子

「4号に、デッキ所有者まで揃っているようだな。丁度いい…変身!」

 

 

ダダダアアアアンッ、ダダアアアンッ!

 

 

仮面ライダー

「ッ!?」

 

 

蜂女

「今回はこの私自らが相手してやろう」

 

 

仮面ライダー

「…お前も人間であることを捨てたんだな」

 

 

蜂女

「ふん。それがどうした。そんなことに未練などはない。全てはお父様の野望の為に!」

 

 

仮面ライダー

「そうか…ならば容赦はしない。皆、いくぞ!」

 

 

〜  *  *  *  〜

 

 

クウガ・ドラゴンフォーム

「ドラゴンロッド!」

 

 

ドオオオン!

 

 

コブラ男・C

「グッ!?」

 

 

ドラグバイザー

「ソードベント・ドラグセイバー」

 

 

龍騎

「オリャアッ!」

 

 

ザンッ!

 

 

ヤモゲラス

「ウクククッ!?」

 

 

龍騎

「よし、怯んだ!これで…」

 

 

死神カメレオン

(ケケッ…させるか!)

 

 

ドオオオン!

 

 

龍騎

「…うぉっ!?なんだぁっ!?」

 

 

騎士

「…おい。ふざけてるのか?」

 

 

龍騎

「いや、それが何がなんだか…」

 

 

騎士

「何を云って…」

 

 

ドオオオン!

 

 

騎士

「…ッ!?何!?」

 

 

クウガ・ドラゴンフォーム

「…敵の攻撃?でもどこから…?」

 

 

死神カメレオン

(ケケッ!貴様達に俺の姿は確認できまい…。混乱しろ混乱しろ…!)

 

 

死神カメレオン

「今だ、やれヤモゲラス!」

 

 

ヤモゲラス

「ウクククッ!」

 

 

龍騎

「やばっ!」

 

 

???

「どいてな…!エレクトロ…!」

 

 

龍騎

「…え?」

 

 

???

「ファイアァァァッ!」

 

 

ドオオオオン!

 

 

ヤモゲラス

「ウギャアアアアアッ!」

 

 

ドカアアアアアン!

 

 

死神カメレオン

「ッ!?」

 

 

龍騎

「な、なんだあ!?」

 

 

仮面ライダー

「この攻撃…ストロンガー…茂か!?」

 

 

ストロンガー

「よお…」

 

 

タックル

「お久しぶりです!」

 

 

クウガ・ドラゴンフォーム

「ユリ子さんも…。一体今までどこにいたんです?」

 

 

ストロンガー

「そんなことより…敵はもう一体いるみたいだぜ」

 

 

クウガ・ドラゴンフォーム

「…!?そうか2年前の31号のように姿を消してるのか…!なら…超変身ペガサスフォーム!」

 

 

クウガ・ペガサスフォーム

「………」

 

 

死神カメレオン

(4号が緑に…?)

 

 

蜂女

「ちぃっ!バカが、狙われてるぞ!」

 

 

死神カメレオン

(は…!?そうかあの状態は…!)

 

 

クウガ・ペガサスフォーム

「…そこだ!」

 

 

死神カメレオン

「しまっ…!」

 

 

クウガ・ペガサスフォーム

「ブラストペガサス!」

 

 

ドオオオオオン!

 

 

死神カメレオン

「ヴギャアアアアアッ!」

 

 

ドカアアアアアン!

 

 

仮面ライダー

「残りは貴様だ…!」

 

 

コブラ男・C

「ヴッ!?」

 

 

仮面ライダー

「ライダァッ…!」

 

 

コブラ男・C

「ッ!?」

 

 

仮面ライダー

「パアアアアアンチ!」

 

 

コブラ男・C

「ヴギャアアアアア!」

 

 

ドカアアアアアン!

