東方夢幻人~dream streamer came to fantasy 作:架空柿
グツグツグツグツ
フブキ「ね、ねえはあちゃま、なに作ってる…の?」
はあちゃま「カレーだけど?」
アキ「その割には緑色だけど……何入れたの?」
はあちゃま「百味ビーンズ!噛む度に味が変わるカレーを作ってたの!」
メル「……レシピ見た?」
はあちゃま「もちろん見てない。」
そう言いながらはあちゃまは紫の煙が出てるカレーもどきを混ぜる。4人はこの世ではないのものを見るような目でただ傍観していた。
まつり「ところでそれ食べるのって……」
はあちゃま「折角だし皆で食べようよ!」
4人(魔方陣め!)
ちなみに何故かはあちゃまは魔方陣でキッチンと一緒に送られて来た。ガス線とか電気線も魔方陣を通して現在進行形で繋がっている。
メル「案外美味しかったりしないかな……(小声)」
まつり「あの色だよ?誰かミオるって。(小声)」
4人が絶望していると何処からか聞き慣れない声がしてきた。
??「お前達何作ってんだ?」
フブキ「はい?…って勇儀さん!!??」
勇儀「そうだが……見ない顔だな。外から来たのかい?」
フブキ「は、はい!そうです!」
勇儀「災難だなぁ。で、これは何だ?」
はあちゃま「見ての通りカレーよ。」
勇儀「ほう、初めて聞くな。一口良いか?」
はあちゃま「もちろん!」
まつり(実験台有り難う。)
勇儀がはあちゃまから貰ったスプーンでカレーを一口分掬い、口に運んだ。
はあちゃま「どう?はあちゃまカレーは?」
勇儀「……旨いなこれ。」
4人「は?」
信じられない言葉が出てきて4人は心の底から驚愕した。はあちゃま料理が旨いことはありえるという歴史的な事実を目の当たりにしたのだ。
勇儀「これ持ってって良いか?」
4人「どうぞどうぞ。」
4人は『見た目から鬼だから味覚も違う』ということで心の中で解決した。
はあちゃま「それじゃあ、これからどうする?帰えれんのかな。」
メル「そういえばフブキちゃん、なんでさっきの人の名前知ってたの?」
フブキ「…東方のキャラの一人だから。だからもしかしたら私達異世界転生したのかも。」
アキ「おー!あの漫画で良く見る展開だ!」
フブキ「ここの世界在住だったら行くべき場所はあるんだけど今回は違うからなぁ……」
はあちゃま「じゃあ取りあえず近くの安全場所にでも行こ!」
まつり「たしかにここらへん鬼とか出そうだしね。」
アキ「フブキちゃん、近くにそういう場所ある?」
フブキ「ここから近い場所だと地霊殿…かなぁ。」
まつり「じゃあそこへレッツゴー!」
フブキを先頭に5人は歩きだし、5分後ぐらいに到着した。
アキロゼの口調おかしくないですか?この感じで大丈夫ですか?
おまけ
ホロメン東方化part.7
最凶の清楚
夏色まつり
『清楚の定義を壊す程度の能力』
サブカル好きの白狐
白上フブキ
『記憶を消す光線を放つ程度の能力』
異界からの麦酒愛好家
アキ・ローゼンタール
『アイクを扱う程度の能力』
血液嫌いのヴァンパイア
夜空メル
『時代が追い付かない思考を持つ程度の能力』
共存する2つのハート
赤井はあと
『2つの人格が共存する程度の能力』
能力ってなんだろう……