私のSPECIALカラーはオレンジ色   作:ジェットプテラ

93 / 102
第九十三話が完成しました
其れではどうぞ


2章 カントー地方2
イエロー


カントー地方を離れてガラル地方、パルデア地方を二年間かけて巡って長期休みが手に入ったので久しぶりにカントー地方に行ってオーキド博士の研究所を訪ねたら

 

オーキド

「ピ…ピカ(ピカチュウ)――!」

 

何故かレッドのピカ(ピカチュウ)がボロボロになって居た

 

オーキド

「しっかりしろ!」

 

オーキドは狼狽え乍らピカ(ピカチュウ)を抱きかかえて

 

オーキド

「レッドはどうした…他のポケモンは如何した!?」

 

問うが

 

オレンジ

「オーキド博士!

 レッドや他のポケモンの事も気になりますけど」

 

カスミ

『まずピカ(ピカチュウ)の手当てを!』

 

オーキド博士

「おお、そうじゃった」

 

此処にはピカ(ピカチュウ)の〔モンスターボール〕は無いのでオーキドは直ぐにピカ(ピカチュウ)を新しい〔モンスターボール〕に入れて回復装置に設置する

私はピカ(ピカチュウ)の身体に刻まれた傷を見て、オーキドはもう一度、志覇(シバ)の手紙を見る

 

カスミ

『オレンジ!

 博士!

 レッドの身に何が…?』

 

オーキド

「オレンジ、カスミよ、このピカチュウの様子を見て今、わしは確信したよ

 レッドは…この挑戦状を送って来たシバと言うトレーナーに敗れたのだ

 

カスミ

『そんな!

 あのレッドが!

 信じられない!』

 

オーキド

「じゃが、レッドは行方不明となりピカ(ピカチュウ)だけが戻って来たというこの状況…

 其れしか考えられん」

 

オレンジ

「私もオーキド博士の意見に賛成かな

 其れにピカ(ピカチュウ)の傷を見て相手は多分各タイプのエキスパートのトレーナー、其れもジムリーダークラスのトレーナーが三人居ると思う」

 

カスミ

『ジムリーダークラスのトレーナーが三人!?

 オレンジどうしてそう思うの』

 

オレンジ

「さっきも言ったようにピカ(ピカチュウ)の傷は格闘タイプの技の打撃跡、氷タイプの技の凍傷、ゴーストタイプの技の呪い系の傷が有った

 其れもかなり強力な技で

 この威力の技を出すトレーナはそのタイプの専門家位かな」

 

カスミ

『……』

 

オーキド

「…兎に角わしは連絡を取れる全ての機関に操作を依頼する!

 カスミ、お前は正義のジムリーダー達にこの事を伝えてくれ」

 

カスミ

『わかったわ!』

 

カスミはテレビ電話を切った

 

オレンジ

「なら私はグリーンにメッセージを送りますけど…」

 

オーキド

「グリーンの連絡方法は…」

 

私とオーキドはグリーンに連絡の入れ方を聞いて居ると

 

突然研究所の扉が開いて

 

オレンジ

「!」

 

私達は研究所の扉を振り向くとドードーに乗った少年?が研究所に入って来て

 

少年

「こんにちは」

 

挨拶した

これには

 

オーキド

「……?

 なんじゃお前は!?」

 

オーキド博士は困惑して

 

オレンジ

「あれ?…」

 

私はこの少年?を何処かで見た事がある

 

オーキド

「今はたてこんどるじゃ

 悪いが帰って…」

 

少年?はオーキドを無視して何かを探し始めて

 

少年?

「!」

 

〔モンスターボール〕に入って居るピカ(ピカチュウ)を見つけると

 

少年?

「あーっ、いたぁーっ

 ここにいたぁーっ」

 

ピカ(ピカチュウ)の元に駆け付けて

 

少年?

「街の入り口で聞いた通りだ!」

 

ピカ(ピカチュウ)を回復させている装置を操作してピカ(ピカチュウ)を〔モンスターボール〕から出して

 

少年?

「よかったぁ、やっぱりマサラタウンに戻って来てたんだね!」

 

其のまま少年?はピカ(ピカチュウ)に抱き着く

と同時に不思議な事が起きた

〔かいふくのくすり〕などの回復アイテムを使っていないのにかなり傷ついていたピカ(ピカチュウ)の身体の傷がみるみると癒えていく

これを見たオーキドは

 

オーキド

「な…」

 

驚いており

思わず

 

オーキド

「お…おおぉオイ!

