異世界探索記   作:紅色の落ち葉

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世界探索 宴 弐-零

 side:ショゼット

 

 美麗さん達もいる…だけど入りにくい…

 

 サーガさんとナイティアさんは、もう中に入っちゃった。

 

「私らも行くか?」

 

 影星1人なら、躊躇わずに行くんだろうけど、私がいるから待ってくれてるんだ。そう思うと、何だか凄く申し訳ない。

 

「う、うん…行こ…」

「OK、んじゃ行こうぜ」

 

 影星に隠れるように中に入る。後ろからそっとパーティ会場を覗き込む。

 

 ひ、人が多過ぎる…!このパーティ、私がいていい空間なのかな…!?

 

「…で、どーする」

「え、えと…」

 

 座れそうな所を目線で探す。どこか場所は…

 

犀架(さいか)ねぇ犀架ねぇ!来たよー!」

「生徒じゃないのによく入って来れたなー!」

「えっへへー、ミリアすごいでしょ!」

 

 …頭1つ抜けた陽キャ2人組がいる…!怖い…なんて怖いんだパーティって…!!

 

「ねぇ!犀飫(さいあ)ねぇのお墓には行ってあげてる?」

「もっちろん!今度ミリアも来るか?」

「行きたーい!」

 

 …陽キャ組がパーティに似つかわしくない話をしてる…

 

「犀飫ねぇってなんで死んじゃったの?」

「ここで話すのはダメかもなー」

 

 どうしよう、凄く気になる。物凄く気になる。

 

「あ、ショゼット!こっちこっちー!」

 

 美麗さんが私に手を振っている。だけどこの話も気になるんだ……

 

「行ってこいよショゼ、この世界にしばらくいるだろーし、そうなったら友達とかいた方がいいやろ?」

「そ、そう…だね…」

 

 影星に送り出されて、恐る恐る美麗さん達の方へ行く。

 

「いらっしゃーい!ねね、何食べる?」

「羅刹から聞きました。甘い物、好きなんですか?」

 

 美麗さんと天萊さんに両隣からキャッキャと話しかけられながら座る。

 そわそわして落ち着かない。

 

「ま、まあまあ…かな」

「それならこれどうかしら?」

 

 ほら、と白槍さんから渡されたのはホワイトラスク。

 

「い、いただきます…」

 

 食べようとして、周りに女子しかいないことに気が付いた。

 あと紅葉さんもいない。

 

「…あれ、他の人達は…?」

 

 美麗さんは、軽く肩を竦めて指を指す。

 

「あそこにいるよ」

 

 男子会か。

 突っ込みは柄ではないけれど、思わずそう言いたくなるくらいには見事に別れていた。しかも向こう、どうやらお酒を飲んでいるらしく…

 

「紅葉は元々こういう事には参加しないからいないよ」

「そ、そうなんだ…」

 

 まあ、紅葉さんらしいと言えば紅葉さんらしいのかも。

 

「部外者とか気にせず楽しんでね!分からない事があったらー…白槍に聞いて!」

「どうしてそこで私なのよ」

 

 楽しそうだな…みんな。

 

 ちょっと羨ましい…かも。




新キャラ追加入りまーす

ちなみにミリア、私が作ったキャラじゃないんですけど出演してもらいました
犀飫も私のキャラじゃないけど死亡は公認なのでOKです
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