転生をしたらマリーダ・クルスだった。   作:桐野 ユウ

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急行せよ

ユニウスセブンにて使えそうな補給物資などを回収をしたアークエンジェル、だがもう一つ別でマリーダが回収をしたポットに乗っていた髪がピンク色の人物「ラクス・クライン」という少女も拾ってしまった。

アークエンジェルはユニウスセブン跡地を後にして、第八艦隊が待っている場所へと向かう。

カタパルトデッキでは、マリーダがアストレイパープルのチェックをしているところだ。

 

「ふむ・・・・・・ストライクみたいなPS装甲は使われていないみたいだな。武装なども回収をしてみたが・・・・・・ストライクの同じ盾にビームライフル、背部バックパックにつけられているビームサーベル×2が装備されているみたいだ。」

 

「そうか、お前さんからしたウイングガンダムの方がいいか?」

 

「そうだな、エネルギー的にもこっちはPS装甲がしていないからな、ジンの突撃銃をシールドでガードをしないといけない。エネルギーと時間的にこっちのほうが長く戦える。」

 

ムウとマードックとアストレイパープルのチェックをしていると警報がなったので、一体何かと思いブリッジの方へとムウと共に向かう。

 

「一体何が?」

 

「ジャマ―が発生をしているみたいです!前方で戦闘確認!」

 

「行くぞ!嬢ちゃん!」

 

「了解した。」

 

ムウと共にモビルスーツへと出撃をするため、マリーダは移動をする中キラが合流をする。

 

「マリーダ、あの艦隊にはフレイのお父さんが乗っているみたいだ!」

 

「・・・・・・父親か。」

 

「ごめん。」

 

「気にするな、行くぞキラ!」

 

「うん!」

 

二人はパイロットスーツに着替えて、マリーダはウイングガンダムに搭乗をして発進カタパルトへと移動をする。

 

右手にバスターライフル、左手にシールドにビームガトリング×2が装備をしたのが装着されてアークエンジェルのカタパルトが開いた。

 

『進路クリアー!ウイング発進どうぞ!!』

 

「マリーダ・クルス、ウイング出る!!」

 

ウイングガンダムはカタパルトから出撃をすると、バード形態へと変形をして現場の方へと急行をする。

その後ろをストライク、メビウス・ゼロも飛びだして急行をする。

 

一方で艦隊はジン3機、イージスによってメビウス部隊が交戦をしていた。次々に船は落とされていき、メビウス部隊も全滅をしようとしていた。

ジンの一機がブリッジに銃を構えていると砲撃が放たれてジンが撃墜される。

 

イージスに乗っているアスランは、放たれた方角を見るとバード形態のウイングガンダムが接近をしてきた。

 

「マリーダ・・・・・・」

 

ジンが突撃銃を構えて攻撃をしてきたが、ウイングガンダムは瞬時に変形をしてシールドからビームサーベルが射出されてキャッチをしてジンの胴体を切断させて撃破した。

 

「くそ!」

 

ビームライフルを構えるが、ストライクがビームライフルを放ってきたので回避をする。

マリーダはキラにアスランを任せて、自分はバスターライフルを構えて接近をしてくるジンに対して発砲をする。

2機のジンはバスターライフルを受けて爆発をして撃墜した。さらに増援のジンが導入されてきたので、マリーダはそちらに対処をするためシールドに装着されているビームガトリング×2を構えて発砲をしてジンのハチの巣にする。

 

「なんていう数が来ている!!」

 

キャットゥスを構えたジンが放った攻撃をウイングガンダムの胴体に命中をして吹き飛ばされるが、すぐに態勢を立て直してバスターライフルを構えて発砲をして撃破した。

イージスとストライクはビームサーベルを抜いてお互いのシールドでガードをする。

するとウェザリウスが放った砲撃が戦艦に命中をして轟沈した。

 

『ザフト軍に告ぐ!こちらは地球連合軍所属艦、アークエンジェル!』

 

「バジルール少尉?」

 

『当艦は現在、プラント最高評議会議長、シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインを保護している。』

 

(なるほど、確かの今はこの手しかないだろうな・・・・・・だが正直に言えば・・・・・・今回の数の多さに、こちらの数の不利を考えたら当然だろうな。)

 

マリーダはウイングガンダムのコクピットの中でそう考えながら、ザフトのモビルスーツたちが撤退をしていく姿を見て、イージスがウイングガンダムの方をチラッと見ていたのを感じたが、彼女は反転をしてアークエンジェルの方へと帰還する。

 

アークエンジェルへと帰還をしたウイングガンダム、コクピットから降りてキラがムウに話をしているのを見て止めることにした。

 

「よせキラ。」

 