 お前は誰じゃ!

 …やっぱりマサラにって…如何言う事じゃ!?」

 

矢継ぎ早に質問してしまう

 

少年?

「そんなに一度に聞かないでよ」

 

困惑しており、その間に傷が癒えたのかピカ(ピカチュウ)は意識を取り戻しており、其れに気が付いた少年?は

 

少年?

「ねぇ!」

 

ピカ(ピカチュウ)に問いかけると

 

ピカ(ピカチュウ)

「ピカ」

 

ピカ(ピカチュウ)は笑顔で答える

これを見た私は

 

オレンジ

(ピカ(ピカチュウ)が此処まで懐くのは滅多に無い

やっぱりこの少年?何処かで出会ったことがあるんだけど…何処だ?…)

 

私はこの少年?が何処で出会ったのか思い出そうとして居ると

 

少年?

「さあ!

 行こう!」

 

少年?はピカ(ピカチュウ)を引き連れてオーキド研究所を出て行く

私達は直ぐに追いかけて

 

オーキド

「おいオイオイオーイ!

 何のつもりじゃお前は!

 行き成りやって来て行き成り出て行って…事情を説明せんか!

 事情を!」

 

オレンジ

「其れにそのピカチュウはレッドのポケモンなんだけど」

 

少年?

「はい知って居ます」

 

オーキド

「君はレッドの知り合いか」

 

少年?

「ハイ」

 

オーキド

「レッドが行方不明と知って来たのか?」

 

少年?

「ハイ」

 

オーキド

「レッドは今何処に居るんじゃ!?」

 

少年?

「分かりません」

 

オレンジ

「まぁ、ピカ(ピカチュウ)の傷つき位と君が、ピカ(ピカチュウ)を探して居る事をすり合わせるとレッドの捜索は此れから開始の様だね」

 

少年?

「ハイ」

 

オーキド

「……

 如何してレッドが行方不明になりこいつだけがマサラに戻って居ると知って居たんじゃ!?」

 

少年?

「……それは…言えません」

 

オーキド

「名は何と言うんじゃ」

 

オーキドが名前を問いかけると少年?は一瞬私の方を向いて

 

少年?

「それも…言えません?」

 

少年?はとことん個人情報を答えずにいると

 

オーキド

「話にならん!」

 

オーキドが怒り始めた

 

オーキド

「一体どう言うつもりで…」

 

オーキドの言葉の途中で

 

少年?

「博士」

 

少年?が遮って

 

少年?

「僕は、この子を連れて此れから行方不明になったレッドさんを探しに行きます

 其の為に此処へ来たんです」

 

此処で少年?が目的を話した

 

オーキド

「馬鹿な!

 レッドに何があったのかもわからな…」

 

少年?

「もし、レッドさんが何者かに囚われて居ると言うのなら…」

 

オーキド

「捕らわれていると言うのなら!?」

 

少年?

「この僕が助ける!」

 

少年?がそう言うと

 

オーキド

「……」

 

少年?

「……」

 

オレンジ

「……」

 

静音になり、その中で

 

オーキド

「……」

 

オーキドが〔モンスターボール〕を取り出して、其のまま〔モンスターボール〕に入って居たオニスズメが出て来て

 

オーキド

「ポケモンリーグ優勝者のレッドはこの2年間で更に腕を磨いとった!

 そのレッドが倒されたんじゃぞ!

 こいつがどんな状態で帰って来たか知らんのか?

 行き成り来たお前に…何が出来ると言うじゃ」

 みだれづき!」

 

オニスズメ(オーキドの)

!、!、!、!、!、!

 

如何やらオーキドは少年?の実力を知る為にポケモンバトルを仕掛けた

 

オーキド

「レッドを探しに行くなど…そんな大役、生半可な実力の者に任せられんぞ

 実力があると言うならこのバトルを終わらせてみい!」

 

少年?

