変身!!転生架空馬 チョコエクレール!!   作:よみびとしらず

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この作品に登場するキャラクター達のプロフィールと設定が乗っています。
設定厨な自分が書くとついつい熱が入って長くなってしまうため独立させました。

第二章を読まれるときの参考にしていただければ幸いです。


作品登場キャラクターの紹介と設定

・登場人物紹介(第一章終了、第二章開始時点での設定)

 

 

 

・チョコエクレール (愛称:チョコ)

 

 

 このお話の主人公。御手洗厩舎所属の1勝クラス黒鹿毛3歳牡馬。

 全身真っ黒の黒鹿毛だが鼻先と口周り(下あご)は明るい鹿毛色をしていて顔を横から見るとエクレアみたいな模様に見える事から馬主から「チョコエクレール」と名付けられた。

 トニービンとステイゴールドの血を引くが気性は大人しく、府中巧者でもない。初勝利は新潟の3歳未勝利戦ダート1800mだったりする。

 丸みの帯びた馬体と柔らかそうな目つきと甘いマスクの顔表情、丁寧で低い物腰の性格と一人称『私』の言動から人間や馬達から頻繁に牝馬と間違われるが馬っ気の出せる立派な牡馬である。

 

 ある日、ファンから贈られた擬人化イラストがきっかけでウマ娘に変身する能力を手に入れてしまう。これが彼の運命を大きく変える事となる。

 変身するようになってからは馬の時でも人間の言葉や文字を読み聞き理解できるようになる。

 

 実は前世人間の転生馬だが転生時に前世の記憶を失っていた。

 第一章ラストで自分の前世の事を一部だけ思い出す。大好きな父親のために競走馬として走りたいと誓いを胸に抱く。

 

 

・御手洗千代子(みたらい ちよこ)(故人)(※今後設定変更する可能性があります)

 

 

 チョコエクレール号の前世であり、御手洗秀夫・千代夫妻の一人娘。生後すぐに母を亡くし、母方の祖母に引き取られ生活する。

 父に強い憧れと無自覚だが禁断の恋愛感情を抱いており、大好きな父と一緒に暮らすため競馬界を目指すものの騎手学校の騎手課程試験に落ちてしまう。

 諦めずに厩務員過程を目指すが祖母と父から「この業界はつぶしがきかないからせめて大学を卒業してから厩務員目指すよう」にと説得され大学生になる。

 しかし、大学入学後、教室で知り合った友人にしつこく誘われて渋々参加した大学の新歓コンパで悪い男どもに薬入りの酒を飲まされて強姦されて長時間に渡る激しい凌辱の末に命を落とす。

 死後、成仏できずに霊界を彷徨っている時に三女神と名乗る神様に出会う。そしてあまりにもむごい最期を遂げた事に心を痛めた三女神により転生を勧められて「生まれ変わるなら、今度こそ大好きなお父さんのそばにずっと居たい。二度と離れたくない。でも人間にも女性種の生き物にも、もう二度と成りたくない」と願い牡馬の競走馬へ転生する事になる。

 しかし、引き継いだ転生担当の神様のミスで人間時代の記憶やチート無双するための能力をすべて失ってしまうのであった。

 

 

・チョコエクレール(ウマ娘のすがた)

 

 

 競走馬チョコエクレール号が変身した姿。競走馬チョコエクレール号は真夜中のみこの姿に変身出来る。変身後はウマ娘のナリタトップロードさん瓜二つのそっくりな声と容姿となりトプロさんと同じ意匠の勝負服を身に纏っている。トプロさんとの違いは髪の毛の色と勝負服の配色、耳飾りのデザインが違うのみ。語彙力もトプロさんと同じで感極まると「すごい」しか言わなくなる。「すごくすごいです!!」

