褪せ人になった男がダンジョンにいるのは間違っているだろうか   作:アーロニーロ

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 久々にエルデンリングやったら雑魚敵に殺されかけましたので投稿です。やっぱりシリアスはなれないです。

 後申し訳ありません。クソ長引きましたことここに謝ります。


褪せ人になった俺がダンジョンにいるのは間違っているだろうか

 

 

 あれから自分の導き出した答えが本当に正しいのか考え続けた。それこそ日が暮れるまでずっと。路上で考えまくってたのが不味かったのか途中で職質されたり、路地裏で考えてたら当たり屋にぶつかったりと面倒くさいことがあったことを除けばいくら考えても答えは同じものしか出てこなかった。

 

「腹ァ、くくりますか」

 

 嫌だけどいつまでも先送りするわけにもいかないため、今回でヘスティアから出された課題にけりをつけるべくホームに戻ることにした。正直なところめちゃくちゃ気が重い。こんなに緊張するのは初めてダンジョンに潜った時と同じかそれ以上だ。

 

 やきもきしている間に人気の無い路地裏深くに建っている、長い年月を経て廃墟と化した教会の前についた。たまに思うけど廃教会の中にある女神像って誰なんだろう?気を紛らわせるために適当なことを考えながら地下室への扉に手をかける。

 

 1日ぶりだったのにどこか懐かしく感じながらもいつものように階段を下っていく。そして部屋に着く。壁や天井には建物の歴史を感じさせる傷跡が多く見られ三人で暮らすには少々手狭な広さだったが、床にゴミは落ちていないなど清掃は行き届き、整理整頓もしっかりとされていた。

 

 なかでも目を引くのが家具で、古い地下室には不釣り合いな真新しい家具が部屋の所々に配置されている。

 

 そんな、古さと新しさが入り混じった部屋にある新調されたであろうソファーに彼女は座っていた。

 

「来たね。マナくん」

 

「ああ、来たよヘスティア」

 

 目線があってすぐにヘスティアはいつもの溌剌さは見当たらないが、迎え入れ俺が帰ってきたことを歓迎した。それに対して俺もいつものように返事をすることで返した。

 

「ベルはどうした?」

 

 ひとまず今ここにはいないもう1人の同居人について聞く。流石に今からする会話を個人的な意味合いで聞かれるわけにはいかない。隠れてるんだったら適当に追い出すことを考えていると。

 

「……さぁね。ベルくんなら女の子に誘われて食事でも行ってしまったさ」

 

 ぶすっとした顔でヘスティアはそう答えてきた。一瞬ポカンとした顔を浮かべてしまったが、それが嫉妬であると悟ると自然と笑みが溢れてきた。にしてもそうか、時系列はシル・フローヴァがベルに【豊穣の女主人】で食事していかないか聞いた今さっき出たくらいの時間か。

 

「なんだよう、笑うことないだろう?」

 

「いやぁ、あんまりにも神らしくないもんだからつい・な」

 

 俺の言葉を聞いてさらに不貞腐れるヘスティアを見て緊張が完全に解れた。意図していたのかそうでないのかは分からないが緊張してた身としてはだいぶ救われた。さてと、

 

「じゃあ、答え合わせと行こうか」

 

 無駄話はここらへんで終わりにしようか。俺の雰囲気を察したのかヘスティアの顔からも笑みが消える。はっきり言わせてもらうとこの考えは外れていて欲しい。だって、当たったら間違いなく俺はヘスティアの出した課題を遂行することが出来ないからだ。

 

 仮に当たっていたとする。当たっているのだとしたらヘスティアの言いたいことに対する必要性(・・・)は一から十まで理解できる。そしてそれは決して俺ではなし得ることがないということも。

 

「ヘスティア。お前が俺に課したのは目的の取得ではないな」

 

「うん」

 

「お前が俺に課したもの。それは――――自身の精神的な支柱を見つけること(・・・・・・・・・・・・・・・・)だろ?」

 