「分かりました

 このバトル、直ぐに終わらせてみせます

 ドドすけ(ドードー)

 ふきとばし!」

 

ドドすけ(ドードー)

 

少年?のドドすけ(ドードー)ふきとばしを繰り出して風を起こしてその風でオニスズメ(オーキドの)はバランスを崩れそうになったが

 

オーキド

オウムがえし!」

 

そう指示するとオニスズメ(オーキドの)は少年?のドドすけ(ドードー)が最後に使った技ふきとばし

 

オニスズメ(オーキドの)

 

真似てドドすけ(ドードー)ふきとばしを相殺するそれに対して少年?は

 

少年?

「更にふきとばし!」

 

ふきとばしを追加で指示を出した

両方とも攻撃技では無いので互いにダメージが入らず拮抗していると

 

オーキド

「お互いの技が相手まで及んで居ない状態…

 どうした、押すなり引くなりせんのか?」

 

オーキドが揺さぶりをかけたが

 

少年?

「……」

 

少年?はオーキドの揺さぶりに一切反応しなかった

其れをも見たオーキドは

 

オーキド

「如何にも出来ない…と言うのが正直な所じゃろう

 何処かでレッドの噂を聞きつけてあんな噓をついたんじゃろうが、そんな実力なら辞める事じゃ!」

 

そう言うと

 

少年?

「……ドドすけ(ドードー)!」

 

突然少年?のドドすけ(ドードー)

 

ドドすけ(ドードー)

「!」

 

オニスズメ(オーキドの)から距離を取り始めた

 

オニスズメ(オーキドの)

「!

 ?」

 

オニスズメ(オーキドの)ドドすけ(ドードー)を追いかける為に向きを変えた瞬間

 

 

オニスズメ(オーキドの)は急にドドすけ(ドードー)を捕らえる為に向きを変えた瞬間

 

ドドすけ(ドードー)

「!」

 

急ブレーキをして立ち止まり完全に別方向に走り出した

其れを繰り返すとドドすけ(ドードー)オニスズメ(オーキドの)を中心にしてぐるぐると走って居た

ドドすけ(ドードー)は徐々に回転するスピードを挙げるとオニスズメ(オーキドの)は回転のスピードに追いつけずに目を回し始めて羽ばたく事をわすれて落下を始める

其れを見た少年?は

 

少年?

「!

 ピカ(ピカチュウ)!」

 

少年?がピカ(ピカチュウ)に指示を出すとピカ(ピカチュウ)は少年?の指示通りに動いて目を回して落下しているオニスズメ(オーキドの)をキャッチする

同時にドドすけ(ドードー)もぐるぐると回り過ぎて目を回してダウンしてしまう

此れでは戦闘不能になった

 

オーキド

「オ…オイ!

 両者共目を回してしまったではないか!

 こんな事で勝敗が決まったとは言えんぞ、わかって…」

 

オーキドが文句を言うが

 

少年?

「ハイ!

 約束通りバトルを終わらせました!」

 

オーキド

「な!?」

 

オレンジ

「確かにオーキド博士はポケモンバトルの勝敗で終わらせると言っていないからね

 引き分けで無理矢理終わらせたんだよね」

 

少年?

「はい!

 なのでこの方法で終わらせました

 其れにポケモンを傷つけないで良かった」

 

オレンジ

「確かに君の采配でオニスズメ(オーキドの)ドドすけ(ドードー)は傷を負わなかったけど…」

 

私は素早く少年?に近づいて、少年?の頬を両手で掴んで

 

オレンジ

「君が探しているトレーナーのレッドを助けるには、レッドを倒したトレーナー達とポケモンバトルは避けて通れない

 さっきみたいにポケモン達を傷つけずに引き分けにしてポケモンバトルを有耶無耶にする事は出来ないと思って!

 返事は!!」

 

少年?

「あ…は、はい!」

 

私は少年?の頬を離したタイミングで

 

オーキド

「オレンジ、キミも、一緒に来なさい」

 

オーキドの言う通りにオーキドの後を追いかけてレッドの家に上がりレッドの部屋に入る

部屋の机には〔ポケモンずかん〕が置いてあった

 

オーキド

「其れは…レッドの図鑑だ

 置いて行きおった

 …我が弟子ながらムチャな奴でな恐らく敵わぬ相手と分かったのに意地になってしまったんじゃろ」

 

少年?、オレンジ

「「……」」

 

私達が思わず無言になって居ると

 

オーキド

「さっき…

 君はそのピカチュウの事をピカ(ピカチュウ)と呼んだね

 わし、オレンジは君の前で一度もその愛称(ニックネーム)で呼んどらんのに君は知っとった

 

少年?