 

 

仮面ライダー

「…取り巻きは片付けたぞ」

 

 

蜂女

「それはどうかな」

 

 

仮面ライダー

「何?」

 

 

強化コブラ男

「グッグッグッ!」

 

 

仮面ライダー

「…新手か!」

 

 

タックル

「え?今、鏡の中から…!?」

 

 

ストロンガー

「………」

 

 

ストロンガー

(成る程ね。これが例の…)

 

 

蜂女

「いけ!お前が他の奴と違うところみせてやれ!」

 

 

強化コブラ男

「グオオオ!」

 

 

ブオオオオオ!

 

 

クウガ

「うわっ!?」

 

 

ストロンガー

「…なんで、蛇が火なんて吹くんだよ…!」

 

 

タックル

「そんなこと云ってる場合!なんとかしないと…」

 

 

仮面ライダー

「城戸、いけるか!?」

 

 

龍騎

「へ?あ、はい…!」

 

 

強化コブラ男

「グオオオオオオ!」

 

 

ブオオオオオオ!

 

 

龍騎

「こなくそ!」

 

 

ドラグバイザー

「ガードベント・ドラグシールド」

 

 

龍騎

「よし、防いだ!今です、本郷さん!」

 

 

仮面ライダー

「おう、ライダァッ!」

 

 

強化コブラ男

「………」

 

 

仮面ライダー

「キィィィィィック!」

 

 

ドオオオオオン!

 

 

強化コブラ男

「………」

 

 

仮面ライダー

「何っ!?」

 

 

龍騎

「そんな…!本郷さんの攻撃に耐えれるなんて…!」

 

 

蜂女

「ふははは!見たか、このコブラ男は私自らが改造し強化したのだ!貴様の攻撃などもう通用せんぞ!」

 

 

仮面ライダー

「………」

 

 

蜂女

「どうした、言葉もで出ないか?」

 

 

仮面ライダー

「…一つ聞くが」

 

 

蜂女

「…なんだ?」

 

 

仮面ライダー

「ここに今から突っ込んでくる男も貴様の手の者か?」

 

 

蜂女

「なんだと?」

 

 

ブオオオオオン!

 

 

陽気な男

「…おっと!どうやら役者は揃ってるみたいだな」

 

 

クウガ

「え!?あの人…!?」

 

 

龍騎

「ウソ…だろ…なんで…?」

 

 

蜂女

「一文字隼人!今頃来おって!貴様の出番はもうないぞ!」

 

 

一文字 隼人

「おいおい。今日は俺の御披露目のはずだろ?大事な大事なお父様の指示を無視するつもりかよ?」

 

 

蜂女

「っ!くっ!…わかった勝手にしろ…!」

 

 

一文字 隼人

「ありがとよ。さて、それじゃ…初めましてだな本郷猛。俺の名前は一文字隼人」

 

 

仮面ライダー

「………」

 

 

龍騎

「一文字さん…」

 

 

一文字 隼人

「よお、さっきぶりだな真司。それに…」

 

 

クウガ

「…え?」

 

 

一文字 隼人

「まさかあんたが4号だったとはな…それを知ってたらあの時もっと色々聞けたんだが…惜しいことしたよ」

 

 

クウガ

「俺のことまで…」

 

 

龍騎

「一文字さん!一体どういうことなんですか!?」

 

 

一文字 隼人

「どういうことかってなぁ…まずは…お見せしよう」

 

 

龍騎

「へ?」

 

 

一文字 隼人

「変身!」

 

 

ダアアアアアン、ダンッ!

 

 

仮面ライダー・一文字

「ま、こういうわけだ」

 

 

龍騎

「っ!?」

 

 

騎士

「変身しただと!?」

 

 

ストロンガー

「しかもよりにもよって、本郷さんと…同じ姿かよ」

 

 

仮面ライダー・本郷

「………」

 

 

仮面ライダー・一文字

「まあ、そういうわけだ。用件はもうわかるだろ?」

 

 

仮面ライダー・本郷

「…ああ」

 

 

仮面ライダー・一文字

「話が早くて助かるぜ」

 

 

クウガ

「本郷さん…」

 

 

仮面ライダー・本郷

「…ここは俺に任せてくれないか」

 

 

クウガ

「でも…」

 

 

仮面ライダー・本郷

「頼む…」

 

 

クウガ

「…わかりました」

 

 

仮面ライダー・本郷

「すまない…」

 

 

仮面ライダー・一文字

「話しは纏まったかい?それじゃ始めようか!」

 

 

仮面ライダー・本郷

「ああ…かかってこい!」

 

 

〜  *  *  *  〜

 

 

仮面ライダー・本郷

「ライダァッ!」

 

 

仮面ライダー・一文字

「ライダァッ!」

 

 

仮面ライダー本郷・一文字

「「パアアアアアンチ!」」

 

 

ドオオオオオン!