「――――ああ、当たりだマナくん。いやこの場合は直哉くんのほうがいいのか?」

 

 ああ、クソ、大当たりかよ。肯定するヘスティアの青みがかった瞳を見て思わず悪態が漏れてしまう。そんな俺を見ながらまるで諭すように語りかける。

 

「目的自体は生きていくに当たって必要かと言われたらそうでもない。確かに目的無き人生はさぞ退屈に映るのだろう。だけどそれだけだ。精神的な意味での支柱が無ければそうはいかない。多少は生きていくことは出来るよ?でも、支柱が無ければ人生における難題などに差し掛かった際にあっさりと自己などがあっさりと折れ、自分というもの見失い易くなるんだ」

 

「んなこと知ってんだよヘスティア」

 

「だったら」

 

「でも無理なんだ。俺にはそれが出来ないし作れない」

 

「なんでだい?教えておくれよ。話さずに理解しろ、出来ないことはないけど君の場合は複雑すぎて無理があるよ」

 

 まぁ、確かにそうだわな。言わずに分られなんて傲慢がすぎる。それにいまここで隠していても無駄だというのも事実だ。故に明かそう俺の持つ最大のトップシークレットを。

 

「俺が異世界人で、ここが俺にとっては作品の中だからだよ」

 

「……なんだって?」

 

 俺の口から出てきた言葉にヘスティアは本気で困惑していた。まあ、そりゃそうだよな。自分の眷属の口から『自分は異なる世界からきました』なんて出てきたら神でない俺でも困惑するわ。それでもこの行いは必要なのだ。ヘスティアを納得させるためにも。

 

「疑うんなら明かそうか?知り得ることであるならば、俺はなんでも答えよう。お前がかつて天界におけるオリュンポスにおいて十二の神の位相にいたことか?無限にモンスターを産み続ける地下世界とウラノスの間に結ばれた盟約のことか?」

 

 口をわずかに歪めながら下界に住まう人間であれば知り得ないはずの情報を明かしていく。いまだに明かしたのは二つだけだが、知り得る中でも最も効果的なことを言ったからからヘスティアの顔が驚愕に染る。

 

「――――それともこれから先の未来で起こるラストヒーローのことか?」

 

「……なるほど、どうやら君の言葉に嘘はないようだね」

 

 最後の最後で下界に降りて神の力(アルカナム)を封じられ全知無能になった神ですら知り得ない未来の情報を知っていることを仄めかすと観念したようにヘスティアは手を上に上げて降参したかのようなポーズを取ると上を向いて大きく息を吐いていた。

 

「えぇ……マジで?長いこと天界にいたから世界というものが複数個あるのは知ってたし、観測できるのも知ってたよ?でも、別世界から来た人間を見たのは生まれて初めてだよ」

 

「そりゃそうだろうよ。俺も見たことないし、もっと言うなら俺が観測した原作の中でも転生者らしき人物が現れることもなかった」

 

 実際そういう作品じゃあないしね、ダンまちって。あくまでも主人公であるベル・クラネルが降りかかる苦難を乗り越えていくという話だから。……そう言えば18巻そろそろ発売する頃だったけどどんな内容だったんだろう。そこは気掛かりだったな。ま、流石にフレイヤとの戦争遊戯(ウォーゲーム)なんだロキの手は借りたよね?……そうだよね?

 

「ああ、なるほどね」

 

 俺の思考をよそにヘスティアは納得したかのように呟いた。俺が聞き返すよりも早く言葉は続く。

 

「いやに淡白でどこか冷めてる君が一体全体何を恐れてるのかわかったよ(・・・・・・・・・・・・・)

 

「……なんだ言ってみろよ」

 

「君――――失うことを心底怖がってるのか」

 

 ああ、クソが。

 

「見透かしてんじゃねぇよッ」

 

 大当たりだよちくしょう。青く透き通った目が俺を映し出す。苦渋に歪む俺の顔から全てを見透かしているかのように。

 