 ウマ娘なので人間だけではなく同族である競走馬とも会話や意思疎通が出来る。当初は変身には触媒(自分の擬人化イラスト)が必要で時間が掛かり、変身後も本家ウマ娘とは違い超人的な身体能力は無いウマ耳と尻尾の生えた10代後半の人間の少女と同等だったが変身を繰り返すうちに徐々に能力を開放していきパワーアップしていく。第一章末期では、触媒レス、無詠唱、変身ポーズ不必要、変身必要時間最短5秒まで進化していて身体能力も原作ウマ娘と同等の能力を保持していた。さらに彼女が騎乗すると騎乗馬の能力がブーストアップするなど、まだまだ隠された能力があるようだ……。

 厩舎内は変身時に自動で身を包むドレス風衣装(ウマ娘の勝負服)を着て過ごすが厩舎外へ出かける時はウマ耳と尻尾を隠すため、厩舎の作業服を着て帽子を深く被っている。服のサイズが合わない上にウマ娘勝負服の上から重ね着しているため動きにくくて、隠しているウマ耳と尻尾が圧迫されて辛いのが悩みらしい。ウマ娘勝負服は脱ぎ方が判らないのと能力で衣装をパージ出来る(TVアニメの魔法少女の変身解除のような感じ)が衣装パージすると全裸になってしまうためしたくないとの事。

 ちなみに主人公達はウマ娘について詳しく知らないので、作中ではこの姿の事を「人間」「人の姿」と呼んでいるが姿はちゃんとウマ娘である。変身出来るのはトレセン敷地内のみで人間が居ないところで夜の22時以降から変身できる。能力を使いこなせるようになってからは途中自分の意志で任意に変身解除や再度変身は出来るが厩舎が活動開始する午前4時になると自動で変身解除されて競走馬の姿に戻ってしまう。日中やトレセン施設外では変身できない。真夜中にトレセン敷地内で変身後、敷地外へ出かける事は可能。但し午前四時までにトレセンに戻らないと時間が来て変身解除となり馬の姿に戻ってしまい大騒ぎになる。

 

 

・ブルドッグヘッド(愛称:ボス)

 

 

 御手洗厩舎所属の2勝クラスの黒鹿毛10歳の牡馬。

 主人公達の先輩で厩舎のボス格の馬。まん丸垂目と垂れた頬がブルドッグに似てることからブルドッグヘッドと名付けられた、主人公達の間で一番大柄で500kgを超える馬体の馬。

 実は主人公と同じ前世人間の転生馬で人間の話す言葉や文字を理解でき、人間時代は中山競馬場で調教師をしていたため競馬に関して豊富な知識と経験があり主人公たち若駒にアドバイスや相談に乗ってくれるためとても慕われている。ただし主人公とは違いチート能力やスキルは無く人間(ウマ娘)には変身できない。

 同じ美浦トレセンに居るオジュウチョウサンは新馬時代からの元同厩舎の元同期馬で仲が良い元相棒で転厩した後のいまでも時々交流のある腐れ縁である。

 ビワハヤヒデの血を引き、彼と同じくらい頭がデカイ。ただし頭がデカイ事は特に気にせず、バナナはそこまで好きではないらしい。

 

「嫌いじゃないし出されたら食べる。ただ、食べてる途中の口の中のニンジン吐き出してまでは食おうとは思わんな」

 

 ただしお酒が大好物で馬の身体で唯一飲めるビールになるとビワハヤヒデさんのバナナ以上な反応を見せ、キャラが壊れる。チョコエクレールに人間の姿で隣に座り彼女(彼)にお酌してもらって飲むビールは最高に旨いらしい。

 

 ※ブルドッ"ク"ヘッドやブルドックボスなど筆者に頻繁に名前を間違えられる。謹んでお詫び申し上げます。

 

 

・犬山八郎(いぬやま はちろう)(故人)※本編未登場

 

 

 ブルドッグヘッドの前世の姿。中山競馬場所属犬山厩舎調教師、太平洋戦争へ従軍した元陸軍兵で非常に粗暴な激昂家で素手や鉄パイプで人間や馬に平気で暴力を振るう鬼畜調教師。勤務中にもかかわらず日中から焼酎を浴びるように飲む酷い酒癖と重度の愛煙家で煙草の不始末で厩舎を全焼させたこともある。転生直前の晩年はトキノミノル世代に(レースの成績的な意味で)管理馬をボコボコにされていた。

