魔術と科学と幻想と   作:今月の給料23円

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今回から、ー???sideーみたいなものを使っていきます



第二話 『永琳との邂逅』

前回のあらすじ

『あァァァんまりだァァァアァ!!』

 

ー亜希斗 sideー

無事地面に着陸した俺は、

「とりあえず、能力の練習をしよう、そうしよう。」

ということで、練習~

 

~少年能力練習中~

 

さて、この練習でわかったことだが、

・超能力は全てLEVEL5相当

・『魔女狩りの王(イノケンティウス)』等原作では媒体が要る魔術は、媒体が無い状態でもできる

・『空間移動(テレポート)』系統の能力は距離無制限

・『未元物質(ダークマター)』は物体の創造が可能

である。

未元物質チート過ぎんだろ。おそらく原作で創造が出来なかったのは、帝督さんの頭では出来ないような超高度な演算が必要だったんだろう。演算無しで出来るよう頼んどいて良かったよ。

それにしても、なんか動物は居ないのか?せめて食料に「ガアアアアア!!」ん?これは熊か?なら狩りに「きゃああああ!!」!?悲鳴!?襲われてるのか!?

「助けに行かないと!」

ー亜希斗 side outー

 

 

ー永琳 sideー

私は薬草取りに山に来ていた。普段は護身用に弓も持っていくのだが、ここ最近は妖怪の目撃情報も少なく、安全だろうと判断し、弓は置いていった。そのほうが薬草も多く取れるし、荷物も減る。

だが、それが間違いだった。こんなときに限って、妖怪に出くわしてしまったのだ!しかもその妖怪は都市でも有名な熊の大妖怪で、ここ近辺でもっとも強いといわれる妖怪だ。

「ガアアアアア!!」

熊妖怪が雄叫びをあげる

「きゃああああ!!」

今までにあげたことの無いような悲鳴をあげる

熊妖怪が腕を振り上げる

ここで終わってしまうのか…

目を閉じて衝撃が来るのを待つ

だが…

 

衝撃は何時まで経っても訪れない

…?

恐る恐る目を開く するとそこには、

「大丈夫か?」

私に向けて手を伸ばす、茶髪の青年が居た__

ー永琳 side outー

 

 

ー亜希斗 sideー

「こっちか!」

悲鳴の聞こえた方向に向かって、『一方通行(アクセラレータ)』で脚力のベクトルを操り飛び込んでいく

そこには目を閉じてうずくまる銀髪の美女と、彼女に向かって腕を振り上げる巨大な熊が居た

俺は瞬時にこれでは間に合わないと判断し、熊と女性の間に『空間移動(テレポート)』する

そして熊の腕を反射し、『原子崩し(メルトダウナー)』で熊を消し飛ばす

熊が死んだことを確認した後、俺は全ての能力をoffにして、後ろの女性の方に振り返り、彼女と同じ高さまでしゃがんで、手を伸ばしながら

「大丈夫か?」と声を掛けた

ー亜希斗 side outー

 

 

ー永琳 sideー

手を伸ばしている彼の後ろには、もう熊妖怪はいなかった。

目の前にいるのが恐ろしい妖怪ではなく、私を助けてくれた青年だとわかると、私の感情が爆発し、彼の胸に抱きついて泣き出した

「うわああああああん!あぁぁぁぁぁん!!」

彼は私を抱き止めて、優しく撫でてくれる

私の中にあった恐怖が安堵に変わっていくのを感じながら、私は泣き続け、いつの間にか眠りについていた

名前も知らない命の恩人の温もりを感じながら__

ー永琳 side outー

 

 

ー亜希斗 sideー

彼女はゆっくりと目を開くと、いきなり俺に抱きついてきた。俺は一瞬戸惑ったが、彼女が泣きはじめたので、そのまま背中を撫でてやった。

彼女が泣き止んで眠ってしまうまで、俺はずっと背中を撫で続けていた。

______________________________________________________________________

 

