転生をしたらマリーダ・クルスだった。   作:桐野 ユウ

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目を覚ましたマリーダ

オノゴロ島のアークエンジェルのブリッジではムウが搭乗をするスカイグラスパー1号機とバスターが激突をして、アグニの砲撃でバスターを行動不能にした。

だが2つの反応がLOST反応をしていた。

 

「え?嘘・・・でしょ?キラ、マリーダ!応答をして!キラ!マリーダ!!」

 

ミリアリアが叫ぶが、ストライク、ウイングからの応答はなかった。応急処置を終わらせて、アークエンジェルはこの場から離脱をしなければならない。

マリューは艦の方を優先をして、オノゴロ島を後にする。

 

格納庫ではスカイグラスパー2号機から降りたトールが涙を流していた。ムウは一体何があったのかと近づいていく。

 

「おいどうしたんだ?」

 

「俺が!俺がマリーダを殺したんだ!!」

 

「落ち着け!」

 

トールは涙を流しながら、マリーダを殺したという言葉を聞いて、一旦彼を医療ルームへと運ぶために気絶させた。

バスターのパイロットも同じく医療室へと運ばれており、彼は眠らせている人物を見て驚いている。

 

「に、ニコル!?な、なんで・・・・・・」

 

「んん・・・・・・ディ・・・アッカ?あれ?ここは?」

 

ニコルは意識を覚醒をして、ここはどこだろうかと首をかしげる。

 

「ここは足付きの中だ。お前はあの時死んだと思っていたのに。」

 

「・・・そうだ、あの時ストライクに突撃をして、そこから記憶が・・・・・・」

 

二人は首をかしげながら、再会ができたらいいかと思いながら・・・・・・一方で場所が変わりマリーダは目を覚ました。

 

「・・・・・・・・・」

 

彼女は意識を回復させて、辺りを見るが・・・・・・どこかの家に送られているのか?と思いながら起き上がると声が聞こえてきた。

 

「あらあら?もう目を覚まされたのですか?」

 

彼女は振り返るとピンクの髪をした人物が立っており、まさかここはと思いながら声をかける。

 

「久しぶりだなラクス。」

 

「はいマリーダさんも、まさかマルキオ導師があなたと彼を連れてこられるとは思ってもおりませんでしたわ。」

 

「彼?・・・・・・まさかキラなのか!!」

 

「はい、彼はあなたよりも負傷をしております。」

 

マリーダは彼が無事だってことにホッとしているが、ならここはもしかしてプラントなのだろうか?と思いながら辺りを見ていると大きな庭にハロ達がいる中・・・・・・見たことがあるでかいハロが走っているのを見た。

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「・・・・・・え?」

 

「あらあら、あれはあなたのハロじゃないですか?マルキオ導師曰く、いつのまにか一緒にいたのです。あなたを心配そうに見ていたそうですわ。」

 

(そんな機能つけていたか?まるで意思があるように・・・・・・)

 

マリーダはゴッド・ハロを見ながら、いつのまに戦場に出たのだろうか?と思いながら、キラが眠っている場所へと行くと包帯などをされているキラの姿があった。

アスランとの戦いで傷ついてしまったのだなと思いながら、マリーダは彼が目を覚ますように手を握りしめる。

 

一方でアークエンジェルでは?

 

「・・・・・・・・・」

 

トールはシュミレーションをしていた。自分にもっと力があればマリーダ達を失うことがなかったのにと・・・・・・

 

「俺が・・・・・・」

 

「トール。」

 

「ミリィ・・・俺、マリーダを・・・・・・」

 

「あなたのせいじゃないわよ。」

 

「だって!あの時、俺は死ぬ覚悟だった。だけど俺は死ななかった。マリーダが俺をかばって・・・・・・地上に落下をしてしまった。俺の力不足だ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

トールの言葉にミリアリアは何も言えなくなり、サイとカズイもその様子を見ていた。

 

「トールの奴、すごく自分を責めているね。」

 

「あぁ、だがあのままじゃトールが壊れてしまうな。だけど俺達はアークエンジェルのブリッジでいたから、現場にいたトールの気持ちがわかるわけじゃない。だから何も言えない。」

 

「ねぇ、サイ。マリーダとキラ、本当に死んだのかな?」

 

「・・・・・・わからない。正直に言えば俺は二人が死んだとは思えない。」

 

「だよね。」

 

二人はきっと生きているとサイとカズイは、アークエンジェルのブリッジに戻っていく中、ムウとマリューは話をしている。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「艦長、いつまで落ち込んでいるんだ?とまぁ俺もこういっているが・・・・・・」

 

「えぇ、彼らがいなかったら、私達はあそこで落ちていました。」

 

「だよな。坊主や嬢ちゃん達がいたからこそ、俺達はザフトと戦うことができた。今は全員が落ち込んでいるからな。」

 

「そうね・・・・・・」

 

二人は話をしながら、アークエンジェルはゆっくりとアラスカ基地へと向かっている。場所が変わりファクトリーでは一人の老人が完成寸前の機体を見ていた。

 

「やれやれ、フリーダム、ジャスティスのパーツを使いガンダニュウム合金で纏われたこの機体「スノーホワイトガンダム」、ふっふっふ戦況をひっくり返すことなど余裕じゃよ。さてパトリックの若造が勝手にパナマ基地からアラスカ基地の方へと変えたおかげで、色々と問題が発生をしているからの。」

 

「博士、ここにおられましたか。」

 

「どうしたんじゃ?」

 

「実は、プロヴィデンスガンダムなんですが。」

 

「あれは格闘専用機として完成をさせたはずじゃが?」

 

「そ、それが上からドラグーンシステム搭載に変更せよとの連絡が・・・・・・」

 

「なんじゃと!?仕方がない、完成をさせた機体はあったな?」

 

「はいありますね。あれを改良をするのですか?」

 

「仕方があるまい。背中の大型ビームソード×4を外して、両肩のドラゴンハングも外すしかないの。せっかくわしが作ったのにドラグーンシステムとかすごく調整がめんどくさいのじゃぞ!!」

 

「はぁ・・・・・・」

 

老人は文句を言いながらも、プロヴィデンスガンダムの改良をするために移動をする。彼は振り返りスノーホワイトガンダムを見た後に扉を閉めるのであった。




次回 キラは目を覚ました。マリーダが無事だってことに涙を流して二人は抱きしめあう。
二人がいる場所はプラントにいることが判明をして、ゴッド・ハロがハロ達を指揮をしているのを見て苦笑いをしていると、ザフトの目的場所がアラスカ基地って言葉に目を見開いた。

次回「目を覚ましたキラ」
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