 ある日、イライラからの憂さ晴らしに洗い場でズブい管理馬にタバコの火を何度も押し付け鉄パイプで複数回殴打していたところ、固定していたロープが外れ怒り狂う管理馬に襲われ何度も蹴られ最後は頭部を踏み抜かれて死亡する。

 死後、閻魔大王から激しい叱責を受けて地獄フルコースと畜生道に落とされ、地獄で長い期間過ごす。さすがに心を入れ替えたところ、"三女神"を名乗る馬頭観音があらわれ、「競走馬に転生し今度こそ真面目に過ごしたら成仏出来ます」と言われ競走馬「ブルドッグヘッド」として生を受ける。

 

 

・コタロウ

 

 

 御手洗厩舎所属の1勝クラス鹿毛3歳牡馬。主人公とは同じ生産牧場出身で同い年の幼馴染。主人公の事が大好きでとても気に掛けている。

 カブラヤオーを血を引くが適正距離が1200m以下(推奨1000m以下)と言うガチガチの短距離馬。育成牧場時代、ゲート訓練拒否してイヤイヤしてる姿が散歩拒否してる柴犬そっくりだったため、オーナーの飼い犬と同じ名前を付けられた。主人公達の中で一番小柄な馬体の馬さん。

 普段とパドックでは大人しいがゲート入りからレース終了までは気性難モードで常に掛かり状態になり、ゲートを飛び出した後は騎手の指示も無視して暴れ馬の様に身体全体を激しくくねらせて鞍上を振り落とさん勢いで全力で先頭を走る暴走系逃げ馬気質の為、他の騎手から嫌われている。「曲がらない・止まらない・まっすぐ走らない」「新潟直線1000mすら真っ直ぐに走らない」「乗り心地が最悪、酔い止め薬が要る」「レース毎に馬具が壊れる」「腕がちぎれる・足が砕ける・キンタマが潰れる」「気性難全盛期のメイケイエールが天使の様に見える」「癖馬巧者の池園騎手が唯一乗りこなせなかったレベルの癖馬」「関東・関西の騎手会から騎乗拒否ブラックリストに入ってる」「乗ってて骨の軋む音が馬体全体から響いてレース中に競走馬が空中分解しそうで怖い」などと散々な評価。

 ちなみに本人(本馬)は掛かっているわけではなく『背中に人間に乗られるのが嫌だし、狭いゲートに閉じ込められるのも嫌だし、無理矢理走らされるのも嫌だし、紐で顔を引っ張られたり鞭で叩かれるのはもっと嫌。だから一刻も早くレース終わらせれるよう全力で先頭を走る』だそうです。

 

 実は御手洗厩舎の3頭のうち唯一の非転生馬。前世人間でも何でもない正真正銘の純粋な馬である。

 

 

・御手洗秀夫(みたらい ひでお) (通称:テキ)

 

 

 主人公達が所属する美浦トレセン御手洗厩舎の調教師で50代後半男性。寡黙だが物腰の柔らかい性格で馬を労りじっくり時間をかけて調教する主義の人。

 主人公宛に来たファンレターをわざわざ読み聞かせ、イラストを見せて飾った事が物語を大きく動かすきっかけとなる。

 

 チョコエクレールの前世である御手洗千代子の父親である。最愛の妻に先立たれて悲観していたら妻の忘れ形見である一人娘の千代子の美しく成長した姿に妻の面影を重ねてしまうようになり、やがて一人の女性として禁断の恋愛感情を抱いてしまう。娘が自分にも同じような感情を抱いている事にも薄々気づいていた模様。

 このままでは自分を抑えきれる事が出来ず娘を傷つけてしまうと思い、彼女を遠ざけようとする。千代子の競馬界入りを誰よりも反対していた。

 娘の競馬界入りの熱意と説得についに折れ「厩務員になってもいいがその前に大学卒業しろ。大学も出られない程度ならこの業界は勤まらない」と条件を出す。少しでも娘が近づく時間を遠ざけ、その間に娘が心変わりをしてくれることを祈っていたが、その事が最大の悲劇を招くことになる.