「寝ちまったか…やばいな、このままだと俺の足が死ぬ」

今、一人の美女が俺に抱きついたまま寝ている、とだけ聞くと一見理想的なシチュエーションだが、俺は今しゃがんだままの状態なのだ。

正直めっちゃ辛い。だが起こすのも何だしなぁ…なんて考えてると意外と早く起きた

「お、起きたか(た、助かった…)」

「ん…う?」

やばいかわいい

その美女は俺の顔を見ると顔を赤くして、

「ご、ごめんなさい///」

と言いながら俺から離れた

「別にいいよ。それよりお前の名前を教えてくれないか?」

「わ、わかったわ。私の名前は八意 ××。××だと発音しにくいから永琳って呼んで。あなたの名前は?」

「俺の名前は音無 亜希斗だ。よれしくな、永琳(ニコッ)」

「え、ええ、よろしく、亜希斗///」

永琳の顔が赤くなる

「大丈夫か永琳?顔が赤いぞ?熱でもあるんじゃないか?」

「べ、別に何でもないわ、大丈夫よ///」

「ほんとか?まあ本人が言ってるんだから大丈夫か」

「あ、あの、亜希斗?」

「何?」

「命を助けてもらったんだから、そのお礼がしたいの。だから、私の家に一緒に来てくれない?」

「…いいのか?」

「ええ!大歓迎よ!」

「ならお言葉に甘えさせてもらうよ」

「そうと決まったら早く行きましょう!」

そう言うと永琳は俺の腕をつかんで走り出す

「わっ、ちょっ、待って永琳!ひっぱらないで!永琳!えーーーーりーーーーん!!!」

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「さあ着いたわよ亜希斗!ここが私の住んでる『都市』よ!ってどうしたの亜希斗?顔が真っ青よ?」

「どうしたもこうしたも、うっぷ、お前が振り回した(そのままの意味)から気持ち悪ぃんだよ」

「あら、ごめんなさい?」

「何で疑問形なんだよ…」

まあ着いたからいいけど

「八意様!?よかった、ご無事だったんですね…」

都市の衛兵さんが来たんだけど

「そちらの男性はどなたですか?見たことの無い顔ですが…」

「彼は私の命の恩人の亜希斗よ。あの熊妖怪に襲われた時に助けてもらったの」

「あの熊妖怪ですか!?どうやって助けたんですか!?」

「どうやってって…普通に殺しただけだけど?ていうかあれって妖怪だったのか!?」

俺にはそっちの方がよっぽど驚きだ

「そんなことはもうどうでもいいから早く私の家に行きましょう」

「どうでもいいってお前な「行くわよ」いぎぎぎぎ!わかった!わかったから襟をひっぱるんじゃないぎぎぎぎ!」

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「はい、ここが私の家よ」

「マジか…」

永琳の自宅に到着。『八意様』って呼ばれてたし位が高い家なんだろうなとは思っていたが、まさかここまで豪邸とは…

「さあ、入って。どうせ私達しか居ないんだし、遠慮しなくても大丈夫よ。」

「んじゃ、おじゃましまーす」

「じゃあ、客間で待ってて、お茶菓子持ってくるから」

数分後、永琳が茶と菓子を持って帰ってきた

「亜希斗、いくつか聞きたいことがあるんだけど、いいかしら?」

「別にいいぞ?」

「まず、あの妖怪は、今まで私達が悩まされてきた妖怪で、かなり強いの。それを簡単にあしらったってことは、何か能力があるの?」

「ああ、あるぞ。永琳にも何か能力あるのか?」

「ええ、私の能力は、『あらゆる薬を作る程度の能力』よ。あなたの能力は何なの?」

「俺の能力は、お前と似たような感じで言うと、『多彩な超能力と魔術を使う程度の能力』だな」

「ふーん、じゃあもう一つ質問で、あなた、住むところはあるの?」

「あ…」

考えてもみなかったが、そういや俺今家ないやん

「ない…」

「本当!?」

はいここで疑問発生。人が家がないっつってんのに何で目が輝く?

「ないなら私の家に住む?」

「いいのか?」

「ええ。」

「ならお言葉に甘えてそうさせてもらう」

 

こうして俺は、永琳の家に住むことになったのだった

 

 

to be continued…




第二話でした。台詞多っ!?と自分で思うほど台詞多い。えーりん!えーりん!たすけてえーりん!
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