魔術と科学と幻想と   作:今月の給料23円

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レティねーさんのとーじょーでーす



第四話 『レティッ! ホワイトロックゥゥウゥゥゥ!!!』

がたす前回のあらすじィ!

『スクラップの時間だぜェ!糞野郎共がァァァ!!』

 

「…知らない天井だ…」

 

俺が気付くとそこには見たことのない天井があった

天井がある…ということは家の中なのだろうか

ベッドに寝かされているのがわかる

 

…だが俺は核爆弾によって吹き飛ばされた筈。

ということは誰かが助けてくれたのか…?

「あら、起きたのね」

「…?」

 

声のした方向に顔を向ける

するとそこには、白と青のゆったりとした服を着た、白髪の女性が立っていた

 

「あんたが助けてくれたのか…?」

「ええ、そうよ。私が食料を探しているときにあなたが空から降ってきたのよ。ほうっておくことも出来ないし助けたの」

 

なるほど、つまり[親方!空から男の子が!!]状態になっていた訳だな

 

「そうか…ありがとう」

俺は笑いながら礼をする

「え、ええ///どういたしまして///」

 

顔が赤いが…まあこの程度なら…大丈夫か?

 

「顔…赤いぞ?大丈夫か?」

「だっ、大丈夫よ、問題ないわ///」

「それはフラグだぞ。無理するな」

「ほ、ほんとに大丈夫よ(フラグ?)」

ほんとかよ…

 

あ、そういえば

「あんた、名前はなんていうんだ?恩人をいつまでも『あんた』とは呼べないし」

「普通、他人のの名前を聞くときは、自分が先に名乗るのが礼儀じゃない?」

「む…確かにそうだ。悪かった。俺の名前は音無 亜希斗だ。」

「亜希斗、ね。私はレティ。レティ・ホワイトロックよ。」

「レティか…いい名だな」

「フフッ、ありがとう」

 

「そういえば、何で亜希斗はいきなり空から降ってきたの?何か理由があるんでしょう?」

「うん…まあ、そうだな」

「教えてくれないかしら?何があったか」

レティなら…教えても大丈夫か

「ああ、わかったよ。あの時__」

 

俺はあの時のことをベッドの横に座って話し始めた

 

 

少年説明中…

 

 

「そんなことが…」

「ああ。ちなみに俺は永琳と豊姫、依姫は疑ってない」

「どうして?」

レティが不思議そうに聞いてくる

「俺はあいつらを信用してるからな。特に永琳は何年も一緒に過ごしてきた仲だしな」

「そう…」

 

「ねぇ、亜希斗?」

レティが真剣な顔で訪ねてくる

「なんだ?」

「あなた、妖怪と人間の関係って、どう思う?」

 

_一瞬、レティの言っている意味がわからなかったが、すぐに納得して言葉を返す

 

「俺は…妖怪も人間も、同じだと思う」

「…?」

「妖怪も、人間も、生きるためには他の生き物を喰らわなければならない。その対象が、妖怪、一部例外はいるが、にとっては人間、人間にとっては主に豚や牛。ただそれだけの違いだ。人間にとって妖怪は凶悪な存在だと言えるだろう。だがそれと同時に、豚や牛にとって、人間は凶悪な存在と言える。対象が違うだけで、やってることは同じだからな。だから、人間に妖怪を咎めることは出来ないと俺は思う。まあもっとも、咎められないからといって、同族が襲われているのを見過ごせなんてことは言わんがな」

レティは黙っているので、話を続ける

「だが、豚や牛は、自分に危害を加えない人間ならなつくこともある。これと同じように、互いに危害を加えない妖怪と人間なら、仲良く出来ると俺は思う」

「…どういうこと?」

レティが訝しげに聞いてくる

 

「レティは…妖怪だろう?」

「気づいてたのね…」

「ああ。レティは妖怪で、俺は人間。だがレティはいきなり降ってきた俺を助けてくれた優しい妖怪。俺は危ないやつじゃなければ人妖関係無く仲良くしたい。だから…俺の、友達になってくれないか?」

 

「…本気?」

「ああ、本気だ」

「…うっ、ぐすっ」

ええええ!?なんで泣く!?