 娘の死後はひどく落ち込み、自分を激しく責める。厩務員の国崎の献身的な看護により何とか立ち直るものの、以後は調教やレースの時以外は厩舎事務所の二階の部屋に自室化して引き篭もり、飲めない酒に溺れ向精神薬を過剰摂取するなど半ば世捨て人のような生活を送っている。今管理している馬が全頭引退したら厩舎を畳み調教師免許返上して引退し、娘と妻の後を追って霞ヶ浦で入水自殺か焼身自殺するつもりでいた。

 

 管理馬のチョコエクレール号の未勝利戦後、何者かに厩舎の中が荒らされたり、管理馬達も連れ出す不審事件が相次ぎ、さらに自厩舎関係者(を装った何者か)が他の厩舎の管理馬を連れ出したり、自分の厩舎の馬を他厩舎の馬房へ連れ込んだりする事件が発生し、謂れの無い罪でトレセン上層部と被害厩舎関係者から激しい叱責を受ける。遂に怒りが頂点に達した彼は刺し違えてでも犯人を捕まえようと事務所に張り込んでいたところ、主人公が現れたため襲い掛かる。激しい取っ組み合いの末、捕らえて押し倒し、怒りで我を忘れ、持っていた鉈を振り下ろして殺そうとするが、主人公の「止めて!助けて!お父さん!!」の叫び声で我に返る。自分が組臥した相手は女性で自分の亡き娘に瓜二つで自分をお父さんと呼ぶ。思わず怯んだところを主人公に逃げられ、追いかけるが目の前で主人公が変身解除するところを見てしまいすべてを知る事となる。

 

 翌日夕方に、馬の前に立ち、「大事な話がある。事務所で待っているから、人間の姿に変身して来て欲しい。何時まででも待っている」と言い、事務所で待つ。やがて変身した姿で現れた主人公に自分の事をすべて話す。

 自分に迷惑を掛けた事を酷く悔やみ、自分を激しく責める主人公を見ていて、娘の千代子だと確信する。娘を抱きしめ、「自分を責める必要は無い。罪も罰も無い。何か言う奴が居たら自分が命を懸けて全力で守る」と心の丈をぶつけお父さんと泣き叫ぶ目の前の少女を強く抱きしめる。

 娘の千代子がどんな形であれ、もう一度自分の元へ帰って来てくれたことを感謝しつつ、今度こそ護る事を誓う。

 

 管理馬チョコエクレール号の正体を知ってからは調教をほぼ全部自分が担当している。娘との過ごす時間を1秒たりとも減らしたくないのと赤の他人が自分の娘に乗るのが精神的に耐えられないからで、本当はレースも乗りたいらしい。チョコエクレール号の事を「千代子」と呼び、人間の娘の様に接している。

 

 

・国崎陽介(くにさき ようすけ)(愛称:国崎、国崎さん)

 

 

 御手洗厩舎所属の厩務員。60代後半男性。主人公達の管理厩務員をしている。調教資格も持っている持ち乗り厩務員でもあるため、主人公達の調教も担当してる。寡黙で職人気質だが根はやさしい人。

 かつては美浦トレセンの厩務員労働組合の委員長を長く勤め、美浦トレセン内での労働組会活動や労働争議を率先して行っていた。全盛期には「鬼の国崎」「闘士国崎」と呼ばれ、美浦トレセン全ての厩舎の厩務員が彼の配下であり、彼がひと度号令を掛ければ美浦トレセンすべての厩舎が活動不能状態になったと言う。大規模なストライキ活動も指揮し、過去に中山競馬場や東京競馬場の開催レースを何度も中止に追い込んだこともある。JRAと調教師会と馬主協会から危険人物としてマークされていた。