「でも!!」

 

「おそらくだが、彼女はあそこに連れてこられたのだろうな。フレイによって。」

 

「彼女が?」

 

そして彼らは移動をしているとフレイがサイに抱き付いて泣いている姿を見つける。フレイは彼女たちを睨んでいるが、マリーダはその前に立つ。

 

「嘘つき!なんであいつらをやっつけ」

 

だがその前にマリーダのビンタが一発入る。

 

「いい加減にしろ!!貴様は・・・・・・自分の家族を殺されたからといい、キラに八つ当たりをする!お前は何も知らないからそんなことを言える!!」

 

「何よ!あんただってあんただって!!」

 

「よせマリーダ!フレイも落ち着け!!」

 

サイは二人を止めようとしたが、マリーダは言葉を続ける。

 

「こちらは必死で戦った!3人で必死にな!なら貴様は何をしていた!この戦争ではな!自分だけが不幸だと思うな!!」

 

「く・・・・・・」

 

フレイはそのまま走り去っていき、サイはマリーダに声をかける。

 

「マリーダ・・・・・・」

 

「すまん、色々とな・・・・・・」

 

「まぁそうだな。マリーダも色々と抱えているもんな。」

 

サイもそういってフレイを追いかけていくが、マリーダ自身はキラの方を見ていた。ミリアリアとキラは彼女を見ていた。

 

「ま、マリーダ。」

 

「すまない・・・少しだけ一人にさせてくれないか?」

 

「マリーダ・・・・・・」

 

彼女は部屋を後にして、ラクスがいる部屋へと来ていた。

 

「あらあら、どうしましたか?」

 

「・・・あなたをザフトに返す。このままいれば、いずれには色々と問題が発生をする。準備をしてくれ・・・・・・あなたを必ず戻して見せる!!」

 

マリーダはラクスをザフトに返すため、色々と準備を進めていく中キラ、ミリアリア、サイがマリーダを見つける。

 

「マリーダ?」

 

「お前達・・・・・・」

 

「あら?」

 

『マイドマイド!』

 

「え?」

 

「その子をどうするの?」

 

「ザフトに返す。悪いが邪魔をするなら・・・・・・」

 

「いやしないぜ、俺達も手伝うよ。」

 

「そうだね。」

 

「今回ばかりは僕も何も言えない。だから手伝う。」

 

「ありがとう・・・・・・」

 

そして準備が始まり、ラクスを宇宙服へと着替えさせた後マリーダもパイロットスーツへ着替える。

全員でモビルスーツがあるカタパルトの方へと移動をして、ウイングガンダムに乗りこんでいく。

 

「マリーダ!」

 

「なんだ?」

 

「戻ってくるよね?私たちのところへ?」

 

「当然だ。」

 

ハッチがしまって、キラ達がマリーダが出撃をしていくのを見届ける。アークエンジェルにアラートが発生をしてウイングガンダムが出撃をしようとしているので驚いている。

 

「しっかり捕まっていろ。」

 

「はい。」

 

『お前もな!お前もな!』

 

「マリーダ・クルス!ウイングガンダム出る!!」

 

ウイングガンダムがアークエンジェルから飛びだしていき、通信を行うことにした。

 

『こちら、アークエンジェルのウイングガンダム・・・・・・ラクス・クラインをそちらに返還する!ただし!ナスカ級は停止、こちらからの要望はイージスガンダムに来てもらいたい!』

 

「マリーダ?」

 

アスランは自分が行くことを決意を固めて、クルーゼに進言をして出撃をしていく。そしてウイングガンダムが待っている場所に到着をするとバスターライフルを構えた。

 

『コクピットを開けろ!!』

 

イージスのコクピットがあいたのを確認をして、ウイングガンダムのコクピットを開いて、マリーダはアスランの方へと行くように言い、彼女は飛びだしてアスランが抱える。

 

「マリーダ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「マリーダ!お前も来い!お前がなぜ地球軍にいる必要があるんだ!」

 

「悪いが、それはできない。私には大事な友達・・・・・・そしてキラがいるからな。アスラン・・・・・・次にあった時は・・・・・・敵同士だ!」

 

ウイングガンダムは反転をしてバード形態へと変わりアークエンジェルの方へと飛んで行く。

 

「マリーダ・・・・・・」




次回 ラクスを勝手に連れ出したことでマリーダは怒られてしまう。そして扉を開けると結果を待っていたサイ、ミリアリア、キラの三人が立っていた。

マリーダは気にするなといい、ウイングガンダムの整備をするためにキラと共に格納庫へと向かうことにした。
だがローラシア級「ガモフ」が迫ってきて、出撃をする!!

次回「ガモフの襲撃」
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