がたす前回のあらすじィ!
『スクラップの時間だぜェ!糞野郎共がァァァ!!』
「…知らない天井だ…」
俺が気付くとそこには見たことのない天井があった
天井がある…ということは家の中なのだろうか
ベッドに寝かされているのがわかる
…だが俺は核爆弾によって吹き飛ばされた筈。
ということは誰かが助けてくれたのか…?
「あら、起きたのね」
「…?」
声のした方向に顔を向ける
するとそこには、白と青のゆったりとした服を着た、白髪の女性が立っていた
「あんたが助けてくれたのか…?」
「ええ、そうよ。私が食料を探しているときにあなたが空から降ってきたのよ。ほうっておくことも出来ないし助けたの」
なるほど、つまり[親方!空から男の子が!!]状態になっていた訳だな
「そうか…ありがとう」
俺は笑いながら礼をする
「え、ええ///どういたしまして///」
顔が赤いが…まあこの程度なら…大丈夫か?
「顔…赤いぞ?大丈夫か?」
「だっ、大丈夫よ、問題ないわ///」
「それはフラグだぞ。無理するな」
「ほ、ほんとに大丈夫よ(フラグ?)」
ほんとかよ…
あ、そういえば
「あんた、名前はなんていうんだ?恩人をいつまでも『あんた』とは呼べないし」
「普通、他人のの名前を聞くときは、自分が先に名乗るのが礼儀じゃない?」
「む…確かにそうだ。悪かった。俺の名前は音無 亜希斗だ。」
「亜希斗、ね。私はレティ。レティ・ホワイトロックよ。」
「レティか…いい名だな」
「フフッ、ありがとう」
「そういえば、何で亜希斗はいきなり空から降ってきたの?何か理由があるんでしょう?」
「うん…まあ、そうだな」
「教えてくれないかしら?何があったか」
レティなら…教えても大丈夫か
「ああ、わかったよ。あの時__」
俺はあの時のことをベッドの横に座って話し始めた
少年説明中…
「そんなことが…」
「ああ。ちなみに俺は永琳と豊姫、依姫は疑ってない」
「どうして?」
レティが不思議そうに聞いてくる
「俺はあいつらを信用してるからな。特に永琳は何年も一緒に過ごしてきた仲だしな」
「そう…」
「ねぇ、亜希斗?」
レティが真剣な顔で訪ねてくる
「なんだ?」
「あなた、妖怪と人間の関係って、どう思う?」
_一瞬、レティの言っている意味がわからなかったが、すぐに納得して言葉を返す
「俺は…妖怪も人間も、同じだと思う」
「…?」
「妖怪も、人間も、生きるためには他の生き物を喰らわなければならない。その対象が、妖怪、一部例外はいるが、にとっては人間、人間にとっては主に豚や牛。ただそれだけの違いだ。人間にとって妖怪は凶悪な存在だと言えるだろう。だがそれと同時に、豚や牛にとって、人間は凶悪な存在と言える。対象が違うだけで、やってることは同じだからな。だから、人間に妖怪を咎めることは出来ないと俺は思う。まあもっとも、咎められないからといって、同族が襲われているのを見過ごせなんてことは言わんがな」
レティは黙っているので、話を続ける
「だが、豚や牛は、自分に危害を加えない人間ならなつくこともある。これと同じように、互いに危害を加えない妖怪と人間なら、仲良く出来ると俺は思う」
「…どういうこと?」
レティが訝しげに聞いてくる
「レティは…妖怪だろう?」
「気づいてたのね…」
「ああ。レティは妖怪で、俺は人間。だがレティはいきなり降ってきた俺を助けてくれた優しい妖怪。俺は危ないやつじゃなければ人妖関係無く仲良くしたい。だから…俺の、友達になってくれないか?」
「…本気?」
「ああ、本気だ」
「…うっ、ぐすっ」
ええええ!?なんで泣く!?
「そ、そんなに嫌だったか!?なら謝るg「違う…」え?」
「嬉しいのよ…ひぐっ、今まで、一人だった、えぐっ、から…」
「レティ…」
泣きじゃくりながらも言葉を絞り出すレティに、俺はもう一度問いかける
「レティ、俺の友達になってくれるか?」
「うんっ…!うんっ…!」
レティがいきなり俺に抱きついてくる
「レ、レティ?」
「少し…このままでいさせて」
そんなに寂しかったのか…
「…ああ、わかったよ」
数分後
レティがゆっくりと顔を上げる
「気は済んだか?」
「ええ、ありがとう///」
レティの顔は真っ赤になっていた
「大丈夫かレティ?やっぱり熱でもあるんじゃ…」
「だ、大丈夫よ…ちょっと顔が熱いだけだから…」
「そうか?ならいいが…無理はするなよ?」
「それより亜希斗?」
「ん?」
「あなた、これからどうするの?家とかも全部燃えちゃったんでしょう?住むところとかあるの?」
ああ、それなら
「大丈夫だ。家も日用品も、俺の能力で作れるから。この家の隣にでも家を建てるよ」
本当は『作る』じゃなくて『変える』だが
「そう…残念ね」
何が残念なんだろう
「さて、いつまでもここにいる訳にもいかないし、家を建てようかな」
そう言いながらレティの家を出る
…レティもついてくる
………まあいいや
少年自宅建設(とは名ばかりの創造)中…
「はい、我が家(未元物質製)完成~」
「すごいわね…物質の創造なんて」
「うーん、これ厳密には、俺の能力の一つである『未元物質』を通すことで大気中の物質の原子を変えてるだけなんだが…まあいいや」
これでも立派な錬金術である。人外と呼ばれても仕方ないね、うん。
「能力の一つって、他にもあるの?」
「ああ、あるぞ。例えば__
少年能力説明中(手抜きじゃないよ!)…
「凄い能力ね…」
「ああ、まあな」
するとレティが欠伸をする。気付くとすでに周りは真っ暗になっていた
「もうこんな時間か」
「眠いわ…」
「そうだな、じゃあ俺も寝るとするよ。また明日な、レティ」
「ええ、おやすみ亜希斗。ふわ~ぁ」
「ははは、おやすみ」
そういうと俺は家に入ろうとする
…レティもついてくる
ファッ!?
「いや、お前の家あっちだろ!?」
「いいじゃない、泊めて頂戴よ」
「いや別にいいけどさ…」
普通その日初めて会った人の家に泊まろうとはしないだろう
「亜希斗だからいいのよ」
「いや理由になってないのとさりげなく心読むな」
「心なんて読んでないわ」
「じゃあなんで考えてる事わかったんだよ」
「焦ったからかは知らないけど、普通に口に出てたわよ?」
「マジか…」
なんて言ってる間にレティはZUNZUNと家の中に入っていく
「中々良い家ね。なんか見たことないものが色々あるけど…」
「それらのことは明日話すよ。もう今日は寝よう。いい加減眠い」
「それもそうね」
俺は布団を二枚敷き、片方に入る。そしてもう片方にはレティが入る
「じゃあおやすみ」
「おやすみ」
翌朝起きると俺の布団にレティが侵入していたのは余談である。
to be continued…
Q:レティ出すの早すぎじゃね?
A:気にするな!
とまあ、レティにフラグを建てた亜希斗でした
レティの口調…あってるかなぁ…
あと今回本編中で亜希斗が言っていますが、未元物質の物体創造の定義を少し変えました
まあスルーしてください