 彼は競馬界の政治劇や派閥争いには興味はなく純粋に厩務員の地位向上と生活安定のために組合活動に没頭していたが、過剰なまでの労働争議の結果、美浦トレセンの地位と評判が地に落ちてしまい、結果的に美浦トレセン全体の衰退と厩務員の困窮を招いてしまう。その事に気が付いたため、その後は美浦トレセン立て直しのため調教師や馬主側の立場を取るようになり、自らも調教資格を取り改革へ臨んでいく事になるが、その事が労働組合側から裏切り行為とみなされ激しい迫害や脅迫や嫌がらせを受けるようになる。

 所属していた厩舎を追われ労働組合員の資格も剥奪され窮地に陥るが、御手洗調教師に保護され匿われる。その結果、今度は御手洗厩舎が激しい脅迫や迫害や嫌がらせを受けてトレセン内で孤立していく事になる。

 何度もテキに自分を見捨てるよう懇願するが受け入れてもらえず、むしろ何があっても絶対に守ってやると言われる。その裏表も打算も何もない真摯な姿勢に心打たれた彼は御手洗調教師にすべてを捧げ尽くすことを心に誓う。

 

 実は主人公の秘密を父親である御手洗調教師以外で知る唯一の人物。第一章終了後のミニシナリオでテキに変身した後のチョコエクレールの姿とその正体を明かされる。自分の信愛する調教師の娘に動物のような扱いをしていた事を詫び、以後は「千代子お嬢様」と呼び名家のお嬢様に仕える老執事のような対応をとるようになる。主人公達を全面的に支えてくれる人。

 

 

・浦木 巧(うらき こう)

 

 

 御手洗厩舎所属の若手騎手さん。本編で主人公が「ニンジンくれる男の人」と言っていた人の正体。ブルドッグヘッド号・チョコエクレール号・コタロウの号の主戦騎手を務める。

 書類上は御手洗厩舎所属だが、管理馬が3頭しかいなくて稼働率も少ない事と、トレセン上層部や労働組合とのいざこざに巻き込みたくないテキの方針により、普段は美浦の別厩舎の鳥戸厩舎で働いていて御手洗厩舎にはレース以外は殆ど居ない。追い切りの調教の時と頼まれていて予定が空いてる時に来る程度である。

 超癖馬のコタロウ号に何度も騎乗し一度も落馬する事無く完走し優勝に導いたことから「池園2世」「次世代癖馬巧者」「西の池園、東の浦木」と呼ばれ癖馬の騎乗依頼が増えているのが悩み。

 人参が大の苦手で食堂では「人参要らないよ」と毎回注文するがそのたびに人参を山盛りにされる。さらに他の騎手仲間からも人参を押し付けられる。捨てるわけにはいかず、その度に御手洗厩舎に来ては主人公達のエサ箱へニンジンを入れている。

 

 一応厩舎関係者であるがチョコエクレールの正体や秘密を知らされてない人。こっそり昼過ぎに厩舎にやってきてチョコエクレール号にウマ娘のアプリのガチャを引いてもらっている。彼に鼻で押してガチャ回すと毎回神引きするので「チョコエクレール大明神様」と崇めている。

 

 

・御手洗千代(みたらい ちよ)(故人)※本編未登場

 

 

 御手洗秀夫調教師の妻で、御手洗千代子の母親。非常に美人でスタイルが良かった。

 自分の意見はハッキリ素直に言うバイタリティと行動力が溢れる女性で、家の守銭奴で汚い商売のやり方に嫌気を差して母親と大喧嘩したのち家出をする。

 一人暮らししながら関東各地を転々とする中、知人に誘われて参加したトレセン見学ツアーで美浦トレセンを訪れた事がきっかけで競馬業界に興味を持ち、速攻でトレセンに出入りする業者へと転職する。仕事中に配達で訪れた御手洗厩舎で御手洗調教師に一目惚れして激しくアタックを繰り返し、遂には仕事を辞めて厩舎に住み込みの厩務員見習いとして強引に居候する。