 わたくしマエザワ・直哉――――いや、前澤直哉は平凡な日常を歩んできた人間である。生まれてすぐに父の祖父母にあたる人物の家で人生の4分の1を過ごした後に父と父の祖父母との間に喧嘩があって引っ越したことを除けば、だ。

 

 交友関係は普通よりかなり少ない。高校の2年の時と大学生になってからは典型的なボッチを拗らせてたくらいだ。成績もお世辞にも言えずなんだったら大学3年の時に落単しすぎて留年が確定しかけたくらいだ。順風満帆とは言えず、そして満足している人生かと言えばもう少し刺激があってもいいかな?と思えるものだった。

 

 しかし生まれ直したいかと言われたら断じて否であると答える程度には幸せだった。少なからず友がいて、落単しすぎた時は一緒に単位取得の際に課題の手伝いをしてくれた。親にも散々迷惑をかけながらもいつだって俺のことを見捨てることはなかった。誕生日を迎えた時に友や両親が祝ってくれた時は心底嬉しかった。それでも

 

「別に俺は両親が恋しいとか友達に会いたいとかそういう気持ちは案外少ないんだ。いやまぁ、親孝行出来なかったっていうことや恩返しができなかったっていう点では少し寂しさはあったけども」

 

 案外、元の世界に関する関心は割と薄かった。一人暮らしの期間もそこそこ長かったし、この歳になって『パパ、ママ』と叫ぶつもりもない。友人に関しても生きてく上で新しく作ればいい。『さよならだけが人生だ』という言葉の通り人生がそういうもんだということを俺は知ってる。俺が真に恐れたのは。

 

 自身が世界に無理矢理呼び出された或いは引き摺り込まれた謂わば異邦人。

 

 知人は疎か下手をすると同種の存在さえいない。

 

 世界にたった独りで繋がりや俺が生きてきた証すらも失ったというという状況を想像して心の底からぞっとしたのだ。

 

 生き物でありながらこの世界に生きてきた証明はない……自分は一体何者なのか?敵なのか味方なのか?俺の目的は?立ち位置は?俺はどこへ行こうとしどこに行けば落ち着けるのか……!?ただ自分自身が力を与えられただけの偽りの存在でしかない事と少しずつ褪せていく自己は実感できた。

 

「そんなことを考えていた時に隣にいたのがお前ら(ヘスティア・ファミリア)だったよ」

 

 初めはただ原作においての重要人物であることを除けば何も感じなかった。そう初めは(・・・)、だ。ヘスティアとベルの優しさは少しずつ俺の心の内に入り込んできた。それを自覚した時さ、

 

「俺は少しだけ嬉しかったんだ。俺はここにいてもいいんだって肯定された気がしたからなぁ」

 

「当たり前だ!君は誰がなんと言おうとボクの子供だ!ここは君のホーム(帰るべき場所)なんだ!」

 

「……本当に嬉しいよ」

 

「だったら!「でもな?その優しさが俺を何よりも傷つけるんだよヘスティア」……どういう、ことだい?」

 

「ハハ、鈍いなぁヘスティアは。いや、わかってんだろ?――――もう一度知らない世界に飛ばされる可能性があるってことに」

 

 それを聞いた瞬間、ヘスティアは押し黙った。ああ、やっぱり気づいてたか。というか凡人の俺が気づいたんだ。神であるあいつ(ヘスティア)が気づかないはずがないわな。

 

 そう俺が真に恐れているのは繋がりがもう一度消失することだ。痛いのは上層における大型のモンスターや中層から来たミノタウロスのおかけでもう慣れた。なんだったら死ぬことだって来ることがわかれば怖くわない。

 

 でも、苦しくて辛いのは心底嫌なんだ。

 

「わかるか?ヘスティア。俺がその可能性が頭をよぎった時の気持ちを」

 

 あの時、自分が孤独で誰1人同胞がいないことを悟った時と同じくらいの恐怖が俺を襲った。それからだ。これらの感情に目を向けないようにするために俺が必死になって特訓を開始するようになったのは。自分が強くなっていく感覚と疲労と苦痛は少しだけだが恐怖を紛らわすことが出来た。それに当時それを理解した時には一瞬だけ死ぬことさえ視野に入れた時もあった。