「…ハイ」

 

此処で私は

 

オレンジ

(愛称(ニックネーム)を知って居た…

オーキド博士は少年?を少年と勘違いしているけど歩き方は女性独特の歩き方だったから、多分性別は女性

髪色は黄色

ピカ(ピカチュウ)愛称(ニックネーム)…性別は女性…髪色は黄色……!)

 

此処で思い出して

 

オレンジ

「ああああああああ!」

 

思わず大声で叫んでしまう

 

少年?

「!?」

 

オーキド

「何じゃ!?

 急に大声で叫んで」

 

オレンジ

「思い出した」

 

そう言った直後に少年?が被って居た麦わら帽子を掴んで勢いよくひっぺ還すと

 

少年?

「!?」

 

麦わら帽子の下から女性らしいポニーテールが出て来て

 

オーキド

「何じゃと!?」

 

オーキドは少年だと思って居た人物は少女だったことに驚いており、私は

 

オレンジ

「君、二年前にトキワの森でミニリュウに襲われそうになって私達が助けてその後ピカ(ピカチュウ)を借りてコラッタを捕まえた少女じゃん」

 

少女

「ハハハ…お、お久リぶりです…」

 

少女は苦笑いしながらそう言ってピカ(ピカチュウ)を借りて捕まえたコラッタが入っている〔モンスターボール〕を出す

 

オーキド

「オレンジ、如何言う事じゃ!?」

 

オレンジ

「実は…」

 

私は二年前のトキワの出来事を話して

 

オーキド

「…成程な

 最初は行き成り訪ねて名乗りもせん

 何か事情を知っている様子なのに話そうともせん、失礼な少年と思ったが

 オレンジとレッドの知り合いだったとは…

 道理でピカ(ピカチュウ)が主人でもない人間の指令を聞いたと思ったじゃ

 そう言う事なら…」

 

オーキドはレッドの〔ポケモンずかん〕を少女に差し出して

 

オーキド

「レッドはあれでしぶとい

 まさか死んどる事は無いじゃろ

 この図鑑とピカ(ピカチュウ)を奴の所へと届けてやってくれ」

 

少女

「…ハイ!」

 

オーキド

「其れと…オレンジ

 出来ればこの子の面倒を見てくれないか」

 

オレンジ

「もちろんです」

 

こうして私達の新たな旅が

 

少女

「其れじゃあオレンジさん宜しくお願いします」

 

オレンジ

「此方こそよろしく

 所で名前は?」

 

イエロー

「…イエローです…」

 

オレンジ

「イエローね

 知っているかもしれないけど改めてオレンジね」

 

イエロー

「はい、オレンジさんお願いします!」

 

イエローはそう言ってピカ(ピカチュウ)の方を向いて

 

イエロー

「さぁ!

 いくかピカ(ピカチュウ)!」

 

始まった




最後までお読みいただきありがとうございました。
今回から新しい章「2章 カントー地方2」が始まります
其れに合わせて閑話 ガラル地方&パルデア地方で捕まえたポケモン、進化したポケモンの情報を載せます


ギルガルド
ニックネーム、キング
性格、おとなしい
特性、バトルスイッチ
覚えている技
かげうち
つじぎり
せいなるつるぎ
キングシールド

レパルダス
ニックネーム、キャット
性格、おとなしい
特性、じゅうなん
覚えている技
とんぼがえり
じゃれつく
バークアウト
ねこだまし

アーマ―ガア
ニックネーム、クローウ
性格、ゆうかん
特性、プレッシャー
スピードスター
はがねのつばさ
ダメおし
そらをとぶ

デスバーン
ニックネーム、スレート
性格、むじゃき
特性、さまようたましい
覚えている技
じしん
おにび
たたりめ
まもる

ソウルブレイズ
ニックネーム、ソウルナイト
性格、まじめ
特性、もらいび
覚えている技
むねんのつるぎ
かわらわり
シャドーダイブ
つじぎり

パオジアン
ニックネーム、アバランチ
性格、わんぱく
特性、わざわいのつるぎ
覚えている技
カタストロフィ
せいなるつるぎ
ふぶき
つるぎのまい




となって居ます
其れでは感想、評価、誤字脱字を待って居ます
次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。