 やがて根折れたテキと同棲と交際をして駆け落ち同然で結婚し子供(千代子)を身籠る。千代子を出産した直後の大量出血により亡くなってしまう。

 

 

・風間綾乃(かざま あやの)※本編未登場

 

 

 趣味でイラストを描きハンドルネーム「あやのん」でSNSやネット上に公開してる女性絵師さん。ウマ娘に嵌り、さらにウマ娘がきっかけで競馬にも興味を持ち、初めて行った東京競馬場の新馬戦パドックでチョコエクレールに一目惚れして以降、彼のファンになる。

 チョコエクレール号の未勝利戦優勝をTV中継で見届けた後、以前から書いてる途中であったオリジナルウマ娘「チョコエクレール」のイラストを大急ぎで仕上げ、ファンレターと共に送付する。これが主人公の運命を大きく変える事となる。

 ちなみにチョコエクレール号のオリジナルウマ娘デザインと公式ウマ娘ナリタトップロードがデザイン丸被りしているのは天文学的数値の奇跡であり、偶然である。彼女がチョコエクレール号のウマ娘化イラストを描いていたのはウマ娘ナリタトップロードのイラストが発表される遥か以前であったから。

 ウマ娘界隈ではハイクオリティなイラストを上げる神絵師として有名で、公式ウマ娘キャラの他に数多くの未実装史実馬や架空馬のオリジナルデザインウマ娘イラストを公表しており、ファンからは「公式を超えた野生の公式」「もうこの人が公式で良いだろ」「公式はこの絵師さんを採用するべきだ」と称賛されている。

 

 

・オジュウチョウサン(※実在競走馬)

 

 美浦トレセン十和田厩舎所属の鹿毛10歳牡馬。誰もが知っているJ・GI7勝(2021年秋時点)の超有名競走馬で障害競走での圧倒的な強さから「障害の絶対王者」と呼ばれる。

 一見弱小厩舎の主人公サイドとは縁も所縁も無い住む世界が違うレベルの存在だが、実はブルドッグヘッドとは同い年で2歳時代同じ厩舎に所属し、隣同士の馬房で暮らした仲の良い腐れ縁。厩舎や活躍する場所が変わっても調教馬場ですれ違ったときなどに声を掛け合うなど付き合いが続いていた。

 オジュウさんの代名詞である障害柵を突っ込んで低く飛ぶ戦法はブルドッグヘッドが考案してオジュウチョウサンに教えたと言うのがこの作品世界の設定。

 

 「なぁ、オジュウ知ってるか。障害のあの柵はな上半分は草で出来ていて無理に超える必要なんか無いんだぜ。低く飛んで上半分の草の中突っ切っていけば楽で早く走れてレースに勝てて、さらに脚の痒みが抑えられるから気持ち良いぞぉ~」

 

 ブルドッグヘッドのから度々アドバイスを貰い、それを実行するとレース勝てるなど彼の異様なまでの競馬に対する知識や経験の豊富さから只者では無いと感じている。ただし、前世が人間で調教師だった転生馬とはさすがに知らない。

 

 「あんな知識豊富な奴が2勝クラスで燻ぶっているのは絶対におかしい。きっと奴は本気を出しておらず本性を隠しているに違いない。ムカつくから絶対に本性暴いて本気にさせた上で俺が完膚なきまでに叩き潰してやる。さぁ早く障害レースに来い!俺と本気のマッチレースしようぜ!」

 

 ブルドッグヘッドの紹介で主人公と出会う。友人がたいそう可愛がる牝馬なような牡馬の若駒で、人間の言葉や文字を理解して、さらに人間に変身出来る変わった奴でどこか親近感と言うか強い運命を感じる主人公をいたく気にいり可愛がるようになる。

 

 

・ウマ娘プリティーダービー

 

 スマートホン向けゲームを製作しているサイバーゲイムス社が2021年2月24日に配信始めた、スマホ向けソーシャルゲーム。実在する競走馬を擬人女性キャラ化した作品で原作を忠実に再現した作風から空前の大ブームになり驚異のメガヒットを飛ばしている。

 

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