 

 生きるということはたまに死ぬこと以上の苦痛を伴うことがあるのだから。まあ、今となっては死ぬことすらできないことを知った以上はこんな考えすらも無駄だってわかったけどね。

 

「それだけ辛いんだ。築いてきたものが一瞬にして無駄になっていくものを自覚することは。故に俺には作れない。支えであるものを作るのは」

 

 だからさ、ヘスティアよ。どうか頼む。

 

「無慈悲に道具のように扱ってくれよ…」

 

 そうすれば何一つとして期待せずに済むのだから。手を差し出しながらなんとか笑みを浮かべて俺はヘスティアに懇願した。自分がどんだけ身勝手ことを言ってるのかは理解してる。ヘスティアは優しい。ヘスティアほど自身の眷属に寄り添い、意志を尊重してくれる存在は現状俺は知らない。そんなヘスティアの優しさに漬け込んだ上での発言なのだ。

 

 身勝手極まりない上にヘスティアが傷つかことも視野に入れた頼みだ。我ながら最低な自覚はある。でももう嫌なんだ。あんだけ辛いのも苦しいのも。だから

 

「頼むよヘスティア……ッ」

 

 絞り出すように、手を差し出したまま、頭を下げて懇願する。怖くてヘスティアの顔は見れない。失望か、或いは憤怒なのか。いずれにせよなんにせよ少しだけでも俺のことを諦めてくれればいい。恐る恐る顔を上げる。

 

「――――」

 

 ヘスティアは唇を引き結んでいた。

 

 その表情は努めて無表情を作ろうとしているようでありながらも、眉根の間や目尻にかすかに無理が生じ、常の状態を保てていない。

 

 沈黙の時間が長く続く。

 

 あるいは永遠とも感じられる時間が、俺の中で焦燥感をじりじりと押しつけてくる。

 

 しかし、やがて、その時間も終わりを迎える。

 

「――直哉くん」

 

 優しく、慈愛に満ちた響きが、俺の名前を呼んでいた。ヘスティアの顔に浮かぶ表情を見て俺は。

 

「それでもボクは君に手を差し伸べ続けるよ」

 

 この懇願を聞き届けられてもらえなかったのだと否が応でも悟らされた。ひくひくと頬が動く。目頭が熱く発熱したかのように感じる。……ああ、クソ。さっきですらいっぱいいっぱいだったんだ。もう限界だ取り繕えない。

 

「直哉くん。知ってるかい?ボクはね眷属だったら誰でも良かったわけじゃあないんだ」

 

「……知ってるよ。ずっと疑問だった。なんで俺なんかを選んだのか・って」

 

「そっか。ならわかるだろう?だって――直哉くんが優しいからに決まってるじゃないか」

 

「買い被りすぎだ。お前もベルも俺のことを」

 

 俺は知ってる。俺はどうしようもないほどの自己中野郎だってことを。どこまで行っても打算的にしか動けない。好きだと宣っておきながらベルの生き死にの中にあったのはベルに対しての心配なんかじゃなくて俺は物語が進まないことを懸念していたのだ。そんな人間が優しいだって?甘い、甘すぎるよヘスティア。甘すぎて――――俺はその甘さに溺れてしまいそうだ。

 

「買い被りなんかじゃあない。ボクは知ってるよ。君がボク達の好みに合わせて料理を模索してくれたことを」

 

 やめろ。

 

「ボクは知ってるよ。効率云々抜かしておきながらベルくんと共に行動を共にしてベルくんの安全を考えていたことを」

 

 やめろ。

 

「ボクは知ってるよ。褒められたことじゃないが、ボクを見て嗤ってた人達に本気で怒ってたくれたことを」

 

 頼むから、やめてくれ。

 

「ボクは知ってるよ。少し前に髪留めが壊れた時にベルくんと一緒に髪留めを見つけ、――――そして君から腕輪をもらったことを」

 