「そ、そんなに嫌だったか!?なら謝るg「違う…」え?」

「嬉しいのよ…ひぐっ、今まで、一人だった、えぐっ、から…」

「レティ…」

泣きじゃくりながらも言葉を絞り出すレティに、俺はもう一度問いかける

 

「レティ、俺の友達になってくれるか?」

「うんっ…!うんっ…!」

 

レティがいきなり俺に抱きついてくる

「レ、レティ?」

「少し…このままでいさせて」

そんなに寂しかったのか…

「…ああ、わかったよ」

 

 

数分後

 

 

レティがゆっくりと顔を上げる

「気は済んだか?」

「ええ、ありがとう///」

レティの顔は真っ赤になっていた

「大丈夫かレティ?やっぱり熱でもあるんじゃ…」

「だ、大丈夫よ…ちょっと顔が熱いだけだから…」

「そうか?ならいいが…無理はするなよ?」

 

「それより亜希斗?」

「ん?」

「あなた、これからどうするの?家とかも全部燃えちゃったんでしょう?住むところとかあるの?」

ああ、それなら

「大丈夫だ。家も日用品も、俺の能力で作れるから。この家の隣にでも家を建てるよ」

本当は『作る』じゃなくて『変える』だが

「そう…残念ね」

何が残念なんだろう

「さて、いつまでもここにいる訳にもいかないし、家を建てようかな」

そう言いながらレティの家を出る

 

…レティもついてくる

………まあいいや

 

 

少年自宅建設(とは名ばかりの創造)中…

 

 

「はい、我が家(未元物質製)完成~」

「すごいわね…物質の創造なんて」

「うーん、これ厳密には、俺の能力の一つである『未元物質』を通すことで大気中の物質の原子を変えてるだけなんだが…まあいいや」

これでも立派な錬金術である。人外と呼ばれても仕方ないね、うん。

「能力の一つって、他にもあるの?」

「ああ、あるぞ。例えば__

 

 

 

少年能力説明中(手抜きじゃないよ!)…

 

 

「凄い能力ね…」

「ああ、まあな」

するとレティが欠伸をする。気付くとすでに周りは真っ暗になっていた

 

「もうこんな時間か」

「眠いわ…」

「そうだな、じゃあ俺も寝るとするよ。また明日な、レティ」

「ええ、おやすみ亜希斗。ふわ~ぁ」

「ははは、おやすみ」

 

そういうと俺は家に入ろうとする

…レティもついてくる

ファッ!?

「いや、お前の家あっちだろ!?」

「いいじゃない、泊めて頂戴よ」

「いや別にいいけどさ…」

普通その日初めて会った人の家に泊まろうとはしないだろう

「亜希斗だからいいのよ」

「いや理由になってないのとさりげなく心読むな」

「心なんて読んでないわ」

「じゃあなんで考えてる事わかったんだよ」

「焦ったからかは知らないけど、普通に口に出てたわよ?」

「マジか…」

 

なんて言ってる間にレティはZUNZUNと家の中に入っていく

「中々良い家ね。なんか見たことないものが色々あるけど…」

「それらのことは明日話すよ。もう今日は寝よう。いい加減眠い」

「それもそうね」

俺は布団を二枚敷き、片方に入る。そしてもう片方にはレティが入る

 

「じゃあおやすみ」

「おやすみ」

 

 

翌朝起きると俺の布団にレティが侵入していたのは余談である。

 

to be continued…




Q:レティ出すの早すぎじゃね?

A:気にするな!
とまあ、レティにフラグを建てた亜希斗でした

レティの口調…あってるかなぁ…

あと今回本編中で亜希斗が言っていますが、未元物質の物体創造の定義を少し変えました

まあスルーしてください
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