 

 

仮面ライダー・本郷

「…くっ!?」

 

 

仮面ライダー・一文字

「どうした?もう御仕舞いか?」

 

 

仮面ライダー・本郷

「ライダァッ…!」

 

 

ダンッ!

 

 

仮面ライダー・一文字

「そうこなくちゃな…ライダァッ…!」

 

 

ダンッ!

 

 

仮面ライダー本郷・一文字

「「キィィィィィック!」」

 

 

ドオオオオオン!

 

 

仮面ライダー・本郷

「っ!」

 

 

〜  *  *  *  〜

 

 

龍騎

「一文字さん…なんで…」

 

 

騎士

「そんなことより大丈夫なのか?明らかに押されてるぞ」

 

 

龍騎

「そうだけど…」

 

 

ストロンガー

「どうする五代さん?俺達も手を貸したほうがいいんじゃねえのか?」

 

 

クウガ

「…いや、多分まだ大丈夫だ」

 

 

ストロンガー

「…?」

 

 

〜  *  *  *  〜

 

 

仮面ライダー・一文字

「どうした?こんな程度かよ?」

 

 

仮面ライダー・本郷

「…安心した」

 

 

仮面ライダー・一文字

「…何?」

 

 

仮面ライダー・本郷

「わざわざ俺と同じ姿で現れたんだ。これで今の競り合いで俺が勝つような間の抜けたことにならなくて安心したよ」

 

 

 

仮面ライダー・一文字

「ははっ!意外と毒舌なんだな…!ま、確かにそうだ。これで俺のほうが吹っ飛ばされてたら間抜けにも程がある」

 

 

仮面ライダー・一文字

(今のはそれを確認したのか…なら本番はこれからか…。いやそれなら…)

 

 

仮面ライダー・一文字

「東洋原子力研究所」

 

 

仮面ライダー・本郷

「…?」

 

 

仮面ライダー・一文字

「ショッカーはそこを占領している」

 

 

仮面ライダー・本郷

「何っ!?」

 

 

蜂女

「なっ!?貴様何を…!」

 

 

仮面ライダー・一文字

「俺もそこにいる。決着はそこでつけようぜ」

 

 

仮面ライダー・本郷

「………」

 

 

仮面ライダー・一文字

「来い!サイクロン!」

 

 

サイクロン

「!!!」

 

 

ブオオオオオン!

 

 

仮面ライダー・一文字

「それじゃあな、待ってるぜ!」

 

 

蜂女

「あ、待て!勝手なことを…」

 

 

ブオオオオオン!

 

 

蜂女

「ちい…あのバカめ…!」

 

 

 

仮面ライダー・本郷

「貴様はどうするんだ?」

 

 

蜂女

「ふん。まあいい。今回は引いてやる。だが忘れるなよ貴様の攻撃は私の強化したコブラ男には通用しなかったんだ!次は貴様の最後だ!」

 

 

 

仮面ライダー・本郷

「………」

 

 

蜂女

「退くぞ!」

 

 

強化コブラ男

「グググッ!」

 

 

ヒュンッ!

 

 

タックル

「え、消えた!?」

 

 

ストロンガー

「………」

 

 

クウガ

「本郷さん!大丈夫ですか!?」

 

 

仮面ライダー・本郷

「ああ、俺は問題ない。それより、さっきの件一条さんに早急に確認してもらってくれ」

 

 

クウガ

「わかりました!」

 

 

仮面ライダー・本郷

(一文字隼人…恐らくアイツは…)

 

 

続く。

 

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