「うるせぇ、黙れよ」

 

 気づけば俺はヘスティアを押し倒し、首元に両手をかけていた。すんでのところで手に力は込めなかった。俺の霞んだ黒い目とヘスティアの透き通るような蒼い目が合う。こんな状況になってもヘスティアは俺と向き合い続ける。

 

「それは嘘だ。これはただ他の誰かにその姿を重ねてたんだ。そんなもの重ねた別の誰かさんに優しくしていた様なもの同じだ」

 

「それでも君は選んだんだ。ボクらと共にあろうとすることを。家族であろうとすることを」

 

「家族?ハッ!笑わせんじゃねぇよ!血も繋がってない!本人の親の顔も知らない!ないない尽くしの俺らが家族だと!?寝言は寝て言えよ!」

 

 ヘスティアの言葉を聞いた俺は笑わせるなと必死に声を荒げながら嘲笑う。突き放すように、逃げるように。しかしそれでもヘスティアは諦めなかった。

 

「夫婦だって初めは他人同士なんだ。知らないことを知っていくうちにボクらは『家族』という存在に昇華していくんだ。……それにね?直哉くんは勘違いをしている」

 

「……勘違いだと?」

 

「何故、ボクら神々は眷属を家族とファミリアと呼ぶか知っているかい?」

 

 ……知らない。知るわけがない。そんなことダンまちには書いてなかったから。

 

「君の背にボクの眷属の証を刻んだ時に――ボクら君の背に何をした?」

 

 俺の背中に? ヘスティアは神の血を垂らした。一滴。更新の度に。

 

 …………まさか?

 

「気付いたかい? ボク達神々が人間(こども)に恩恵を刻んで眷属とした後、家族と呼ぶ理由を。血の繋がりが無い? そんな事は無いさ……だって、ボクはとっくに君に血を授けたんだから」

 

「は……ハハ。詭弁だ。そんなことそれにどうせ失われるものに何を見出せと言うんだ!」

 

 声が震える。ヘスティアの言葉を目を全てが俺を案じて俺を思ってくれていることなわかるから。でも受け入れてはいけない。だって俺は世界から消えてしまう可能性があるから。あんな思いをもう味わいたくないから。

 

「舐めるなよ直哉くん。ボクはこんなんでも神様だぜ?子供1人を運命から逃すことや次元を超えて会いにいくなんて簡単さ!――――そして何度でも言うんだ『ボクの眷属(家族)にならないか?』っね」

 

「ぁ」

 

 ヘスティアが俺を抱きしめる。押し倒す形になった俺を引き寄せるように。簡単に抗えるはずなのにどうしようもなく優しい抱擁に溺れそうになる。抜け出すなんて出来ない。目からボロボロと涙が溢れる。いい歳こいてギャン泣きなんて恥ずかしいって思う暇もないほど満たされていく。頭を撫でられる感覚がひどく心地よい。

 

「ねぇ、直哉くん。改めて問うよ?ボクの眷属(家族)にならないか?」

 

「……そんなもん」

 

 問:褪せ人になった俺がダンジョンにいるのは間違っているだろうか?

 

 答え:

 

「こっちから頼みたいくらいだ」

 

 案外間違っているもんじゃない。

 

 この日俺は本当の意味でヘスティアファミリアに所属する神ヘスティアの眷属のマエザワ・直哉(マナ・キャンベル)になった。





【ヘスティアの腕輪】
 かつて1人の褪せ人が送った金の意匠が凝らされた一品
 同僚である兎のような少年が贈るのであれば自分もと思い、必死になって考えた上で贈った代物
 炉の女神はそこに少年の優しさと願いが込められているように感じられた

【ヘスティアの恩恵】
 炉の女神が1人の褪せ人の背中刻んだもの
 炉の女神の眷属になるとはそれ即ち家族の1人となるということ
 この絆は絶つことができない
 例え世界から離されても煌々と瞬き、輝き続け、所有者を温め続ける
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