ムウを追いかけて、愛機から降りてキラとマリーダは銃を持ち構えながら何かの研究室の中へと入っていく。
だが、マリーダはこの施設に見覚えがあった。だが前世の記憶とは違う何かを感じながら進んでいた。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ここはいったい・・・・・・」
銃の音が聞こえて二人は走りだして、構えている。
「ムウさん!!」
「無事か!!」
「キラ、マリーダ!?」
「ほーう、ようこそ!キラ・ヤマト君、そしてマリーダ・クルス君!ここは君達にとっても懐かしい場所でもあるからな!」
「私達にとって・・・・・・」
「懐かしい場所?」
すると何かの写真が転がってきて、キラは拾いあげるとそこにはカガリが見せてくれた写真があった。
「なにせ、ここはキラ・ヤマト!君という存在が生まれた場所であるからだ!!最強のスーパーコーディネーターとしてな!!そしてマリーダ・クルス!君も彼と同じスーパーコーディネーターの一人もでもあるからな!」
「な!?」
「そうここでは様々な命が生まれた。だがそれは欠陥品ばかりと判断されて処分されてきた場所でもある!そして様々な実験の末に生まれてきたのは君達二人ということだ!!」
「僕たちが・・・・・・」
「研究の傑作品として生み出された・・・・・・」
「「存在・・・・・・」」
「お前ら!こいつの言葉に動揺をしているじゃねぇ!!」
「「!!」」
ムウの声に二人は意識を回復させると、ラウは笑いながら話を続ける。
「そんな中で、私は生み出された!だが私はテロ二アが短い存在・・・・・・君達二人を生み出されるために作られた!アル・タ・フラガのできそこないのクローンとしてな!!」
「「「!!」」」
そこで判明された、ラウ・ル・クルーゼの正体、それはムウ・ラ・フラガの父、アル・タ・フラガのクローンだった。
それもキラ達が生み出されるための実験として彼のクローンとして生み出されたが、テロ二アが短く、アル・タ・フラガと同じ生命と判断されて捨てられた過去を持っていた。
そして彼は世界に復讐をするために今行動を起こしている!!
「親父のクローンだと!?ふざけたことを言うな!!」
「ふざけたことなど言っていない!私はアル・タ・フラガのクローンなのは間違いないからな!!」
「な!?」
ラウは銃を撃ちながら、三人は交わしてマリーダは間合いを取り接近をしてラウに蹴りを入れた。
「ごあ!!流石、様々な遺伝子によって生み出された存在・・・・・・貴様よりも先に生まれてきた姉妹達は死んでいったのだからな!!貴様という存在を生み出す「もういい、貴様はもう何もしゃべるな。」がは!!」
マリーダは無言でクルーゼを殴っていた。二人はその様子を見てマリーダの様子がいつもと違うことに気づいた。
彼女の両目は光を失っており、言葉を続けていた。
「貴様がどういう人生を送ったなんかどうでもいい・・・・・・だが、私という存在を生み出すために死んでいった姉さんたち・・・・・・だが私は彼女達のことは知らない。貴様の言う世界の復讐のために多くの命を奪おうとする行為を・・・・・・私は貴様を・・・・・・コロス!!」
(な、なんだというのだ!?私が恐怖に怯えているだと!?こいつはいったい・・・・・・なんだというのだ!!)
黒いオーラを纏いながら、マリーダはクルーゼに接近をして殴りかかろうとしたが、彼は咄嗟にかわした後にその場から離れていき。マリーダは追いかけようとしたがキラが止める。
「やめるんだマリーダ!」
「ハナセ!!ハナセえええええええええええええええええええええ!!」
マリーダは無理やりキラからほどかれようとしたが、ムウも参戦をしてマリーダを大人しくさせようとするが・・・・・・二人はマリーダの力が思っていた以上に強力だったので抑えるの必死だった。
やがて数分後、マリーダが落ち着いてきたのか、力が弱くなったので二人はホッとする。
「・・・・・・ふふふ・・・私は生まれてきてはいけない存在だったんだな?」
「ま、マリーダ?」
「姉さんたちを犠牲に私という存在は生まれた・・・・・・私は姉さんたちを殺して生まれてきた存在・・・・・・こんな私なんていなくなったほう「バカ!!」」
マリーダがぶつぶつ言っている言葉を聞いて、キラはマリーダの頬にビンタをする。彼女はキラの方を見ると涙を流していた。
「なんでそんな命を簡単に捨てるようなことを言うの?どうしてそんなことが言えるの?」
「だって私は「なら、僕はどうなるの?君と同じで様々な人たちから生み出された存在だ。」・・・・・・」
「それに君は僕の恋人だ!だから死なせないし絶対に悲しませない!」
「・・・・・・お前は、本当にこんなところでそんな台詞を言えるな。・・・・・・だが感謝をするぞキラ。姉さんたちは死んだ。だけど私は生きている・・・・・・なら私は姉さんたちのことを忘れない。今度は絶対にだ。だから姉さんたち私達を見守ってほしい。」
マリーダはそう願い、キラは彼女を抱きしめる。
「おいおいお前ら、二人でイチャイチャしているところ悪いけどよ、俺のことを忘れないでほしいのだけどさ?」
「「!!」」
ムウのことを忘れており、二人は顔を真っ赤にしていた。
次回 コロニーメンデルにて、ラウから正体を明かされた二人、だが二人はこれからも二人で支えながら生きていこうと決意を固める。
だがザフト船、さらにドミニオンが迫ってきた。
次回「二方向からの攻撃と新たな反応」